海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS 【アメリカン・インディーズの祭典】 ドーヴィル・アメリカン映画祭2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/09/12 22:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 第42回ドーヴィル・アメリカン映画祭(9月2日-11日)の各賞が発表されました。

 【ドーヴィル・アメリカン映画祭】

 ドーヴィル・アメリカン映画祭は、1975年にフランスのバス=ノルマンディー地方にあるドーヴィルで始まったアメリカ映画に特化した映画祭で、当初はノン・コンペティションの映画祭として始まりましたが、1995年からコンペティション部門が設立されて、現在に至っています。

 開催時期は、毎年、8月下旬から9月上旬で、おそらくベネチア国際映画祭に意識的にぶつけていると思われ、この時期、イギリスやイタリアの映画サイトや映画情報コーナーがベネチア国際映画祭の話題に染まるのに対し、フランスの映画サイトは、ナショナリスティックというか、ベネチア国際映画祭のことをスルーする口実ででもあるかのように、ドーヴィル・アメリカン映画祭の話題を取り上げていて、ベネチア国際映画祭のことはほとんど見て見ぬフリといった感じになっています。
 まあ、実際に多数のアメリカの映画監督や俳優が映画祭に訪れて、映画祭を盛り上げるので、話題に事欠かないのは確かなのですが。

 コンペティション部門のエントリー作品は、サンダンス映画祭の流れを汲むインディペンデント系の作品が中心で、その後の全米映画賞レースで、メジャーな作品に混じって、受賞を重ねていくような作品が多数エントリーされています。

 1999年からは、同じドーヴィルで、春にドーヴィル・アジアン映画祭が開催されるようになって、ドーヴィル・アメリカン映画祭と併せて、ドーヴィルの恒例の年中行事にようになりつつあったのですが、ファイナンシャルなどの問題から2014年(第16回)を最後に中断しています。

 ちなみに、過去のグランプリ作品は、以下のようになっています。

 1995年:『リビング・イン・オブリビオン 悪夢の撮影』 監督:トム・ディチロ
 1996年:『デイトリッパー』“The Daytrippers” 監督:グレッグ・モットーラ(Greg Mottola)
 1997年:『SUNDAY それぞれの黄昏』“Sunday” 監督:ジョナサン・ノシター(Jonathan Nossiter)
 1998年:『ワンダーランド駅で』 監督:ブラッド・アンダーソン
 1999年:『マルコヴィッチの穴』 監督:スパイク・ジョーンズ
 2000年:『ガールファイト』 監督:カリン・クサマ
 2001年:『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
 2002年:『ヴィクター・ヴァルガス』“Raising Victor Vargas” 監督:ピーター・ソレット(Peter Sollett)
 2003年:“What Alice Found” 監督:A・ディーン・ベル(A Dean Bell)
 2004年:『そして、ひと粒のひかり』 監督:ジョシュア・マーストン
 2005年:『クラッシュ』 監督:ポール・ハギス
 2006年:『リトル・ミス・サンシャイン』 監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
 2007年:“The Dead Girl” 監督:カレン・モンクリーフ(Karen Moncrieff)
 2008年:『扉をたたく人』 監督:トマス・マッカーシー
 2009年:『メッセンジャー』 監督:オーレン・ムーヴァーマン
 2010年:『愛する人』 監督:ロドリゴ・ガルシア
 2011年:『テイク・シェルター』 監督:ジェフ・ニコルズ
 2012年:『ハッシュパピー〜バスタブ島の少女〜』 監督:ベン・ザイトリン
 2013年:『ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画』 監督:カリー・ライヒャルト
 2014年:『セッション』 監督:デイミアン・チャゼル
 2015年:『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 監督:ラミン・バーラニ

画像

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ◆コンペティション部門(Competition)

