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zoom RSS バンコク映画批評家協会賞2016 受賞結果

<<   作成日時 : 2016/05/22 16:10   >>

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 第24回バンコク映画批評家協会賞の受賞結果です。(ノミネーション発表は2月28日。受賞結果発表は3月23日。)

 バンコク映画批評家協会賞:メンバーは約20名。インディペンデント系の作品やドキュメンタリー作品、映画作家の作品も取り上げるものの、シネフィル度はそんなには高くなく、どちらかといえば、優れたドラマ作品を高く評価する傾向が強いようです。

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 ◆作品賞
 ・『スナップ』“Snap”(タイ) 監督:コンデート・ジャトゥランラッサミー(Kongdej Jaturanrasamee)
 ・“How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”(タイ・米・インドネシア) 監督:Josh Kim
 ◎『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”(タイ) 監督:ナワポン・タムロンラタナリット(Nawapol Thamrongrattanarit)
 ・『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”(タイ) 監督:チャヤノップ・ブンプラゴープ(Chayanop Boonpakob)
 ・『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”(タイ) 監督:アヌチャー・ブンヤワッタナ(Anucha Boonyawatana)

 『メイ・フー?』以外の4作品は、タイ映画監督協会賞ノミネーション、タイ・アカデミー賞ノミネーションと同じ。受賞作も一致。

 ◆監督賞
 ・Josh Kim ”How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”
 ◎ナワポン・タムロンラタナリット(Nawapol Thamrongrattanarit) 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ・アヌチャー・ブンヤワッタナ(Anucha Boonyawatana) 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”
 ・ウルポン・ラクササド(Uruphong Raksasad) 『稲の歌』“The Songs of Rice(Phleng Khong Khao)”
 ・チャヤノップ・ブンプラゴープ(Chayanop Boonpakob) 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”

 タイ映画監督協会賞ノミネーションとは、Josh Kimとナワポン・タムロンラタナリットとアヌチャー・ブンヤワッタナが一致。タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、ウルポン・ラクササド以外が一致。受賞結果も一致。

 ◆主演男優賞
 ・Jason Young “F Hiliare(ฟ.ฮีแลร์)”(タイ)(監督:Surussavadi Chuarchart)
 ◎サニー・スワンメーターノン(Sunny Suwanmethanon) 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)
 ・ティティ・マハーヨーターラック(Thiti Mahayotharak) 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”(タイ)(監督:チャヤノップ・ブンプラゴープ(Chayanop Boonpakob))
 ・アタパン プーンサワット(Atthaphan Poonsawas) 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”
 ・インカラット・ダムロンサッククン(Ingkarat Damrongsakkul) “How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”

 コム・チャット・ルック賞ノミネーションと、すべて同じ。タイ映画監督協会賞ノミネーションとは、Jason Young以外が一致。タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、サニー・スワンメーターノンとティティ・マハーヨーターラックとアタパン プーンサワットが一致。受賞結果は4賞すべて同じ。

 ◆主演女優賞
 ◎タビカ・ホーン(Davika Hoorne) 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ・タヤ・ロジャース(Taya Rogers) “Love Sucks”(タイ)(監督:Manatsanun Phanlerdwongsakul)
 ・Pimchanok Luevisadpaibul “Cat a Wabb”(タイ)(監督:ポンサック・ポンスワン(Pongsak Pongsuwan)、Nareubadee Wetchakam)
 ・ワラントーン・パオニン(Waruntorn Paonil) 『スナップ』“Snap”
 ・スタッター・ウドムシン(Sutatta Udomsilp) 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”

 タイ映画監督協会賞ノミネーション、コム・チャット・ルック賞ノミネーションと、すべて一致。タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、タヤ・ロジャース以外が一致。受賞結果は4賞すべて同じ。

 ◆助演男優賞
 ・Danai Jarujinda “Karma(อาปัติ/Arbat/Arpat)”(タイ)(監督:Kanittha Kwanyu)
 ◎Thira Chutikul ”How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”
 ・タナポップ・リーラッタナカジョーン(Thanapop Leeratanakajorb) 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”
 ・オーブニティ・ウィワタナワラーン(Obnithi Wiwatanawarang) 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”
 ・ソーラポン・チャートリー(Soraphong Chatree) “Karma(อาปัติ/Arbat/Arpat)”

 タイ映画監督協会賞ノミネーションとは、Danai Jarujindaとオーブニティ・ウィワタナワラーンとソーラポン・チャートリーが一致。タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、タナポップ・リーラッタナカジョーンとオーブニティ・ウィワタナワラーンとソーラポン・チャートリーが一致。コム・チャット・ルック賞ノミネーションとは、Danai JarujindaとThira Chutikulとオーブニティ・ウィワタナワラーンが一致。受賞結果は、コム・チャット・ルック賞と一致。

 ◆助演女優賞
 ・ドゥアンジャイ・ヒランシー(Duangjai Hiransri) 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”
 ・ナリクン・ゲートプラパコーン(Narikun ketprapakorn) 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”
 ・プローイ・ソンナリン(プローイ・ソナリン/Ploy Sornarin) “Karma(อาปัติ/Arbat/Arpat)”
 ◎ウィオレート・ウォーティア(Violette Wautier) 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ・Arpa Phawilai “The Black Death(Phi ha Ayothaya)”(タイ)(監督:Chalermchatri Yukol)

 タイ映画監督協会賞ノミネーションとは、ドゥアンジャイ・ヒランシー以外が一致。タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、プローイ・ソンナリン以外が一致。コム・チャット・ルック賞ノミネーションとは、ドゥアンジャイ・ヒランシーとウィオレート・ウォーティアとArpa Phawilaiが一致。受賞結果は4賞すべて同じ。

 ◆脚本賞
 ・コンデート・ジャトゥランラッサミー(Kongdej Jaturanrasamee) 『スナップ』“Snap”
 ・Josh Kim ”How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”
 ◎ナワポン・タムロンラタナリット(Nawapol Thamrongrattanarit) 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ・アヌチャー・ブンヤワッタナ(Anucha Boonyawatana)、Wasuthep Ketpetch 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”
 ・チャヤノップ・ブンプラゴープ(Chayanop Boonpakob)、Vasuthorn Piyarom、Nottapon Boonprakob、Thodsapon Thiptinnakorn 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”

 タイ・アカデミー賞ノミネーション、コム・チャット・ルック賞ノミネーションとすべて一致。受賞結果は、コム・チャット・ルック賞と同じ。

 ◆撮影賞
 ・プッティポン・アルーンフェン(Phuttiphong Aroonpheng) 『消失点』“Vanishing Point”(タイ)(監督:ジャッカワーン・ニンタムロン(Jakrawal Nilthamrong))
 ◎ウルポン・ラクササド(Uruphong Raksasad) 『稲の歌』“The Songs of Rice(Phleng Khong Khao)”
 ・Niramol Ross 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ・Chaiyaphruk Chalermpornpanich、Kamonphan Ngewthong 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”
 ・Kittipat Jinathong “Karma(อาปัติ/Arbat/Arpat)”

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『稲の歌』と『フリーランス』と『蒼ざめた時刻(とき)』が一致。受賞結果も同じ。

 ◆編集賞
 ・ウルポン・ラクササド(Uruphong Raksasad) 『稲の歌』“The Songs of Rice(Phleng Khong Khao)”
 ・カモントーン・エークワタナキット(Kamontorn Ekwatanakij) “How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”
 ・チョンラシット・ウッパニックキット(Chonlasit Upanigkit) 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ・Panayu Kunvanlee 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”
 ◎チョンラシット・ウッパニックキット(Chonlasit Upanigkit)、Anuphap Autta 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『稲の歌』以外が一致。タイ・アカデミー賞では『フリーランス』が受賞。

 ◆美術賞
 ・Vikrom Janpanus 『消失点』“Vanishing Point”
 ・ラーシケート・スックカーン(Rasiguet Sookkarn) ”How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”
 ・Ek Iemchuen “F Hilaire”
 ・Phairot Siriwath、Chaiwat Boonsoongnern 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ◎Phairot Siriwath、Vitune Tulakorn 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『フリーランス』と『蒼ざめた時刻(とき)』が一致。タイ・アカデミー賞では、『スナップ』が受賞。

 ◆オリジナル作曲賞
 ・Wuttipong Leetrakul 『稲の歌』“The Songs of Rice(Phleng Khong Khao)”
 ・Bodvar Isbjornson ”How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”
 ・ファランポーン・リディム(Hualampong Riddim) 『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”
 ・ファランポーン・リディム(Hualampong Riddim)、Vichaya Vatanasapt 『メイ・フー?』“May Who?(May Nhai)”
 ◎Chupvit Temnithikul 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”

 タイ・アカデミー賞ノミネーションとは、『稲の歌』以外が一致。ただし、ノミニーに一部相違あり。タイ・アカデミー賞では『フリーランス』が受賞。

 ◆オリジナル歌曲賞
 ・“Kyusyu The Movie by SanQ Band(คิวชู...แล้วพรุ่งนี้เราคงจะรู้กัน/九州・ザ・ムービー by SanQ Band)”( )(監督: )-‘Jai..Jai(ใจ...ใจ)’
 ・“Red wine in the dark Night (คืนนั้น/Khuen nan)”(タイ)(監督:タンワーリン・スカピシット(Tanwarin Sukkhapisit))-‘ยอม’
 ・“Water Boyy The Movie(รักใสใส...วัยรุ่นชอบ)”(タイ)(監督:Rachyd Kusolkulsiri(ราชิต กุศลคูณสิริ))-‘พระอาทิตย์เที่ยงคืน’
 ・“Khun Tong Dang The Inspirations(คุณทองแดง ดิ อินสไปเรชั่นส์)”( )(クリエイティブ・ディレクター:วินิจ เลิศรัตนชัย)-‘Rao Me Rao(เรามีเรา)’
 ◎“The Down”(タイ)(監督:Pisut Mahaphan)-‘Sud Sai Ta(สุดสายตา)’

 “The Down”は、タイ・アカデミー賞でも歌曲賞受賞。

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・“Y/our Music”(タイ・英) 監督:Waraluck Hiransrettawat Every、David Reeve
 ・“The Guitar King”( ) 監督:Passakorn Pramunwong(ภาสกร ประมูลวงศ์)
 ・“Kyusyu The Movie by SanQ Band(คิวชู...แล้วพรุ่งนี้เราคงจะรู้กัน/九州・ザ・ムービー by SanQ Band)”( ) 監督:
 ・“Mard Phayak(มาดพยัคฆ์)”(タイ) 監督:นรชาย กัจฉปานนท์
 ・“The Down”(タイ) 監督:Pisut Mahaphan
 ◎『稲の歌』“The Songs of Rice(Phleng Khong Khao)”(タイ) 監督:ウルポン・ラクササド(Uruphong Raksasad)

 『稲の歌』は、タイ・アカデミー賞でもドキュメンタリー賞受賞。

 ◆ヤング・フィルムメーカー賞
 ・Josh Kim ”How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”
 ・Kanittha Kwanyu “Karma(อาปัติ/Arbat/Arpat)”
 ・ジャッカワーン・ニンタムロン(Jakrawal Nilthamrong) 『消失点』“Vanishing Point”
 ・Surussavadi Chuarchart “F Hilaire”
 ◎アヌチャー・ブンヤワッタナ(Anucha Boonyawatana) 『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”

 ◆ボックスオフィス賞(Thailand highest grossing film of the year 2558)
 ◎“King Naresuan 6”(タイ) 監督:チャートリーチャルーム・ユコン(Chatrichalerm Yukol)

 ◆生涯貢献賞
 ◎Marasri Israngkool Na Ayuthaya(มารศรี อิศรางกูร ณ อยุธยา)
 ◎Sompong Wongrakthai(สมพงษ์ วงศ์รักไทย)

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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『蒼ざめた時刻(とき)』(4/11):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・作曲・ヤング
 ・『フリーランス』(6/9):作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・脚本・編集・美術・作曲
 ・“How to Win at Checkers(Every Time) (P’Chai My Hero)”(1/9):作品・監督・主演男優・助演男優・脚本・編集・美術・作曲・ヤング
 ・『メイ・フー?』(0/9):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優・脚本・編集・作曲
 ・『稲の歌』(2/5):監督・撮影・編集・作曲・ドキュメンタリー
 ・“Karma(อาปัติ/Arbat/Arpat)”(0/5):助演男優・助演男優・助演女優・撮影・ヤング
 ・『スナップ』(0/3):作品・主演女優・脚本
 ・『消失点』(0/3):撮影・美術・ヤング
 ・“The Down”(1/2):歌曲・ドキュメンタリー
 ・“Kyushu…Laew Phrung Nee Rao Khong Ja Roo Kan”(0/2):歌曲・ドキュメンタリー
 ・“F Hilaire”(0/2):主演男優・ヤング

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 いくつかの作品を簡単に紹介しておきます。

 ・『フリーランス』“Freelance(Heart Attack)”(タイ) 監督:ナワポン・タムロンラタナリット(Nawapol Thamrongrattanarit)
 出演:サニー・スワンメーターノン、タビカ・ホーン、ウィオレート・ウォーティア、トーポン・ジャンブッパー
 物語:Yoonは、30歳のフリーランスのグラフィック・デザイナーで、昼も夜もアパートで仕事をしている。コンピューターを見つめ、雑誌のための写真をレタッチし、ファッション・モデルの乳首が見えているのを見つけると、消したりする。ある日、体に発疹ができた彼は、個人病院に行く。高価な薬をもらうが、「眠くなることがあります」という注意書きを見て、寝ている暇などないと思った彼は捨ててしまう。次に彼は公立病院に行く。長いこと待たされたあげくに出てきた女医Immは、実はまだ医者ではなく、勉強中の研修医だった。彼女は、Yoonの発疹を診ても、原因がわからない。それで、誰でもいいそうなことを言う。「運動して、正しい食生活をして、十分に体を休めること。もちろん、掻いてはダメですよ。」 2人は、互いに忙しい日々を過ごしていることを知って、密かに共感し合う。 Yoonは少しだけ生活を改める。ジムに行き、ある程度睡眠を取り、大好きなセブンイレブンのエビ・サンドを諦める。すると、発疹は薄れていく。彼は、いい医者に診てもらえたと思い込み、レッド・ブルとサイダーとコーヒーをとっかえひっかえ飲んで眠気をごまかすような、夜も昼もないような生活に戻る。Yoonは、ひと月に一度、Immに診てもらいに行くが、ひと月待ったわりに、わずかな時間しか診てもらえない。一方で、彼を使っている広告代理店のプロデューサーは、彼にまわす仕事を増やし、締め切り厳守を言い渡す……。 
 『36のシーン』『マリー・イズ・ハッピー』のナワポン・タムロンラタナリット監督による初のメジャー作品。
 タイ映画監督協会賞2016 作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演女優賞受賞。
 タイ・アカデミー賞2016 作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演女優賞・脚本賞・編集賞・作曲賞受賞。
 コム・チャット・ルック賞2016 作品賞・主演男優賞・主演女優賞・助演女優賞・脚本賞受賞。
 大阪アジアン映画祭2016にて上映。ABC賞受賞。


 ・『蒼ざめた時刻(とき)』“The Blue Hour(Onthakan)”(タイ) 監督:アヌチャー・ブンヤワッタナ(Anucha Boonyawatana)
 出演:アタパン プーンサワット、オーブニティ・ウィワタナワラーン、ドゥアンジャイ・ヒランシー(Duangjai Hiransri)、Panutchai Kittisatima、Nithiroj Simkamtom、Chaowalit Teangsap
 物語:タムは、華奢でやせていて、おとなしい生徒だ。彼は、ゲイであるがゆえに、学校ではいじめられ、家でも愛されず、孤立して、自分の中に閉じこもっていた。タムは、ネットで知り合った少年プムとプールで待ち合わせする。そのプールは、もう使われていないプールで、不潔で、およそロマンスには似つかわしくない。2人はブリーフを脱ぎ、プールに入る。プムは筋肉質の体をしている。2人は死んだ後、亡霊になって現れる人について話す。雰囲気は不気味で、壁にはカビが生えて、人影を作っているようにも見える。2人ともセックスを求めていたが、その日は安心と安全を確認して別れる。2人はどんどん親しくなる。プムは、ゴミ捨て場にタムを連れていく。そこは、プムの家族の所有地だというが、実はもう取り上げられていた。非日常的なことが次々起こるが、現実離れしていて、本当のことなのかどうかわからなくなる……。
 タイトルは、1日に2度、昼から夜、夜から朝に変わる前に訪れる、明と暗の境目の時間のこと。
 初監督長編。
 ベルリン国際映画祭2015 パノラマ部門出品。
 香港国際映画祭2015出品。
 シアトル国際映画祭2015出品。
 台北電影節2015 パノラマ部門出品。
 ファンタジア映画祭2015 第1回作品賞スペシャル・メンション受賞。
 FEST国際映画祭2016 審査員特別賞受賞。
 コム・チャット・ルック賞2016 監督賞受賞。
 アジアフォーカス・福岡国際映画祭2015にて上映。

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 ・『稲の歌』“The Songs of Rice”(タイ) 監督:ウルポン・ラクササド(Uruphong Raksasad)
 主食である米と米作りへの賛歌。田植えから収穫して、寺にお供えするまでが描かれる。ハイライトとなるのは収穫祭で、男は牛に乗り、女は美しく着飾って、お手製の花火も打ち上げられる。
 『稲作ユートピア』のUruphong Raksasad監督最新作。
 ロッテルダム国際映画祭2014 国際批評家連盟賞受賞。
 東京国際映画祭2014 CROSSCUT ASIA部門にて上映。
 タイ・アカデミー賞2016 撮影賞・ドキュメンタリー賞受賞。


 ・“The Down”(タイ)(監督:Pisut Mahaphan
 物語は、インディーズの雑誌創業者Wongtanonから始まる。彼は、イタリアを旅した時、ダウン症の子どもたちと出会い、彼らが普通の人々と同じように暮らしているのを知る。では、タイではどうなっているのだろうかと考える。彼は、タイで暮らす5人のダウン症の子どもたちを見つける。彼らは、ノーマルな生活を送っていたが、ワンダフルというほどではなかった……。
 タイ・アカデミー賞2016 歌曲賞受賞。


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 *当ブログ記事

 ・バンコク映画批評家協会賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_10.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_22.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_23.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_8.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_6.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_22.html

 ・コム・チャット・ルック映画賞2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_34.html

 ・タイ・アカデミー賞2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_33.html

 ・タイ映画監督協会賞2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_32.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年1月〜5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_49.html

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