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zoom RSS 国際ドキュメンタリー協会が選ぶ、IDAアワード2016 受賞結果! Netflix作品が4冠!

<<   作成日時 : 2016/12/10 17:32   >>

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 国際ドキュメンタリー協会(International Documentary Association /IDA)が贈る第32回IDAアワードの各賞が発表されました。(12月9日)

 【IDAアワード】

 IDAは、ドキュメンタリー作品の作り手の支援やドキュメンタリー作品の上映機会の増加のための活動を行なっている非営利団体で、ロサンゼルスに本部があり、世界53カ国に2800人の会員を有しています。

 IDAアワードは、そんな非営利団体が贈る賞ということで、一見地味〜な印象も受けますが(実際のところ、あまり陽の目を見ないドキュメンタリー作品に積極的にスポットライトを当てようとしているようなところがあり、シリアスな作品も多いのですが)、ユニークな題材を扱った作品も多く、さまざまな映画祭で評価された作品もたくさん取り上げられています。

 過去の受賞作には、『光、ノスタルジア』、『ヴィック・ムーニーズ/ごみアートの奇跡』、『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』、『ウォー・チャイルド』、『神は僕らを見放した』、『イラクのカケラを集めて』、『未来を写した子どもたち』、『華氏911』、『イメルダ』、『バス174』、『SUGIHARA: Conspiracy Of Kindness〜杉原千畝 善意の陰謀』、などがあります。

 IDAアワードは、以前は、米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の前哨戦というようなポジションにはなかったのですが、選考基準が変わったのか、2012年あたりからアカデミー賞に絡んできそうな作品が多くノミネートされるようになってきています。

 結果として、2012年度は、『シュガーマン 奇跡に愛された男』と“The Invisible War”がIDAアワード長編部門と米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の双方でノミネートされ、ともに『シュガーマン 奇跡に愛された男』が受賞。
 2013年度は、米国アカデミー賞長編キュメンタリー賞を受賞した『バックコーラスの歌姫たち』は、IDAアワードにはノミネートされていませんでしたが、『アクト・オブ・キリング』や“The Square (Al Midan)”がノミネートされ、後者が受賞。
 2014年度は、IDAアワード、米国アカデミー賞ともに『シチズンフォー スノーデンの暴露』が受賞。
 2015年度は『ルック・オブ・サイレンス』と『AMY エイミー』が双方でノミネートされ、IDAアワードでは『ルック・オブ・サイレンス』が受賞し、米国アカデミー賞では『AMY エイミー』が受賞しています。

 本年度のノミネーション&受賞結果は、以下の通り。

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 ◆長編部門(Best Feature Award)


 ◎“O.J.: Made in America”(米) 監督:Ezra Edelman
 OJシンプソン事件:OJシンプソン(1947- )は、NFLのスター選手で、引退後、俳優などをしてTVで活躍したが、1994年、元妻ニコール・ブラウンとその友人ロナルド・ゴールドマンがブレントウッドのアパートの外で惨殺されているのが発見され、容疑者として逮捕された。その際、パトカーの追跡を振り切ってフリーウェイを逃げようとしたところが、TVでライブ中継されたために、全米で大きな注目を浴びた。刑事裁判では、OJは、「ドリームチーム」とも呼ばれるトップクラスの弁護士を集めて、無罪を勝ち取った(1995年)。事件は、被害者が白人で、容疑者が黒人であったことから、人種問題をもからめて取り上げられた。その後、ロナルド・ゴールドマンの父親によって、民事裁判を起こされたが、刑事裁判とは条件が異なることもあって、刑事裁判とは異なる結果、すなわち有罪となって、OJは多額の補償金を払うことになった(1997年)。裁判を通して、彼は多額の弁護費用を費やした(5億円とも言われる)ことから、大学アメリカン・フットボールの年間最優秀選手に贈られるハイズマン・トロフィーを売り払うはめにもなった。そして、裁判の熱狂も過去のものとなりつつあった2007年、OJは武装した5人の男とともにラスベガスのホテルに強盗に入り、逮捕された。被害者の中には、OJがハイズマン・トロフィーを売った相手も含まれていて、合計33年という懲役刑が宣告された(2008年)。OJの仮釈放は、早くとも2017年だと言われている。ちなみに、人種問題を考慮して、刑事裁判も民事裁判も日系アメリカ人の裁判長が選ばれている。
 本作では、インタビューやアーカイブ映像を用いて、OJシンプソンの人生―アメリカン・フットボールでの成功、TVでのキャリア、ニコール・ブラウンとの関係、家庭内暴力、殺人事件、裁判―をたどる。それと同時に、ロサンゼルスという街に関するより大きなストーリーをとらえて、人種的な緊張や、ロサンゼルス警察とアフリカ系アメリカン人コミュニティーの移ろいゆく関係性をも明らかにし、人種、セレブ、メディア、暴力、アメリカの法システムへと物語は広がっていく。
 監督は、スポーツ・エミー賞やピーボディー賞を受賞しているフィルムメーカーのEzra Edelmanで、『キューティー&ボクサー』では共同プロデューサーを務めている。
 ドキュメンタリー・シリーズ“30 for 30”のために製作された本作は、総上映時間467分に及ぶ。
 サンダンス映画祭2016 スペシャル・イベント出品。
 クリティクス・チョイス・アワード2016 作品賞、監督賞、スポーツ・ドキュメンタリー賞、限定シリーズ部門賞受賞。
 ゴッサム・アワード2016 ドキュメンタリー賞受賞。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2016 ドキュメンタリー賞受賞。
 ロサンゼルス映画批評家協会賞2016 ドキュメンタリー賞次点。
 ワシントンDC映画批評家協会賞2016 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 IDAアワード2016 長編賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2017 作品賞、監督賞、編集賞、作曲賞、プロダクション賞ノミネート。
 米・製作者組合賞(PGA)2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 サテライト・アワード2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞 ショートリスト。


 ・『13th −憲法修正第13条−』“13th”(米) 監督:エヴァ・デュヴァルネ13th

 ・“Cameraperson”(米) 監督:カースティン・ジョンソン(Kirsten Johnson)

 ・『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』“Fire at Sea”(伊・仏) 監督:ジャンフランコ・ロージ

 ・“I Am Not Your Negro”(米・仏・ベルギー・スイス) 監督:ラウル・ペック

 ・“Weiner”(米) 監督:Josh Kriegman、Elyse Steinberg

 ◆短編部門(Best Short Award)


 ◎『ホワイト・ヘルメット −シリアの民間防衛隊−』“The White Helmets”(英) 監督:オーランド・ヴォン・アインシーデル(Orlando von Einsiedel)
 シリアでは、5年を超える内戦によって、40万人もの人々が殺され、数百万人もの人々が家を失っている。「ホワイト・ヘルメット」は、シリアのボランティア団体で、自らの命を危険にさらしながら、救助活動を行なっている。
 『ヴィルンガ』で米国アカデミー賞2015長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた監督とプロデューサーのコンビによる最新ドキュメンタリー。
 トロント国際映画祭2016 SHORT CUTS部門出品。最優秀インターナショナル短編映画賞 オナラブル・メンション受賞。
 ハンプトンズ国際映画祭2016 観客賞 短編映画部門 受賞。
 米国アカデミー賞2017 短編ドキュメンタリー賞ショートリスト。


 ・“The Above”(米) 監督:カースティン・ジョンソン(Kirsten Johnson)

 ・“Clinica De Migrantes: Life,Liberty and the Pursuit of Happiness”(米) 監督:マキシム・ポズドロフキン(Maxim Pozdorovkin)

 ・『最期の祈り』“Extremis”(米) 監督:ダン・クラウス(Dan Krauss)

 ・“Pickle”(米) 監督:Amy Nicholson

 ・“Red Lake”(米) 監督:Billy Luther

 ◆シリーズ部門(Best Curated Series Award)


 ◎“DR2 Dokumania”(DR TV) エグゼクティヴ・プロデューサー:Mette Hoffmann Meyer

 ・“BBC Storyville”(BBC TV) エグゼクティヴ・プロデューサー:Nick Fraser

 ・“Independent Lens”(ITVS、PBS) エグゼクティヴ・プロデューサー:Sally Jo Fifer、Lois Vossen

 ・“Pacific Heartbeat”(American Public Television、Pacific Islanders in Communications) エグゼクティヴ・プロデューサー:Leanne Ferrer、Leslie Wilcox

 ・“POV”(POV、PBS) エグゼクティヴ・プロデューサー:Justine Nagan、クリス・ホワイト(Chris White)

 “Independent Lens”は5年連続ノミネートで、3連覇中。“POV”は6年連続ノミネート。

 ◆限定シリーズ部門(Best Limited Series Award)


 ◎『殺人者への道』“Making a Murderer”(Netflix) エグゼクティヴ・プロデューサー:モイラ・ディーモス(Moira Demos)、ローラ・リチャーディ(Laura Ricciardi)
 ウィスコンシン州の田舎町。スティーヴン・エイヴリー(Steven Avery)は、若い頃から事件を起こしては逮捕されたりしていた不良で、1985年にレイプと殺人未遂で32年の実刑に処せられる。ところが、18年服役した時点で、DNA鑑定が行なわれ、無罪が確定し、釈放される。その後、捜査官や当局に対し、損害賠償の裁判を起こすが、その最中に、別の殺人事件の容疑者として逮捕される。最初の捜査では見つからなかった証拠が次々発見される。これは、スティーヴン・エイヴリーによって面目をつぶされた捜査官や当局による意趣返しのでっちあげなのか? 10年をかけて制作された、全10回のシリーズ。
 ドリアン賞2016 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 英国エンパイア賞2016 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ウェビー賞2016 フィルム&ビデオ ブレイクアウト・オブ・ザ・イヤー受賞。
 プライムタイム・エミー賞2016 最優秀ドキュメンタリー/ノンフィクション・シリーズ賞、ノンフィクション番組 監督賞、ノンフィクション番組 脚本賞、ノンフィクション番組 編集賞受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2017 TV作品賞ノミネート。


 ・“Belief”(OWN: Oprah Winfrey Network) エグゼクティヴ・プロデューサー:Sheri Salata、Jonathan Sinclair、David Shadrack Smith、オプラ・ウィンフリー

 ・『Cooked: 人間は料理をする』“Cooked”(Netflix) エグゼクティヴ・プロデューサー:アレックス・ギブニー、ステイシー・オフマン(Stacey Offman)、マイケル・ポーラン(Michael Pollan)、Caroline Suh

 ・“The Circus: Inside the Greatest Political Show on Earth”(Showtime) エグゼクティヴ・プロデューサー:Scott Boggins、Ken Druckerman、マーク・ハルペリン(Mark Halperin)、ジョン・ハイレマン(John Heilemann)、Mark McKinnon、Banks Tarver 共同エグゼクティヴ・プロデューサー:Ted Bourne、Mary Robertson

 ・“Streets of Compton”(Entertainment One Reality Productions、Creature Films for A&E) エグゼクティヴ・プロデューサー:ブラッド・エイブラハムソン(Brad Abramson)、Elaine Frontain Bryant、Mark Ford、The Game、Alan Grunblatt、ジョン・モレイニス(John Morayniss)、Cash "Wack 100" Jones、Tara Long、Kevin Lopez、Shelly Tatro

 ◆エピソード部門(Best Episodic Series Award)

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 ◎『ラスト・チャンス』“Last Chance U”(Netflix) エグゼクティヴ・プロデューサー:Joe LaBracio、グレッグ・ホワイトリー(Greg Whiteley)
 The East Mississippi Community Collegeのアメフト・チームLionsは、24試合連続で勝利し、ナショナル・ジュニア・カレッジのチャンピオンシップで3連覇を達成する。Lionsは、問題があってよそでは受け入れられなかったアスリートを集めるという方針で成功したチームである。ここで注目されるのは、コーチのBuddy Stephensと、学術顧問のBrittany Wagnerの役割だ。Buddy Stephensは、アメフトに人生を賭けている。だが、選手の未来がNFLに進むことであれば、学業もおろそかにできない。Brittany Wagnerは、選手をオフィスに呼びつけ、課題をやり遂げさせる。それができなければ、チームからも落とされてしまうのだ。
 クリティクス・チョイス・アワード2016 ドキュメンタリー賞 存続シリーズ部門ノミネート。


 ・『シェフのテーブル』“Chef’s Table”(Netflix) エグゼクティヴ・プロデューサー:デイヴィッド・ゲルブ(David Gelb)、Andrew Fried、Dane Lillegard、Brian McGinn、マット・ウィーヴァー(Matthew Weaver)

 ・“The First 48”(A&E) エグゼクティヴ・プロデューサー:Elaine Frontain Bryant、Laura Fleury、John X. Kim、Alexis Robie、Peter Tarshis 共同エグゼクティヴ・プロデューサー:Joey Grossfield、Maija Norris

 ・“United Shades of America”(All3Media America、CNN Original Series、Objective Productions USA) エグゼクティヴ・プロデューサー:W. Kamau Bell、Jimmy Fox、Eli Holzman、Stephen Lambert、Star Price、Layla Smith

 ・“Woman with Gloria Steinem”(VICE Media for Viceland) エグゼクティヴ・プロデューサー:スパイク・ジョーンズ、Nomi Ernst Leidner、Eddy Moretti、Amy Richards、Shane Smith、グロリア・スタイネム(Gloria Steinem)、Ariel Wengroff

 ◆ショート・フォーム・シリーズ部門(Best Short Form Series Award)

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 ◎“Field of Vision”(Field of Vision) エグゼクティヴ・プロデューサー:Charlotte Cook、ローラ・ポイトラス、AJ・シュナック(AJ Schnack)
 Field of Visionは、『シチズンフォー スノーデンの暴露』のローラ・ポイトラスやAJ Schnacによって2013年に立ち上げられたドキュメンタリーの制作ユニットで、現在、世界で起こっていることを、素早く、新しい視点でとらえて、短編ドキュメンタリーとして伝えることを目的としていて、長編ドキュメンタリーを制作するより、早く、より多くの人々にその「物語」を伝えることをミッションとしている。
 2015年にアムクワ・コミュニティー・カレッジで起こった銃乱射事件に関しては、Field of Visionは、事件が起こった地元は現在どうなっているか調べるために、18人の撮影監督を送り込み、25か所で撮影を行ない、“Speaking is Difficult”を制作した。同作は、AFIフェスト2016 短編実写映画部門に出品されて、スペシャル・メンションを受賞している。

 ・“30:30 Shorts”(ESPN) エグゼクティヴ・プロデューサー:ジョン・ダール(John Dahl)、Libby Geist、コナー・シェル(Connor Schell)

 ・“Children Deported”(VGTV) エグゼクティヴ・プロデューサー:Christer Fasmer

 ・“NomiNation”(VANITY FAIR / VANITYFAIR.COM) エグゼクティヴ・プロデューサー:Lisa Leingang、Adam Pincus、AJ・シュナック(AJ Schnack)

 ・“The New York Times Op-Docs”(The New York Times) エグゼクティヴ・プロデューサー:Kathleen Lingo

 ◆学生部門(David L. Wolper Student Documentary Award)

 ◎“4.1 Miles”(米) 監督:Daphne Matziaraki(カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム大学院)
 ヨーロッパでは、第二次世界大戦以来、最大の難民危機に直面している。Kyriakosは、トルコ本土から4.1マイル離れたギリシア領の島レスボス島で海岸警備隊長をしている。彼と10人の同僚は、これまで危険を冒して海を渡ってきた何百人という難民の救出に当たっている。ジャーナリストのDaphne Matziarakiは、2015年10月28日に、Kyriakosの仕事に同行し、悪夢のような現実を目の当たりにする。
 学生アカデミー賞2016 ドキュメンタリー部門金賞受賞。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2016 パノラマ部門出品。
 米国アカデミー賞2017 短編ドキュメンタリー賞ショートリスト。


 ・“The Earth Did Not Speak”(米・グアテマラ) 監督:Javier Briones(サンフランシスコ州立大学)

 ・“How History May Come”(オーストラリア) 監督:Olesya Mazur(シドニーフィルムスクール)

 ・“My Life As a Film- How My Father Tried to Capture Happiness”(スイス) 監督:Eva Vitija(チューリヒ芸術大学)

 ・“Transit Zone”(西・独) 監督:Frederik Subei(エジンバラ芸術学校)

 ◆ビデオソース(ABCNews Videosource Award)
 ニュース映像を、ドキュメンタリーに不可欠の要素として、最も優れた形で活用した作品に贈られる。

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 ◎『13th −憲法修正第13条−』“13th”(米) 監督:エヴァ・デュヴァルネ
 エイブラハム・リンカーンは、奴隷制がまだ合法であったデラウェア州とケンタッキー州の奴隷を解放することに加えて、奴隷解放宣言が一時的な戦争の手段ではなく、永久的な奴隷制度廃止を保障するために、アメリカ合衆国憲法修正第13条を指示した。それは、「奴隷制を廃止し、奴隷制の禁止を継続すること、および、犯罪を犯した者を除き、自発的ではない隷属を禁ずる」というものである。ところが、この条項の「犯罪を犯した者を除き」の部分が、アフリカ系アメリカ人の大量投獄を招き、永続的な囚人労働を生み出しているという。すなわち、憲法修正第13条を通して、奴隷制は、現在も続いているというのだ。『グローリー/明日への行進』で、米国アカデミー賞作品賞にノミネートされた初めてのアフリカ系アメリカ人女性監督となったエヴァ・デュヴァルネが、アメリカの歴史をたどり、人種問題に切り込む。
 ニューヨーク映画祭2016出品。
 BFIロンドン映画祭2016 スペシャル・プレゼンテーションズ部門出品。
 クリティクス・チョイス・アワード2016 ポリティカル・ドキュメンタリー賞、TV/配信部門賞、TV/配信部門 監督賞受賞。作品賞、歌曲賞ノミネート。
 アトランタ映画批評家協会賞2016 ドキュメンタリー賞受賞。
 ワシントンDC映画批評家協会賞2016 ドキュメンタリー賞受賞。
 IDAアワード2016 長編賞、ビデオソース賞ノミネート。
 サテライト・アワード2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2017 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞 ショートリスト。


 ・“I Am Not Your Negro”(米・仏・ベルギー・スイス) 監督:ラウル・ペック

 ・『将軍様、あなたのために映画を撮ります』“The Lovers and the Despot”(英) 監督:ロス・アダム(Ross Adam)、ロバート・カンナン(Robert Cannan)

 ・“Maya Angelou: And Still I Rise”(米) 監督:Rita Coburn Whack、Bob Hercules

 ・“Norman Lear: Just Another Version of You”(米) 監督:レイチェル・グレイディ、ハイディ・ユーイング

 【技術部門賞】 (Creative Recognition Awards)

 ◆脚本賞(Best Writing)
 ◎“I Am Not Your Negro”(米・仏・ベルギー・スイス) 脚本:ジェームズ・ボールドウィン、ラウル・ペック

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 ◆撮影賞(Best Cinematography)
 ◎『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』“Fire at Sea”(伊・仏) 撮影:ジャンフランコ・ロージ

 ◆編集賞(Best Editing)
 ◎“Cameraperson”(米) 編集:Nels Bangerter
 Nels Bangerterは、“Let the Fire Burn”(2013)でトライベッカ映画祭2013、IDAアワード2013、シネマ・アイ・オナーズ2014受賞。

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 ◆音楽賞(Best Music)
 ◎“The Bad Kids”(米) オリジナル作曲:Michal Jacaszek

 【特別賞・名誉賞】

 ◆Pare Lorentz Award
 ドキュメンタリー作品を通して、自然環境や、公正、緊急の社会問題に対して焦点を当てた優れたフィルムメーカーに贈られる。
 ◎“Starless Dreams(Royahaye Dame Sobh)”(イラン) 監督:メェーダッド・オスコウイ(Mehrdad Oskouei)

 ◆キャリア貢献賞(Career Achievement Award)
 ◎スタンリー・ネルソン(Stanley Nelson)
 スタンリー・ネルソンは、『フリーダム・ライダーズ』や“The Black Press: Soldiers Without Swords”などで知られるドキュメンタリー監督。

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 ◆パイオニア賞(Pioneer Award)
 ◎Ally Derks
 Ally Derksは、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 設立者。

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 ◆Amicus Award
 ◎Lyn & Norman Lear
  Norman Learは、アメリカのTVプロデューサー、脚本家、監督。コメディー・シリーズ“All in the Family”で数々の賞を受賞。“Divorce American Style”(1967)で、米国アカデミー賞オリジナル脚本賞ノミネート。Lynは、その妻でプロデューサー。

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 ◆エマージング・ドキュメンタリー・フィルムメーカー賞(Emerging Documentary Filmmaker Award)
 ◎Nanfu Wang(王男栿)
 “Hooligan Sparrow(海南之后)”の監督。

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 わずか8部門のうち、Netflix作品が4冠です。

 こんなに配信作品が多くなってくると、今後、配信作品の扱いが難しくなってくる気がしますね。
 映画作品とTV作品と配信作品は、どこがどう違って、同じに扱っていいのか、ダメなのか。本年度も、分類に関して、曖昧にされている部門が指摘されたりもしてましたが、来年度以降、きっともっと議論されることになるんじゃないでしょうか。

 まあ、それはそれとして―
 本年度の長編ドキュメンタリー賞は、いよいよ“O.J.: Made in America”で決まり、という流れになってきました。でも、これ、日本で上映できるでしょうか。上映時間467分では、がんばっても映画館では1日2回しかまわせないし、料金の問題もあります。2スクリーン以上ある映画館なら、1スクリーンで1回ずつ上映して、残りの時間を別の作品を上映すればいいのかな。料金は、3500〜4000円くらいか。スクリーンの占有率からしたら8000円くらい取りたいところですが。期間限定上映で、ユーロスペースか、シアター・イメージフォーラムあたりでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・IDAアワード2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_4.html
 ・IDAアワード2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201511/article_14.html
 ・IDAアワード2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_11.html
 ・IDAアワード2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_17.html
 ・IDAアワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_8.html
 ・IDAアワード2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_40.html
 ・IDAアワード2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_15.html
 ・IDAアワード2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_31.html
 ・IDAアワード2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_16.html
 ・IDAアワード2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_9.html
 ・IDAアワード2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_7.html
 ・IDAアワード2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_27.html
 ・IDAアワード2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_7.html
 ・IDAアワード2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_24.html
 ・IDAアワード2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_10.html

 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/theme/a453370293.html

 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞 エントリー作品リスト その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_47.html
 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞 エントリー作品リスト その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_48.html
 ・米国アカデミー賞2017 長編ドキュメンタリー賞 エントリー作品145本に関する考察:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_1.html

 ・米国アカデミー賞2017 短編ドキュメンタリー賞ショートリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_43.html

 ・米・製作者組合賞(PGA)2017 ドキュメンタリー部門ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_39.html

 ・シネマ・アイ・オナーズ2017 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_5.html

 ・グリアソン・アワード2016 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_10.html
 ・グリアソン・アワード2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201609/article_27.html
 ・グリアソン・アワード2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_14.html

 ・クリティクス・チョイス2016 ドキュメンタリー賞 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_21.html
 ・クリティクス・チョイス2016 ドキュメンタリー賞 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_8.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年12月〜2017年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_1.html
 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

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