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zoom RSS ドイツ映画批評家賞 2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/05/08 13:05   >>

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 ドイツ映画批評家賞(Preis der deutschen Filmkritik)2016の受賞結果です。(1月15日ノミネーション発表。2月15日結果発表。)

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 ◆作品賞(Bester Spielfilm)
 ・“Ich will mich nicht künstlich aufregen”(独) 監督:Max Linz
 ◎“Der Staat gegen Fritz Bauer”(独) 監督:ラーズ・クラウム(Lars Kraume)
 ・『ヴィクトリア』(独) 監督:ゼバスティアン・シッパー
 ・“Von jetzt an kein zurück”(独・オーストリア) 監督:Christian Frosch
 ・『ロストックの長い夜』“Wir sind jung. Wir sind stark.”(独) 監督:ブルハン・クンバニ(Burhan Qurbani)

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 ◆男優賞(Bester Darsteller)
 ・ラース・アイディンガー(Lars Eidinger) “Familienfest”(独)(監督:ラーズ・クラウム(Lars Kraume))
 ・クリスティアン・フリーデル(Christian Friedel) 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』、“Amour Fou”(オーストリア・ルクセンブルク・独)(監督:ジェシカ・ハウスナー)
 ◎ブルクハルト・クラウスナー(Burghart Klaußner) “Der Staat gegen Fritz Bauer”
 ・Jonas Nay 『ロストックの長い夜』“Wir sind jung. Wir sind stark.”、“Unser letzter Sommer”(ポーランド・独)(監督:Michal Rogalski)
 ・Peter Trabner “Alki Alki”(独)(監督:Axel Ranisch)、“Familienfieber”(独)(監督:Nico Sommer)

 ◆女優賞(Beste Darstellerin)
 ・Almila Bagriacik “Hördur”(独)(監督:Ekrem Ergün)
 ・ジュリア・ハンマー(Julia Hummer) “Top Girl oder la déformation professionnelle”(独)(監督:Tatjana Turanskyj)
 ・ヴィッキー・クリープス(Vicky Krieps) 『リンの夢』“Das Zimmermädchen Lynn”(独)(監督:インゴ・ヘープ(Ingo Haeb))
 ・Victoria Schulz “Von jetzt an kein zurück”
 ◎ローラ・トンケ(Laura Tonke) “Hedi Schneider steckt fest”(独・ノルウェー)(監督:Sonja Heiss)

 ◆脚本賞(Bestes Drehbuch)
 ◎“Heil”(独)(監督:Dietrich Brüggemann) Dietrich Brüggemann
 ・“Herr von Bohlen privat”(独)(監督:André Schäfer) André Schäfer
 ・“Willkommen auf Deutsch”(独)(監督:Carsten Rau、Hauke Wendler) Carsten Rau、Hauke Wendler

 ◆撮影賞(Beste Kamera)
 ◎『ヴィクトリア』 シュトゥールラ・ブラント・グレーヴレン(Sturla Brandth Grøvlen)
 ・『ロストックの長い夜』“Wir sind jung. Wir sind stark.” Yoshi Heimrath
 ・『リンの夢』“Das Zimmermädchen Lynn” ソフィー・マンティニュー(Sophie Maintigneux)

 ◆編集賞(Bester Schnitt)
 ◎“Heil” Vincent Assmann
 ・“Von jetzt an kein zurück” Karin Hammer
 ・『ロストックの長い夜』“Wir sind jung. Wir sind stark.” Julia Karg

 ◆音楽賞(Beste Musik)
 ・“Ich will mich nicht künstlich aufregen” Tamer Fahri Özgönenc
 ◎『ヴィクトリア』 ニルス・フラーム(Nils Frahm)
 ・“Von jetzt an kein zurück” Andreas Ockert

 ◆長編デビュー映画賞(Bestes Spielfilmdebüt)
 ・“About a Girl”(独) 監督:Mark Monheim
 ・“Ich will mich nicht künstlich aufregen”(独) 監督:Max Linz
 ・“Im Sommer wohnt er unten”(独・仏) 監督:トム・ゾンマーラッテ(Tom Sommerlatte)
 ・“Liebe mich!(Lie with Me)”(独) 監督:Philipp Eichholtz
 ◎“Verfehlung”(独) 監督:Gerd Schneider

 ◆ドキュメンタリー賞(Dokumentarfilm)
 ・“California City”(独・米) 監督:Bastian Günther
 ◎“Das Gelände”(独) 監督:マーティン・グレッスマン(Martin Gressmann)
 ・“Nicht alles schlucken - Ein Film über Krisen und Psychopharmaka”(独) 監督:Jana Kalms、Piet Stolz、Sebastian Winkels

 マーティン・グレッスマンは、『コミタス』『アヴェティック』の撮影監督。

 ◆短編映画賞(Kurzfilm)
 ・“Geschützter Raum”(独) 監督:Zora Rux
 ◎“Stadt der Elefanten”(独) 監督:Marko Mijatovic
 ・“Das offenbare Geheimnis”(独) 監督:Eva Könnemann

 ◆児童映画賞(Kinderfilm)
 ◎“Hördür”(独) 監督:Ekrem Ergün
 ・“Ooops! Die Arche ist weg”(独・ベルギー・ルクセンブルク・アイルランド・米) 監督:Tobias Genkel
 ・“Reuber”(独) 監督:Axel Ranisch

 ◆実験映画賞(Experimentalfilm)
 ・“Man müsste Räuber sein, oder zumindest Sprengmeister(You would have to be a robber or at least a demolitions expert)”(独) 監督:Jan Bachmann
 ◎“Schicht”(独) 監督:Alexandra Gerbaulet
 ・“Liquidity Inc.”( ) 監督:Hito Steyerl

 ◆名誉賞(Ehrenpreis der deutschen Filmkritik)
 ◎ヨアキム・フォン・メンゲルシャウゼン(Joachim von Mengershausen)
 ヨアキム・フォン・メンゲルシャウゼンは、『都会のアリス』『アメリカの友人』『タリー・ブラウン、ニューヨーク』『ベルリン天使の詩』などを手がけるプロデューサー。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通り。

 ・“Von jetzt an kein zurück”(0/4):作品・女優・編集・音楽
 ・『ロストックの長い夜』(0/4):作品・男優・撮影・編集
 ・『ヴィクトリア』(2/3):作品・撮影・音楽
 ・“Ich will mich nicht künstlich aufregen”(0/3):作品・音楽・デビュー
 ・“Der Staat gegen Fritz Bauer”(2/2):作品・男優
 ・“Heil”(2/2):脚本・編集
 ・Hördur”(1/2):女優・児童
 ・『リンの夢』(0/2):女優・撮影

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 いつかの作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Der Staat Gegen Fritz Bauer(The People vs. Fritz Bauer)”(独) 監督:ラーズ・クラウム(Lars Kraume)
 出演:ブルクハルト・クラウスナー(Burghart Klaußner)、ロナルト・ツェアフェルト(Ronald Zehrfeld)、Lilith Stangenberg、Jörg Schüttauf、セバスチャン・ブロムベルグ(Sebastian Blomberg)、Micheal Schenk、ローラ・トンケ(Laura Tonke)
 物語:1957年、ドイツ。検事総長のフリッツ・バウアーは、親衛隊(SS)中佐アドルフ・アイヒマンの行方に関する重要な情報を手に入れる。ユダヤ人強制退去の責任者であったアイヒマンは、ブエノスアイレスに潜伏しているという。バウアー自身もユダヤ人で、デンマークでの亡命生活から戻って以来、ナチス・ドイツの犯罪の加害者を裁判にかけていた。しかし、忌まわしい過去を抑え込もうとするドイツの厳しい決定により、あまり成功していなかった。バウアーは、ドイツの司法制度が機能しないことを恐れて、イスラエルの機密警察モサドとコンタクトを取り、国に対する反逆行為に加担する。彼は、復讐したかったのではない。ドイツの未来を懸念していたのだ。
 ロカルノ国際映画祭2015 観客賞受賞。
 トロント国際映画祭2015 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 バイエルン映画賞2016 男優賞受賞(ブルクハルト・クラウスナー)。
 ドイツ映画賞2016 作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞、美術賞、衣裳賞、メイキャップ賞、音楽賞ノミネート。


 “Heil”(独) 監督:Dietrich Brüggemann
 出演:ベンノ・フュアマン(Benno Fürmann)、ダニエル・ツィルマン(Daniel Zillmann)、Jerry Hoffmann
 物語:アフリカ系ドイツ人のセバスチャンは、ドイツで最も有名な作家の1人である。彼は、最新刊の宣伝のために、リーディング・ツアーでドイツ各地を旅してまわる。ところが、ある町で、彼は地元のネオナチに頭を殴られ、記憶を失い、他人の言ったことをオウムのように繰り返すようになる。現代の国家社会党の指導者であるSvenは、これを好機ととらえ、彼をプロモーションに利用しようと考える。国家社会党の手先となっているセバスチャンの姿をテレビで見た、彼の恋人ニーナは、ショックを受け、妊娠中であるのにも拘らず、警官のSaschaとともに、セバスチャンの行方を追い、ネオナチから彼を救い出そうとする。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 オフィシャル・セレクション出品。

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 ・“Von jetzt an kein zurück(Rough Road Ahead)”(独・オーストリア) 監督:Christian Frosch
 出演:Victoria Schulz、Anton Spieker、Ben Becker、ウルズラ・オフナー(Ursula Ofner)、Thorsten Merten、アーニ・マンゴールド(Erni Mangold)、Cora Frost、Markus Hering、Walfriede Schmitt
 物語:1967年のドイツ。ルビーとマルティンは学生運動の波に呑み込まれ、実際に行動を起こしたり、起こすための計画を練ったりしていた。ルビーの父親は、救いようのない暴君で、厳格なカトリックである。彼は、人を戦時中の行動や、戦後の回復期のモラルで判断した。ルビーは、父親にマルティンとつきあっていることを教えたりしない。というのも、マルティンは、父親が娘から遠ざけておきたいものの象徴のような存在だからだ。反抗的で、長髪で、頭の中には「くだらない考え」でいっぱいだ。ランボーが好きで、作家になって、作品で世界を変えたいと考える。ルビーは、音楽に情熱的にのめり込む。特に好きなのは、グレース・スリックからジェファーソン・エアプレーンまでの音楽だ。そして彼女自身も歌を歌う。ルビーは、マルティンとこっそりと、できるだけ頻繁に会う。しかし、日に日に状況は不寛容なものになり、締めつけが厳しくなる。彼らは、放校になり、ルビーは慈善修道女会が運営している閉鎖的なカトリックの家にたどりつく。一方、マルティンは、悪名高き宗教系の学校に入れられる。彼らは引き離されても、精神的なサバイバルのために戦っていこうと考えていた。それから10年後の1977年。ルビーは、今でもステージに立って歌っていたが、夢は霧散し、昔のことは苦い記憶となって思い出される。ある晩、ステージに出ようとした彼女は、思いがけず過去からの亡霊の訪問を受ける……。
 オルデンブルク映画祭2014 シーモア・カッセル賞受賞(Victoria Schulz)。
 ブリュッセル映画祭2015 最優秀作品賞(Golden Iris Award)受賞。
 オーストリア映画賞2016 脚本賞受賞。

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 ・『ロストックの長い夜』“Wir sind jung. Wir sind stark.(We Are Young. We Are Strong.)”(独) 監督:ブルハン・クンバニ(Burhan Qurbani)
 出演:デーヴィト・シュトリーゾフ(Devid Striesow)、Jonas Nay、Sakia Rosendahl、ジョエル・バズマン(Joel Basman)、David Schütter、Trang Le Hong
 物語:1992年8月24日、ドイツ東部の町ロストックで暴動が起こる。120人以上のベトナム人の男女子どもが住むビルが放火され、3000人以上の傍観者が拍手喝采して野次馬化するという異常事態になった。これは、統一ドイツの外国人嫌いを象徴する事件と見なされた。本作は、この事件を背景にして、異なる3つの視点で描かれる。リエンは、ドイツで暮らすベトナム人女性でその日暴動に巻き込まれる。シュテファンは、若さと、怒りと退屈を持て余し、その夜の暴動に向かって突き進んでいくが、外国人や警官とやりあい、その中で友人を亡くし、悲しみと暴力の連鎖の中で自分を見失う。シュテファンの父マルティンは、野心ある地元の政治家だが、自分のキャリアを推し進めるか、息子のことを含め現状に対して責任を取るべきなのか、ジレンマに立たされる。
 ホフ国際映画祭2014 美術賞受賞。
 トルコ-ドイツ映画祭(ニュルンベルク)2015 Öngören Prize受賞。
 ドイツ映画賞2015 助演男優賞受賞(ジョエル・バズマン)。
 エルサレム映画祭2015 In Spirit for Freedom部門出品。

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 *当ブログ記事

 ・ドイツ映画批評家賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_72.html
 ・ドイツ映画批評家賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_27.html
 ・ドイツ映画批評家賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_24.html
 ・ドイツ映画批評家賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_26.html
 ・ドイツ映画批評家賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_43.html
 ・ドイツ映画批評家賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_26.html
 ・ドイツ映画批評家賞2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_24.html
 ・ドイツ映画批評家賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_31.html

 ・ドイツ映画賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_10.html

 ・バイエルン映画賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_11.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年1月〜5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_49.html

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