 ・“Captain Fantastic”(米) 監督:マット・ロス
 ・“Certain Women”(米) 監督:ケリー・ライヒャルト
 ・“Christine”(米) 監督:アントニオ・カンポス
 ・“Complete Unknown”(米) 監督:ジョシュア・マーストン
 ・“Goat”(米) 監督:Andrew Neel
 ・“Little Men”(米・ギリシャ) 監督:アイラ・サックス
 ・“Mean Dreams”(米・カナダ) 監督:Nathan Morlando
 ・『シング・ストリート 未来へのうた』“Sing Street”(アイルランド・英・米) 監督:ジョン・カーニー
 ・“Teenage Cocktail”(米) 監督:ジョン・カーチェッタ(John Carchietta)
 ・“The Fits”(米) 監督:Anna Rose Holmer
 ・“The Free World”(米) 監督:ジェイソン・リュー(Jason Lew)
 ・“Transfiguration”(米) 監督:Michael O'shea
 ・“Transpecos”(米) 監督:Greg Kwedar
 ・“Wiener-Dog”(米) 監督:トッド・ソロンズ

 ◆プレミア部門(The Premieres)

 ・『最高の人生のつくり方』“And So It Goes”(米) 監督:ロブ・ライナー
 ・『ブルーに生まれついて』“Born To Be Blue”(米・カナダ・英) 監督:ロバート・バドロー(Robert Budreau)
 ・『アウトバーン』“Collide”(米・英) 監督:エラン・クリーヴィー(Eran Creevy)
 ・『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』“Eye In The Sky”(米・英) 監督:ギャビン・フッド
 ・“Frank & Lola”(米・仏) 監督:Matthew Ross
 ・“Free State of Jones”(米) 監督:ゲイリー・ロス
 ・“Hell Or High Water”(米) 監督:デイヴィッド・マッケンジー
 ・“Imperium”(米) 監督:Daniel Ragussis
 ・“In Dubious Battle”(米) 監督:ジェームズ・フランコ
 ・“Infiltrator”(米) 監督:ブラッド・ファーマン(Brad Furman) [オープニング作品]
 ・“Kubo And The Two Strings”(米) 監督:トラヴィス・ナイト
 ・『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年』“Miles Ahead”(米) 監督:ドン・チードル
 ・『ワイルド・ギャンブル』“Mississippi Grind”(米) 監督:ライアン・フレック、アンナ・ボーデン
 ・“The History of Love”(仏・カナダ・米) 監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
 ・“War Dogs”(米) 監督:トッド・フィリップス [クロージング作品]
 ・“War On Everyone”(英・米) 監督:ジョン・マイケル・マクドナー

 ◆アンクル・サムズ・ドックス/ドキュメンタリー部門(Uncle Sam’s Docs)

 ・“Close Encounters With Vilmos Zsigmond “(仏・米) 監督:Pierre Filmon
 ・“Mapplethorpe: Look At The Pictures”(米・独) 監督:フェントン・ベイリー、ランディー・バルバート(Randy Barbato)、Katharina Otto-Bernstein
 ・“Midnight Return: The Story of Billy Hayes And Turkey”(米・トルコ・英・ポルトガル) 監督:Sally Sussman
 ・“Nuts!”(米) 監督:Penny Lane
 ・“The Bandit”(米) 監督:Jesse Moss
 ・『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』“Where To Invade Next”(米) 監督:マイケル・ムーア
 ・“Women Who Run Hollywood”(米・仏) 監督:クララ・クーペルベルグ(Clara Kuperberg)、ジュリア・クーペルベルグ(Julia Kuperberg)

 ◆トリビュート(Tributes)
 ・ジェームズ・フランコ
 ジェームズ・フランコは、ベネチア国際映画祭から、ドーヴィルに立ち寄り、この後、トロント国際映画祭に参加することになっています。

画像

 ・スタンリー・トゥッチ

画像

 ・マイケル・ムーア
 マイケル・ムーアは、映画祭入りしなかった模様です。

画像

 ◆ハリウッド・ライジング・スター(Hollywood Rising Star)
 ・クロエ・グレース・モレッツ
 胸のところがぱっくりと開いたドレスで。

画像

 ・ダニエル・ラドクリフ

画像

 ◆ドーヴィル・シーズン7(Deauville Season 7)
 最新TVドラマを上映するプログラム。
 ・“The Night Of”(米) 演出:スティーヴン・ザイリアン、リチャード・プライス、ジェームズ・マージュ
 1話79分+7話×60分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【コンペティション部門 受賞結果】

 ※審査員:フレデリック・ミッテラン(審査員長:元大統領フランソワ・ミッテランの甥で元文化相、監督・プロデューサー・俳優・司会者)、フランソワーズ・アルヌール、エリック・エルモス(Éric Elmosnino:俳優)、アナ・ジラルド(Ana Girardot:女優、イッポリト・ジラルドの娘)、ダグラス・ケネディ(Douglas Kennedy:小説家)、ラデュ・ミヘイレアニュ、エマニュエル・ムレ(Emmanuel Mouret:監督)、マルジャン・サトラピ

画像

 ◆グランプリ
 ◎“Little Men”(米・ギリシャ) 監督:アイラ・サックス
 出演:Theo Taplitz、マイケル・バルビエリ(Michael Barbieri)、グレッグ・キニア、ジェニファー・イーリー
 物語:ブルックリンの夏。ジェイクの両親は、祖父が住んでいた家に引っ越してくる。トニーの母親は、そこの1階を店舗として借りていて、出て行こうとはしない。ジェイクとトニーはともに13歳で、すぐに互いに同じことに興味があることに気づく。それは、コンピューター・ゲームと女の子のことだ。2人はともに秋から有名なラ・ガーディア高校に行くことを夢見ている。彼らは、他の少年たちに対して、そしていつも貸店舗問題で言い争いばかりしている親たちに対して同盟を組む。それは本物の友情へと成長する。
 サンダンス映画祭2016 プレミア部門出品。
 ベルリン国際映画祭2016 ジェネレーションKplus部門出品。
 サラソータ映画祭2016出品。
 ナッシュヴィル映画祭2016出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2016出品。
 シアトル国際映画祭2016出品。
 エジンバラ国際映画祭2016出品。
 ナンタケット映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 ホライズンズ部門出品。
 台北電影節2016出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 パールズ部門出品。

画像

画像

 ◆審査員賞
 ◎“Captain Fantastic”(米) 監督:マット・ロス
 出演:ミッシー・パイル、キャスリン・ハーン、ヴィゴ・モーテンセン、スティーヴ・ザーン、ジョージ・マッケイ、フランク・ランジェラ、アナリース・バッソ、アン・ダウド、エリン・モリアーティ
 物語:太平洋岸北西部の森の中。ベン・キャッシュは、6人の子供たちを、物理的にも、知的教育面でもしっかりと育てていた。子どもたちは、レディ・ガガや『スタートレック』は知らなかったが、自然界でのサバイバルや自己防衛、ロック・クライミング、人間の繁殖についてはもちろん、『資本論』にも精通していた。ところが、ある時、彼らに最も近い電話で、ベンは、妻レスリーが施設で自殺したことを知らされる。ベンは、子どもたちに母の死を伝え、葬儀のためにみんなで森を出る。一家は、ベンが想像していたより早く、現実世界に直面させられる。長男のBodevanは、オールナイトキャンプでかわいい女の子と出会い、それまで本の中だけで知っていたキスをした後、動揺して思わずプロポーズしてしまったりする。レスリーの祖父ジャックは、娘のための最善の葬式を開いてやりたいと考え、ベンに、ニュー・メキシコへと車を運転させるが、それはできれば避けたいとベンが考えていたことだった……。
 俳優マット・ロスの第2監督長編。
 サンダンス映画祭2016 プレミア部門出品。
 「ヴァラエティー」誌が選ぶ、観るべき10人の監督たち 2016
 カンヌ国際映画祭2016 ある視点部門出品。監督賞受賞。
 シアトル国際映画祭2016 最優秀作品賞(Golden Space Needle Award)受賞。
 ナンタケット映画祭2016 観客賞第2席。
 モスクワ国際映画祭2016 特別上映部門出品。
 ミュンヘン映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 ホライズンズ部門出品。観客賞出品。
 エルサレム映画祭2016出品。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 Save Energy, Save Earth Film Award受賞。
 メルボルン国際映画祭2016出品。

画像

画像

 ◎“Wiener-Dog”(米) 監督:トッド・ソロンズ
 出演:エレン・バースティン、Keaton Nigel Cooke、キーラン・カルキン、ジュリー・デルピー、ダニー・デビート、グレタ・ガーウィグ
 物語:ダニーは、癌の闘病をしている息子レミのために胴の長いダックスフンドを手に入れてくる。妻のダイナは、犬を飼うことに賛成ではなかったが、レミはもう十分大人だからと言って説得する。ダイナは、犬を獣医に連れて行って、卵巣摘出手術を受けさせる。それを知ったレミは驚くが、ダイナは自分の子ども時代の話をして納得させる。レミは、犬にチョコバーを食べさせるが、その結果、犬はお腹をこわし、下痢をし、重い病気になる。ダニーは、犬を安楽死させるために獣医に連れていく。ダイナとレミは生と死について会話をする。
 獣医では、ナースのドーンが犬を連れ帰り、健康を回復させる。彼女は、ペットフードを買いに行って、学校時代の知り合いブランドンと出会う。ブランドンは、オハイオにいるダウン症の弟トミーとその妻のエイプリルに会いに行こうと誘い、ドーンはOKする。2人はトミー夫婦に犬をプレゼントし、手を取り合って自分たちの未来について話す。
 犬は、脚本の講師をしていて、自作の脚本第2作に取りかかっているデイヴの許にやってくる。デイヴは、いまは有名な監督になった元教え子にからかわれて、犬に爆弾をとりつける。彼は、当局に通報される。
 犬は、最後に、年配の女性ナナのところにたどりつく。ナナは犬にキャンサーという名前をつける。ナナの許に、長らく会っていなかった孫娘のゾーイがやってくる。彼女は、ボーイフレンドで、コンセプチュアル・アートをやっているファンタジーにおこずかいをあげてくれと頼む。ナナは、ファンタジーに小切手を渡す。ナナが外で、犬と一緒に座っていたところ、犬が逃げ出してしまう。犬は、道路に飛び出し、トラックにはねられて、死ぬ。6か月後、犬はファンタジーの作品の一部となって展覧会で展示されている。
 サンダンス映画祭2016 プレミア部門出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2016出品。
 シアトル国際映画祭2016出品。
 ナンタケット映画祭2016出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 Zabaltegi-Tabakalera部門出品。

画像

画像

 ◆批評家賞
 ◎“The Fits”(米) 監督:Anna Rose Holmer
 出演:Royalty Hightower、Alexis Neblett、Da'Sean Minor
 物語:シンシナチのウェストエンド。トニは、11歳のアフリカン・アメリカンのお転婆娘。彼女は、思春期の真っただ中で、兄ジャーマインと一緒にボクシング・ジムに通っている。腹筋をすることは、彼女にとって、自分の独立性を主張するようなことだ。ところが、彼女は、すぐ近くでレッスンをしている女性ダンサーたちのチーム、ライオネスを見て、何かが変わり、ボクササイズではなく、ダンスがしたいと思うようになる。やがて願いが叶って、彼女はライオネスの一員となる。ところが、キャプテンのレッグス、そしてカリスマと、ライオネスで奇妙な失神が起こるようになり、一団に受け入れられたいというトニの強い願望は屈折していく。
 これまで、多くの短編や『トワイライト 初恋』“Tiny Furniture”などの作品で撮影部で活躍してきたAnna Rose Holmerの初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2015 Biennale College部門出品。
 サンダンス映画祭2016 NEXT部門出品。
 アトランタ映画祭2016出品。
 サラソータ映画祭2016出品。
 クリーヴランド国際映画祭2016 ニュー・ディレクション・コンペティション部門出品。最優秀作品賞受賞。
 リバーラン国際映画祭2016 出品。最優秀ナラティヴ作品賞、女優賞(Royalty Hightower)受賞。
 ルイジアナ国際映画祭2016 出品。
 ナッシュヴィル映画祭2016 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。オナラブル・メンション受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2016 ゴールデンゲート ニュー・ディレクターズ・コンペティション 長編ナラティヴ部門出品。
 モントクレア映画祭2016 出品。Future/Now受賞。
 シアトル国際映画祭2016出品。
 エジンバラ国際映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 「ヴァラエティー」誌批評家によるチョイス2016
 サラエボ映画祭2016出品。

画像

画像

 ◆観客賞
 ◎“Captain Fantastic”(米) 監督:マット・ロス

 ◆The Kiehl’s Revelation Prize
 2015年より、スポンサーがカルティエからキールズに交代。
 ※審査員:Audrey Pulvar(審査員長:ニュース・キャスター)、セドリック・アンジェ(Cédric Anger:監督)、ジェローム・ボネル、ケイロン(Kheiron:監督)、ディアーヌ・ルーセル(Diane Rouxel:女優)、クリスタ・テレ(Christa Théret:女優)

画像

 ◎“Wiener-Dog”(米) 監督:トッド・ソロンズ

 ◆フランス第1回作品賞(D’Ornano-Valenti Award)
 元々の名称は、Prix Michel d’Ornanoで、元ドーヴィル市長で、この映画祭の共同設立者でもあるMichel d’Ornanoにちなんで設けられた賞だったが、2015年からこの部門の設立者でもあるJack Valentiの名前と合わせて、Prix est rebaptisé Prix d’Ornano-Valenti(原題)となった。フランスの初監督作品の、理解とプロモーションと輸出の支援のために、監督に300ユーロ、製作会社に300ユーロ、フランス国内での配給のために10000ユーロ贈られる。
 ◎“Willy the First(Willy 1er)”(仏) 監督:Ludovic Boukherma、Zoran Boukherma、Marielle Gautier、Hugo P. Thomas
 出演:Daniel Vannet、Romain Léger、ノエミ・ルヴォフスキー
 物語:50歳のWillyは、双子の片割れが死んで、ようやく両親の家を出る決心をする。Caudebecへも行こう。フラットも手に入れよう。スクーターも買おう。友だちも作ろう。と夢は膨らむばかりだったが、いざ始める段になって、見知らぬ世界に自分の居場所を見つけるのに四苦八苦する。

画像

 ◆ルシアン・バリエール文学賞(Le Prix littéraire Lucien Barrière 2016)
 ◎Stewart O'Nan “West of Sunset”

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 審査員のフランソワーズ・アルヌール。もの凄く懐かしい名前を見た気がしますね。日本では約40年ほど(!)出演作の紹介が途絶えていますが、85歳の現在もフランスでは現役なようで、ここにこうして出てくることもフランスでは特に話題にはなっていないようです。

 “Captain Fantastic”。
 本年度のアメリカン・インディーズでは、最も注目度の高い作品の1つで、受賞も重ねていて、メインストリームでなくても本年度の全米映画賞レースに絡んでくるんじゃないかと予想してたんですが、ここでも2冠となりました。とはいうものの、劇場公開され始めたヨーロッパ各国のメディアの星取表では、そんなに高い評価にはなっていないですね。今後の展開はどうなるでしょうか? まずは、10月20日に発表されるゴッサム・アワードのノミネーションに注目です。(今回の受賞作みんなに可能性がありそうです。)

 “Wiener-Dog”。
 同じ頃にデビューした監督たちは、みんなメジャーになっているのに、トッド・ソロンズはまだ日本でも紹介されたりされなかったりが続いています。だからなのか。今回受賞しているThe Kiehl’s Revelation Prizeは、英題だとニューカマー賞で、いわゆる新人賞ということになります。プロとして20年も仕事をしてきて、新人賞もないもんだと思いますが、どういうわけで今回この賞が贈られたのか、なんの説明はありません(Revelation Prizeがどういう作品を対象とした賞なのかも特に説明はないようです)。まあ、面白そうだから、受賞して注目を集めることは全然かまわないんですが。

 ダニエル・ラドクリフも、いまさら「ライジング・スター」なのか、っていうのもありますね。

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_17.html
 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_18.html
 ・ドーヴィル・アメリカン映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_15.html

 ・ドーヴィル・アジアン映画祭2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_23.html

 ・消える映画祭・映画賞、始まる映画祭・映画賞! 【2004年〜 】:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201503/article_13.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
【アメリカン・インディーズの祭典】 ドーヴィル・アメリカン映画祭2016 受賞結果! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる