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zoom RSS トロント国際映画祭2016 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門 33本!

<<   作成日時 : 2016/08/17 23:02   >>

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 【CONTEMPORARY WORLD CINEMA】 33本

 ・“Handsome Devil”(アイルランド) 監督:John Butler [ワールド・プレミア]
 出演:Fionn O'Shea、ニコラス・ガリツィン(Nicholas Galitzine)、Moe Dunford、マイケル・マケルハットン(Michael McElhatton)、アンドリュー・スコット(Andrew Scott)
 物語:ネッドは16歳で、デリケートで音楽が好きな少年。彼は、ラグビーが盛んな寄宿学校にやってきて、ラグビー・チームのスター選手コナーと同室にされる。2人は全くタイプが違ったが、奇妙な友情を築いていく。一方、パスカルはラグビーのコーチであり、シェリーは熱血な英語教師で、それぞれに自分のルールを持っていて、少年たちのために対立する。


 ・“Heaven Will Wait”(Le Ciel Attendra)”(仏) 監督:マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール(Marie-Castille Mention-Schaar) [北米プレミア]
 出演:ノエミ・メルラン(Noémie Merlant)、Naomi Amarger、クロティルド・クロウ、サンドリーヌ・ボネール、ジヌディーヌ・スアレム(Zinedine Soualem)
 物語:メラニーは16歳で、母親と一緒に暮らしている。彼女は、学校や友だち、チェロを弾くことが好きで、世界を変えたいと思っていた。ある日、彼女は、インターネットで一人の少年Daeshと知り合い、恋に落ちる。ところが、彼女は次第に彼によって洗脳されていき、彼女の世界観は変わっていく。ソニアは17歳で、家族が天国には行けなくなるようなほとんど取り返しのつかないようなことをする。彼らは、テロリズムに誘い込まれ、名前を変えて、シリアに向けて出発しようとする。果たして彼らは、手遅れになる前に引き返すことができるだろうか。
 ロカルノ国際映画祭2016 ピアッツァ・グランデ部門出品。


 ・“After Love”(L’Économie Du Couple)”(仏・ベルギー) 監督:Joachim Lafosse [インターナショナル・プレミア]
 出演:ベレニス・ベジョ、セドリック・カーン、Jade Soentjens、Margaux Soentjens、マルト・ケラー(Marthe Keller)
 物語:マリーとボリスは、15年の結婚生活の後、離婚を決断する。マリーは、2人の娘と住んでいた家を手に入れるが、ボリスは、住む家を見つけることができず、同居し続けることになる。
 カンヌ国際映画祭2016 監督週間出品。
 ミュンヘン映画祭2016 シネマスターズ・コンペティション部門出品。


 ・“Indivisible(Indivisibili)”(伊) 監督:Edoardo de Angelis [インターナショナル・プレミア]
 出演:Angela Fontana、Marianna Fontana、アントニア・トゥルッポ(Antonia Truppo)、Massimiliano Rossi、Tony Laudadio、Marco Mario De Notaris、ガエターノ・ブルーノ(Gaetano Bruno)、Gianfranco Gallo、ペッペ・セルヴィッロ(Peppe Servillo)
 物語:デイジーとヴィオレは、美しい声を持ち、結婚式や聖体拝領、洗礼などに呼ばれて歌を歌った。彼らが引っ張りだこになったのには、歌が素晴らしい以外に理由があった。彼らは、結合性双生児だったのだ。2人は、歌を歌って、家計を支えるようになった。ところが、彼らが18歳の時、こうした状況に変化が訪れる。彼らを見たイギリス人の医者が、自分なら2人を切り離すことができると宣言したのだ。
 第2監督長編。
 ベネチア国際映画祭2016 ベネチア・デイズ部門出品。


 ・“Marie Curie, The Courage of Knowledge”(独・仏・ポーランド) 監督:Marie Noëlle [ワールド・プレミア]
 出演:カロリーナ・グルシュカ(Karolina Gruszka)、Arieh Worthalter、シャルル・ベルリング、アンドレ・ウィルム、マリック・ジディ(Malik Zidi)、ザムエル・フィンツィ(Samuel Finzi)、ダニエル・オルブリフスキー、Izabela Kuna、ザビン・タンブレア(Sablin Tambrea)
 物語:1905年、マリーとピエールのキュリー夫妻は、放射現象の研究によってノーベル賞を受賞した。悲劇的な事故によって、ピエールが突然亡くなった後、マリーは、2人の幼い娘と一緒に残される。母として科学者としての義務を自覚した彼女は、癌に「キュリー療法」を施し、研究を続けた。ところが科学は男の世界で、マリーの偉業はなかなか受け入れられなかった。彼女は、2度目のノーベル賞受賞を前に、夫の教え子との不倫スキャンダルに巻き込まれ、誹謗を浴びる。


 ・“Mister Universo”(オーストリア・伊) 監督:Tizza Covi、Rainer Frimmel [北米プレミア]
 物語:Tairoは、サーカスでライオン使いをしている青年である。彼は、幸運のお守りをなくして、昔、彼にそれをくれた、元ミスター・ユニバースこと、Arthur Robinを捜して、イタリア中を旅してまわる。
 “La pivellina”(2009)が世界中で高く評価された監督コンビの最新作。
 ロカルノ国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。


 ・“Zaćma: Blindness”(ポーランド) 監督:リシャルト・ブガイスキ(Ryszard Bugajski) [ワールド・プレミア]
 出演:Maria Mamona、Malgorzata Zajaczkowska、ヤヌス・ガヨス(Janusz Gajos)、Marek Kalita
 物語:ポーランド人民共和国時代に、公安省大佐を務めたJulia Brystiger(1902-75)の人生の、定かではないエピソードから。Julia Brystigerのニックネームは“Bloody Luna”(血まみれの狂人)である。なぜなら、尋問の間、最悪のやりかたで囚人を拷問したからだ。1960年代初め、彼女はワルシャワ近くのLaskiにある盲人のための施設を訪れた。そこには、ポーランド首座大司教であるStefan Wyszynski枢機卿もまたしばしば訪れていた。1953年から56年の間、彼を投獄した責任者もほかならぬJulia Brystigerだった。枢機卿との会話は困難で、荒れまくったが、Julia Brystigerは、共産主義のイデオロギーを拒絶して、自分の罪は許され、神を見出す助けを得られるかどうか、知りたかったのだ。


 ・“We Are Never Alone(Nikdy Nejsme Sami)”(チェコ・仏) 監督:Petr Vaclav [北米プレミア]
 物語:チェコのどこか。ある村の傍を高速道路が通っている。妄想癖のある刑務所の看守が引っ越してくる。彼は、隣人と親しくなるが、隣人は心気症を抱えていて、働いておらず、地元の食料品店に勤める妻に支えてもらっている。その妻は、生活と2人の子どもたちの面倒を見ることに疲れ、ナイトクラブに勤める警備員に惹かれ始めていた。警備員は、クラブのストリッパーのことが好きで、彼女は、子どもの父親が刑務所から出所してくるのを待っていた。その刑務所とは、村に引っ越してきた看守が働いている刑務所にほかならない。彼らの生活は、道路で結びつけられているが、人生は何も与えてくれない。行き止まりだ。出会いは、反乱と不合理な希望と狂気をもたらす。最初は白黒だった世界に明るい色が混じってくる。しかし、われわれはどこにいるのか? そしてどこへ向かおうとしているのか?
 ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。The Tagesspiegel Readers' Jury Award受賞。
 ブリュッセル映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 チェコ映画2015-2016部門出品。


 ・“Death in Sarajevo”(Smrt U Sarajevu)”(ボスニア ヘルツェゴビナ・仏) 監督:ダニス・タノヴィッチ [北米プレミア]
 出演:ジャック・ヴェベール(Jacques Weber)、Snežana Vidović、イズディン・バイロヴィッチ(Izudin Bajrović)、Vedrana Seksan、Muhamed Hadžović
 物語:2014年6月28日。ホテル・ヨーロッパは、サラエボで最高のホテルである。支配人のオマールは、外交のVIPの代表団を迎えるべく準備をしている。この日は、第1次世界大戦を勃発させたとみなされている暗殺事件から100周年に当たり、平和と理解へのアピールがここで行われることになっていた。その一方で、ホテルの従業員たちには別の悩みがあった。彼らには、何か月も給料が支払われておらず、ストライキが実行されようとしていた。ストライキのリーダーに選ばれたのは、ランドリー担当のHatidzaであったが、レセプションで働くことになっていた娘のLamijaは、父がストライキに関わることに反対だった。立ち入り禁止となったプレジデンシャル・スイートでは、フランスからのゲストがスピーチのリハーサルをし、また、テレビのレポーターは、戦争とその結果に関するインタビューしようとクルーの指揮を取っていた。1914年に暗殺事件を起こしたガヴリロ・プリンツィプガヴリロ・プリンツィプは、果たして犯罪者なのか、それとも国民的英雄なのか? 現在までに彼の行為が落としている長い影はいったい何なのだろうか?
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 エルサレム映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。


 ・“The Fixer(Fixeur)”(ルーマニア・仏) 監督:Adrian Sitaru [ワールド・プレミア]
 物語:実話に基づく物語。若い売春婦がフランスからトランシルヴァニアに強制送還されるという事件があって、トップ・リポーター率いるTVクルーがこれを取材する。若いジャーナリストのRaduは、これが自分の名前を上げる絶好のチャンスだと考え、クルーに同行して、あらゆる障害を乗り越え、いい記事を書こうと意気込む。ところが、この事件は、予想以上にトリッキーなところがあり、ゴールに近づけば近づくほど、モラルの限界に近づいていく。
 “Ilegitim(Illegitimate)”をベルリン国際映画祭2016のフォーラム部門に出品して、CICAE賞を受賞したAdrian Sitaruの最新作。


 ・“Pyromaniac(Pyromanen)”(ノルウェー) 監督:エーリク・ショルビャルグ(Erik Skjoldbjærg) [インターナショナル・プレミア]
 物語:平和な村で、放火が発生する。1週間も経たずに、また放火が起こる。小さなコミュニティーに恐怖が広がる。平和な村の表面を剥ぐと、地獄が顔を覗かせる。地元の警察官が信じられない真実を発見する。放火魔は、地元の若い消防隊員で、消防隊長の息子だったのだ。若い青年の心の中で、消防隊員と放火魔がせめぎ合う。
 トーキョー ノーザンライツ フェスティバル2014で『Nokas』が上映されているエーリク・ショルビャルグの最新作。


 ・“Zoology”(Zoologiya)”(ロシア・仏・独) 監督:Ivan I. Tverdovsky [北米プレミア]
 物語:ナターシャは、孤独な中年女性で、動物園で管理職員をしている。彼女は、信心深い母親との2人暮らしで、人生はこのまま変わることなく続いていくのだろうと考えていた。ところが、ある日、彼女は自分に尻尾が生えてるのを見つける。病院で見てもらっている間、彼女は若い放射線医ピヨートルと出会い、人生が変わる……。
 ソチ・オープン・シネマ映画祭2016 女優賞(Natalya Pavlenkova)、Prize of the Guild of Russian Film Scholars and Film Critics受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 オフィシャル・セレクション出品。審査員特別賞受賞。


 ・“In Between”(Bar Bahr)”(イスラエル・仏) 監督:Maysaloun Hamoud [ワールド・プレミア]
 物語:SalmaとLailaは、イスラエルの市民権を持つパレスチナ人で、イスラエル北部の村からテルアビブにやってきた。彼らは、自由な生活を望み、伝統的で保守的なアラブ社会のあらゆるタブーを破った。しかし、パレスチナ人は、多数派のイスラエル人の中には、完全には溶け込むことができない。イスラエルの国境に位置するアラブ人町Umm al-Fahmから、敬虔なムスリムの娘Nurがやってきたことで、彼らの生活は揺さぶられる。彼らは、クラブの前で、ひとりのパレスチナ人男性と会う。彼は、Nurと同郷なのだが、家族には、自分がホモセクシャルであることを隠していた……。
 パレスチナ-イスラエル社会で暮らす多くのパレスチナ人が直面する現実を描いた物語。
 初監督長編。“Gett: The Trial of Viviane Amsalem”の監督Shlomi Elkabetzがプロデューサーを務める。監督のMaysaloun Hamoudは、The Minshar School of Art in Tel Aviv時代のShlomi Elkabetzの教え子であり、“Gett: The Trial of Viviane Amsalem”の成功が、本作の製作を軌道に乗せた。
 サンセバスチャン国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ部門出品。


 ・“Past Life”(イスラエル) 監督:アヴィ・ネッシャー(Avi Nesher) [ワールド・プレミア]
 物語:実話に基づく物語。1977年。Ella Milch-Sheriffは、クラシック音楽を手がける内気なイスラエル人作曲家で、姉のShosh Milch-Avigalは、好戦的で、政治もポルノも扱う雑誌の編集者である。彼らは、自分たちの人生に暗い影を落としている戦時中の謎を解明しようとして、ホロコーストを生き延びた父の恐ろしい秘密を探り当ててしまう。
 「過去」を題材にした3部作の第1作。


 ・“The Women’s Balcony”(Ismach Hatani)”(イスラエル) 監督:Emil Ben Shimon [ワールド・プレミア]
 物語:エルサレム。ユダヤ教超正統派とコミュニティーの間で、フェミニズムは排除される。バル・ミツワー(ユダヤ教の男子の成人式)のお祝いの最中にアクシデントが起こり、ジェンダーの亀裂が生じる。男たちは逃げ出し、妻たちが残される。カリスマ的なラビが彼らの生活に口を挟んでくるが、女たちのグループが、自分たちのコミュニティーをまとめ、伝統を守ろうと奮闘する。家父長的な権威に対し、真実を語ろうとする女たちの、善良で、人を鼓舞する物語。
 イスラエル・アカデミー賞(Ophir賞)2016 助演男優賞、助演女優賞、衣裳賞、メイキャップ賞、音楽賞ノミネート。


 ・“Clair Obscur(Tereddüt)”(トルコ・独・ポーランド・仏) 監督:イエスィム・ウスタオウル [ワールド・プレミア]
 物語:ElmasとChenazは、全く異なる人生を送ってきた。一方は、保守的な主婦で、性差別的な伝統に抑圧されているように見え、もう一方は、長いつきあいのパートナーを持つ精神科医で、現代の道徳観からは自由に見える。2人には、見た目以上に共通点も多い。
 現代トルコ女性の可能性と限界を探った作品。


 ・“Ember(Kor)”(トルコ・独) 監督:ゼキ・デミルクブズ(Zeki Demirkubuz) [インターナショナル・プレミア]
 物語:夫のCemalがルーマニアで逮捕されて、Emineは、緊急手術が必要な息子を抱えて、ひとり残される。彼女は、仕立て屋で仕事を得、そこでかつての夫のボスであるZiyaと再会する。Ziyaは、かつて自分が好きだった女性が直面している現状を知って、無関心ではいられない。数か月後、Cemalが戻ってくる。彼は、妻が仕立て屋で働いていて、息子も元気なことを知る。病院での手術代は、Ziyaが払ってくれたことも偶然に知るが、Emineはこれを内緒にしている。彼は、自分の行ないに対し、Ziyaに罪の意識を持っていたが、一方で、Emineに激しく嫉妬もしていた。Cemalは、この現実に向き合うべきだろうか、それとも無視すべきだろうか。
 イスタンブール国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。


 ・“White Sun(Seto Surya)”(ネパール・米・カタール・オランダ) 監督:Deepak Rauniyar [北米プレミア]
 物語:少女Poojaは、母Durgaと愛する祖父とともに、ネパール北部の丘陵で暮らしている。父Agniは、反体制のパルチザンで、何年も前に村を出て行ってしまっていて、Poojaは、父親の顔を知らない。祖父が亡くなり、Agniが帰ってくる。Agniは、戦争の傷を負っている。彼は、女手ひとつで娘を育ててきたDurgaと話すだけで一苦労だ。村の医者Surajiは、一家とは最も親しい友人だが、内戦時は、Agniと敵味方に分かれて戦っていて、今回もまた大ケンカしてしまう。遺体は、川まで降りて行って火葬にしなければならないが、急な山道を遺体を下すのに人手が必要となる。村の長老たちからのプレッシャーの中、村の外部に助けを求めに行く。それには、内戦時、彼が取り除こうしていた厳しいカースト制や性的差別にも従わなければならない。
 ベネチア国際映画祭2016 Orizzonti部門出品。


 ・“Apprentice”(シンガポール・独・仏・香港・カタール) 監督:ブー・ジュンフェン(Boo Junfeng) [北米プレミア]
 物語:28歳の刑務所看守が、死刑執行人のチーフと親しくなり、次第に彼の後継者になるべく教え込まれていく。
 日本でも『Sandcastle』や短編作品が紹介されているブー・ジュンフェン監督の第2監督長編。
 カンヌ国際映画祭2016 ある視点部門出品。


 ・“The Road to Mandalay(再見瓦城/Zai Jian Wa Cheng)”(ミャンマー・台湾・中・仏・独) 監督:ミディー・ジー [北米プレミア]
 物語:LianqingとGuoは、タイに密入国して、知り合う。Lianqingはレストランで皿洗いの仕事を見つけ、Guoは郊外の繊維工場で働く。ところが、Guoの、Lianqingに対する信頼は次第に薄れていく。
 ベネチア国際映画祭2016 ベネチア・デイズ部門出品。


 ・“Soul on A String(皮縄上的魂)”(中) 監督:チャン・ヤン [インターナショナル・プレミア]
 物語:チベットの密林の中。Tabei(塔貝)は、非情な猟師で、これまで数えきれないほど鹿を殺してきた。ある時、彼は、殺した鹿の口の中から天珠を見つける。突然、強い光に打たれた彼は死ぬ。仏さまが彼を地獄から呼び戻し、この天珠は何千年もの間チベットに伝わる聖なる数珠で、これの導きがあればパドマサンバヴァパドマサンバヴァの棕櫚が生える聖なる地に行くことができ、すべての罪が許されるであろうと告げる。Tabei(塔貝)は、棕櫚の地へと旅に出る。その途上で、孤独な牧羊女Joan(琼)と不思議な力を持つ妖精のPu(普)と出会う。3人で旅を進めるうち、Tabei(塔貝)の家族の諍いに巻き込まれたり、天珠を求める恐ろしい殺し屋に追われたりする。すべての困難を乗り越えた後、あらゆる人々の憎しみや執着、罪は、輪廻から救済される。
 上海国際映画祭2016 金爵奨コンペティション部門出品。撮影賞受賞。


 ・“The Patriarch(Mahana)”(ニュージーランド) 監督:リー・タマホリ [北米プレミア]
 物語:1960年のニュージーランド。2つのマオリ族の一家、Mahanas家とPoatas家は、ともに東海岸で、羊毛の刈り込みをして生計を立てていた。2つの一家は、敵どうしで、年に1回の羊毛の刈り込みコンテストではライバルだった。14歳のSimeonは、Mahanas家の一員で、勇気があり、権威主義的な祖父Tamihanaとその考え方に反発していた。彼は、2つの一家の間にある長い対立の原因を探ろうとする。その後、Mahanas家の権威と階層が崩れ始める。というのも、Tamihanaが、誇り高いのと同じくらい頑固で、新しいやり方を学ぼうとも黙認しようともしないからだった。
 『クジラの島の少女』で知られるマオリ人作家ウィティ・イヒマエラ(Witi Ihimaera)の小説の映画化。
 ベルリン国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門出品。


 ・“The Rehearsal”(ニュージーランド) 監督:アリソン・マクリーン(Alison Maclean) [北米プレミア]
 出演:ケリー・フォックス、ジェームズ・ロールストン(James Rolleston)、アリス・イングラート(Alice Englert)、エラ・エドワーズ(Ella Edward)、Kieran Charnock、Michelle Ny、Scotty Cotter、Marlon Williams
 物語:スタンリーは、舞台に立つことを夢みて、都会に出てきて、演劇学校に入学する。彼は、15歳の少女イゾルデと出会って、恋をする。カリスマ的な指導教官ハンナに目をつけられたスタンリーは、彼女の指導により、自分でも知らなかった才能と野心を発見する。イゾルデの姉ヴィクトリアが、セックス・スキャンダルに巻き込まれた時、スタンリーのクラスは、それを年度末の舞台の題材に選び、スタンリーは自分自身が深く引き裂かれるような思いを味わう。
 ブッカー賞最年少受賞記録を更新したことで話題になったニュージーランドの作家エレノア・カットンの、同名の処女作の映画化。
 『ゴシップガール』『THE TUDORS 〜背徳の王冠〜』『Lの世界』『ホミサイド/殺人捜査課』など多くのTVシリーズを手がけるアリソン・マクリーンの17年ぶりの長編映画作品。


 ・“Tramps”(米) 監督:Adam Leon [ワールド・プレミア]
 出演:カラム・ターナー(Callum Turner)、Grace Van Patten、マイク・バービグリア(Mike Birbiglia)、マーガレット・コリン(Margaret Colin)、Michal Vondel、Louis Cancelmi
 物語:ニューヨーク。夏の日。ダニーは、兄の代理で怪しげな仕事を請け負う。ところが、強盗に遭い、ブリーフケースを盗まれ、名前を間違えられるという不運に見舞われる。しかし、エリーと出会って、行動を共にし、予想もしていなかったロマンスを経験する。
 初監督長編“Gimme the Loot”(2012)がカンヌ国際映画祭ある視点部門に選ばれて、注目を浴びたAdam Leonの第2監督長編。
 既に好調なセールスが報告されている。


 ・“Tamara and The Ladybug(Tamara y La Catarina)”(メキシコ・西) 監督:Lucía Carreras [ワールド・プレミア]
 物語:現代のメキシコ。社会の周辺に孤独で誰にも気づかれずに暮らしている2人の女性が、思いもかけず、迷子を世話をすることになる。その過程で、彼らは、想像以上に親しくなり、相手に自分が自分に感じている以上の価値を見出し、互いに相手が背負っている重荷を軽減する役割を果たす。


 ・“Ayiti Mon Amour”(ハイチ・米) 監督:Guetty Felin [インターナショナル・プレミア]
 物語:大地震から5年後のハイチ。地震で父親を失って悲しみに暮れる少年Orphéeは、海で泳いでいて、自分の体が電流を発することを発見する。年老いた漁師Jaurèsは、海でなら病気の妻Odessaの治療方法が見つけられるのではないかと考える。町のどこか。ある詩神は、自分の作家に対して忍耐が切れ、彼が書いている物語から逃れて、自分自身の人生を生きようと決心する。


 ・“Santa & Andres(Santa y Andrés)”(キューバ・コロンビア・仏) 監督:Carlos Lechuga [ワールド・プレミア]
 物語:1983年。キューバ東部の山岳地帯。アンドレアスは、50代の反体制派のゲイ作家で、「イデオロギーに問題あり」として政府によってブラックリストに載せられていた。何か大きな出来事があった時、地元の娘サンタは、彼の様子を見張るように指示されていた。アンドレアスとサンタは全く逆の立場にいる。しかし、彼らには想像以上の共通点があった。


 ・“The Animal’s Wife(La Mujer Del Animal)”(コロンビア) 監督:Víctor Gaviria [インターナショナル・プレミア]
 物語:Amparoは、修道院を逃げ出して、姉の家の近くまでたどり着く。いとこのLibardoは、Amparoのことが好きで、彼女を自分の家に住まわせる。地元の人間は、Libardoが怖くて手出しはできない。Amparoは、Libardoの妻になり、彼の子を産まなければならない。Amparoは、愛と忍耐によって、生き延び、娘を守らなければならない。それとも、暴力の連鎖の果てに、暴力の犠牲者になってしまうのだろうか。


 ・“Aquarius”(ブラジル・仏) 監督:Kleber Mendonça Filho [北米プレミア]
 出演:ソニア・ブラガ、Jeff Rosick、イランヂール・サントス(Irandhir Santos)
 物語:クララは、ブラジルのレシフェにある、裕福で伝統的な一家に生まれ、音楽評論を仕事にしていたが、今は、65歳になり、夫もすでになく、仕事からも退いている。彼女が住んでいるのは、海に面したボア・ビアジェン通りに建つ「アクエリアス」と呼ばれる2階建てのアパートだが、1940年代に建てられた上流階級用のこの建物も、クララが最後の住人となっている。近隣のアパートは、新しいプロジェクトを進めている会社がすべて買収済みで、その会社は「アクエリアス」をも狙っていて、ここで一生を終えたいと考えているクララとの間に冷戦を繰り広げている。この冷戦は、クララに緊張を強い、日常生活に支障が出るほど彼女を疲弊させているが、一方で、彼女は、自分が愛した者たちや、自分の過去や未来について考えるようになっている。
 カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 ホライズンズ部門出品。
 エルサレム映画祭2016 スピリット・オブ・フリーダム部門出品。


 ・“A Decent Woman(Los Decentes)”(オーストリア・韓・アルゼンチン) 監督:Lukas Valenta Rinner [北米プレミア]
 物語:ブエノスアイレスの郊外。ひとりの掃除婦が、排他的なゲーテッド・コミュニーティーで働くことになり、高く安全なフェンスで囲まれたヌーディストたちの奔放なクラブの中で、性的精神的に自由な旅へと乗り出す。
 全州国際映画祭2016 全州シネマ・プロジェクト部門出品。
 サラエボ映画祭2016 長編コンペティション部門出品。


 ・“Brooks, Meadows and Lovely Faces(Al Ma’ Wal Khodra Wal Wajh Al Hassan)”(エジプト) 監督:ユスリー・ナスラッラー(Yousry Nasrallah) [北米プレミア]
 物語:Yehiaは、2人の息子RefaatとGalalとともに、披露宴専門のケータリング会社を営んでいる。彼の姪Karimaは、Refaatと結婚するものと思われていたが、彼女は別の相手を考えていた。一方、Refaatは、UAEから戻ってきたばかりのバツイチのShadiaを愛していた。Shadiaも彼に惹かれていたが、年齢と階級の違いが心配だった。Galalは、女たらしで、激しい過去があった。彼は、Karimaの妹と結婚していたが、彼女は息子Amirを生んで死んでしまった。Farid Abou RayyaとOm Roayaの結婚式があり、Yehiaたちがケータリングを請け負う。2人は、Yehiaに自分のビジネスを売りつけようとしていた。Karimaは、その結婚式の間に、自分が愛している相手に気持ちを打ち明ける方法を見出さなければならない。
 ロカルノ国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。


 ・“The Wedding Ring(Zin’naariyâ!)”(ナイジェリア・ブルキナファソ・仏) 監督:Rahmatou Keïta [ワールド・プレミア]
 物語:若い女性が、神秘的な新月の約束を待って、失恋の痛みから立ち直ろうとする。


 ・“Vaya”(南ア) 監督:Akin Omotoso [ワールド・プレミア]
 物語:ヨハネスブルクとソウェトが舞台で、実話に基づく3つの物語が展開する。
 Nhlanhlaは、田舎で育ち、大都市で暮らすいとこに仕事を紹介してもらう。Nkuluは、父の遺体を引き取りに行く。Zaneleは、叔母の子どもを引き取って、母親と一緒に暮らす。1つの出来事が彼らの人生を永遠に変えてしまうかもしれない。


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 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門は、これで全部かどうかはまだわかりませんが、現時点では昨年の約半分くらいにとどまっています。
  
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 ・トロント国際映画祭2016 SPECIAL PRESENTATIONS部門 ラインナップ(続き):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_30.html

 ・トロント国際映画祭2016 カナダ作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_8.html

 ・トロント国際映画祭2016 MIDNIGHT MADNESS、SHORT CUTS、TIFF CINEMATHEQUE、VANGUARD部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_11.html

 ・トロント国際映画祭2016 TIFF DOCS部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_13.html

 ・トロント国際映画祭2016 PLATFORM部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201608/article_14.html

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