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zoom RSS エルサレム映画祭2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/07/20 18:07   >>

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 第33回エルサレム映画祭(7月7日-17日)の各賞が発表になりました。

 【エルサレム映画祭】

 エルサレム映画祭は、1984年に始まった映画祭で、今年で33回を迎えています。

 プログラムとしては、イスラエル映画の大きな祭典とも言える内容で、国産の長編劇映画とドキュメンタリーと短編映画の各コンペティション部門のほか、インターナショナルな「ユダヤ人映画」を取り上げる「The Jewish Experience」部門、人権問題がテーマの「スピリット・オブ・フリーダム」部門などがあり、今年より新たにインターナショナル・コンペティション部門が設けられました。

 国産の長編劇映画のコンペティション部門は、イスラエル映画にとって、特に重要で、ここで最優秀作品に選ばれた『ヤナの友達』“Yana’s Friends”(1999)、“Late Marriage”(2001)、『ブロークン・フリーダム』(2002)、『裸の女神』“Nina’s Tradegies”(2003)、“What a Wonderful Place”(2005)、『アジャミ』(2009)、“Gett, The Trial of Viviane Amsalem”(2014)などの作品は、米国アカデミー賞外国語映画賞イスラエル代表に選ばれています。(そのほか、最優秀作品に選ばれた作品には、『迷子の警察音楽隊』(2007)、『僕の心の奥の文法』(2010)、“Tikkun”(2015)などがあります。

 また、スピリット・オブ・フリーダム部門には国際的に評価の高い作品が揃っていて、スピリット・オブ・フリーダム賞に輝いた作品には、『サラエボの花』(2006)、『ペルセポリス』(2007)、スティーヴ・マックイーンの『ハンガー』(2008)、オリヴィエ・マッセ=ドゥパスの『イリーガル』(2010)、『鉄くず拾いの物語』(2013)、『禁じられた歌声』(2014)、『真珠のボタン』(2015)などがあります。

 本年度の受賞結果は以下の通りです。

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 【インターナショナル・コンペティション部門】 [新設]

 ・“The Death of Louis XIV(La Mort de Louis XIV)”(仏) 監督:Albert Serra
 ・“Things to Come (“L'Avenir”)”(仏・独) 監督:ミア・ハンセン=ラヴ
 ・“Death in Sarajevo”(仏・ボスニア ヘルツェゴビナ) 監督:ダニス・タノヴィッチ
 ・“Sieranevada”(ルーマニア・仏・ボスニア ヘルツェゴビナ・マケドニア・クロアチア) 監督:クリスティ・プイウ
 ・“Sparrows”(デンマーク・アイスランド・クロアチア) 監督:ルナー・ルナーソン
 ・『ある戦争』“A War”(デンマーク) 監督:トビアス・リンホルム
 ・“Certain Women”(米) 監督:ケリー・ライヒャルト
 ・“Weiner”(米) 監督:Josh Kriegman、Elyse Steinberg
 ・“The Handmaiden”(韓) 監督:パク・チャヌク

 ※審査員:Alison Thompson(Cornerstone Films)、グリームル・ハゥコーナルソン、Talya Lavie(イスラエルの監督)

 ◆最優秀インターナショナル作品賞(The Wilf Family Foundation Award) 20,000 USD
 ◎“The Death of Louis XIV(La Mort de Louis XIV/Last Days of Louis XIV)”(仏) 監督:Albert Serra
 出演:ジャン=ピエール・レオ、Patrick d'Assumçao、Irène Silvagni、Bernard Belin、Marc Susini
 物語:ルイ14世は、狩りから帰った後、脚に痛みを覚える。それから2週間後、彼はヴェルサイユで寝たきりになる。それが偉大な王の、死へと至る長い闘病生活の始まりだったが、彼は、信頼篤き側近たち―医者、愛するマントノン公爵夫人、外科医、侍従長―が見守る中、自分の後継者を決めなければならない。
 カンヌ国際映画祭2016 特別招待作品。
 ジャン・ヴィゴ賞2016受賞。
 ミュンヘン映画祭2016出品。
 メルボルン国際映画祭2016出品。

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 ◆オナラブル・メンション
 ◎『ある戦争』“A War”(デンマーク) 監督:トビアス・リンホルム
 出演:ピルー・アスベック(Pilou Asbæk)、ツヴァ・ノヴォトニー(Tuva Novotny)、ダール・サリム(Dar Salim)、ソーレン・マリン(Søren Malling)、シャーロット・ムンク(Charlotte Munck)、Michael Gade Thomsen、Alex Høgh Andersen、Dulfi Al-Jabouri
 物語:デンマークの中隊長クラウス・M・ペダーソンが、自分の部隊を引き連れて、アフガニスタンのヘルマンド州に駐屯している。彼には、妻マリアと3人の子供がいて、彼らはクラウスがそばにいないのを寂しく思っていた。通常のミッションの最中、クラウスの部下たちが集中砲火を浴びて、とらえられる。クラウスは、部下のため、そしてデンマークにいる家族のために、重大な決断をする。帰国後、彼は、戦争犯罪により裁判にかけられる。やがてベトナム戦争末期のアメリカ軍でも似たような事例があったことがわかる。
 ベネチア国際映画祭2015 Orizzonti部門出品。
 チューリヒ映画祭2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 米国アカデミー賞2016外国語映画賞 ノミネート。
 ヨーテボリ国際映画祭2016 ノルディック・コンペティション部門出品。
 ポートランド国際映画祭2016 観客賞受賞。
 デンマーク・アカデミー賞2016 主演女優賞受賞(ツヴァ・ノヴォトニー)。作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・視覚効果賞・録音賞・観客賞ノミネート。
 デンマーク映画批評家協会賞2016 撮影賞受賞。作品賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞ノミネート。
 ミュンヘン映画祭2016出品。German Cinema Award for Peace受賞。
 ラックス賞2016 オフィシャル・セレクション。


 【長編コンペティション部門】

 ・“Beyond the Mountains and Hills”(イスラエル・独・ベルギー) 監督:エラン・コリリン
 ・“Harmonia”(イスラエル) 監督:オリ・シヴァン(Sivan Ori)
 ・“Moon in the 12th House”(イスラエル) 監督:Dorit Hakim
 ・“One Week and a Day”(イスラエル) 監督:Asaph Polonsky
 ・“Our Father”(イスラエル) 監督:Meni Yaish
 ・“Saving Neta”(イスラエル) 監督:ニル・ベルグマン(Nir Bergman)
 ・“We Had a Forest”(イスラエル) 監督:Guy Raz

 ※審査員:アンドレアス・シナノス(Andreas Sinanos:ギリシャの撮影監督)、Azize Tan(トルコの映画祭ディレクター)、Boyd van Hoeij(フランスで活躍するオランダ人映画批評家)、Esther Hoffenberg(フランスのドキュメンタリー監督)、Asi Levi(イスラエルの女優)

 ◆最優秀長編作品賞(The Haggiag Award for Best Israeli Feature) 120,000 ILS
 ◎“One Week and a Day(Shavua Ve Yom)”(イスラエル) 監督:Asaph Polonsky
 物語:Eyalは、亡くなった息子のために、ユダヤ教徒としての伝統的な服喪の1週間を過ごす。妻は、学校教師や迷い猫や歯医者の従業員とやり合うような以前のような暮らしに戻ろうと言うが、彼は、ホスピスから治療用のマリファナを盗み出し、隣人の息子を連れだしてでかける。自分の人生に価値のあるものがまだ残っているか、探そうというのだ。
 カンヌ国際映画祭2016 国際批評家週間出品。Gan Foundation Award for Distribution受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 アナザー・ビュー部門出品。

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 ◆男優賞(The Haggiag Award for Best Actor)
 ◎Moris Cohen “Our Father”

 “Our Father”(イスラエル) 監督:Meni Yaish
 物語:Ovadia Rachmimは、テルアビブで最も強く、最も凶暴なドアマンである。彼と妻のRachelは、5年もの間、赤ん坊が授かるようにと願ってきた。三流ギャングのShalomが、彼に借金取りの仕事を与える。それは、実入りがいい仕事で、妻に高価な治療を受けさせるには願ってもない話だった。妻が妊娠した時、彼はShalomの仕事をやめようとするが、そこでShalomは彼に重大なミッションを与える。彼は、親友を裏切らなければならなくなるが、それが、彼が父親になるということの代償なのかもしれなかった……。

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 ◆女優賞(The Haggiag Award for Best Actress)
 ◎Shiree Nadav-Naor “Beyond the Mountains and Hills”

 “Beyond the Mountains and Hills(Me'ever Laharim Vehagvaot)”(イスラエル・独・ベルギー) 監督:エラン・コリリン
 物語:Davidは、27年間、仕えてきたイスラエル軍を除隊して、ようやく家族の元に戻り、市民生活に入る。友人は、栄養補助食品を売る仕事をやらないかと提案してくれて、彼は、これをビジネスの世界に飛び込み、人生を再出発させるいい機会と考えた。しかし、そう決心してから徐々に、彼と彼の家族は、イスラエルでの生活を支配している暗い力にからめとられていく。
 カンヌ国際映画祭2016 ある視点部門出品。

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 ◆脚本賞(The Anat Pirchi Award for Best Script)
 ◎“One Week and a Day” 脚本:Asaph Polonsky

 ◆撮影賞(The Van Leer Award for Best Cinematography)
 ◎ヤロン・シャーフ(Yaron Scharf) “Harmonia”

 “Harmonia”(イスラエル) 監督:オリ・シヴァン(Sivan Ori)
 物語:サラは、エルサレム・フィルハーモニー・オーケストラに所属する、気難しいハープ奏者である。彼女は、グループの指揮者で、カリスマスティックなアブラハムと結婚していたが、2人には子がなかった。東エルサレムから、ホルン奏者のHagarがやってくる。Hagarは、サラの、子どもができない苦しみを知り、協力しようかと申し出る。Hagarとアブラハムの間に赤ん坊イスマイルが生まれ、サラが自分の息子として育てる。イスマイルは、やんちゃだが、ピアノの才能があった。やがて、彼は、自分の出生の秘密を知り、大きなショックを受ける。
 『セイント・クララ』で、アリ・フォルマンとともに監督を務めたオリ・シヴァンの最新作。

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 ◆音楽賞(The Haggiag Award for Best Music)
 ◎Ruth Dolores Weiss “We Had a Forest”

 ◆第1回作品賞(The Anat Pirchi Award for Best First Film)
 ◎“One Week and a Day”(イスラエル) 監督:Asaph Polonsky

 ◆観客賞(The Audience Favorite Award)
 ◎“Saving Neta”(イスラエル) 監督:ニル・ベルグマン(Nir Bergman)
 物語:人生の混乱期に、4人の女性がミステリアスな男性Netaと出会う。彼の正直さと傷つきやすさは、彼女たちとその家族を再結合させる。Netaの人生がよくない方向に向かった時、彼はなんとかして軌道修正しようとする。彼は、これまでの1年間で出会った女性たちを集め、自分の話をする。ある物語の主人公は、別の物語では脇役として登場し、1つの物語で浮かび上がった問いは、別の物語で答えられる。
 『僕の心の奥の文法』のニル・ベルグマン監督最新作。

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 ◆国際批評家連盟賞 イスラエル第1回作品賞(The FIPRESCI Award for Best Israeli Debut )
 ◎“One Week and a Day”(イスラエル) 監督:Asaph Polonsky

 【ドキュメンタリー・コンペティション部門】

 ・“Ben-Gurion, Epilogue”(イスラエル・仏) 監督:Yariv Mozer
 ・“Dimona Twist”(イスラエル) 監督:Michal Aviad
 ・“Forever Pure”(イスラエル・英) 監督:Maya Zinshtein
 ・“Kindergarten”(イスラエル) 監督:Era Lapid、Haim Lapid
 ・“My Hero Brother”(イスラエル) 監督:Yonatan Nir
 ・“Pepe's Last Battle”(イスラエル) 監督:Michael Alalu
 ・“Photo Faraj”(イスラエル) 監督:Kobi Faraj

 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(The Van Leer Award for Best Israeli Full-Length Documentary Film) 35,000 ILS
 ◎“Dimona Twist”(イスラエル) 監督:Michal Aviad
 ディモナは、イスラエルの南部、ネゲヴ砂漠の只中にある都市で、1950年代に開発された。1955年に移民が始まったが、彼らのほとんどは北アフリカやポーランドからやってきたユダヤ教徒だった。本作では、50年代から60年代にかけて、家族とともにディモナにやってきた7人の女性に話を聴く。彼らがやってきてから15年間に何があったのか。残してきた故郷への思い、貧困と、新しい土地に慣れることの大変さ、お金を儲け、意義ある生活を目指した彼らの決意等、が語られる。

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 ◆監督賞(The Van Leer Award for Best Director of a Documentary)
 ◎Maya Zinshtein “Forever Pure”(イスラエル・英)

 “Forever Pure”(イスラエル・英) 監督:Maya Zinshtein
 ベイタル・エルサレムFCは、イスラエルで最も人気があり、物議をかもすことが多いサッカー・クラブである。クラブは、2005年にロシア系イスラエル人の富豪アルカディ・ガイダマクに買収され、アルカディ・ガイダマクは、2012/2013年のシーズンの最中に、秘密裏に、チェチェンからのアラブ人選手2人の移籍を決めた。ベイタル・エルサレムFCは、イスラエル・プレミアリーグの中で、唯一アラブ人選手とは契約しないということで知られるクラブで、移籍のニュースは、イスラエルのスポーツ界を揺るがす人種差別的キャンペーンを巻き起こした。騒動は、イスラエル社会、個人のアイデンティティー、政治、お金をめぐる問題に発展し、人種差別主義が、チームや社会をいかに内側から破壊していくかを示す結果となった。

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 ◆編集賞(The Haggiag Award for Best Editing)
 ◎ジャスティン・ライト(Justine Wright)、Noam Amit “Forever Pure”

 【デビュー部門】(Debuts)

 国際批評家連盟が選ぶ第1回作品賞。2014年〜。

 ・“Childhood of a Leader”(仏・英・ハンガリー) 監督:ブラディー・コーベット(Brady Corbet)
 ・“Bang Gang (A Modern Love Story) ”(仏) 監督:Eva Husson
 ・“The Here After”(仏・ポーランド・スウェーデン) 監督:Magnus von Horn
 ・“Wolf and Sheep”(デンマーク・仏・スウェーデン・アフガニスタン) 監督:Shahrbanoo Sadat
 ・『家族の映画』“Family Film”(仏・独・チェコ・スロヴェニア・スロヴァキア) 監督:オルモ・オメルズ(Olmo Omerzu)
 ・“Album”(仏・ルーマニア・トルコ) 監督:Mehmet Can Mertoğlu
 ・“Oscuro Animal”(独・アルゼンチン・オランダ・ギリシャ・コロンビア) 監督:Felipe Guerrero
 ・“The Long Night of Francisco Sanctis”(アルゼンチン) 監督:Francisco Márquez、Andrea Testa
 ・“Rara”(アルゼンチン・チリ) 監督:Pepa San Martín

 ◆国際批評家連盟賞 第1回作品賞(The FIPRESCI Award for Best International First Film)
 ◎“Album”(仏・ルーマニア・トルコ) 監督:Mehmet Can Mertoğlu
 物語:30代後半の夫婦が養子を計画していて、その赤ん坊が生物学的に自分たちの赤ん坊であるという証拠となるような偽のアルバムをでっちあげようとしている。典型的な中流階級の夫婦が描く、理想の夫婦像を完成させるには、息子が必要だ。しかし、養子には時間がかかる。夫婦の好みがうるさい場合は特に。不妊治療の問題は、現代のトルコでも恥とされ、養子縁組はしばしば秘密にされる。
 カンヌ国際映画祭2016 国際批評家週間出品。France4 ヴィジョナリー賞受賞。
 メルボルン国際映画祭2016出品。

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 【スピリット・オブ・フリーダム部門】(In the Spirit of Freedom Awards in Memory of Wim van Leer)

 ・“French Blood”(仏) 監督:Diastème
 ・“Je Suis Charlie”(仏) 監督:Daniel Leconte、エマニュエル・ルコント(Emmanuel Leconte)
 ・“The White Knights”(仏・ベルギー) 監督:ヨアヒム・ラフォーズ(Joachim Lafosse)
 ・“Wrong Elements”(仏・独・ベルギー) 監督:ジョナサン・リテル(Jonathan Littell)
 ・“Agnus Dei”(仏・ポーランド) 監督:アンヌ・フォンテーヌ
 ・“Exile”(仏・カンボジア) 監督:リティー・パニュ
 ・“Hooligan Sparrow”(米・中) 監督:Nanfu Wang
 ・“Tower”(米) 監督:Keith Maitland
 ・『選ばれし少女たち』“Chosen Ones”(仏・メキシコ) 監督:ダビ・パブロス(David Pablos)
 ・『モンスター・ウィズ・サウザン・ヘッズ』“Monster with Thousand Heads”(メキシコ) 監督:ロドリゴ・プラ
 ・“Aquarius”(ブラジル・仏) 監督:Kleber Mendonça Filho

 ※審査員:Giorgio Gosetti(ジャーナリスト)、スハ・アラフ(Suha Arraf:イスラエルのプロデューサー、脚本家、監督)、Doron Tsabari(イスラエルのドキュメンタリー監督)

 ◆スピリット・オブ・フリーダム賞(The Cummings Award for Best Feature Film)
 ◎『選ばれし少女たち』“The Chosen Ones(Las Elegidas)”(仏・メキシコ) 監督:ダビ・パブロス(David Pablos)
 物語:メキシコのティファナ。ソフィアは14歳で、ウリセスのことを好きになる。貧しく厳しい生活を送っている彼女にとって、それは初恋だった。一方、ウリセスは、ポン引きの息子で、少女たちをたらし込むのが得意であり、ソフィアのような少女たちはいいカモだった。ソフィアは、ウリセスによって、メキシコの売春組織に入れられる。ところが、ウリセスは、ソフィアに対して、これまで感じたことのないような、本物の愛情を抱いていることを知る。手遅れになってはいけない。しかし、売春はファミリー・ビジネスであって、好きになったからといって1人の娘を勝手に抜けさせるわけにはいかない。ウリセスは、ソフィアを自由にするためには、代わりの娘を見つけなければならない。
 第2回監督長編。
 ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。
 カンヌ国際映画祭2015 ある視点部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2015 ホライズンズ・ラティーノ部門出品。
 チューリヒ映画祭2015 インターナショナル長編コンペティション部門出品。
 FEST国際映画祭(ベオグラード国際映画祭)2016 審査員賞受賞。
 アリエル賞2016 作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞・新人女優賞(ナンシー・タラマンテス)受賞。

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 ◆ドキュメンタリー賞(The Ostrovsky Award for Best Documentary Film)
 ◎“Hooligan Sparrow(海南之后)”(米・中) 監督:Nanfu Wang(王男栿)
 2013年5月8日、海南万寧第二小学校の校長と政府の職員が、小学校6年生の女子6人をホテルに連れ込むというスキャンダルが起きる。活動家Ye Haiyan(叶海燕)(その名からフーリガン・スパロウと呼ばれる)率いるグループが、抗議活動を始める。彼女は、たちまち、国の敵とみなされるようになるが、拘束されても、取り調べを受けても、彼女は抗議活動をやめようとはしない。
 初監督作品。
 サンダンス映画祭2016出品。
 アシュランド・インディペンデント映画祭2016 Les Blank Award受賞。
 ナッシュヴィル映画祭2016 審査員特別賞受賞。
 ダラス国際映画祭2016 Silver Heart Award受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2016出品。
 Human Rights Watch国際映画祭2016 Nestor Almendros Award受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2016 ティム・ヘザリントン賞 スペシャル・メンション受賞。

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 ◆オナラブル・メンション(Honorable Mention)
 ◎“Exile”(仏・カンボジア) 監督:リティー・パニュ
 リティー・パニュは、子ども時代を振り返り、亡命者にとっての、保護や孤独について思い返す。本作は、かつて子どもであり、現在は大人である彼が、社会の不公平さについて解明する試みである。彼は、過去のイメージや声、音声に、現代の色をミックスさせる。それは、観る者をハッとさせるような、人間の条件についての叫びであり、詠唱である。彼は、われわれを新しい旅に導く。本作は、『消えた画 クメール・ルージュの真実』の合わせ鏡のような作品である。
 カンヌ国際映画祭2016 特別招待作品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2016 アナザー・ビュー部門出品。

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 【イスラエル短編コンペティション部門】(The Israeli Short Film Competition)

 ※審査員:Magnus von Horn(スウェーデンの監督)、Eitan Mansuri(イスラエルのプロデューサー)、Yaelle Kayam(イスラエルの監督、ジャーナリスト)

 ◆最優秀短編アニメーション賞(The Van Leer Award for Best Animation Film)
 ◎“Facing the Wall”(イスラエル) 監督:Alamork Davidian

 ◆最優秀監督賞(The Van Leer Award for Best Director of a Short Film)
 ◎Moshe Rosenthal “Leave of Absence”(イスラエル)

 ◆最優秀短編ドキュメンタリー賞(The Van Leer Award for Best Documentary Film)
 ◎“The Mute’s House”(イスラエル) 監督:Tamar Kay

 ◆最優秀短編アニメーション賞(The Van Leer Award for Best Short Animation Film)
 ◎『Head』“Head”(イスラエル) 監督:Stav Levi

 【実験映画&ビデオ・アート・コンペティション部門】(The Experimental Cinema and Video Art Competition)

 ◆The Lia Van Leer Award, donated by Rivka Saker
 ◎“Ishmael” 監督:Nira Pereg

 ◆The Ostrovsky Family Foundation Award
 ◎“Naamah: A Tribute to Nahum Benari” 監督:Hila Ben Ari

 ◆オナラブル・メンション
 ◎“The Wedding” 監督:Elham Rokni

 【The Jewish Experience部門】

 ・“Je Suis Charlie”(仏) 監督:Daniel Leconte、エマニュエル・ルコント(Emmanuel Leconte)
 ・『No Home Movie』“No Home Movie”(仏・ベルギー) 監督:シャンタル・アケルマン
 ・“A German Life”(オーストリア) 監督:Christian Krönes、Florian Weigensamer、Roland Schrotthofer、Olaf S. Müller
 ・“Forever Pure”(イスラエル・英) 監督:Maya Zinshtein
 ・“Harmonia”(イスラエル) 監督:オリ・シヴァン(Sivan Ori)
 ・“Our Father”(イスラエル) 監督:Meni Yaish
 ・“Uncle Howard”(米・英) 監督:Aaron Brookner
 ・“Harold and Lillian: A Hollywood Love Story”(米) 監督:Daniel Raim
 ・“Indignation”(米) 監督:ジェームズ・シェイマス(James Schamus)
 ・“The Last Laugh”(米) 監督:Ferne Pearlstein
 ・“Weiner”(米) 監督:Josh Kriegman、Elyse Steinberg
 ・“Endless Poetry”(仏・チリ) 監督:アレハンドロ・ホドロフスキー

 ◆The Avner Shalev – Yad Vashem Chairman’s Award for Holocaust-Related Films
 ◎『No Home Movie』“No Home Movie”(仏・ベルギー) 監督:シャンタル・アケルマン
 シャンタル・アケルマンの母親で、アウシュヴィッツのサバイバーである、ナタリアの最期の数か月をとらえたドキュメンタリー。ナタリアは、長年にわたって、娘の仕事に決定的な影響を与え、アケルマンのジェンダーやセクシュアリティー、アイデンティティー、孤独、狂気への関心は、母に拠っていると言われる。過酷なドキュメンタリーであるのにも拘わらず、妥協なく慎重に撮影された。その中には、アケルマンが生み出し、デルフィーヌ・セイリグが演じた『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン』のジャンヌ・ディエルマンヘのリファレンスが窺え、また、次第に、母と娘の深く複雑な関係も明らかになっていく。
 ロカルノ国際映画祭2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2015 WAVELENGTHS部門出品。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2015 New Waves Non-Fiction Award スペシャル・メンション受賞。
 “Sight & Sound”誌 2015年年間トップ20 第6位。
 インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2016 劇場未公開最優秀作品。

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 ◆The Lia Van Leer Award for Films about Jewish Heritage
 ◎“Harmonia”(イスラエル) 監督:オリ・シヴァン(Sivan Ori)

 ◆オナラブル・メンション
 ◎“Forever Pure”(イスラエル・英) 監督:Maya Zinshtein

 【特別賞・名誉賞】

 ◆生涯貢献賞(Lifetime Achievement award)
 ◎クエンティン・タランティーノ

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 *当ブログ記事

 ・エルサレム映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_25.html
 ・エルサレム映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201307/article_17.html
 ・エルサレム映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_21.html
 ・エルサレム映画祭2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200907/article_18.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年6月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201606/article_2.html

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