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zoom RSS プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 コンペティション部門ラインナップ!

<<   作成日時 : 2016/07/22 08:49   >>

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 第20回プチョン国際ファンタスティック映画祭(7月21日-31日)のラインナップです。

 プチョン国際ファンタスティック映画祭は、ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟に加盟している22の映画祭の1つです。

 ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟加盟映画祭は、「ヨーロッパ」と銘打ちながら、3つの北米の映画祭と2つの中南米の映画祭、1つのアジアの映画祭を含み、

 ブリュッセル、シッチェス・カタロニア(西)、ストラスブール(仏)、ヌーシャテル(スイス)、ルンド(スウェーデン)、プチョン(韓)、Fantaspoa(ブラジル)の各ファンタスティック映画祭のほか、アベルトワール・ホラー映画祭(アベリストウィス、ミッド・ウェールズ)、MOTELxリスボン国際ホラー映画祭(ポルトガル)、サンセバスチャン・ホラー&ファンタジー映画祭(西)、ファンシネ・マラガ国際ファンタスティック映画祭(マラガ、西)、モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭(西)、レンヌ短編映画祭(仏)、ラゾール・リール・ファンタスティック映画祭(ブリュッヘ、ベルギー)、イマジン・フィルム・フェスティバル(アムステルダム)、トリエステ国際サイエンス・フィクション映画祭(伊)、グロスマン・ファンタスティック・フィルム&ワイン・フェスティバル(スロヴェニア)、ハープサル・ホラー&ファンタジー映画祭(エストニア)、ファンタジア国際映画祭(モントリオール)、スクリームフェスト・ホラー映画祭(LA)、ファンタスティック・フェスト(オースティン、米)、Mórbidoフェスト(メキシコ)

 があります。

 プチョン国際ファンタスティック映画祭は、ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟に加盟している映画祭としてアジア唯一の映画祭であり、かつ、アジア最大規模のファンタスティック映画祭となっています。

 20年目を迎えた今年は、部門構成の見直しが図られ、これまでの「ディスカバリーズ部門」「ビジョン・エクスプレス部門」「ザ・マスターズ部門」「アニ・ファンタ部門」が、「ワールド・ファンタスティック・シネマ部門」に統合され、「ワールド・ファンタスティック・シネマ部門」は作品内容によって「レッド」と「ブルー」という2つに分けられることになりました。

 また、20年目にして初めて、韓国映画を対象としたコンペティション部門「コリアン・ファンタスティック部門」が新設されました。

 全体的に見ると、韓国映画以外では、ワールド・プレミア作品はさほど多くありませんが、トータルの上映本数では、前回より85本も増えて、過去最高の320本となり(36%増)、映画祭として1ランク、スケールアップした、と言っていいかもしれません。

 韓国の国内経済という観点でも、全世界的な映画祭事情から見ても、近頃、景気のいい話はあまり聞かれていなかったので、久々の明るい話題ですね。

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 ◆オープニング作品(Opening Film)

 ・“Captain Fantastic”(米) 監督:マット・ロス [アジア・プレミア]
 出演:ミッシー・パイル、キャスリン・ハーン、ヴィゴ・モーテンセン、スティーヴ・ザーン、ジョージ・マッケイ、フランク・ランジェラ、アナリース・バッソ、アン・ダウド、エリン・モリアーティ
 物語:太平洋岸北西部の森の中。ベン・キャッシュは、6人の子供たちを、物理的にも、知的教育面でもしっかりと育てていた。子どもたちは、レディ・ガガや『スタートレック』は知らなかったが、自然界でのサバイバルや自己防衛、ロック・クライミング、人間の繁殖についてはもちろん、『資本論』にも精通していた。ところが、ある時、彼らに最も近い電話で、ベンは、妻レスリーが施設で自殺したことを知らされる。ベンは、子どもたちに母の死を伝え、葬儀のためにみんなで森を出る。一家は、ベンが想像していたより早く、現実世界に直面させられる。長男のBodevanは、オールナイトキャンプでかわいい女の子と出会い、それまで本の中だけで知っていたキスをした後、動揺して思わずプロポーズしてしまったりする。レスリーの祖父ジャックは、娘のための最善の葬式を開いてやりたいと考え、ベンに、ニュー・メキシコへと車を運転させるが、それはできれば避けたいとベンが考えていたことだった……。
 俳優マット・ロスの第2監督長編。
 サンダンス映画祭2016 プレミア部門出品。
 「ヴァラエティー」誌が選ぶ、観るべき10人の監督たち 2016
 カンヌ国際映画祭2016 ある視点部門出品。監督賞受賞。
 シアトル国際映画祭2016 最優秀作品賞(Golden Space Needle Award)受賞。
 ナンタケット映画祭2016 観客賞第2席。
 モスクワ国際映画祭2016 特別上映部門出品。
 ミュンヘン映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 ホライズンズ部門出品。観客賞受賞。
 エルサレム映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。


 ◆クロージング作品(Closing Film)

 ・“Seoul Station”(韓) 監督:ヨン・サンホ [アジア・プレミア]
 物語:スッギュは、家出した娘を捜していた。とにかく娘を見つけ出したい一心で懸命に捜しまわり、ようやく手がかりを得た。しかし、その喜びはすぐにショックに変わる。というのも彼女は、ソウルの真ん中で、売春婦になっていたからだ。彼は、客を装って娘に近づく。ちょうどその頃、ソウル駅の近くでパニックが起こる。そこはホームレスのたまり場になっていた場所で、ホームレスのひとりが死んだ後、生き返り、人を襲い、食らいつき始めたのだ。アンデッドが人を襲い、襲われた人がアンデッドとなってまた人を襲う。犠牲者は瞬く間に増えた。当局は、シティーセンターを封鎖し、事態を終息させようとするが……。
 『豚の王』、“The Fake”のヨン・サンホ監督作品。本作は、連作の前編に当たり、ヨン・サンホ監督の初の実写作品“Train To Busan(부산행)”(カンヌ国際映画祭2016 ミッドナイト・スクリーニング部門にて初披露)へと物語はつながっている。
 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。銀賞(Silver Raven)受賞。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2016 長編コンペティション部門出品。
 エジンバラ国際映画祭2016出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2016出品。
 ファンタジア国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。


 ◆プチョン・チョイス部門(Bucheon Choice)
 ◇プチョン・チョイス:長編作品(Bucheon Choice: Features)

 ※審査員:チャン・ミヒ(韓国の女優)、クリスチャン・ジュンヌ(Christian Jeune:カンヌ映画祭ディレクター補佐&映画部門長)、チョン・ジニョン(韓国の男優)、Khavn De La Cruz(フィリピンの詩人、歌手、ソングライター、フィルムメイカー、映画祭ディレクター)、ギャリック・ディオン(アメリカのプロデューサー)

 ・『パティーとの二十一夜』“21 Nights with Pattie(21 nuits avec Pattie)”(仏) 監督:アルノー・ラリユー、ジャン=マリー・ラリユー [韓国プレミア]
 物語:「盛夏。キャロリーヌは疎遠であった母が亡くなったと報せを受け、パリから南仏の小さな村に赴く。母が遺した家に着くと、管理人のパティーが出迎えてくれた。ふたりで散歩に出かけるが母の話もそこそこに、パティーは自分の性生活を赤裸々に語りはじめ、奥手のキャロリーヌは唖然とするばかり。そんな不思議な出会いのなか、母の遺体が消えてしまう…。」
 サンセバスチャン国際映画祭2015 オフィシャル・セレクション出品。脚本賞受賞。
 BFIロンドン映画祭2015出品。
 東京国際映画祭2015 ワールド・フォーカス部門出品。
 ロッテルダム国際映画祭2016 Voices部門出品。
 リュミエール賞2016 主演男優賞(アンドレ・デュソリエ)、脚本賞ノミネート。
 セザール賞2016 助演女優賞(カリン・ヴィアール)ノミネート。
 香港国際映画祭2016出品。

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 ・“The Lure(Córki Dancingu)”(ポーランド) 監督:Agnieszka Smoczynska [アジア・プレミア]
 出演:Marta Mazurek、Michalina Olszanska、ヤクブ・ギェルシャウ(Jakub Gierszal)、Kinga Preis、Andrzej Konopka、ズィグムント・マラノウィッチ(Zygmunt Malanowicz)
 物語:とあるダークナイト。ミュージシャンの一家が、水辺で、セイレーンの姉妹シルバーとゴールデンと出会う。2人は、彼らを襲ったりはしないと保証し、その後、ネオンきらめくワルシャワのダンス・クラブで、バンド フィグス&デイツにスカウトされる。シルバーは、美しいブロンドのベーシスト、ミエテクに恋するが、より狡猾なゴールデンは、血への渇望から逃れられず、妹のせいで、アメリカで新生活を始めるという夢が叶えられなくなるのを心配する。
 初監督長編。
 グディニャ映画祭2015 メイキャップ賞、新人監督賞受賞。
 サンダンス映画祭2016出品。ユニーク・ヴィジョン&デザイン賞受賞。
 ファンタスポルト2016 Cinema Fantásticoコンペティション部門出品。作品賞、監督賞、特殊効果賞受賞。
 ポーランド・アカデミー賞(ゴールデン・イーグル賞)2016 ディスカバリー賞受賞。助演女優賞、録音賞ノミネート。
 ソフィア国際映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。ヤング審査員賞受賞。
 ヴィリニュス国際映画祭2016 ニュー・ヨーロッパ-ニュー・ネームズ部門出品。
 ナッシュヴィル映画祭2016 グレイヴヤード・シフト・コンペティション部門出品。審査員大賞、女優賞(Marta Mazurek )、Steven Goldmann ヴィジョナリー賞受賞。
 シアトル国際映画祭2016 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。
 シドニー映画祭2016出品。
 ブリュッセル映画祭2016出品。
 エジンバラ国際映画祭2016出品。
 モスクワ国際映画祭2016出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 アナザー・ビュー部門出品。


 ・“Under the Shadow”(英・ヨルダン・カタール) 監督:Babak Anvari [アジア・プレミア]
 物語:1988年のテヘラン。Shidehは、医者を目指していたが、医者のIrajと結婚して、娘Dorsaが生まれたため、学業から離れていた。Shidehは、勉強を再開しようとして、大学に申請するが、これまでの政治活動を理由に復学を断られてしまう。Shidehのフラストレーションが募る。イラン-イラク戦争が続いていて、1発のミサイルがShidehのアパートに落ちるが、不発に終わる。それからDorsaの様子がおかしくなる。隣人は、ミサイルがジン(中東に伝わる悪霊。風に乗って移動すると考えられている。)を連れてきたのではないかと言う。Dorsaは、見えない訪問者と会話したり、Shidehに向かって叫んだりするようになる……。
 サンダンス映画祭2016 Midnight部門出品。
 SXSW映画祭2016 Midnighters部門出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2016出品。
 モントクレア映画祭2016 長編ナラティヴ・コンペティション部門 審査員賞受賞。
 Fantaspoa国際ファンタシティック映画祭2016 女優賞受賞(Narges Rashidi)。
 シアトル国際映画祭2016出品。
 シドニー映画祭2016出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2016 最優秀作品賞(Narcisse Award)受賞。
 ファンタジア国際映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。

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 ・“Autohead”(インド) 監督:Rohit Mittal [韓国プレミア]
 物語:ドキュメンタリーのクルーが、悪名高き三輪タクシーのドライバーを追跡する。彼らは、ターゲットの、生活における恐怖心や、性的フラストレーション、パラノイアを覗き見る。これが映画の方向性を変え、やがて恐ろしい結末に至る……。
 香港国際映画祭2016出品。

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 ・“The Tenants Downstairs(樓下的房客)”(台湾) 監督:アダム・ツイ(Adam Tsuei/崔震東) [韓国プレミア]
 出演:サイモン・ヤム、リー・カンション、Shao Yu-Wei(邵雨薇)
 物語:房東が、親戚から、東海大学の近くのアパートを相続し、掲示板に「貸し間アリ」の告知を出す。彼が求めていた住人の条件は、マザコンでないこと、ホワイトカラーでないこと、重労働者でないこと、正直者の夫婦、だった。つまり「ノーマルな人」ということだが、「ノーマルな人」ほど複雑だったりするもので、房東は「ノーマルな人」のダークな部分を覗き見したいという欲望を抱いていた。アパートに集まってきたのは、暴力で事件を起こしていて、前科を持つ体育教師チャン、大学生だが、部屋に閉じこもってネットばかりしているオタクのボヤン、娘を持つシングルファーザー、謎の小説家イングル、ゲイのカップル、リン・フーとクオ・リー、禁じられた愛に溺れているセクシーなOLのミズ・チェン、だった。こうして6つの部屋に8人の住人と家主が集い、思いもつかない物語が展開いていく。
 『あの頃、君を追いかけた』のギデンズ・コーの小説の映画化。
 台北電影節2016 台北電影奨 観客賞受賞。
 ニューヨークアジアン映画祭2016出品。


 ・“Chongqing Hot Pot(火鍋英雄)”(中) 監督:Yang Qing(楊慶) [韓国プレミア]
 出演:チェン・クン(陳坤)、バイ・バイホー(白百何)、チン・ハオ(秦昊)、ユー・エンタイ(喩恩泰)
 物語:高校時代の友だち3人が、昔の防空壕跡を改装して、火鍋レストランを営んでいる。しかし、店ははやらない。売り払ってしまおうにも、今のままでは狭くて、買い手がつきそうにない。拡張しようとして掘り進めたところ、隣の銀行の金庫室に達してしまう。警察に知らせるか、それとも手軽にお金を手に入れるか。彼らは、銀行員の中に高校時代のクラスメートを発見し、彼女を仲間に引き入れようと考える。
 香港国際映画祭2016 オープニング・ナイト作品。
 ウーディネ・ファーイースト映画祭2016出品。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2016出品。

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 ・『長江図』“Crosscurrent(長江図)”(中) 監督:ヤン・チャオ(Yang Chao/楊超) [アジア・プレミア]
 出演:チン・ハオ(Qin Hao/秦昊)、シン・ジーレイ(Xin Zhi Lei/辛芷蕾)、ウー・リーポン(Wu Lipeng/鄔立朋)、Wang Hongwei(王宏仏)、チァン・ホワリン(Jiang Hualin/江化霖)、タン・カイ(Tan Kai/譚凱)
 物語:カオ・チュンは、長江の荷揚げ船の若き船長をしている。つい先ごろ、彼の父親が亡くなって、彼は、父の遺志を継いだのだ。彼は、また愛する女性を探していたが、荷揚げ場所で会う女性はなぜかみんな同じ女性で、しかも長江を遡上するごとに彼女は若くなっていった。カオ・チュンは、これまでつきあいのあった人々を訪ねていく。彼らとはもう二度と会うことはない。というのも長江にダムができて、船で遡上できなくなってしまうからだ。彼は、商人のところに忍んでくるという少女の亡霊の話を耳にする。あるところで、彼は寺院に引き寄せられる。読経を聞いた彼は、それが耳から離れなくなる。そして、彼の過去の秘密が明らかになり、彼は自らの罪と贖罪について考え始める……。
 ベルリン国際映画祭2016 コンペティション部門出品。芸術貢献賞(銀熊賞:リー・ピンビン(撮影))受賞。
 台北電影節2016出品。

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 ・“The Wailing”(韓) 監督:ナ・ホンジン
 出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ、チャン・ソヨン、Jo Han-Cheol
 物語:ある村によそ者(國村隼)が現れる。それから、村で謎の病気が広まる。警察は、野生のきのこのせいだと結論づけるが、よそ者が犯人に違いないという噂が立つ。警官のチョングは、ムミョンと会ってから、噂を信じるようになる。チョングの娘ヒョジンが同じ病気にかかる。彼は祈祷師に力を借りようとする……。
 カンヌ国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門出品。
 ミュンヘン映画祭2016 スポットライト部門出品。
 ファンタジア国際映画祭2016出品。


 ・『世界から猫が消えたなら』“If Cats Disappeared from the World”(日)監督:永井聡 [韓国プレミア]

 ・“Outlaws and Angels”(米) 監督:Jt Mollner [アジア・プレミア]
 出演:チャド・マイケル・マーレイ(Chad Michael Murray)、フランチェスカ・イーストウッド、テリー・ポロ、フランシス・フィッシャー、ルーク・ウィルソン
 物語:1880年代末。2人の娘が通りを歩いていて、流れ弾が飛んできて、一方の娘の頭をぶち抜く。近くの銀行から5人の強盗が飛び出してくる。1人はすぐに殺され、もう1人も重傷を負う。リーダーのヘンリーは、相棒のチャーリーと北軍の退役軍人であるジョーとともに逃げる。逃げた先は、荒れ地で、人跡もまばらだ。彼らは、保安官を殺してしまっていたので、高額の賞金が懸けられる。8000ドル、生死不問。賞金稼ぎのジョシアとパートナーのアロンゾが、3人の追跡をする。日が暮れてくる。3人は、農場を見つける。家には、臨時の説教師をしているジョージとその妻、そして2人の娘が暮らしていた。ヘンリーらは、銃で脅して、食事を用意させる。ジョージは、娘にだけは手を出して欲しくないと考えているらしく、反抗的な態度を見せて、ヘンリーに殴られる。長い夜が始まる……。
 サンダンス映画祭2016 Midnight部門出品。
 ファンタジア国際映画祭2016出品。

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 ・“The Similars(Los Parecidos)”(メキシコ) 監督:イサーク・エスバン(Isaac Ezban) [アジア・プレミア]
 物語:1968年10月2日の夜。大型の雷雨が交通を麻痺させている。ニュー・メキシコに向かうバスを待つ人々が駅に集まってくる。まずは駅長Martinと、採掘夫で、出産を迎える妻の許に駆けつけたいUlises。それからDVの夫から逃げてきた妊婦のIrene。スペイン語を話さない年配の女性と、トイレ接客係。さらに、妄想癖のあるタクシー運転手で大学生のAlvaro、警察官のReyes、素っ気ない主婦のGertrudisと息子のIgnacio。その後、彼らは、奇妙な兆候を発して、1人また1人と倒れていく。人々の疑いの目は、哀れなUlisesに向けられる。普通のウィルスではないらしい。逃げたくてもどこにも逃げ場はない……。
 ファンタスティック・フェスト2015出品。
 バンクーバー国際映画祭2015出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2015 最優秀ラテンアメリカ映画賞(Blood Window Award)受賞。
 Mórbidoフェスト2015 プレス賞 最優秀ラテンアメリカ映画賞受賞。
 バッファロー・ドリーム・ファンタスティック映画祭2015 Rod Serling Wordsmith Award受賞。
 Winter Film Awards(ニューヨーク)2016 監督賞受賞。
 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 イマジン・フィルム・フェスティバル2016 観客投票 第37位。
 ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭2016出品。

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 ・“Point Zero”(ブラジル) 監督:José Pedro Goulart [インターナショナル・プレミア]
 物語:家族がバラバラになりかけて、15歳のÊnioは厳しい時を迎えている。迷信深い母親と暴力的な父親は、始終、彼に頼ってくる。姉の友だちは、学校で彼をいじめて、笑いものにする。両親はもめていて、母親が、仕事場で父親が何をしているかスパイしてきてと頼んでくるに及んでは、Ênioは、自分自身を見失い始めてしまう。ある夜、彼は、父親の車を盗んで、電話番号を手に入れた娼婦の後をつける。その夜の冒険を通して、彼は、自分の人生の影の部分に住み着いたゴーストを発見し、子どもらしい純真さを失う。
 Gramado映画祭2015 録音賞受賞。

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 ◇プチョン・チョイス:短編作品(Bucheon Choice: Shorts)
 ・『マノマン』“Manoman”(英) 監督:サイモン・カートライト(Simon Cartwright) [アニメーション][韓国プレミア]
 ・“The Call”(仏・西) 監督:Alban Ravassard [アジア・プレミア]
 ・『バスタブ』“The Bathtub”(オーストリア・独) 監督:Tim Ellrich [韓国プレミア]
 ・“Semele”(キプロス・ギリシャ) 監督:Myrsini Aristidou [アジア・プレミア]
 ・“Bad Throttle”(シンガポール) 監督:JD Chua [アジア・プレミア]
 ・“Blue-Eyed Me”(英・香港) 監督:Alexey Marfin [韓国プレミア]
 ・“Life in the Park”(韓) 監督:Moon So-hyun [ワールド・プレミア]
 ・“Late Bloomer”(韓) 監督:So Junmoon [ワールド・プレミア]
 ・『流星と少女』“Shootingstar”(日) 監督:片岡翔 [インターナショナル・プレミア]
 ・“The Disappearance of Willie Bingham”(オーストラリア) 監督:Matt Richards [アジア・プレミア]
 ・『アーニー・ビスケット』“Ernie Biscuit”(オーストラリア) 監督:アダム・エリオット [アニメーション][韓国プレミア]
 ・“Voiceless”(カナダ)監督:デイヴィッド・ウロス(David Uloth) [アジア・プレミア]

 ◆コリアン・ファンタスティック部門(Korean Fantastic) [新設]
 ◇コリアン・ファンタスティック 長編作品(Korean Fantastic Features)

 ※審査員:Giovanna Fulvi(トロント国際映画祭プログラマー)、Hyejung Jeon(イギリスの映画祭ディレクター)、Park Hye Eun(映画ジャーナリスト)

 ・“The Cabinet of Francis”(韓) 監督:Kim Kyul [韓国プレミア]
 物語:Jihwanは、小説家で、次の小説のインスピレーションを求めて旅に出る。彼は、その旅で旧友で小説家のHansungと出会う。Jihwanは、Hansungの後をつけて、謎めいた谷に入り込み、Hansungの姿を見失うが、黒い表紙のノートを見つける。のちに、Jihwanは、Hansungがかなり前に亡くなっていることを知る。
 釜山の東西大学の卒業生と在校生によって製作された作品。
 メリーランド国際映画祭2016 最優秀外国映画賞受賞。

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 ・“Grand Father”(韓) 監督:Lee Seo [ワールド・プレミア]
 物語:Ki Gwangは、ベトナム戦争の退役軍人で、いまはバスの運転手をしている。息子が自殺したと聞いて、葬式にでかけていくが、そこで孫娘が、息子の友人たちにこき使われているのを目撃する。そこから、彼の、世界への復讐が始まる。

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 ・“How to Break up with My Cat”(韓) 監督:チョ・ソンギュ [ワールド・プレミア]
 物語:Nabiは、寿司屋の見習いをしている。ある日、彼は、引っ越しをして、Ejungの隣に移り住む。EjungのネコYammaが、Nabiの注意を引く。Nabiには、ネコの魂を読み、ネコと会話をするという特殊な能力があった。Nabiは、Yammaの世話をすることで、Ejungと親しくなっていく。
 『2つの恋愛』のチョ・ソンギュ監督最新作。

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 ・“Insane”(韓) 監督:イ・チョルハ
 物語:Kang Suaは、ダウンタウンで、白昼に誘拐されるという経験をする。それから、彼女は、精神病院に入れられて、監禁され、薬を飲まされて、拷問を受けた。彼女は、何が起こっているのかわからなかった。Kang Suaが正気を保っていたのは、起きたことを細かくノートに記録していたからだった。1年後、TVプロデューサーNam-suの許にノートが届く。誰がなぜ送ってきたのか知らなかった。彼は、そのノートを読んでいって、Kang Suaのことを知る。最初は、悪ふざけかとも思ったが、それにしてはディテールが細かすぎた。Nam-suは、調査を始め、Kang Suaが殺人の容疑で刑務所に入れられていることを知る。彼が、Kang Suaの過去を探っていくうち、想像を遥かに超えた真実にたどりついてしまう。
 『イルマーレ』の助監督で、『愛なんていらない』などで監督を務めるイ・チョルハの最新監督作品。

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 ・“Karaoke Crazies”(韓) 監督:Kim Sang-chan [韓国プレミア]
 物語:Sung-Wookは、カラオケ・バーAddiction Karaokeを経営しているが、ほとんど客が来ない。彼は、オーナー店を活気づけるために、歌を歌う女の子 Ha-Suckをヘルパーに雇うが、Ha-Suckは滅多にしゃべらなかった。そこでオーナーはもうひとりヘルパーを雇う。店は、軌道に乗り始めるが、しばらくして、地域で連続殺人事件が起こるようになる。
 SXSW映画祭2016出品。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2016 出品。
 Chattanooga映画祭2016出品。
 ファンタジア国際映画祭2016出品。

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 ・『探偵ホン・ギルドン 消えた村』“The Phantom Detective”(韓) 監督:チョ・ソンヒ

 ・“Who Killed Kim Kwang-Seok?”(韓) 監督:Lee Sangho [ドキュメンタリー][ワールド・プレミア]
 キム・クワンソク(1964-1996)は、韓国ではよく知られたフォークロック歌手だったが、1996年に自殺している。彼の自殺に関しては諸説あるが、本当のところはわかっていない。本作では、彼の人生や音楽から真実を探ろうとする。

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 ◇コリアン・ファンタスティック 短編作品(Korean Fantastic Shorts)
 ・“Cliché Resistance”(韓) 監督:Lee Won-geun [ワールド・プレミア]
 ・“Home Meal”(韓) 監督:Ku Semi [ワールド・プレミア]
 ・“The Moon of Seoul”(韓) 監督:Yang Ikje [ワールド・プレミア]
 ・“Fish in a Tank”(韓) 監督:Syn Kyuil [インターナショナル・プレミア]
 ・“Abnormal Things”(韓) 監督:Yoo Aram [インターナショナル・プレミア]
 ・“How to Pick a Lock”(韓) 監督:Kim Kwangbin [インターナショナル・プレミア]

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 第20回プチョン国際ファンタスティック映画祭のラインナップは、次の記事に続きます。

 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 ラインナップ コンペティション部門以外:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_24.html

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 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2014 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_9.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_23.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2013 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_22.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201307/article_23.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201207/article_21.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2010 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_11.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_23.html
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2009 ラインナップ&受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_23.html

 ・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_9.html

 ・イマジン・フィルム・フェスティバル2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_7.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

 追記:
 ・プチョン国際ファンタスティック映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201607/article_33.html

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