海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS ヨーロッパ映画賞2016 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション15作品!

<<   作成日時 : 2016/08/19 19:47   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 第29回ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞のオフィシャル・セレクション15作品が発表されました。(8月16日@ベルリン)

 ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞は、2014年までは、ノミネーション作品3作品の発表後、その中から受賞作が選ばれるだけだったのですが、ヨーロッパのドキュメンタリー映画の重要性が増してきていることを鑑み、会員にもっと多くの優れたドキュメンタリー映画を観てもらいたいという希望もあって、2015年からドキュメンタリー部門でもオフィシャル・セレクションの段階が設けられることになりました。ノミネーションも3作品から5作品に変更になっています。

 エントリーの条件は―
 ・最低70分あること
 ・2016年7月1日までにヨーロッパ映画アカデミーが認めた映画祭(下記の10の映画祭、もしくは、ベルリン、カンヌ、ロカルノ、ベネチア、サンセバスチャンといった大きな映画祭)で公式上映されているか、最低ヨーロッパの1国で劇場公開されていること
 ・エントリーの締め切りは2016年5月31日

 オフィシャル・セレクションは、エントリーされた作品の中から、ヨーロッパ映画アカデミー(EFA)のメンバーとドキュメンタリーの専門家によるセレクション委員会によって選出されますが、そのうち10作品は、以下の映画祭から1本ずつ推薦された作品(それぞれの映画祭でワールド・プレミアされた作品の中から1本ずつ選ばれる)となります。(前回より変更あり。レギュレーションでは、「エントリーと各映画祭の推薦に基づいてセレクションを決定する」とあり、必ずしも推薦作品が即セレクションに選ばれるとは書かれていませんが、あえて推薦作品を却下して別の作品を割り込ませるということもないんじゃないかと思われます。)

 ・テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭(ギリシャ) 3月上旬開催
 ・CPH:DOX (デンマーク) 3月中旬開催
 ・Cinéma du Réel (仏) 3月下旬-4月開催
 ・Visions du Réel (スイス) 4月開催
 ・クラクフ映画祭(ポーランド) 5月開催
 ・シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭(英) 6月開催
 ・Docsリスボア(ポルトガル) 10月開催
 ・イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭(チェコ) 10月開催
 ・Dokライプチヒ(独) 10月末-11月開催
 ・アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(オランダ) 11月開催

 本年度のヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞のオフィシャル・セレクション15作品は、以下の通り。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【EFA Documentary Selection 2016】

 ・“We'll Be Alright(Bref Manuel De Liberation/Liberation, the User's Guide)”(仏) 監督:Alexander Kuznetsov
 クラスノヤルスク地方チンスカヤ。孤児院から、直接、精神病院へと送り込まれたユリアとカーチャは、市民としてのあらゆる権利を奪われる。自由もなければ、仕事もなく、家族もない。ロシアの恐ろしい官僚制度の下では、これらの権利を取り戻す道のりは、果てしなく、そして厳しい。時々、成功する者も出るが、新たな自由は、見知らぬ世界へ飛び込むことでもある。カメラは、適度な距離から、内に怒りと勇気と強情さを抱えた娘たちの闘う姿をとらえる。「自由の利用ガイド」。
 Visions du Réel 2016 インターナショナル長編コンペティション部門出品。Prix du Jury Régionyon/最優秀イノヴェーション賞(Most innovative feature film)、Prix Interreligieux受賞。

画像

 ・“The Land of The Enlightened”(ベルギー・アイルランド・オランダ・独) 監督:Pieter-Jan De Pue
 監督のPieter-Jan De Pueは、最初、戦争で疲弊したアフガニスタンと新しい世代を行き当たりばったりで撮影していた。米軍が撤退し始めた時、彼はこれまで知られていなかった土地に深く入り込み始める。そこでは、子供たちがギャングと化していて、キャラバンがブルーのジェムストーンを密輸する流通ルートを支配し、戦争で取り残された鉱山から爆弾を盗み出して売り捌いていた。放置されて錆びた戦車は、彼らの遊び場となった。こうして、厳しい風景の中に新しいルールが形作られてきている。
 16mmで5年かけて撮影された。
 初長編ドキュメンタリー。
 サンダンス映画祭2016 出品。審査員特別賞撮影賞受賞。
 ロッテルダム国際映画祭2016 タイガー・アワード コンペティション部門出品。
 アイルランド・アカデミー賞2016 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 香港国際映画祭2016 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 Docアビブ国際ドキュメンタリー映画祭2016 Depth of Field Competition出品。アーティスティック・ヴィジョン賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 What’s Up Docs?部門出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016審査員大賞部門エントリー。

