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zoom RSS SXSW映画祭2016 受賞結果! 日本からも多数受賞!

<<   作成日時 : 2016/04/12 02:22   >>

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 SXSW映画祭2016(3月11日-20日)の受賞結果です。

 【SXSW映画祭】

 SXSW(サウス・バイ・サウスウエストと読みます)映画祭は、テキサス州オースティンで開催される、インディペンデント映画の祭典です。

 上映作品はけっこう多く、フィクション、ドキュメンタリー、短編と部門もいろいろありますが、この映画祭で特に重要なのはドキュメンタリーで、のちのち受賞を重ねていくことになるドキュメンタリー映画のいくつかはここでプレミア上映されています。

 SXSWは、米国内のドキュメンタリー作品発表の機会としては、おそらく1月のサンダンス映画祭や6月のAFI Docsに準じるくらいで、会期中は、アメリカの映画情報サイトは毎日のようにSXSWの上映作品を取り上げていますから、関心度はかなり高いと思われます。

 なお、「映画祭」という風に記しましたが、実際は、映画だけではなく、映画と音楽とインタラクティヴ・メディアという3つのジャンルを扱う複合イベント(Festival)を行なっています。

 日本にも、アジアからの発信を行なう SXSW Asiaがありますが、今のところはまだ音楽を中心として活動を行なっているようです。

 *SXSW Asia:http://sxsw-asia.com/about.html

 ちなみに、SXSW映画祭は、5年前、震災直後に、いちはやく日本への義援金を募ってくれた映画祭でもあります。

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 【長編ナラティヴ・コンペティション部門】(Narrative Feature Competition)

 ◆審査員大賞(Grand Jury Winner)
 ◎“The Arbalest”(米) 監督:Adam Pinney


 “The Arbalest”(米) 監督:Adam Pinney [ワールド・プレミア]
 出演:Mike Brune、Tallie Medel、マシュー・スタントン
 物語:1968年のニューヨーク。フォスター・カルトは、おもちゃの発明家で、おもちゃのコンベンションのためにホテルに泊まっていた。時間をもてあましていたフォスターは、2人の客とともにホテルの部屋で、酒を飲み、正体不明のドラッグをやっていた。ところが、2人のうちの1人が急死してしまう。もう一方の女性シルヴィアは、フォスターに彼の発明を盗んで、利益は折半にしようともちかける。結果的にその発明は、フォスターを金持ちにするが、フォスターはシルヴィアのことが忘れられなくなる。そして1978年、TVクルーが彼の取材に来る。彼はなかなか話してくれず、うろつきまわる。彼のひとりごとをマイクが拾う。やがて1976年に起こったできごとが明らかになる……。


 ◆男優賞(Special Jury Recognition for Best Actor)
 ◎アンドレ・ロヨ(Andre Royo) “Hunter Gatherer”


 “Hunter Gatherer”(米) 監督:Joshua Locy [ワールド・プレミア]
 出演:アンドレ・ロヨ、George Sample III、ケリー・スチュワート(Kellee Stewart)、Ashley Wilkerson、ケヴィン・ジャクソン、アントニオ・D・チャリティー(Antonio D. Charity)、Celestial、アレクシス・デラロサ(Alexis DeLaRosa)、Jeanetta Arnette
 物語:アシュレー・ダグラスは40代のアフリカン・アメリカンで、刑務所から出所し、人生をやり直したいと考えていた。ところが、誰も出所祝いをしてくれないし、ガール・フレンドのリンダも出迎えてくれない。彼に残されたものは、母の家のベッドルームと、裏庭に埋めた宝箱と、リンダを求めるノスタルジックで分かちがたい真の愛だけだった。しかし、ジェレミーと出会って、すべてが変わり始める……。
 初監督作品。


 ◆女優賞(Special Jury Recognition for Best Actress)
 ◎リリー・レーブ(Lily Rabe) “Miss Stevens”


 “Miss Stevens”(米) 監督:Julia Hart [ワールド・プレミア]
 出演:リリー・レーブ(Lily Rabe)、ティモシー・シャラメ(Timotheé Chalamet)、Lili Reinhart、Anthony Quintal、ロブ・ヒューベル(Rob Huebel)、Oscar Nuñez
 物語:教師のレイチェル・スティーヴンスは、週末に、3人の生徒を連れて、演劇のコンテストに参加する。3人とは、リーダー肌だが、心に傷を抱えたマルゴットと、快活なサムと、才能はあるが、問題児のビリーだった。彼らの誰かが、受賞を果たすことが彼らの望みで、そうすれば、減少傾向にある学校のアート・プログラムに歯止めがかけられるのではないかと思われたからだった。しかし、レイチェルは、女優だった母を失った悲しみから脱しておらず、また、妻のいる相手とつきあっていて、しかもその相手が同じホテルに泊まっているということもあって、精神状態が不安定であり、一方、ビリーは、コンテストに参加するための条件であった課題を済ませておらず、薬物治療も続けていなかった。
 当初、Julia Hartの脚本で、エレン・ペイジが初監督を務めるとアナウンスされたが、最終的にJulia Hartが自ら監督も手がけることになった(初監督作品)。


