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zoom RSS ボストン映画批評家協会賞2016 受賞結果

<<   作成日時 : 2016/12/12 17:42   >>

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 ボストン映画批評家協会賞2016が発表されました。(12月11日)

 【ボストン映画批評家協会賞】(Boston Film Critics Association)

 設立年:1981 会員数:25
 公式サイト:http://www.bostonfilmcritics.org/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Boston_Society_of_Film_Critics
 Wikipedia(日本語):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A

 [特徴]
 ・最優秀特集上映(Best Film Series)、最優秀‘再発見’プログラム(Best Rediscoveries)、表彰(Commendations)という、他の映画賞にはない特別賞を設けている。
 ・編集賞、ニュー・フィルムメーカー賞、外国語映画賞を、それぞれKaren Schmeer、David Brudnoy、Jay Carrのメモリアル賞としている。
 ・‘タイ’受賞となる部門が比較的に多い。
 ・各媒体での受賞結果には、公式サイトに載っていない「次点」が載っていたりする。

 2015年の作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』、2014年の作品賞は『6才のボクが、大人になるまで。』、2013年の作品賞は『それでも夜は明ける』、2012年の作品賞は『ゼロ・ダーク・サーティ』、2011年の作品賞は『アーティスト』、2010年の作品賞は『ソーシャル・ネットワーク』。

画像

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 ◆作品賞(Best Picture)
 ◎『ラ・ラ・ランド』(米) 監督:デイミアン・チャゼル
 次点:“Manchester by the Sea”(米) 監督:ケネス・ロナーガン

 ◆監督賞
 ◎デイミアン・チャゼル 『ラ・ラ・ランド』
 次点:ケネス・ロナーガン “Manchester by the Sea”

 ◆主演男優賞
 ◎ケイシー・アフレック “Manchester by the Sea”
 次点:ジョエル・エドガートン “Loving”(英・米)(監督:ジェフ・ニコルズ)

 ◆主演女優賞
 ◎イザベル・ユペール “Elle”(仏・独・ベルギー)(監督:ポール・ヴァーホーヴェン)、『未来よ こんにちは』“Things to Come”(仏)(監督:ミア・ハンセン=ラヴ)

 ◆助演男優賞
 ◎マハーラシャラ・アリ 『ムーンライト』(米)(監督:バリー・ジェンキンス)

 ◆助演女優賞
 ◎リリー・グラッドストーン “Certain Women”(米)(監督:ケリー・ライヒャルト)

 ◆脚本賞
 ◎ケネス・ロナーガン “Manchester by the Sea”
 次点:ジム・ジャームッシュ “Paterson”(米・独・仏)(監督:ジム・ジャームッシュ)

 ◆撮影賞
 ◎チョン・ジョンフン 『お嬢さん』(韓)(監督:パク・チャヌク)
 次点:『ムーンライト』

 ◆編集賞(Best Film Editing (awarded in memory of Karen Schmeer))
 ◎トム・クロス 『ラ・ラ・ランド』
 次点:“Hacksaw Ridge”、“Cameraperson”

 ◆オリジナル作曲賞(Best Original Score)
 ◎ミカチュー(Micachu) 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』

 ◆アンサンブル・キャスト賞(Best Ensemble Cast)
 ◎『ムーンライト』
 次点:“Certain Wemen”

 ◆ニュー・フィルムメイカー賞(Best New Filmmaker (awarded in memory of David Brudnoy))
 ◎Robert Eggers “The Witch”

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎“O.J.: Made in America”(米) 監督:Ezra Edelman

 ◆アニメーション賞(Best Animated Film)
 ◎“Tower”(米) 監督:Keith Maitland

 ◆外国語映画賞(Best Foreign-Language Film (awarded in memory of Jay Carr))
 ◎『お嬢さん』(韓) 監督:パク・チャヌク
 次点:『未来よ こんにちは』“Things to Come”(仏) 監督:ミア・ハンセン=ラヴ

 ◆最優秀特集上映(Best Film Series)
 ◎“Young Oceans of Cinema: The Films of Jean Epstein” at The Harvard Film Archive

 ◎“Guy Maddin Presents …” at The Harvard Film Archive

 ◎“Time and Place Are Nonsense! The Cinema According to Seijun Suzuki” at The Harvard Film Archive and The Brattle Theatre

 ◎“Say It Loud! The Black Cinema Revolution” + “Pam Grier, Superstar!” at The Harvard Film Archive

 ◎“Sex & Death & Venetian Blinds: Neo-Noir of the 1980s and 1990s” at The Brattle Theatre

 ◆最優秀再発見プログラム(Best Rediscoveries)
 ◎E・A・デュポン監督の『ヴァリエテ』(1925/独)を、バークレー・サイレント映画オーケストラの生演奏つきで、クーリッジ・コーナー劇場で上映したことに対して(Varieté/Variety [1925, E.A. Dupont] with live score by The Berklee Silent Film Orchestra (The Sounds of Silents) at The Coolidge Corner Theatre)

 ◎マルセル・レルビエ監督の『人でなしの女』(1924/仏)を、アロイ・オーケストラの生演奏つきで、サマーヴィル劇場で上映したことに対して(L’inhumaine/The Inhuman Woman [1924, Marcel L’Herbier] with live score by The Alloy Orchestra presented by CRASHarts at The Somerville Theatre)

 ◎ルーベン・マムーリアン監督の『喝采』(1929/米)を、ハーヴァード映画アーカイヴの「ルーベン・マムーリアン、再考」で上映したことに対して(Applause [1929, Rouben Mamoulian] (Rouben Mamoulian, Reconsidered) at The Harvard Film Archive)

 ◎ジャン・ブノワ=レヴィとマリー・エプスタイン監督の『母の手』(1933/仏)を、ハーヴァード映画アーカイヴの「ガイ・マディン・プレゼンツ」で上映したことに対して(La maternelle/Children of Montmartre [1933, Jean Benoît-Lévy and Marie Epstein] (Guy Maddin Presents …) at The Harvard Film Archive)

 ◎ブラトル劇場での『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』(1987/米)の上映に対して(Sign o’ the Times [1987, Prince] at The Brattle Theatre)

 ◆表彰(Commendations)
 ◎ボストン大学シネマテークに対して。Gerald Pearyによるプログラム編成で、22年にわたって、300人以上のフィルムメイカー、プロデューサー、脚本家、俳優を招いて、ディスカッションを行ない、来るべきフィルムメイカーやプロフェッショナル、一般の観客のために、産業と映画芸術の双方から、幅広いパースペクティヴで、上映活動を行なった。しかも、プログラムは、半年に一度改められ、いつも無料だった(To The Boston University Cinémathèque Film Program, which for 22 years, as curated by Dr. Gerald Peary, has brought in over 300 filmmakers, producers, writers and actors for lively discussions that provide up and coming filmmakers, industry professionals and the public access to a range of perspectives on the business and art of film. The program is biannual and always free of charge.)

 ◎1999年に就任した、プロヴィンスタウン国際映画祭の芸術監督を退任したコニー・ホワイトに対して。彼女は、プロヴィンスタウン映画協会とプロヴィンスタウン・アーティスト・コミュニティーと協力しながら、映画祭をLGBT作品とインディペンデント映画に特化したユニークなものに作り上げた。映画祭では、キャリア貢献賞として、エッジ賞を設け、ジョン・ウォーターズに授与して、ステージ上でインタビューを行なった(To Connie White, who is stepping down as artistic director of the Provincetown International Film Festival, a position she has held since 1999. White has worked in collaboration with both the Provincetown Film Society and the Provincetown artist community to build a unique festival that emphasizes LGBT issues and independent cinema. Events at the PIFF include an annual award for Career Achievement and the Filmmaker on the Edge award, whose recipient is then featured for an onstage interview with filmmaker and author, John Waters.)

 ◎ボストンを拠点として活動している映画作家ピーター・フリンに対して。彼はドキュメンタリー“The Dying of the Light”を通して、デジタル時代の映写技師にスポットライトを当てている。映画では、狭いブースの中で、傷つきやすいフィルムを丁寧に扱って、映写機にかけるという、骨の折れる仕事を何年にもわたってしてきた映写技師に賛辞を送っている。その映写機も今やお役御免になりつつある。決して忘れてはいけない見えないヒーローを取り上げてくれたフリンに感謝したい(To Boston-based filmmaker Peter Flynn for The Dying of the Light, a documentary about film projection in the era of digital presentation. Flynn focused his lens on the human cost of the switch to digital, celebrating the projectionists who have toiled for years in cramped booths, expertly handling the fragile film they tenderly prepare and thread through projectors, the likes of which are being retired to scrap heaps. Thanks to Flynn, these unseen heroes won't be forgotten.)

 ◎70mm&ワイドスクリーン映画祭を開催したサマーヴィル劇場に対して。さまざまなジャンルの番組が組まれ、絶え間ない努力によって、利用できる限り最良のプリントが用意され、最高の映像とサウンドを観客に提供した。映写技師のDavid Kornfeldにスペシャル・メンションを贈る(To the Somerville Theatre for their 70mm and Widescreen Film Festival, pogrammed to cover a variety of genres, the series was the result of tireless dedication to procuring the best available prints and giving audiences a sight and sound experience of optimal quality. Special mention goes to projectionist extraordinaire David Kornfeld.)

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 ドキュメンタリー作品“Tower”が、アニメーション賞を受賞しています。

 長編アニメーション賞の本命とみなされているはずの『ズートピア』は、現時点で、やや苦しい状況に追い込まれています。

 主演女優賞は、このままだと、イザベル・ユペールがまさかの本命になってしまうかもしれません。
 普通だったら、出席しないかもしれないゴッサム・アワードの授賞式に出席して、受賞し、感動のスピーチをしたのも、好印象となりました。
 米国アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされれば、フランス人女優として、2015年のマリオン・コティヤール(『サンドラの週末』)以来2年ぶり、受賞すれば、2008年のマリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』)以来、9年ぶりの史上4人目となります。

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 *当ブログ記事

 ・ボストン映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_13.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_12.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_17.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_28.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_20.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_25.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_23.html
 ・ボストン映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_24.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html

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