画像

 ・“A Family Affair”(オランダ・ベルギー) 監督:Tom Fassaert
 Tom Fassaertは、30歳の誕生日に、95歳の祖母Marianneから南アフリカに訪ねてくるようにという招待状を受け取る。その時まで、彼が祖母について知っていたのは、父が話してくれた神話とほとんどネガティヴな話ばかりだった。1950年代、Marianneは有名なモデルで、数えきれないほどの男を相手にしたファムファタルであり、母親としては、2人の息子を施設に押し込んでいた。Tom Fassaertは、招待を受けることにする。祖母は思いもかけない告白をし、旅は想像していた以上に複雑なものになる。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2015 審査員特別賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 Biografilm フェスティバル2016 Best Film Unipol Award 受賞。

画像

 ・“The Event(Событие/Sobytie)”(オランダ・ベルギー) 監督:セルゲイ・ロズニタ(Sergei Loznitsa)
 1991年8月。モスクワで共産主義者の守旧派グループによるクーデターが失敗し、70年にわたるソビエト連邦の支配が終わりを告げる。ソ連の崩壊後まもなく、ロシア連邦の三色旗がクレムリンの空にはためく。大統領のゴルバチョフは、クーデターの指導者たちに拘束され、国営テレビとラジオは奪われ、ニュースを伝える代わりにチャイコフスキーの「白鳥の湖」が流された。抗議の群衆は、モスクワのロシア共和国最高会議ビル(通称:ホワイトハウス)のまわりに集まり、ボリス・エリツィンによって導かれた民主綱領派の本拠地を守る準備を始めた。レニングラードでは、混乱したり、怯えたり、興奮したり、絶望したりした数千人の人々が街にあふれ、自分たちの運命を変えることになる事件の一部となった。あれから四半世紀後、セルゲイ・ロズニタは、1991年8月の劇的な現場を再訪し、「ロシアの民主化」の誕生として世界的に歓迎された出来事を振り返る。1991年8月のロシアで実際には何が起こったのか?
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2015 ニュー・ウェーブ・ノン・フィクション賞受賞。
 アン・アーバー映画祭2016 マイケル・ムーア賞(最優秀ドキュメンタリー賞)受賞。
 ロシア映画批評家組合賞2016 白象賞(最優秀ドキュメンタリー賞)受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 What’s Up Docs?部門出品。

画像

 ・“Fire at Sea(Fuocoammare)”(伊・仏) 監督:ジャンフランコ・ロージ
 ランペドゥーサ島は、イタリアの南方にある、地中海の島である。数年来、この島は、アフリカや中東からヨーロッパを目指す難民が流れ着く最初の場所として知られるようになり、難民の希望や困難さ、数十万の移民の運命の象徴のような場所となった。平和や自由、幸せを求める難民たちは、途中で死んでしまうことも多く、遺体となって漂着することも少なくなかった。島民たちは、この現代の人道的悲劇とも言える出来事の目撃者ともなっている。本作では、この島で暮らす12歳の少年Samuele Pucilloの目を通して、難民と島の人々の物語が語られる。
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。金熊賞、エキュメニカル審査員賞、アムネスティ・インターナショナル賞、The Berliner Morgenpost Readers' Jury Award受賞。
 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2016 作品賞・監督賞・編集賞・プロダクション賞ノミネート。
 バーリ国際映画祭2016 編集賞(ロベルト・ペルピニャーニ賞)受賞。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2016 大賞受賞。
 ナストロ・ダルジェント賞2016 特別ドキュメンタリー賞受賞。
 トロント国際映画祭2016 MASTERS部門出品。

