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zoom RSS ヨーロッパ映画賞2016 オフィシャル・セレクション 50作品!

<<   作成日時 : 2016/08/27 08:01   >>

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 第29回ヨーロッパ映画賞のオフィシャル・セレクション50作品が発表されました。(8月23日発表)

 この中から、長編アニメーション賞、ドキュメンタリー賞、ディスカバリー賞、コメディー賞、短編映画賞を除く、各部門(作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本家賞)のノミネーションが3000名を超える会員の投票によって決定され、11月6日にセビリヤ・ヨーロッパ映画祭で発表されます。

 撮影監督賞、編集技師賞、美術監督賞、衣裳デザイナー賞、作曲者賞、音響デザイナー賞、ヘア&メイキャップ・アーティスト賞(新設)もリストの作品の中から選ばれますが、これらの部門は、ノミネーションの過程を経ずに、審査員によって、直接、受賞者が決定されます。(2013年度から新たに施行されることになった方式です)

 長編アニメーション賞、ドキュメンタリー賞、ディスカバリー賞、コメディー賞は、専門の委員会によって、以下のリストとは別にノミネーションが決定され、一方、短編映画賞のノミネーションは、ヨーロッパの15の映画祭からそれぞれの代表作品が決定され、最終的にすべてのノミネーションは、セビリヤ・ヨーロッパ映画祭で発表されます。

 ノミネーション発表の5週間後、12月10日にポーランドのヴロツワフで行なわれる授賞式ですべての受賞結果が発表されることになっています。

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 【第29回ヨーロッパ映画賞 オフィシャル・セレクション】

 ・『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』“Florence Foster Jenkins”(英) 監督:スティーヴン・フリアーズ
 出演:メリル・ストリープ、ヒュー・グラント、レベッカ・ファーガソン、サイモン・ヘルバーグ
 物語:フローレンス・フォスター・ジェンキンスは、ニューヨークの名家の相続人で、偉大な歌手になることに取りつかれていた。彼女の歌声は、彼女の頭の中では素晴らしいものに聞こえていたが、彼女以外の人にとってはひどいとしか言いようがなかった。献身的な夫でマネージャーの、セント・クレア・ベイフィールドは、プレイベートのリサイタルで、真実から彼女を守ろうとする。
 壊滅的に歌唱力がなかったとされる実在のアメリカ人オペラ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンス(1868-1944)の人生を描く。メリル・ストリープがフローレンス・フォスター・ジェンキンスを演じ、ヒュー・グラントが夫を演じる。
 ベルファスト映画祭2016出品。
 カブール映画祭2016出品。
 サラエボ映画祭2016 長編作品部門 観客賞受賞。


 ・“Suffragette”(英) 監督:Sarah Gavron
 出演:ヘレナ・ボナム・カーター、メリル・ストリープ、キャリー・マリガン、ベン・ウィショウ、ブレンダン・グリーソン、ロモーラ・ガライ、アンヌ=マリー・ダフ
 物語:イギリスでの初期婦人参政権運動を描く。女性活動家たちには、労働者が多く、必ずしも高等教育を受けていたわけではなかった。やがて平和なプロテスト活動では何も変えられないことが明らかになってくると、彼らの活動は、ラディカルになり、政府と、暴力を交えた攻防を繰り広げることになる。彼らは、平等を求める闘いの中で、仕事も家庭も子供たちも人生さえも失ってしまいそうになる。
 監督のSarah Gavronは、初監督長編“Brick Lane”(2007)で、数々の賞に輝いたイギリスの俊英で、これが第2監督長編。
 脚本:アビ・モーガン(『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)
 ハリウッド映画賞2015 主演女優賞(キャリー・マリガン)。
 インディペンデント・スピリット・アワード2015 助演男優賞受賞(ブレンダン・グリーソン)。主演女優賞(キャリー・マリガン)、助演女優賞(アンヌ=マリー・ダフ、ヘレナ・ボナム・カーター)ノミネート。
 女性映画批評家協会賞2015 女性を描いた最優秀映画、女性が作った最優秀映画、女優賞(キャリー・マリガン)、ベスト女性像、女性たちの仕事:最優秀アンサンブル、勇気ある映画制作賞、カレン・モーリー賞受賞。
 女性映画ジャーナリスト同盟賞2016 女性監督賞ノミネート。
 ロンドン映画批評家協会賞2016 英国/アイルランド女優賞ノミネート(キャリー・マリガン)。
 サテライト・アワード2016 主演女優賞(キャリー・マリガン)、脚本賞ノミネート。
 英国エンパイア賞2016 最優秀英国映画賞ノミネート。


