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zoom RSS レインダンス映画祭2016 ラインナップ

<<   作成日時 : 2016/09/09 21:50   >>

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 第24回レインダンス映画祭(9月21日-10月2日)のコンペティション部門のラインナップです。

 【レインダンス映画祭】

 レインダンス映画祭(Raindance Film Festival)は、1992年にロンドンでスタートした、インディペンデント映画の祭典です。

 イギリスの映画賞といえば、まずBAFTA(英国アカデミー賞)ですが、BAFTAがアメリカ映画ばかりで、ほとんど米国アカデミー賞と変わらないようなものになってしまったのに対抗して、イギリスのインディペンデント映画のみに対象を絞って1998年に設けられた映画賞がブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード(BIFA)で、このブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードを始めたのがレインダンス映画祭を運営している団体で、いまや映画祭本体よりも、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードの方が有名になってしまったと言えるかもしれません。

 まあ、そういうことに力を入れているインディペンデントな映画祭がレインダンス映画祭というわけです。

 もともとは、アメリカのインディペンデント映画の祭典、サン(Sun)ダンス映画祭をもじって、レイン(Rain)ダンスと名づけたようですが、今はそうしたことに触れる人もなく、サンダンス映画祭を引き合いに出されることもなくて、独自の路線を進み、一般にもそう認知されているようです。

 Wikipediaによると、ここで、『パルプ・フィクション』や『メメント』などのプレミア上映が行なわれたと書かれていますが、これはイギリス・プレミアということで、この映画祭は、こういった作品のイギリス・プレミアの舞台にもなっています。

 近年の受賞作としては、2014年のインターナショナル長編コンペティションでは、『そこのみにて光輝く』が最優秀作品賞に輝き、2011年はライコ・グゥルリッチの『愛人のいる生活』が、2010年は『バビロンの陽光』が同賞を受賞しています。また、最優秀英国作品賞では、2013年はカラドッグ・W・ジェームズ監督の『ザ・マシーン』が、2009年にはベン・ウィートリーの初監督長編“Down Terrace”が、それぞれ受賞しています。

画像

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 【インターナショナル長編コンペティション部門】(In Competition Feature Films)

 ・“El Pastoro (The Shepherd)”(西) 監督:Jonathan Cenzual Burley
 ・“Train Driver’s Diary”(セルビア・クロアチア) 監督:ラザル・リストフスキー(Lazar Ristovski) [英国プレミア]
 ・“Hotel Dallas”(ルーマニア・米) 監督:Livia Ungur、Sherng-Lee Huang [英国プレミア]
 ・“The Violin Player”(インド) 監督:Bauddhayan Mukherji [英国プレミア]
 ・『二重生活』“A Double Life”(日) 監督:岸善幸 [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“After Adderall”(米) 監督:Stephen Elliott [インターナショナル・プレミア]
 ・“Between Us”(米) 監督:Rafael Palacio Illingworth [英国プレミア]
 ・“Panamerican Machinery”(メキシコ) 監督:Joaquin Del Paso [英国プレミア]
 ・“Jules and Dolores”(ブラジル) 監督:Caito Ortiz [英国プレミア]
 ・“Hortensia”(アルゼンチン) 監督:Diego Lublisnky、Álvaro Urtizberea [英国プレミア]

 “El Pastoro (The Shepherd)”は、モントリオール世界映画祭2016 フォーカス・オン・ファースト・シネマ部門出品。
 “Hotel Dallas”は、ベルリン国際映画祭2016 パノラマ部門出品。
 “Panamerican Machinery”は、ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。
 “Jules and Dolores”は、SXSW映画祭2016 ヴィジョンズ部門観客賞受賞。

 【ドキュメンタリー・コンペティション部門】(Best Documentary Feature)

 ・“A Plastic Ocean”(英・香港・米) 監督:Craig Leeson [英国プレミア]
 ・“A Brilliant Genocide”(オーストラリア) 監督:Ebony Butler [英国プレミア]
 ・“Off the Rails”(米・カナダ) 監督:Adam Irving [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“Growing Up Coy”(米) 監督:Eric Juhola [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“Death by a Thousand Cuts”(米・ドミニカ) 監督:Juan Mejia Botero、Jake Kheel [ヨーロッパ・プレミア]

 【第1回作品コンペティション部門】(Best Feature Debut)

 ・“The Habit of Beauty”(英・伊) 監督:Mirko Pincelli [英国プレミア]
 ・“Dusky Paradise”(独) 監督:Gregory Kirchhoff [英国プレミア]
 ・“Her Composition”(米・独) 監督:Stephan Littger [英国プレミア]
 ・“Kamper”(ポーランド) 監督:Łukasz Grzegorzek [英国プレミア]
 ・“The Farm”(プエルトリコ) 監督:Angel Manuel Soto [英国プレミア]

 “The Habit of Beauty”は、モントリオール世界映画祭2016 フォーカス・オン・ファースト・シネマ部門出品。
 “Kamper”は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 イースト・オブ・ウェスト コンペティション部門出品。

 【英国長編コンペティション部門】(Best UK Feature)

 ・“AmStarDam”(英) 監督:The Lennox brothers [英国プレミア]
 ・“Five Days on Lesvos”(英) 監督:Richard Wyllie [ワールド・プレミア]
 ・“For Grace”(英) 監督:セバスチャン・アルメスト(Sebastian Armesto) [英国プレミア]
 ・“Gozo”(英・マルタ) 監督:ミランダ・ボーウェン(Miranda Bowen) [ヨーロッパ・プレミア]
 ・“Long Forgotten Fields”(英) 監督:Jon Stanford [ワールド・プレミア]

 【インターナショナル短編コンペティション部門】(Best Short Film)

 ※2012年より、受賞作品は、米国アカデミー賞短編部門ノミネートへの資格を与えられることになっています。

 ・“A l’Arraché (Snatched)”(ベルギー) 監督:Emmanuelle Nicot [インターナショナル・プレミア]
 ・“Furiant (Peacock)”(チェコ) 監督:Ondřej Hudeček
 ・“Moloch”(ポーランド・ウクライナ) 監督:Szymon Kapeniak [英国プレミア]
 ・『セイド』“Seide”(キルギスタン) 監督:Elnura Osmonalieva
 ・“What a Beautiful World This Will Be”(米) 監督:Tyler Walker [英国プレミア]

 “Furiant (Peacock)”は、サンダンス映画祭2016 短編審査員賞 監督賞受賞。チェコ・ライオン2016 学生映画賞受賞。
 『セイド』は、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016出品。

 【英国短編コンペティション部門】(Best UK Short Film)

 ・『バルコニー』“Balcony”(英) 監督:Toby Fell-Holden
 ・“Dunroamin”(英) 監督:Oliver S. Milburn
 ・“Healey’s House”(英) 監督:Rob Savage [ワールド・プレミア]
 ・“Pauline”(英) 監督:Fred Rowson
 ・“You Are Awake”(英) 監督:Pedro Martin-Calebro

 『バルコニー』は、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2015 最優秀英国短編賞ノミネート。ベルリン国際映画祭2016 ジェネレーション14plus部門出品。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016出品。

 【インターナショナルWebシリーズ部門】(Best International Web Series)

 ※2015年より復活

 ・“20 Seconds to Live”(米) 監督:Ben Rock
 ・“Discocalypse”(独) 監督:Dirk Rosenloecher
 ・“Il Sonnambulo”(英・米) 監督:Hannah & Douglas Rath
 ・“The Fourth Door”(米) 監督:Tony E. Valenzuela
 ・“Young Graduate”(仏) 監督:Shannon Renaudeau、Florent Sabatier

 【英国Webシリーズ部門】(Best UK Web Series)

 ・“Blood, Sweat & Chokes”(英) 監督:Sol Rikweda
 ・“Ren: The Girl with the Mark”(英) 監督:Kate Madison
 ・“Rich Keeble Vanity Project”(英) 監督:Rich Keeble、Sam LeGassick、Edd Wright
 ・“Shield 5”(英) 監督:Anthony Wilcox
 ・“S- Band”(英) 監督:Hannah George

 【VRアーケード部門】(VR Arcade) [新設]

 ・“6×9 -A Virtual Experience of Solitary Confinement”(英) 監督:Francesca Panetta、Lindsay Poulton
 ・“Ctrl”(英) 監督:Nigel Townsend
 ・“Easter Rising: Voice of a Rebel”(英) 監督:Oscar Raby
 ・“Home-An Immersive Spacewalk Experience”(英) 監督:Kate Bartlett、Tom Burton
 ・“In My Shoes: Dancing with Myself”(英) 監督:Jane Gauntlett
 ・“Invisible”(英) 監督:Darren Emerson
 ・“RecoVR: Mosul”(英) 監督:Visualise Films
 ・“The Turning Forest”(英) 監督:Oscar Raby
 ・“Witness 360: 7/7”(英) 監督:Darren Emerson
 ・“Notes on Blindness: Into Darkness”(英・仏) 監督:Arnaud Colinart、Amaury La Burthe、Peter Middleton、James Spinney
 ・“Tomorrow”(西) 監督:Future Lighthouse
 ・“The Rose & I”(仏) 監督:Eugene Chung
 ・“Inside the Box of Kurios”(カナダ) 監督:Paul Raphael、Félix Lajeunesse
 ・“Across the Line”(米) 監督:Nonny de la Peña

 “Home-An Immersive Spacewalk Experience”は、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 Alternate Realities VR Award スペシャル・メンション受賞。
 “Notes on Blindness: Into Darkness”は、サンダンス映画祭2016 ニュー・フロンティア部門出品、トライベッカ映画祭2016出品、シドニー映画祭2016出品。シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 Alternate Realities VR Award受賞。
 Oscar RabyとDarren Emersonは、それぞれ2作品ずつエントリー。

 【ミュージック・ビデオ部門】

 ・トム・レックネル(Tom Recknall) “Denim”(英) 監督:Matthew Hammett Knott
 ・マッシヴ・アタック featuring ヤング・ファーザーズ “Voodoo in my Blood”(英) 監督:Ringan Ledwidge
 ・Rio Wolta “Through my Street”(スイス) 監督:Piet Baumgartner
 ・Joy “Joy's Apartment”(スウェーデン) 監督:Pontus Johansson、Johanna Hanno、Emil Nyström、Kim Karlsten、Maja Jakobsson
 ・SadGirl “Norma and Jessica”(米) 監督:David Gantz、Theo Cohn

 【第1回Raindance Auteur Award】

 ◎ケン・ローチ

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 上映作品には、上記のほかに、

 ・オープニング作品:“Ploblemski Hotel”(ベルギー) 監督:マヌ・リシュ(Manu Riche) [英国プレミア]
 ・クロージング・ナイト作品:“News from Planet Mars(Des nouvelles de la planète Mars)”(仏・ベルギー) 監督:ドミニク・モル

 ・ナラティヴ・オフィシャル・セレクション 31本
 ・ナラティヴ・ディスカバリー 24本
 ・ナラティヴ・LGBT 4本
 ・ナラティヴ・チャイナ・デイ 1本
 ・ドキュメンタリー 19本
 ・ドキュメンタリー レインダンス・シンフォニー・オーケストラ(音楽ドキュメンタリー) 8本
 ・ドキュメンタリー・LGBT 4本
 ・各種短編(インターナショナル、英国、ヨーロッパ、チャイナ・デイ、学生作品(MA SHOWCASE)、ドキュメンタリー、アニメーション)

 があります。

 そのほか、ギジェルモ・アリアガのマスタークラスも予定されています。

 Webシリーズの部門やVRの部門ができたためか、特集はなくなってしまったようです。

 日本からは、以下の6作品がエントリーされています。

 ・『二重生活』“A Double Life”(日) 監督:岸善幸 [インターナショナル長編コンペティション部門]
 ・『イノセント15』“Innocent15”(日) 監督:甲斐博和 [ナラティヴ・ディスカバリー]
 ・『LOST YOUTH』“Lost Youth”(日・英) 監督:木村太一 [ナラティヴ・ショーツ]
 ・“Party Girls”(日・英) 監督:Rory O’Donnel [ナラティヴ・ショーツ]
 ・『セトウツミ』“Seto and Utsumi”(日) 監督:大森立嗣 [ナラティヴ・オフィシャル・セレクション]
 ・『TSUKIJI WONDERLAND』(日) 監督:遠藤尚太郎 [ドキュメンタリー]

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 *当ブログ記事

 ・レインダンス映画祭2013 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201309/article_41.html
 ・レインダンス映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201310/article_14.html

 ・レインダンス映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_17.html

 ・レインダンス映画祭2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_6.html

 ・レインダンス映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201010/article_24.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

 追記:
 ・レインダンス映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201610/article_9.html

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