画像

 ・『失われた美』“Lost and Beautiful(Bella E Perduta)”(伊) 監督:ピエトロ・マルチェッロ(Pietro Marcello)
 出演:Sergio Vitolo、Gesuino Pittalis、Tommaso Cestrone
 物語:愚かなる僕プルチネッラ(Pulcinella)が、ヴェスヴィオ山の底から、現代のカンパニア地方に送られる。彼の使命は、貧しい羊飼いトンマーゾ(Tommaso)の望みを聞いて、Sarchiaponeという名の若いバッファローを救うことだった。トンマーゾは、寂れた元ブルボン家の土地の世話をしていたのだが、急死したのだった。プルチネッラはその土地でSarchiaponeを見つける。1人と1頭は、イタリアを北上する旅をする。美しく、失われしイタリアの風景。ところが、彼らの旅は、思いもかけぬ結末を迎える。
 2015年の最も美しい作品とも評された作品。
 ロカルノ国際映画祭2015 ヤング審査員賞、エキュメニカル審査員賞受賞。
 「フィルム・コメント」誌が選ぶベスト・オブ・フィルム2015 劇場未公開作品部門9位。
 トロント国際映画祭2015 WAVELENGTHS部門出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2016 イングマール・ベルイマン インターナショナル・デビュー賞受賞。
 バーリ国際映画祭2016 第1-2回監督作品部門出品。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2016 撮影賞ノミネート。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 #アニマル部門出品。
 ナストロ・ダルジェント賞2016 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ミュンヘン映画祭2016 CineVision Award オナラブル・メンション受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 アナザー・ビュー部門出品。

画像

 ・“Europe, She Loves”(スイス・独) 監督:Jan Gassmann
 現代のヨーロッパの周辺で暮らす4組の夫婦の日常生活をとらえる。ダブリンのSiobhanとTerryは、ドラッグなしで生活したいと考えている。タリンのVeronikaは、息子のArturとともに、よりよい生活を送らせてほしいとHarriに期待している。Pennyは、テッサロニキと年配のNiko一家を離れてイタリアで働きたいと考えている。セビリヤのJuanとCaroは、結婚したばかりで相手に夢中で、未来についてはほとんど考えていない。政治的にバラバラになりかけているEU諸国で、彼らの日常生活は、いずれも同じような問題を抱え、彼らの関係は、それぞれの国の社会的経済的な苦境の上に成り立っている。
 Jan Gassmannと撮影監督のRamon Gigerは、パーソナルな部分にまで入り込んで、それぞれの夫婦を接写し、そのエッセンスをとらえることに成功している。パーティー三昧やドラッグは、当たり前で、彼らはセックスまでカメラの前にさらけ出している。
 ベルリン国際映画祭2016 パノラマ部門出品。オープニング作品。
 テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 シドニー映画祭2016出品。

画像

 ・“Herr Von Bohlen”(独) 監督:André Schäfer
 ドイツのティッセンにあるクルップ社(現ティッセンクルップ社)は、長い歴史を持つ重工業企業で、クルップ家が創業し、鉄鋼業から鉄道事業、軍事産業へと事業を拡大させて、巨大工業コングロマリットにまで成長させた。クルップ社は、第二次世界大戦での戦争責任を問われて、一族や幹部がニュルンベルク裁判にかけられたという歴史も持つ。そんなクルップ家の最後の後継者がアーント・フォン・ボーレン・ウント・ハルバッハ(Arndt von Bohlen und Halbach)(1938-1986)であり、本作では、そんな彼の人生をたどる。アーント・フォン・ボーレン・ウント・ハルバッハは、ホモセクシャルとして有名で、クルップ家もクルップ社も継ぐことを望まず、1966年に3.5億マルクにも上る相続(およびクルップ王国)を放棄した。(相続を拒否したため、以降、クルップ姓を名乗ることは許されていない。彼の父親アルフレートは、その翌年に亡くなっている。)その代わり、彼には、年に200万マルクのアパナージュが認められた。ホモセクシャルでありながら、アウエルスペルク家の令嬢と結婚したが、子どもはできなかった。マイアミとマラケシュを飛行機で行ったり来たりするような生活を送り、多くの借金を抱えた、とも伝えられる。長らくアルコール中毒を患い、1986年にザルツブルクの城で顎癌により亡くなった。享年48歳。
 ドイツ映画賞2016 脚本賞ノミネート。

画像

 ・“A German Life(Ein Deutsches Leben)”(オーストリア) 監督:Christian Krönes、Olaf S. Müller、Roland Schrotthofer、Florian Weigensamer
 Brunhilde Pomselは、ナチスの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスの速記者を務めた女性で、現在、104歳。歴史上最悪の犯罪を間近で目撃した最後の生き残りでもある。多くの人々は、戦争の脅威やファシズムを克服したと思っているかもしれないが、そうではないと彼女は言う。彼女の人生は、20世紀の断絶と連続性を映し出す鏡でもある。彼女自身は、自分のことを「政治的な人間ではない」とか、「末端の人間である」などと言う。彼女の人生を知ると、人々は次のように自問するに違いない。私だったらどうしただろうか? 自分のキャリア・アップとポリシーとをてんびんにかけることになったら、どうするだろうか? どんな状況でも自分の道徳観は信用できるだろうか?
 Visions du Réel 2016 インターナショナル長編コンペティション部門出品。
 ミュンヘン映画祭2016 出品。
 エルサレム映画祭2016 The Jewish Experience部門出品。

画像

 ・“21 X New York(21 X Nowy Jork)”(ポーランド) 監督:Piotr Stasik
 コミュニケーション・ツールが進化しているのにも関わらず、人間はますます孤独になっている。Piotr Stasikは、ニューヨークの地下鉄で、人種や文化、ものの見方の異なる21人の人物の隠された物語を探る。本作は、存在の意味を問うシネマ・エッセイであり、ニューヨークという都市のヒプノティックは肖像画となっている。
 クラクフ映画祭2016オープニング作品。優秀短編・ドキュメンタリー映画プロデューサー賞受賞。

画像

 ・“Mallory”(チェコ) 監督:Helena Třeštíková
 Malloryは、ヘロイン中毒で、ちゃんとした家を持たず、怪しげなボーイフレンドたちと車の中で寝起きするような生活を送っていた。ドラッグは、両親やボルシェビキへのプロテストなのだと自分に言い訳したりもしていた。ところが、妊娠したことがわかると、それまでの生活からきっぱりと足を洗う覚悟を決める。まともな家に息子と暮らすために、ウェイトレスの仕事も見つける。だが、新しい人生を生きるのは容易ではない。息子は、神経症を患って病院に入れられたし、職場に個人の問題を持ち込んだとして仕事をクビになったりもした。
 元々、Malloryは、Helena Třeštíkováがドラッグと女性というテーマで撮影していて、2002年に出会った女性のひとりだった。Malloryは、妊娠をきっかけに、過去とは決別して生きようと奮闘していて、Helena Třeštíkováは、そんな彼女に寄り添いながら、2009年から現在まで撮影を続けた。約6年の撮影で、撮影監督は6人を数え、Malloryの息子も10代になった。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 ヨーテボリ国際映画祭2016出品。
 チェコ・ライオン2016 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 香港国際映画祭2016出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2016出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 What’s Up Docs?部門出品。

画像

 ・“The Longest Run(Ο Πιο Μακρυσ Δρομοσ/O Pio Makris Dromos)”(ギリシャ) 監督:Marianna Economou
 JasimとAlsalehは、それぞれシリアとイラクからギリシャに密入国してきた未成年の難民で、ギリシャの青少年刑務所に入れられている。本作では、特別な許可を得て、カメラを青少年刑務所や法廷に持ち込んで、彼らを追い、彼らが母国を出て、ギリシャにやって来ざるを得なかった事情を示しつつ、彼らが裁判を受け、評決を待つ姿をとらえる(その間に2人は親しくなっていく)。裁判で有罪となれば、長い期間刑務所に入らなければならないし、刑務所を出られたとしても定職を見つけるのは容易ではない。刑務所から、戦争で引き裂かれた母国にいる母親との電話での会話は、彼らの置かれた状況をより明確にする。彼らの長い逃走(Longest Run)は、いつ、どのようにして終わるのか、誰にもわからない。
 Dokライプチヒ2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。オナラリー・メンション、a prize from the United Services Trade Union in Germany受賞。
 テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 ギリシャ・アカデミー賞2016 ドキュメンタリー賞ノミネート。