 ・“I, Daniel Blake”(英・仏) 監督:ケン・ローチ
 出演:Dave Johns、Hayley Squires、Micky McGregor
 物語:ダニエル・ブレイクは、イギリスの北東部で暮らす59歳の大工で、病気をした後、国の福祉に頼らなければならなくなる。彼は、2人の子持ちのシングル・マザー、ケイティーと出会う。彼女もまた、国の福祉を必要としていた。「働き者」と「怠け者」(給付受給者)というレトリックがあるが、働き者であっても給付を受けなければならないようなことが、現代のイギリスで起こっている。問題を解決するためには、官僚主義的なやり方とやり合うしかなかった……。
 カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門出品。パルムドール、エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション、パルム・ドッグ Dogumanitarian Award(Shea)受賞。
 Biografilm Festival 2016出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016 ビッグ・ナイツ部門出品。
 ロカルノ国際映画祭2016 観客賞受賞。
 サラエボ映画祭2016出品。観客賞 長編作品部門 第4席。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・『ルーム』“Room”(アイルランド・カナダ) 監督:レニー・アブラハムソン

 ・“Mammal”(アイルランド・ルクセンブルク・オランダ) 監督:Rebecca Daly
 出演:レイチェル・マクアダムス、バリー・コーガン、マイケル・マクマホン
 物語:マーガレットは、バツイチで、ダブリンで暮らしている。ある日、彼女は、赤ん坊の頃に捨てた息子が、18歳になっていて、死んでいるのが見つかったと知らされる。彼女の、孤独でシンプルな生活は、悲劇的に破綻へと向かう。元夫が彼女に一過性の怒りをぶつけてくる一方で、10代のホームレス、ジョーが彼女の生活に入り込んできて、マーガレットは、彼に部屋を与えることにする。彼女は、これまで経験したことのない母親としての気分を味わう。やがて、彼女は、ジョーとの関係について、母親らしい愛情と、肉欲的な親密さを求める気持ちとの間で、揺れ始める。
 第2回監督長編。
 サンダンス映画祭2016出品。
 サンタバーバラ国際映画祭2016 最優秀インディペンデント長編作品賞受賞。
 アイルランド・アカデミー賞2016 主演男優賞(バリー・コーガン)、女優賞(レイチェル・グリフィス)ノミネート。
 ダブリン国際映画祭2016 ディスカバリー賞(バリー・コーガン)受賞。
 ミュンヘン映画祭2016 インターナショナル・インディペンデンツ部門出品。
 プーラ映画祭2016 インターナショナル・プログラム出品。


 ・“Letters from War(Cartas da Guerra)”(ポルトガル) 監督:Ivo M. Ferreira
 出演:Miguel Nunes、Margarida Vila-Nova、Ricardo Pereira、João Pedro Vaz、João Pedro Mamede
 物語:1971年。医者のAntónio Lobo Antunesは、ポルトガル軍に従軍して、内戦中のアンゴラに赴任していた。母国ポルトガルには、妊娠中の妻が彼の帰りを待っていて、Antónioは、妻へ、日々の生活を綴った手紙を送っていた。驚くべき自然のこと、地元の人々のこと、彼が面倒を見ている孤児の少女のこと、等々。ところが、戦況は次第に悪化し、彼の手紙は、不幸な世界に対する内省が色濃く滲むものになっていく。
 実在の医師で、作家でもあり、ノーベル文学賞候補とも目されるAntónio Lobo Antunesが、1971年から1973年にアンゴラに従軍していた時に妻とやりとりした手紙を元に書いた小説(2005年に出版)に基づく。
 第3回監督長編。
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 インディー・リスボア/リスボン国際インディペンデント映画祭2016出品。
 シドニー映画祭2016 出品。
 ラックス賞2016 オフィシャル・セレクション。
 サラエボ映画祭2016 キノスコープ部門出品。


 ・『ジュリエッタ』“Julieta”(西) 監督:ペドロ・アルモドバル
 出演:エマ・スアレス(Emma Suárez)、アドリアーナ・ウガルテ(Adriana Ugarte)、インマ・クエスタ(Inma Cuesta)、ダリオ・グランディネッティ(Darío Grandinetti)、ロッシ・デ・パルマ、スシ・サンチェス(Susi Sánchez)、ダニエル・グラゴ(Daniel Grao)、ミシェル・ジェネール(Michelle Jenner)、ナタリー・ポーサ(Nathalie Poza)、ピラール・カストロ(Pilar Castro)、Joaquín Notario、Blanca Parés
 物語:ジュリエッタ(Julieta)は、55歳で、マドリッドで、恋人Lorenzoと一緒に暮らしている。2人は、ポーランドに引っ越す予定だったが、偶然に娘Antíaの親友Beaと出会って、ポルトガル行きを断念する。Beaは、Antíaがスイスにいて、結婚して、子どもが3人いると言うのだ。Antíaが家を出てから12年が過ぎていた。Julietaは、いつかAntíaと連絡が取れることを期待して、彼女に向けて長い手紙を書く。それは、過去30年以上にわたって彼女が胸にしまってきた痛みを伴う秘密を打ち明けるものだった。10代の頃、Julietaは、ガリシア人漁師のXoanと出会い、愛し合うようになる。彼女は、Xoanと家族の時間と仕事とAntíaの教育を分かち合う。ところが大変な事故が起こる。落ち込んだJulietaをAntíaとBeaが支えた。だが、ある日、突然、Antíaは姿を消す。手がかりは全くなかった。
 アドリアーナ・ウガルテが若い頃のジュリエッタを、エマ・スアレスが年輩のジュリエッタを演じる。
 カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 シドニー映画祭2016出品。
 ミュンヘン映画祭2016 スポットライト部門出品。
 台北電影節2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 ホライズンズ部門出品。
 エルサレム映画祭2016出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016 ワールド部門出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 サラエボ映画祭2016出品。
 トロント国際映画祭2016 MASTERS部門出品。


 ・“Mimosas”(西・カタール・仏) 監督:Oliver Laxe
 物語:キャラバン隊がモロッコ・アトラスを旅している。一行には、死にかけた長老がいて、彼はスーフィー教徒の長老の安息の地シジルマサで葬られたいと考えている。しかし、死は待ってくれない。山は恐ろしく、キャラバン隊は遺体とともに旅し続けることを拒む。同行していた2人のならず者SaidとAhmedは、道を知っていると言い、目的地まで遺体を届けられると請け負う。即興のキャラバン隊が組まれ、Shakibは、隊を助けて、山を行くミッションに選ばれる。
 監督のOliver Laxeは、2010年のカンヌ国際映画祭監督週間に“Todos Vós Sodes Capitáns”を出品して、国際批評家連盟賞を受賞。本作が第2監督長編。
 カンヌ国際映画祭2016 国際批評家週間出品。グランプリ受賞。
 モスクワ国際映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 アナザー・ビュー部門出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 トロント国際映画祭2016 WAVELENGTHS部門出品。


 ・“The Olive Tree(El Olivo)”(西・独) 監督:イシアル・ボリャン(Iciar Bollain)
 出演:アンナ・カスティーリョ(Anna Castillo)、Javier Gutiérrez、Pep Ambrós
 物語:アルマは、20歳で、スペインの東海岸、カステリョン県にある村の養鶏場で働いている。彼女は、おじいちゃん子だが、祖父は何年か前に誰とも話さなくなっていた。祖父が食べることも拒否し始めたと聞いて、アルマには思い当たることがあった。12年前、祖父の意思に反して、家族が樹齢200年のオリーブの木を引き抜いて、売ってしまったのだ。アルマは、祖父を助けるために、オリーブの木の行方を捜し始める。
 脚本は、ポール・ラヴァティ。
 マイアミ国際映画祭2016出品。
 シアトル国際映画祭2016 監督賞次点、女優賞第3席。
 シドニー映画祭2016出品。
 エジンバラ国際映画祭2016 ベスト・オブ・フェスト。
 ミュンヘン映画祭2016 スポットライト部門出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 エコTIFF部門出品。
 ブリュッセル映画祭2016 オフィシャル・コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 エジンバラ国際映画祭2016 ベスト・オブ・フェスト。


 ・“Truman”(西・アルゼンチン) 監督:Cesc Gay
 出演:リカルド・ダリン(Ricardo Darín)、ハビエル・カマラ(Javier Cámara)、ドロレス・フォンシ(Dolores Fonzi)、エドゥアルド・フェルナンデス(Eduard Fernández)、アレックス・ブレンデミュール(Àlex Brendemühl)
 物語:2人は、幼なじみだが、今は太平洋に挟まれて、それぞれ異なる国に住み、異なる人生を送っていた。Juliánは、俳優として、マドリッドで活躍している。数学者のTomásは、カナダの大学で教壇に立っている。会うこともなく年月が流れ、突然、TomásがJuliánの家の玄関に姿を現すが、それは偶然ではなかった。Tomásは親友の具合がよくないことを知っていた。再会した2人は、まるで離れていた時間がなかったかのように、笑い、回想し、泣き、何ものにも代えがたい時間を共有する。2人ともこれが2人が会う最後となることを知っていた。彼らは、最後の旅をするために、飛行機に乗り込む……。
 トロント国際映画祭2015 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2015 オフィシャル・セレクション出品。男優賞(リカルド・ダリン、ハビエル・カマラ)、Zinemaldia FEROZ Award受賞。
 チューリヒ映画祭2015 ガラ・プレミア部門出品。
 釜山国際映画祭2015 ワールド・シネマ部門出品。
 BFIロンドン映画祭2015出品。
 ワルシャワ国際映画祭2015 特別上映作品。
 レザルク・ヨーロッパ映画祭2015出品。
 ゴヤ賞2016 作品賞、監督賞、主演男優賞(リカルド・ダリン)、助演男優賞(ハビエル・カマラ)、脚本賞受賞。
 コスモラマ・トロンハイム映画祭2016出品。
 香港国際映画祭2016 SIGNIS賞 スペシャル・メンション受賞。
 シアトル国際映画祭2016 スペシャル・プレゼンテーションズ部門出品。
 アリエル賞2016 イベロアメリカ映画賞ノミネート。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 Unirii Square部門出品。
 ブリュッセル映画祭2016出品。
 ニュージーランド映画祭2016ワールド部門出品。


 ・“Being 17(Quand on a 17 ans)”(仏) 監督:アンドレ・テシネ
 出演:サンドリーヌ・キベルラン、Kacey Mottet Klein、Corentin Fila、アレクシ・ロレ(Alexis Loret)
 物語:ダミアンとトーマスは、同じ文法のクラスを取っている。彼らは互いに嫌い合っていて、相手の侮辱に失敗する度、互いに激しく相手を攻撃する。けれどもそれは友だちになれないということにはならない。ダミアンの母はカントリー・ドクターであり、父は軍のパイロットで海外に赴任している。一方、トーマスは、山間の鄙びた農場の養子となっている。農夫の妻は、何度目かの流産の後、また妊娠していて、出産は難しいものになりそうだったため、赤ん坊を取り上げてもらうためにダミアンの母を呼び、しばらく泊まってもらうことにする。その結果、ダミアンとトーマスもしばらく同じ屋根の下で暮らすことになる。
 共同脚本は、セリーヌ・シアマ。
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 FEST国際映画祭2016(セルビア)出品。
 シドニー映画祭2016出品。
 シアトル国際映画祭2016 Galas部門出品。
 ニュージーランド映画祭2016 ワールド部門出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。


 ・“Elle”(仏・独) 監督:ポール・ヴァーホーヴェン
 出演:イザベル・ユペール、ロラン・ラフィット(Laurent Lafitte)、ヴィルジニー・エフィラ(Virginie Efira)、アンヌ・コンシニ、シャルル・ベルリング、アリス・イザーズ(Alice Isaaz)、ジュディット・マーレ(Judith Magre)、ヴィマーラ・ポンズ(Vimala Pons)
 物語:ミシェルは鉄壁の女だと思われていた。彼女は、業界をリードするビデオ・ゲーム会社のトップで、ビジネスと同様に恋愛生活においても冷酷であった。ところが、ある日、彼女は、侵入者によって家で襲われ、すべてきちんとしていなければ気が済まなかった彼女の生活がすっかり変わってしまう。ミシェルが男を追いつめた時、2人の間で奇妙でスリリングなゲームが始まり、いつ何時、コントロールできなくなるか、わからないような事態に陥った。
 『ブラックブック』以来10年ぶりのポール・ヴァーホーヴェンの長編監督作品。これまでとは違うものをやってみたいと考えて選んだのが、『ベティー・ブルー』で知られるフィリップ・ジャンの小説“Oh...”で、暴力的な内容のためアメリカで撮影することはできず、結果的に、フランスで撮影することになり、主演にイザベル・ユペールが選ばれた。ポール・ヴァーホーヴェンにとって初めてのフランス語作品となった。
 カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016 ビッグ・ナイツ部門出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・“Things to Come(Avenir)”(仏・独) 監督:ミア・ハンセン=ラヴ
 出演:イザベル・ユペール、アンドレ・マルコン(André Marcon)、ロマン・コリンカ(Roman Kolinka)、エディット・スコブ(Edith Scob)、Sarah Le Picard
 物語:ナタリーは、パリの学校で哲学を教えている。彼女は、自分の仕事に熱心であり、特に、考える喜びを伝えることが好きだった。彼女には、夫と2人の子供があり、彼女は、自分の時間を、家族と学生たちと独占欲の強い母親に振り分けていた。ある日、夫が、別に好きな女性ができたから、別れたいと言ってくる。それは、彼女にとって、それまでの生活からの解放を意味したが、それまでの生活を改め、前に進んでいかなければならないということでもあった。
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。監督賞(銀熊賞)受賞。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2016出品。
 イスタンブール映画祭2016出品。
 ブカレスト国際映画祭2016 コンペティション部門出品。監督賞受賞。
 全州国際映画祭2016出品。
 インディー・リスボア/リスボン国際インディペンデント映画祭2016出品。
 台北電影節2016出品。
 プーラ映画祭2016出品。
 エルサレム映画祭2016インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ニュージーランド国際映画祭2016 ワールド部門出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 サラエボ映画祭2016 キノスコープ部門出品。
 トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


 ・“The Unknown Girl(La Fille Inconnue)”(ベルギー・仏) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 出演:アデル・エネル、オリヴィエ・グルメ、トマ・ドレ(Thomas Doret)、クリステル・コルニル(Christelle Cornil)
 物語:ジェニーは、若き開業医で、その日の仕事を終えた夕方、クリニックの呼び鈴が鳴らされるのに気づきつつも、無視してしまう。翌日、近くで身元不明の女の子の死体が発見されたと警察から連絡を受ける。ジェニーは、自分がドアを開けなかったために、1人の女の子が死んでしまったと罪の意識を感じ、彼女の身元を調べ始める……。
 カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。
 トロント国際映画祭2016 MASTERS部門出品。


 ・『アルデンヌ』“The Ardennes(D'Ardennen)”(ベルギー・オランダ) 監督:ロビン・プロント(Robin Pront)
 物語:ケネス(Kenneth)と弟のデイヴ(Dave)と、ケネスの恋人のシルヴィー(Sylvie)が強盗に入るが、失敗し、ケネスだけが取り残されて、つかまり、刑務所に入れられる。数年後、ケネスが釈放される。デイヴとシルヴィーは、生活を立て直して、まともな仕事に就き、きちんとした家族生活を送っている。もうドラッグも犯罪もやっていない。しかし、ケネスは外の世界がすっかり変わってしまっていることを理解しようとしない。それでもデイヴは兄を助けようとするが、ケネスは永遠に失ってしまったシルヴィーとのよりを戻そうとする。シルヴィーがデイヴとつきあっていることも知らずに。
 トロント国際映画祭2015 DISCOVERY部門出品。
 ゲント映画祭2015出品。
 シカゴ国際映画祭2015出品。
 サンパウロ国際映画祭2015出品。
 レザルク・ヨーロッパ映画祭2015出品。
 ロッテルダム国際映画祭2016 Voices出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2016出品。
 グラスゴー映画祭2016出品。
 マグリット映画賞(ベルギー・アカデミー賞)2016 フラマン語映画賞受賞。
 ブリュッセル映画祭2016出品。
 EUフィルムデーズ2016出品。
 エルサレム映画祭2016出品。


 ・“The Paradise Suite”(オランダ・スウェーデン・ブルガリア) 監督:Joost Van Ginkel
 物語:望むと望まざるとに関わらず、外国からアムステルダムにやってくることになった人々の物語。ブルガリアからやってきた3人の娘たちは、モデルとして写真を撮ると言われていたが、売春婦にされてしまう。アフリカ人の少年Yayaは仕事を失い、金銭的なトラブルに陥る。スウェーデン人の作曲家Stigは行方不明になった息子Lukasを捜している。セルビア人の戦争犯罪人Ivicaはアムステルダムの歓楽街で、売春宿を営んでいる。ボスニアからやってきたSekaはIvicaの過去を知っている。それぞれの物語は、複雑に絡み合う。登場人物はみんな異なるバックグラウンドを持ち、互いに新しい人間関係に頼らざるを得ない。
 トロント国際映画祭2015 DISCOVERY部門出品。
 サンパウロ国際映画祭2015出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2015出品。男優賞(イサカ・サワドゴ)、エキュメニカル審査員賞受賞。
 米国アカデミー賞2016 外国語映画賞 オランダ代表。
 ヨーテボリ国際映画祭2016出品。
 ソフィア国際映画祭2016出品。
 シアトル国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。
 ブリュッセル映画祭2016出品。


 ・“Like Crazy(La Pazza Gioia)”(伊・仏) 監督:パオロ・ヴィルツィ
 出演:ミカエラ・ラマゾッティ、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、Bob Messini、セルジョ・アルベッリ(Sergio Albelli)、トンマーゾ・ラーニョ(Tommaso Ragno)、ヴァレンティーナ・カルネルッティ(Valentina Carnelutti)
 物語:ベアトリスは、口が軽く、億万長者の伯爵夫人と呼ばれ、自分は世界の指導者たちと親しいと信じている。ドナテッラは、刺青をしている無口な女性で、自分の中に閉じこもっている。2人は、ともに精神病院に収容されていて、奇妙な友情で結ばれ、ちょっとした楽しみと愛を求めて、冒険を行なう。
 脚本は、パオロ・ヴィルツィとフランチェスカ・アルキブージ。
 カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。
 ブリュッセル映画祭2016出品。
 ナストロ・ダルジェント賞2016 監督賞、主演女優賞(ミカエラ・ラマゾッティ、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ)、脚本賞、衣裳賞、オリジナル作曲賞受賞。
 ラックス賞2016 オフィシャル・セレクション。
 ニュージーランド国際映画祭2016 ワールド部門出品。


 ・“Don't Be Bad(Non Essere Cattivo)”(伊) 監督:Claudio Galigari
 出演: ルカ・マリネッリ、Alessandro Borghi、Roberta Mattei、Silvia D'Amico、Alessandro Bernardini
 物語:90年代。ローマ郊外。ヴィットリオとチェザレは、20代の初めで、成功を夢見ていた。彼らのまわりには、豪華な車や、ナイトクラブ、コカイン、人工麻薬などがあり、快楽主義が支配していた。彼らが生きていくには、高いコストがかかる。ヴィットリオは自分を守るためにチェザレを見捨てる。しかし、2人の絆はあまりにも強かった……。
 ベネチア国際映画祭2015 アウト・オブ・コンペティション部門出品。Pasinetti Award 作品賞、男優賞(ルカ・マリネッリ)、FEDIC Award、Sorriso Diverso Venezia Award、NuovoImaie Talent Award(Alessandro Borghi)、Gillo Pontecorvo-Arcobaleno Latino Award、AssoMusica Award受賞。
 米国アカデミー賞2016外国語映画賞 イタリア代表作品。
 バーリ国際映画祭2016 プロデューサー賞/フランコ・クリスタルディ賞、主演男優賞/ヴィットリオ・ガスマン賞(ルカ・マリネッリ)受賞。
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2016 録音賞受賞。作品賞、監督賞、主演男優賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、撮影賞、美術賞・衣裳賞、メイキャップ賞、ヘア・スタイリスト賞、作曲賞、オリジナル歌曲賞、プロダクション賞、ヤング・ダヴィッド賞ノミネート。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2016 作品賞ノミネート。
 ナストロ・ダルジェント賞2016 撮影賞、録音賞、ナストロ・オブ・ザ・イヤー賞、特別賞(ヴァレリオ・マスタンドレア)、新人女優賞(Alessandro Borghi)、ナストロ・ダルジェント ペルソール賞(Alessandro Borghi、ルカ・マリネッリ)受賞。オリジナル歌曲賞・プロデューサー賞ノミネート。


 ・“Perfect Strangers(Perfetti Sconosciuti)”(伊) 監督:Paolo Genovese
 出演:ジュゼッペ・バティストン、マルコ・ジャリーニ、アンナ・フォリエッタ、エドアルド・レオ(Edoardo Leo)、カシア・スムトゥニアク(Kasia Smutniak)、ヴァレリオ・マスタンドレア、アルバ・ロルヴァケル
 物語:長いつきあいの友人7人がディナーを囲む。彼らは、お互いに何の隠し事もないことを示すために、携帯電話をテーブルに置き、それぞれの中身をみんなで分かち合おうと言い出す。最初は、ほんの気晴らしのはずだったが、やがて気まずい雰囲気になり、実はみんな、友人やパートナーのことをほとんど知らないということを思い知らされる……。
 バーリ国際映画祭2016 トニーノ・グエッラ賞(主題賞)受賞。
 トライベッカ映画祭2016 インターナショナル・ナラティヴ・コンペティション部門出品。脚本賞受賞。
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2016 作品賞、脚本賞受賞。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2016 コメディー賞受賞。作品賞、男優賞、脚本賞ノミネート。
 ナストロ・ダルジェント賞2016 オリジナル歌曲賞、コメディー賞、キャスティング・ディレクター賞、アンサンブル・キャスト賞受賞。脚本賞、編集賞、プロデューサー賞ノミネート。
 ニュージーランド国際映画祭2016 ワールド部門出品。
 モトヴン映画祭2016 メイン・プログラム。


 ・“Köpek”(スイス) 監督:Esen Işik
 出演:Salih Bademci、Cemal Toktas、Hakan Karsak、Baris Atay
 物語:現代のイスタンブール。3人の主人公の1日を描く。10歳のCemoは、ストリートでティッシュ・ペーパーを売って、家計を支えている。彼は、長い間想い続けている少女に今日告白しようと考えている。Hayatは、望まれない結婚をして1日目からつまずく。彼女は、突然、初恋の人から連絡を受けて、こっそり会う約束をする。Ebruは、トランスセクシャルで、娼婦をして何とか生活をやりくりしている。彼女は美しく、あらゆる男性を虜にするが、彼女が夢見る男性にだけは相手にしてもらえない。
 チューリヒ映画祭2015 フォーカス:スイス・ドイツ・オーストリア映画コンペティション部門出品。
 スイス映画賞2016 作品賞、主演女優賞(Beren Tuna)、特別賞(音響編集)受賞。脚本賞、撮影賞、作曲賞ノミネート。


 ・“24 Weeks(24 Wochen)”(独) 監督:Anne Zohra Berrached
 出演:ユリア・イェンチ、Bjarne Mädel、ヨハンナ・ガストドルフ(Johanna Gastdorf)、Emilia Pieske、マリア=ヴィクトリア・ドラグス(Maria Dragus)
 物語:アストリッドはコメディアンで、夫のマルクスは彼女のマネージャーをしている。夫婦は、すべてうまくいっていた。彼らには、9歳の娘がいて、いままた新しい命がアストリッドのお腹に宿っていた。ところが、生まれてくる赤ん坊が健康ではないだろうと診断される。最初、2人は、彼らに何が待ち受けているのかよく知りもせずに、楽観的に考えていた。時間が経つにつれ、アストリッドは、生まれてくる子のことはもちろん、家族のこと、自分のキャリアのことを考えて悩むようになる。議論が重ねられた。しかし、最後に結論を出すのはアストリッドしかいなかった。
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。Prize of the Guild of German Art House Cinemas受賞。
 イスタンブール国際映画祭2016出品。


 ・『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』“The People vs. Fritz Bauer(Der Staat Gegen Fritz Bauer)”(独) 監督:ラーズ・クラウム(Lars Kraume)
 出演:ブルクハルト・クラウスナー(Burghart Klaußner)、ロナルト・ツェアフェルト(Ronald Zehrfeld)、Lilith Stangenberg、Jörg Schüttauf、セバスチャン・ブロムベルグ(Sebastian Blomberg)、Micheal Schenk、ローラ・トンケ(Laura Tonke)
 物語:1957年、ドイツ。検事総長のフリッツ・バウアーは、親衛隊(SS)中佐アドルフ・アイヒマンの行方に関する重要な情報を手に入れる。ユダヤ人強制退去の責任者であったアイヒマンは、ブエノスアイレスに潜伏しているという。バウアー自身もユダヤ人で、デンマークでの亡命生活から戻って以来、ナチス・ドイツの犯罪の加害者を裁判にかけていた。しかし、忌まわしい過去を抑え込もうとするドイツの厳しい決定により、あまり成功していなかった。バウアーは、ドイツの司法制度が機能しないことを恐れて、イスラエルの機密警察モサドとコンタクトを取り、国に対する反逆行為に加担する。彼は、復讐したかったのではない。ドイツの未来を懸念していたのだ。
 ロカルノ国際映画祭2015 観客賞受賞。
 トロント国際映画祭2015 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 バイエルン映画賞2016 男優賞受賞(ブルクハルト・クラウスナー)。
 ドイツ映画批評家協会賞2016 作品賞、男優賞(ブルクハルト・クラウスナー)受賞。
 ドイツ映画賞2016 作品賞、監督賞、助演男優賞(ロナルト・ツェアフェルト)、脚本賞、美術賞、衣裳賞受賞。主演男優賞(ブルクハルト・クラウスナー)、メイキャップ賞、音楽賞ノミネート。


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 ヨーロッパ映画賞2016 オフィシャル・セレクションのリストは、まだまだ続きます。
  
 ・ヨーロッパ映画賞2016 オフィシャル・セレクション その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_34.html

 ・ヨーロッパ映画賞2016 オフィシャル・セレクション その3:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_35.html

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 ・ヨーロッパ映画賞2016 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_23.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

 追記:
 ・ヨーロッパ映画賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_10.html

 ・ヨーロッパ映画賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_31.html

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