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zoom RSS 撮影監督の祭典! Camerimage 2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/11/22 02:09   >>

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 第24回Camerimage(11月12日-19日)の各賞が発表になりました。

 Camerimageは、The International Film Festival of the Art of Cinematographyとも言い、今年で24回を迎える、撮影部門に特化した国際映画祭で、毎年、ポーランドで開催されています。

 「映画賞」では、撮影部門に特化したものはいくつかありますが、「映画祭」では、おそらく世界で唯一のもので、メイン・コンペティション、ポーランド・コンペティション、学生コンペティション、長編と短編のドキュメンタリー・コンペティションなど、10のコンペティション部門を持ち、視覚的、美学的、技術的に優れた作品をピックアップし、表彰しています。

 近年のメイン・コンペティション部門受賞作は、以下のようになっています。

 【2015年】
 金の蛙賞:『キャロル』(英・米・仏) 監督:トッド・ヘインズ 撮影監督:エド・ラックマン
 銀の蛙賞:『ひつじ村の兄弟』(アイスランド・デンマーク) 監督:グリームル・ハゥコーナルソン 撮影監督:ストゥルラ・ブラント・グロヴレン
 ブロンズの蛙賞:『サウルの息子』(ハンガリー) 監督:ネメシュ・ラースロー 撮影監督:エルデーイ・マーチャーシュ

 【2014年】
 金の蛙賞:『裁かれるは善人のみ』(ロシア) 監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ 撮影監督:ミハイル・クリチマン
 銀の蛙賞:『オマールの壁』(パレスチナ) 監督:ハニ・アブ=アサド 撮影監督:イハーブ・アッサール (Ehab Assal)
 ブロンズの蛙賞:『Mommy/マミー』(カナダ) 監督:グザヴィエ・ドラン 撮影監督:アンドレ・トュルパン

 【2013年】
 金の蛙賞:『イーダ』(ポーランド) 監督:パヴェウ・パウリコフスキ 撮影監督:ウカシュ・ジャル、リシャルト・レンチェウスキ
 銀の蛙賞:『エリ』“Heli”(メキシコ・仏・オランダ・独) 監督:アマ・エスカランテ(Amat Escalante) 撮影監督:Lorenzo Hagerman
 ブロンズの蛙賞:『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(米・仏) 監督:ジョエル&イーサン・コーエン 撮影監督:ブリュノ・デルボネル

 【2012年】
 金の蛙賞:『魔女と呼ばれた少女』(カナダ) 監督:キム・グエン 撮影:ニコラ・ボルデュク
 銀の蛙賞:『ホーリー・モーターズ』(仏・独) 監督:レオス・カラックス 撮影:キャロリーヌ・シャンプティエ
 ブロンズの蛙賞:『サイの季節』(イラク(クルディスタン)・トルコ) 監督:バフマン・ゴバディ 撮影:Touraj Aslani

 【2011年】
 金の蛙賞:『ソハの地下水道』(独・ポーランド) 監督:アニエスカ・ホランド 撮影:ヨランダ・ディレウスカ
 銀の蛙賞:『別離』(イラン) 監督:アスガー・ファルハディ 撮影:マームード・カラリ
 ブロンズの蛙賞:“Wuthering Heights”(英) 監督:アンドレア・アーノルド 撮影:ロビー・ライアン

 【2010年】
 金の蛙賞:『ヴェネツィア』“Venice(Wenecja)”(ポーランド) 監督:ヤン・ヤコブ・コルスキ(Jan Jakub Kolski) 撮影:アルトゥル・ラインハルト(Arthur Reinhart)
 銀の蛙賞:“Silent Souls”(ロシア) 監督:アレクセイ・フェドルチェンコ 撮影:ミハイル・クリチマン(Mikhail Krichman)
 ブロンズの蛙賞:『[リミット]』(西) 監督:ロドリゴ・コルテス 撮影:エドゥアルド・グラウ(Eduard Grau)

 本年度の受賞結果は、以下の通りです。


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 【メイン・コンペティション】(Main Competition)

 ◆金の蛙賞(Golden Frog)
 ◎“Lion”(オーストラリア・米・英) 監督:Garth Davis 撮影:グレイグ・フレイザー
 出演:ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマン、デーヴ・パテル、デイヴィッド・ウェンハム
 物語:サルーは、インド中央部にあるマディヤ・プラデーシュ州カンドワの近くで1981年に生まれる。父親は、妻と3人の子を残して家を出ていってしまい、家庭は貧困にあえいでいた。母は、工事現場で働いていたが、それでも十分に稼ぐことはできず、子供たちを学校に行かせる余裕もなかった。5歳のサルーは、兄のグドゥーとカイルーとともに駅にでかけて、物乞いをしたりもした。グドゥーは、時々、列車の車両の掃除の仕事を手に入れたりもしていた。ある日、グドゥーは、列車に乗って70キロ南にあるブルハーンプルへとでかける。サルーも一緒に行きたいと言って、兄についていく。ブルハーンプルに着いたグドゥーは、サルーにプラットホームで待っているように言う。ところがなかなか兄は帰ってこない。止まっている列車を見つけた彼は、そこに兄が乗っているのかもしれないと思い、列車に乗り込んで、眠ってしまう。目を覚ました時、列車は見知らぬ街を走っていた。小さな駅に止まるが、彼はドアを開けて出ていくことができない。最終的に列車はコルカタに着く。サルーは、そこで浮浪児となって路上生活を始める。数週間後、警察に保護されるが、故郷がどこなのか判明しない。結局、孤児院に引き取られることになる。その後、彼は、裕福なオーストラリア人ブライアリー夫妻の養子となってタスマニアで暮らし始める。サルーは、そこで成人し、ホテルマンとしての勉強を始める。グーグル・アースを使って、母国インドを調べ始めた彼は、かすかな記憶を頼りに、故郷の町を探し、2011年のある夜、ブルハーンプルの駅からたどって、ついにカンドワの町を見出す。フェイスブックなどからも情報を収集した彼は、故郷を見つけたと確信し、25年ぶりにインドの地を踏む。そして、ひょっとしたら死んでしまっているかもしれないと思った家族と再会を果たす。
 サルー・ブライアリー本人によるノンフィクション『25年目の「ただいま」』“A Long Way Home”の映画化。
 トロント国際映画祭2016 GALAS部門出品。ピープルズ・チョイス賞次点。
 チューリヒ映画祭2016出品。
 サンディエゴ映画祭2016出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2016出品。
 ミル・ヴァレー映画祭2016 観客賞受賞。
 BFIロンドン映画祭2016 ヘッドライン・ガラ部門出品。
 オースティン映画祭2016 観客賞受賞。
 フィラデルフィア映画祭2016出品。
 シカゴ国際映画祭2016 観客賞 長編ナラティヴ部門受賞。
 ハートランド映画祭2016 Truly Moving Picture Award受賞。
 ハリウッド映画賞2016 助演女優賞受賞(ニコール・キッドマン)。
 デンバー国際映画祭2016出品。
 ハワイ国際映画祭2016 観客賞 長編ナラティヴ部門受賞。
 リスボン&エストリル映画祭2016出品。
 ストックホルム国際映画祭2016出品。
 AFIフェスト2016出品。
 ナパ・ヴァレー映画祭2016出品。



 ◆銀の蛙賞(Silver Frog)
 ◎『メッセージ』(米) 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 撮影:ブラッドフォード・ヤング(Bradford Young)
 物語:地球にエイリアンの宇宙船が飛来し、言語学者のルイーズ・バンクスが、軍に呼ばれて、彼らが平和の使者なのか、脅威なのかを判断してほしいと依頼される。ヘプタポッド(エイリアン)は、2つのタイプの言語を有していた。ヘプタポッドAは話し言葉で、中央に埋め込まれた「句」によって様々なレベルに分かれる。ヘプテポッドBは、書き言葉で、プロットが中核をなし、単一概念を文全体から切り離すことができない。ヘプタポッドBで書かれると、書き手は、文の結末まで包括的に認識する。ヘプタポッドBは、数学やフェルマーの最終定理に対する彼らの理解の仕方によって説明される。ヘプタポッドBを把握したルイーズは、その認識方法に影響され、自由意志が、出来事の結果に影響を及ぼすことがない確定的世界を発想する。そうして、彼女は、まだお腹の中にいる娘に、これからの人生の始まりから終わりまでを語って聞かせる。
 中国系アメリカ人SF作家テッド・チャンの、シオドア・スタージョン記念賞、ネビュラ賞受賞の短編『あなたの人生の物語』の映画化。
 ベネチア国際映画祭2016 コンペティション部門出品。Arca Cinema Giovani賞 最優秀作品賞、Future Film Festival Digital Award 受賞。
 テルライド映画祭2016出品。
 トロント国際映画祭2016 GALAS部門出品。
 ファンタスティイク・フェスト2016出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 パールズ部門出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016出品。
 釜山国際映画祭2016 ワールド・シネマ部門出品。
 BFIロンドン映画祭2016 ヘッドライン・ガラ部門出品。
 ウィーン映画祭2016出品。
 シカゴ国際映画祭2016出品。
 フィラデルフィア映画祭2016出品。
 東京国際映画祭2016 特別招待作品。



 ◆ブロンズの蛙賞(Bronze Frog)
 ◎『スノーデン』(米) 監督:オリバー・ストーン 撮影:アンソニー・ドッド・マントル
 出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、シェイリーン・ウッドリー、スコット・イーストウッド、ニコラス・ケイジ、ティモシー・オリファント、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、ジョーリー・リチャードソン、メリッサ・レオ、リス・エヴァンス
 物語:CIA及びNSA局員のエドワード・スノーデンは、政府の機密文書をマスコミにリークする。
 Anatoly Kucherena著“Time of The Octopus”とルーク・ハーディング著『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』より映画化。
 トロント国際映画祭2016 GALAS部門出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2016出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 チューリヒ映画祭2016出品。
 BFIロンドン映画祭2016 ヘッドライン・ガラ部門出品。
 ハイファ国際映画祭2016出品。
 マル・デル・プラタ国際映画祭2016出品。



 [その他のエントリー作品]
 ・“A Monster Calls”(西・米) 監督:フアン・アントニオ・バヨナ 撮影:オスカル・ファウラ(Oscar Faura)
 ・“Marie Curie”(ポーランド・独・仏) 監督:Marie Noelle 撮影:ミハウ・エングレルト(Michał Englert)
 ・“Afterimage”(ポーランド) 監督:アンジェイ・ワイダ 撮影:パヴェウ・エデルマン(Paweł Edelman)
 ・“Oscuro Animal”(ギリシャ・アルゼンチン・オランダ・コロンビア・独) 監督:Felipe Guerrero 撮影:Fernando Lockett
 ・“Past Life”(イスラエル) 監督:Avi Nesher 撮影:Michel Abramowicz
 ・“Hacksaw Ridge”(オーストラリア・米) 監督:メル・ギブソン 撮影:サイモン・ダガン(Simon Duggan)
 ・“Tanna”(バヌアツ・オーストラリア) 監督:Martin Butler、Bentley Dean 撮影:Bentley Dean
 ・“Remember”(カナダ・独) 監督:アトム・エゴヤン 撮影ポール・サロッシー
 ・“Moonlight”(米) 監督:Barry Jenkins 撮影:James Laxton
 ・“Blood and Glory”(南ア) 監督:Sean Else 撮影:Adam Bentel

 【ポーランド映画コンペティション】(Polish Films Competition)

 ◆最優秀ポーランド映画(Best Polish Film)
 ◎『最後の家族』“The Last Family(Ostatnia rodzina)”(ポーランド) 監督:ヤン・P・マトゥシンスキ(Jan P. Matuszyński) 撮影:Kacper Fertacz
 物語:ズジスワフ・ベクシンスキー(Zdzisław Beksiński:1929-2005)は、ポーランドのシュールレアリストの画家で、ポスト黙示録的な作品でよく知られている。腐敗していく肉体を描いたり、ハードコアSMの世界に空想を遊ばせたりする一方、クモが苦手だったり、病気の母親の面倒を見たりもした。彼の息子Tomaszは、カルト的な人気を誇るラジオDJで、モンティ・パイソンのポーランド語訳を手がけていたりしていたが、神経症で、自殺癖があった。妻のZofia Beksińskaは、敬虔なカトリックで、エキセントリックな夫と息子に耐え、家族をまとめる役割を果たしていた。夫妻が、息子の自傷行為をやめさせようとした時、彼らの生活は、ペインティングと、一連の臨死体験と、葬儀と、次々と流行りが移り変わるダンス・ミュージックによって、彩られていた。
 ロカルノ国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。男優賞受賞(アンジェイ・セヴェリン)。
 ヘルシンキ国際映画祭2016出品。
 グディニャ映画祭2016 メイン・コンペティション部門出品。グランプリ、主演男優賞(アンジェイ・セヴェリン)、主演女優賞(Aleksandra Konieczna)、Elle Crystal Star、ゴールデン・カンガルー賞、ジャーナリスト賞、ディスカバリー賞、観客賞受賞。
 レイキャビク国際映画祭2016 イン・フォーカス:ポーランド部門出品。
 バンクーバー国際映画祭2016出品。
 シカゴ国際映画祭2016 インターナショナル長編コンペティション部門出品。撮影賞(Kacper Fertacz)、美術賞(ジャグナ・ヤンカ(Jagna Janicka))受賞。
 CPH:PIX2016 New Talent Grand Pix部門出品。
 デンバー映画祭2016出品。最優秀作品賞(クシシュトフ・キェシロフスキ賞)受賞。
 リスボン&エストリル映画祭2016 オフィシャル・セレクション出品。最優秀作品賞(Jaeger - LeCoultre Best Film Award)、TAP Revelation Award 受賞。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2016出品。
 ポーランド映画祭2016(東京)出品。



 【学生作品コンペティション】(Student Etudes Competition)

 ◆ラズロ・コヴァックス学生賞/金のおたまじゃくし賞(Laszlo Kovacs Student Award - Golden Tadpole)
 ◎“Han”(シンガポール) 監督:Jonathan Choo(Nanyang Technological University of Singapore - School of Art Design and Media) 撮影:Rachel Liew


 ◆銀のおたまじゃくし賞(Silver Tadpole)
 ◎“Summer”(ポーランド) 監督:Martyna Jakimowska、Karol Lindholm(Uniwersytet Śląski - Wydział Radia i Telewizji im. K. Kieślowskiego (UŚ WRiTv)) 撮影:Martyna Jakimowska


 ◆ブロンズのおたまじゃくし賞(Bronze Tadpole)
 ◎“Yahrzeit”(ハンブルク) 監督:Thomas Eggel(Hamburg Media School (HMS))
 撮影:Arend Krause


 【長編ドキュメンタリー・コンペティション】(Documentary Features Competition)

 ◆金の蛙賞(Golden Frog)
 ◎“Tempestad”(メキシコ) 監督:Tatiana Huezo 撮影:Ernesto Pardo
 カルテルが支配するメキシコの町。民営刑務所には罪なき人々が投獄され、当局は見て見ぬふりをする。2人の女性の物語が並行して描かれる。ミリアムは、目撃者の1人だが、誤って刑務所に入れられ、刑務所から家へと帰る2000キロの旅の途上で、人生を立て直そうとする。アデラは、何年か前に娘を誘拐され、そのトラウマに苦しんでいる。システマティックに不正が行なわれ、恐怖という武器を突きつけられて、社会は麻痺している。
 ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。カリガリ賞スペシャル・メンション受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 ベルリン-ブカレスト・エクスプレス部門出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 審査員大賞部門出品。ティム・ヘザリントン賞受賞。
 Biografilmフェスティバル2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 メキシコ女性映画監督特集出品。
 サラエボ映画祭2016出品。
 チューリヒ映画祭2016出品。
 Premios Fénix (Fenix Film Awards) 2016 ドキュメンタリー賞、ドキュメンタリー部門撮影賞、音楽賞ノミネート。
 釜山国際映画祭2016 ドキュメンタリー・ショーケース部門出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2016出品。
 ハイファ国際映画祭2016出品。



 ◎“Notes on Blindness”(英・仏) 監督:Peter Middleton、James Spinney 撮影:Gerry Floyd
 1983年夏、ライターで理論家のJohn Hullは、第1子が生まれたその日に失明する。人生における激変を理解するために、彼はカセットレコーダーを使って、日記をつけ始める。1990年、日記は“Touching the Rock: An Experience of Blindness”として出版され、それを読んだオリバー・サックスは、「盲目であることを、これほど非凡に、正確で、深く、美しく描いたものを読んだことがない。傑作として私の心に刻まれた」と感想を述べている。本作は、特別にオリジナルのテープへのアクセスを許された制作チームによるドキュメンタリーで、目が見えなくなったJohn Hullの内面世界、夢、記憶、イマジネーションへと探求を進めている。
 “Notes on Blindness: Rainfall”(2013)、“Notes on Blindness”(2014)という2本の短編ドキュメンタリーから、本作と同じくサンダンス映画祭2016 ニュー・フロンティア部門に出品された“Notes on Blindness - Into Darkness”(盲人の感覚世界を、美しいアニメーション、バーチャル・リアリティー、リアルタイム3-Dを使って、追体験する30分のインタラクティヴ・ドキュメンタリー)へと続く、John Hullの体験をモチーフにした一連のドキュメンタリー・シリーズの1本。
 サンダンス映画祭2016 ニュー・フロンティア部門出品。
 クリーヴランド国際映画祭2016 グローバル・ヘルス コンペティション部門出品。
 トライベッカ映画祭2016 Storyscapes Award受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2016 ゴールデンゲート 長編ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 ストーリーテリング&イノベーション賞受賞。
 シドニー映画祭2016出品。
 イースト・エンド映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 Imagina部門出品。
 エルサレム映画祭2016出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2016 ドキュメンタリー賞ノミネート。



 【短編ドキュメンタリー・コンペティション】(Documentary Shorts Competition)

 ◆金の蛙賞(Golden Frog — Grand Prix)
 ◎“I'm Not From Here”(チリ・デンマーク・リトアニア) 監督:Maite Alberdi、Giedre Žickyte 撮影:Pablo Valdes
 Josebeは、バスク人だが、いまはチリの老人ホームで暮らしている。閉ざされた空間の中で、毎日が漫然と過ぎていく。彼女は、認知症を抱えていることもあって、頑固で、他の居住者とはつきあおうとしない。Josebeは、何十年もチリに暮らしているが、バスクでの若かりし幸福な日々を懐かしんでばかりいる。
 Visions du Réel 2016出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 ドキュメンタマドリッド2016 観客賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 短編ドキュメンタリー賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2016 短編部門ノミネート。クラクフ代表。


 ◆スペシャル・メンション(Special Mention)
 ◎『スナイパー・オブ・コバニ』“The Sniper of Kobani”(オランダ) 監督:Reber Dosky 撮影:Nina Badoux


 【監督デビュー・コンペティション】(Directors’ Debuts Competition)

 ◆最優秀監督デビュー賞(Best Directorial Debut)
 ◎“Aloys”(スイス・仏) 監督:Tobias Nölle 撮影:Simon Guy Fässler
 物語:Aloys Adornは、中年の私立探偵で、父とともに暮らし、仕事をしている。彼は、1日24時間監視カメラで録画し、大量のビデオテープを家で視聴する。父が死んだ時、彼は独りぼっちになり、自分という存在がバラバラになってしまったように感じる。深酒をした後、バスの中で居眠りをして、大事なカメラとテープを盗まれてしまう。そのすぐ後に、謎の女性からブラックメールが届く。自分と一緒に「テレフォン・ウォーキング」という日本の発明にチャレンジするなら、テープを返すという。使うのは想像力だけだ。Aloysは、どんどん引き込まれていく。電話の向こうの相手に恋をし、新しい世界に導かれる。孤独な世界から現実世界へ。
 ベルリン国際映画祭2016 パノラマ部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 Shadows部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 アナザー・ビュー部門出品。
 プーラ映画祭2016 インターナショナル・プログラム部門出品。
 ロカルノ国際映画祭2016 パノラマ・スイス部門出品。
 釜山国際映画祭2016 フラッシュ・フォワード部門出品。
 CPH:PIX 2016出品。



 【撮影監督デビュー・コンペティション】(Cinematographers’ Debuts Competition)

 ◆最優秀撮影デビュー賞(Best Cinematography Debut)
 ◎“My Angel(Mon Ange)”(ベルギー) 監督:ハリー・クレヴェン(Harry Cleven) 撮影:Juliette Van Dormael
 物語:Louiseは、マジシャンの恋人が謎の失踪を遂げて、悲しみに打ちのめされ、精神病院に入院する。9か月後、彼女は、特別な能力を持つ赤ん坊Angelを授かる。Angelは、透明人間なのだ。Louiseは、残酷な世界からAngelを守るために、彼を隠すことに決める。Angelは、普通の子どもと同じように育ち、やがて近くに住む同年代の女の子Madeleineと出会う。彼女は、目が見えず、Angelが透明人間であることに気づかないまま、彼と仲良くなる。ところが、Louiseの視力が回復するとわかって、事態は一変する。
 俳優ハリー・クレヴェンの第3監督長編。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2016出品。
 トリエステ・サイエンス+フィクション・フェスティバル2016出品。



 【ミュージック・ビデオ・コンペティション】(Music Videos Competition)

 ◆最優秀ミュージック・ビデオ(Best Music Video)
 ◎マッシヴ・アタック ft. ヤング・ファーザーズ(Young Fathers) "Voodoo In My Blood"(英) 監督:Ringan Ledwidge 撮影:フランツ・ラスティグ(Franz Lustig)

 ◆最優秀撮影賞(Best Cinematography In A Music Video)
 ◎Mykki Blanco ft. Woodkid "Highschool Never Ends"(独・米) 監督:マット・ランバート(Matt Lambert) 撮影:マーティン・ルーエ(Martin Ruhe)


 【ファースト・ルック-TVパイロット・コンペティション】(First Look - TV Pilots Competition)

 ◆最優秀パイロット版(Best Pilot)
 ◎“The Night Of”-‘The Beach’(米) 監督:スティーヴン・ザイリアン 撮影:ロバート・エルスウィック

 【広告スポット・コンペティション】(Advertising Spots Competition “European Funds in Focus”)

 ◆メイン賞(Main Award)
 ◎Nauka i Biznes - związek idealny Lubuskie Voivodeship Office、FlyFilm production company

 ◆スペシャル・メンション(Special Mention)
 ◎Power dla młodych Dolnośląski Labour Office

 【特別賞・名誉賞】

 ◆生涯貢献賞(Lifetime Achievement Award)
 ◎マイケル・チャップマン


 ◆クシシュトフ・キェシロフスキ賞
 ◎ジェシカ・ラング

画像

 ◆生涯貢献賞 監督部門(Camerimage Lifetime Achievement Award for Directing)
 ◎マイケル・アプテッド


 ◆ドキュメンタリー・フィルムメイキング部門 Camerimage賞(Camerimage Award for Outstanding Achievements in Documentary Filmmaking)
 ◎Jay Rosenblatt
 多くの短編やドキュメンタリーを手がけるアメリカの監督。

 ◆Camerimage賞 ユニーク・ヴィジュアル・センシティヴィティー賞 プロデューサー部門(Camerimage Award to a Producer with Unique Visual Sensitivity)
 ◎ロバート・ラントス(Robert Lantos)
 アトム・エゴヤン、デイヴィッド・クローネンバーグ、ドゥニ・アルカン、ブルース・ベレスフォード、イシュトヴァーン・サボーなどの作品を手がけるプロデューサー。

 ◆Camerimage賞 ユニーク・ヴィジュアル・センシティヴィティー賞 プロダクション・デザイン部門(Camerimage Award to Production Designer with Unique Visual Sensitivity)
 ◎デニス・ガスナー(Dennis Gassner)
 コーエン兄弟や007シリーズ、『フィールド・オブ・ドリームス』、『バグジー』、『ウォーターワールド』、『トゥルーマン・ショー』、『ロード・トゥ・パーディション』、『ジャーヘッド』、『イントゥ・ザ・ウッズ』などを手がけるプロダクション・デザイナー。


 ◆撮影監督-監督デュオ賞(Cinematographer – Director Duo Award)
 ◎ポール・サロッシー(Paul Sarossy)&アトム・エゴヤン
 27年のパートナー。


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 “Lion”と『メッセージ』と『スノーデン』。Camerimageでは、この3作品が上位3賞に入ったわけですが、果たして全米映画賞レースの撮影部門でも上位になるでしょうか?

 基本的にはアメリカ作品が中心となる米国アカデミー賞撮影賞と、全世界の作品を対象としているCamerimageとは、そんなには重ならないわけですが。

 米国アカデミー賞は、前回までエマニュエル・ルベツキの3連覇でしたが、本年度はルベツキの対象作品がないので、確実にルベツキ以外の誰かが受賞するということになります。

 受賞作品の中では、“My Angel(Mon Ange)”が気になりました。国際的にもまだそんなには上映されてないみたいですが、何らかの形では日本でも紹介されるんじゃないでしょうか。


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 *参考
 ・http://bydgoszcz.wyborcza.pl/bydgoszcz/51,48722,21003611.html?i=0

 *当ブログ記事

 ・Camerimage 2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_42.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

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