画像

 ・“Déjà Vu”(デンマーク) 監督:ジョン・バン・カールセン(Jon Bang Carlsen)
 ジョン・バン・カールセンは、父に棄てられ、誰にも面倒を見てもらえない子ども時代を過ごした。今では、映画監督として、フィクション、ドキュメンタリーを問わず、様々なジャンルで、40本を超える作品を手がけている。そんな彼が、自分の仕事と人生を振り返る。自伝的ドキュメンタリー。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2015出品。

画像

 ・“Becoming Zlatan(Den Unge Zlatan)”(スウェーデン・オランダ・伊) 監督:Fredrik & Magnus Gertten
 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFCに所属する、スウェーデン・マルメ出身のサッカー選手で、元スウェーデン代表でもある、ズラタン・イブラヒモヴィッチに関するドキュメンタリー。
 1999年のマルメFFでのデビューから、アヤックス・アムステルダムへの移籍、そして2005年のユヴェントスでのブレイク……。自分勝手で、自分のためにしかプレーしないと言われたマルメFF時代。厳しいマネージャーによってベンチ送りにされ、自信を失ったアヤックス・アムステルダム時代。父にお前には何もないと言われた18歳の時。若く才能を持ちながら、トラブルを抱えていたサッカー少年が、スター選手になっていく様子をたどる。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 What’s Up Docs?部門出品。
 エジンバラ国際映画祭2016出品。

画像

 ・“Mr. Gaga”(イスラエル・スウェーデン・独・オランダ) 監督:Tomer Heymann
 オハッド・ナハリン(Ohad Naharin)は、イスラエルのコンテンポラリーダンサー、振付師で、22歳からバットシェバ舞踊団(The Batsheva Dance Company)に参加し、マーサ・グレアム、モーリス・ベジャールに師事したニューヨーク留学を経て、1990年から同舞踊団の芸術監督を務めている。本作は、8年にわたって、オハッド・ナハリンとバットシェバ舞踊団を追ったドキュメンタリーで、未公開映像、リハーサル・シーン、見事なダンス風景などで構成されている。「モダン・ダンスの定義を一新したアートの天才による魅惑の物語。」
 SXSW映画祭2016 ドキュメンタリー・スポットライト部門 観客賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2016 観客賞第12位。
 トランシルヴァニア国際映画祭2016 特別上映作品。
 上海国際映画祭2016 金爵奨コンペティション ドキュメンタリー部門出品。

画像

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 全体的に、政治色が強かったり、社会性が濃かったりする、重いテーマの作品が多く並んでいます。

 以上15作品の中から、EFAのメンバーの投票によって、ノミネーション5作品に絞り込まれ、11月5日にセビリヤ・ヨーロッパ映画祭で全ノミネーションが発表され、12月10日にポーランドのヴロツワフで授賞式が行なわれます。

 ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞は、隔年でややマイナーな作品が選ばれ、隔年で米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるような作品が受賞を果たしていて、本年度はややマイナーな作品が選ばれる年まわりになっています。

 でも、まあ、多数決投票でもあり、有力作品をわざわざ外すようなこともないので、順当であれば、“Fire at Sea(Fuocoammare)”が受賞するのではないかと予想されます。

 昨年度のドキュメンタリー賞レースは、ヨーロッパ映画賞からず〜っと『ルック・オブ・サイレンス』と『AMY エイミー』の一騎打ちで、ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞も米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞も『AMY エイミー』が受賞しましたが、本年度はどうでしょうか。

 *この記事がなかなか参考になった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・ヨーロッパ映画賞2015 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_21.html
 ・ヨーロッパ映画賞2014 ドキュメンタリー賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_2.html
 ・ヨーロッパ映画賞2013 ドキュメンタリー賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_7.html
 ・ヨーロッパ映画賞2012 ドキュメンタリー賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201210/article_30.html

 追記:
 ・ヨーロッパ映画賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201611/article_10.html

 ・ヨーロッパ映画賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201612/article_31.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ヨーロッパ映画賞2016 ドキュメンタリー賞 オフィシャル・セレクション15作品! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる