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zoom RSS モントリオール世界映画祭2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/09/06 12:36   >>

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 第40回モントリオール世界映画祭の各賞が発表になりました。

 【ワールド・コンペティション部門】

 ◆最優秀作品賞/Grand Prize of The Americas (Best Film) 100,000$
 ◎“The Constitution(Ustav Republike Hrvatske)”(クロアチア) 監督:ライコ・グゥルリッチ(Rajko Grlic)

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 ◆審査員特別グランプリ/Special Grand Prix of The Jury 50,000$
 ◎“House Without Roof(Haus Ohne Dach)”(独・クルディスタン・カタール) 監督:Soleen Yusef

 ◆監督賞
 ◎Nic Balthazar “Everybody Happy”(ベルギー)

 ◆男優賞
 ◎ウィレム・デフォー “My Hindu Friend(Mon Ami Hindou)”(ブラジル)(監督:ヘクトール・バベンコ)

 ◆女優賞
 ◎ハンナ・フークストラ(Hannah Hoekstra) “The Fury(De Helleveeg)”(オランダ)(監督:André Van Duren)

 ◆脚本賞
 ◎“Swaying Waterlily(Rüzgarda Salinan Nilüfer)”(トルコ)(監督:Seren Yüce) Seren Yüce

 ◆芸術貢献賞(Best Artistic Contribution)
 ◎『たたら侍』“Tatara Samurai”(日) 監督:錦織良成

 ◆イノベーション賞(Innovation Award)
 ◎“Kiss Me Like A Lover(Embrasses-moi comme tu m'aimes)”(カナダ) 監督:André Forcier

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 【ワールド・コンペティション 短編部門】

 ◆第1席 5,000$
 ◎“The Session(La séance)”(米・仏・伊) 監督:Morgane Becerril

 ◆審査員賞(Jury Award) 5,000$
 ◎“Silence”(オーストラリア・クロアチア・英) 監督:Dejan Mrkic

 【ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション部門】

 ◆金賞/Golden Zenith for The Best First Fiction Feature Film 50,000$
 ◎“A Father’s Will(Atanym Kereezi(キルギスタン)” 監督:Dastan Zhapar Uulu

 ◆銀賞/Silver Zenith for The First Fiction Feature Film 40,000$
 ◎“Echo”(独・コソボ) 監督:Dren Zherka

 ◆ブロンズ賞/Bronze Zenith for The First Fiction Feature Film 10,000$
 ◎“If You Were Here”(中)” 監督:Yu-Lan
 ◎“Two Euros Per Hour(Due Euro L’Ora)”(伊) 監督:Andrea D’Ambrosio

 【特別中国映画祭】(Special Chinese Cinema Festival)

 ◆第1席 60,000$
 ◎“The Night Peacock(夜孔雀/Ye Kong Que)”(中・仏) 監督:ダイ・シージエ(Dai Sijie/戴思傑)
 なぜかワールド・コンペティション部門の作品が受賞。

 ◆第2席 30,000$
 ◎“When Larry Met Mary(陸垚知馬俐)”(2016/米・中) 監督:Wen Zhang(文章)
 なぜか杭州映画週間の作品が受賞。

 【ドキュメンタリー・オブ・ザ・ワールド部門】(Documentaries of The World)

 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary Award) 15,000$
 ◎『健さん』“Ken San”(日) 監督:日比遊一
 ◎“Albert And Alma In 16 Strings(Albert Et Alma En Seize Temps)”(カナダ) 監督:Philippe Frenette-Roy

 【カナダ映画部門】(Canadian Cinema)

 ◆第1席 60,000$
 ◎“Kiss Me Like A Lover(Embrasses-moi comme tu m'aimes)”(カナダ) 監督:André Forcier [ワールド・コンペティション部門]

 ◆第2席 30,000$
 ◎“Beyond What Remains(Más Allá De Lo Que Queda)”(カナダ)” 監督:Peter Tharos、Bassel Martin [ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション部門]

 【ラテン・アメリカ映画部門】

 ◆グラウベル・ローシャ賞(Glauber Rocha Award for The Best Film From Latin America)
 ◎“Breadcrumbs(Migas De Pan)”(西・ウルグアイ) 監督:Manane Rodríguez [ワールド・コンペティション部門]

 【第47回学生映画祭】

 [ナショナル・コンペティション部門]

 ◆ノーマン・マクラレン賞(最優秀作品賞)/Norman McLaren Award (Best Film) 10,000 $
 ◎“Voyeur”(カナダ) 監督:Matthew Read (Humber College, トロント)

 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“Fantasy Guise”(カナダ) 監督:Matthew Fitzgibbon (BCIT: British Columbia Institute of Technology, バーナビー, ブリティッシュ・コロンビア州)

 ◆最優秀アニメーション賞(Best Animation Film)
 ◎“An Astronaut's Tale”(カナダ) 監督:Cesar Belocora (Dawson College, モントリオール)

 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary Film)
 ◎“Readers of The Holocaust”(カナダ) 監督:Chorong Kim (University of Victoria, ブリティッシュ・コロンビア州)

 ◆最優秀実験映画賞(Best Experimental Film)
 ◎“All Things Wanting”(カナダ) 監督:Craig Range (University of British Columbia, バンクーバー)

 ◆最優秀フィクション映画賞(Best Fiction Film)
 ◎“VLOG 131”(カナダ) 監督:Emily Borhi (Humber College, トロント)
 ◎“Vanessa”(カナダ) 監督:Tyler Ritchie (University of British Columbia,バンクーバー)

 [インターナショナル・コンペティション部門]

 ◆最優秀作品賞(Best Film) 10,000 $
 ◎“DonkeyXote”(スウェーデン) 監督:Otto Banovits(Stockholm Academy of Dramatic Arts)

 ◆審査員賞(Jury Award)
 ◎“Lost in Hope”(独) 監督:Aline Hochscheid (ifs - Internationale Filmschule Köln)

 ◆最優秀アニメーション賞(Best Animation Film)
 ◎“Château Du Sable”(仏) 監督:Quentin Deleau、Lucie Foncelle、Maxime Goudal、Julien Paris、Sylvain Robert (ESMA - École supérieure des métiers artistiques, モンペリエ)
 ◎“A Love Story”(英) 監督:Anushka Kishani Naanayakkara (英国国立映画テレビ学校)

 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary Film)
 ◎“Schwerelos(Zero-G)”(オーストリア) 監督:Jannis Lenz (Filmakademie Wien, ウィーン)

 ◆最優秀実験映画賞(Best Experimental Film)
 ◎“Vengeance”(オーストラリア) 監督:André Shannon (AFTRS - Australian Film Television and Radio School, シドニー)

 ◆最優秀フィクション映画賞(Best Fiction Film)
 ◎“La Pareja(The Couple)”(コロンビア) 監督:Juan Sebastián Martínez Mora (Universidad Nacional de Colombia - Escuela de Cine y Televisión, ボゴタ)

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 *当ブログ記事

 ・モントリオール世界映画祭2016 ワールド・コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_26.html

 ・モントリオール世界映画祭2016 そのほかのラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_27.html

 ・どうしたんだ?! モントリオール世界映画祭2016!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_12.html

 ・いよいよ大変な事態に! モントリオール世界映画祭2016 続報!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_32.html


 【補記】 そしてこうなった……

 シネコンとの協力が得られなくなって、自前のスクリーン1つしか使えなくなってしまったモントリオール世界映画祭ですが―

 ・8月30日以降、全く別の地区にあるアートハウス系の映画館 Le Théatre Outremontを使って、ワールド・ドキュメンタリー・コンペティション部門とフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門の作品を上映することが可能になった。

 ・ラインナップすら発表されていなかった学生映画祭の作品は、8月31日以降、Cinéma du Parcを使って上映できることになった。入場料金は無料とした。

 ・そのほか、Cineplex ForumとDollar Cinemaも使えることになり、すべてのラインナップが上映可能になった。

 本当にすべてのラインナップがトラブルなく、上映できたのかどうかはわかりませんが、映画祭半ばにして、なんとかとりあえずスクリーンだけは確保できたようです。

 ただし、これは、映画祭サイドが、この事態に対処すべく、スクリーン確保のために動いたためにできたことなのか、というと、はっきりしたことはわかっていません。上映作品の関係者たちが独自に動いて、映画を救ったのだという噂もあります。

 また、IndieWireによれば―

 ・上映作品のフィルムメイカーたちが、モントリオールに来てみて初めて、作品の上映が中止になっていることを知り、事前に何の連絡もなかったことに、傷つき、怒って、それまで何のつながりもなかった22人のフィルムメイカー(フィンランド、コロンビア、ドイツ、チェコ、ロシア、イスラエル、アメリカを含む)が連名で、抗議文を出した、とも伝えられています。

 一方、こういう事態を引き起こした責任者、モントリオール世界映画祭の創立者にして会長のSerge Losique氏は―

 ・“These [volunteers and festival workers] know nothing about our finances,” he said. “When you have someone cleaning carpets you don’t tell them about your financial matters.”(ボランティアや映画祭のスタッフがファイナンスについて知っているわけがない。彼らがカーペットの掃除をしているところで、われわれがファイナンス問題について話したりしないだろう。)
“The situation is as good as any other big festival,” Losique said. “We’re trying to find money like everybody else, but the festival has existed for 40 years and will exist for another 40 years.”(状況は他の大きな映画祭と変わらないくらいいいよ。われわれは、みんなと同じように資金繰りをやっている。そうやって映画祭は40年存続してきたし、次の40年もやっていくよ。)

 と話しています。(ともにIndieWireより引用) 前代未聞の事態を招いて、たくさんの人やたくさんの映画に迷惑をかけ、信用問題、責任問題を起こしながら、こういう発言ができるって、ある意味、凄いですね。よくこんな人が、40年も映画祭を牽引してこられたなあ。

 結果的に、「(モントリオールにはいくつも映画祭はあるけど、こういう映画が観られるのはここだけだから)映画祭自体は続けてほしい」という声がある一方で、「来年からはトロントに行くことにするよ」という人もいたりするようです。

 どう考えてもこれまで通り来年も続行というのはあり得ない話ですが、どうなるでしょうか? その前に、今回の事後処理もいろいろと紛糾しそうですが……。

 *参考
 ・IndieWire:http://www.indiewire.com/2016/09/montreal-world-film-festival-filmmakers-outraged-cancelled-screenings-serge-losique-1201722714/

 ・Winsor Detroit Film:http://windsor-detroit-film.blogspot.jp/2016/09/sad-end-of-montreal-film-festival.html

 なお、映画祭では、最終日に、ワールド・コンペティション部門の審査員を務めていたイギリスのプロデューサー、ドナルド・ランヴォが日曜の夜にホテルで心臓発作を起こして、亡くなったと発表しています。

 ドナルド・ランヴォは、『さらば、わが愛/覇王別姫』(アソシエイト・プロデューサー)、『シティ・オブ・ゴッド』『セントラル・ステーション』『ナイロビの蜂』(以上エグゼクティヴ・プロデューサー)などを手がけているプロデューサーで、享年62歳でした。

 ※映画祭の公式twitterは、結局1度も更新されることがなく、公式facebookは会期中に3回更新されただけでした。ということは、映画祭の様子を伝えるオフィシャルの写真は一切ないということになります。授賞式を取材しているメディアもほぼ皆無のようであり、ドナルド・ランヴォの訃報ばかりがニュースになっています。(その後、受賞者の周辺で、ネット上に数点の写真がアップされました。)

 
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 Jutra賞の件といい、今年のモントリオールの映画界は、トラブル続きですね。

 ・【30年後のスキャンダル】 ケベック映画賞2016 受賞結果! :http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_28.html

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