 【長編ドキュメンタリー・コンペティション部門】(Documentary Feature Competition)

 ◆審査員大賞(Grand Jury Winner)
 ◎“TOWER”(米) 監督:Keith Maitland


 “TOWER”(米) 監督:Keith Maitland [ワールド・プレミア]
 1966年8月1日、元海兵隊員で、テキサス大学の大学院生だったチャールズ・ホイットマンが、テキサス大学オースティン校本館時計台に立てこもり、銃で無差別殺人を行なう。彼が警察によって射殺されるまでの96分の間に15名の死者と31名の負傷者を出し、全米に衝撃を与えた。この事件は、アメリカ史上最初の学校での大量殺人事件であり、コロンバイン高校銃乱射事件が起こるまで、学校での史上最悪の銃乱射事件であった。犯人の動機は、未だ解明されていないが、本作では、アーカイブ映像とロトスコープ・アニメーションにより、これまで語られてこなかった目撃者や生き残りの人々の物語を明らかにする。


 ◆ポートレート・ドキュメンタリー賞(Special Jury Recognition for Portrait Documentary)
 ◎“Accidental Courtesy: Daryl Davis, Race & America”(米) 監督:Matt Ornstein


 “Accidental Courtesy: Daryl Davis, Race & America”(米) 監督:Matt Ornstein [ワールド・プレミア]
 Daryl Davisは、成功したミュージシャンで、世界中で伝説を残している。彼は、アフリカン・アメリカンだが、KKKのメンバーに会いに行って、友だちになるという変わった趣味を持っている。彼らの大半は黒人に会ったこともないのだ。Daryl Davisは、彼らがKKKを辞める時、そのローブやフードをピースごと、物語ごと、人物ごとに分けてコレクションする。本作では、Daryl、KKKやネオナチのリーダー、学者、人権活動家にインタビューし、現代アメリカの風景を明示していく。


 ◆撮影賞(Special Jury Recognition for Cinematography)
 ◎リー・ダニエル(Lee Daniel) “The Seer”

 “The Seer”(米) 監督:Laura Dunn [ワールド・プレミア]
 詩人で環境活動家でもあるウェンデル・ベリーの肖像。ウェンデル・ベリーは、1965年にケンタッキー州ヘンリー郡に帰り、小さな農場を買い、執筆と農業と教師を軸とした生活を始める。そして、土地とコミュニティーに密着した生活は、彼の多くの執筆活動の核となっていく。それから50年後、多くの地方のコミュニティーと同様に、ここヘンリー郡でも静かなイデオロギー的な闘いが起こっている。単純さ、土地への依存、農法の持続可能性、ローカル経済、土着性といった農業の美徳は、機械化、化学肥料、土壌侵食、借金といった資本集約型の工業化された農業の特徴に取って替わられている。ベリーは、そうした状況を観察していて、農業生活を守る立場から情熱的で説得力のある発言を行なう。


 【短編部門】(Short Film Jury Awards)

 [短編ナラティヴ作品](Narrative Shorts)

 ◆審査員賞
 ◎“How Was Your Day?”(アイルランド) 監督:Damien O’Donnell

 “How Was Your Day?”(アイルランド) 監督:Damien O’Donnell [北米プレミア]
 ひとりの女性が、初めての子どもが生まれることに気持ちを高ぶらせる。
 アイルランド・アカデミー賞2016 短編映画賞ノミネート。


 ◆演技賞(Special Jury Recognition for Acting)
 ◎Jim Cummings “Thunder Road”

 “Thunder Road”(米) 監督:Jim Cummings
 物語:警官のアルノーは、母親を愛していた。
 “Confusion Through Sand”(2013)が高く評価されたJim Cummingsの最新短編。
 サンダンス映画祭2016 短編部門グランプリ受賞。


 ◆脚本賞(Special Jury Recognition for Writing)
 ◎Jocelyn DeBoer & Dawn Luebbe “Greener Grass”

 “Greener Grass”(米) 監督:Paul Briganti [北米プレミア]
 物語:立ち居振る舞いに関するダーク・コメディー。ジルとリサは、サッカー・ママで、「友人たち」に認めてもらうことに懸命だ。すべての大人が歯に矯正金具をつけ、夫婦は細心の注意を払って、プレスした服をコーディネートしている。認めてもらうためには、家族も犠牲にする。未来のために、いま我慢することが大事なのだ。
 クレモンフェラン国際短編映画祭2016 LABコンペティション部門出品。Canal+賞受賞。
 全州国際映画祭2016World Cinemascape: Spectrum for Shorts部門出品。


 [短編ドキュメンタリー](Documentary Shorts)

 ◆審査員賞
 ◎“These C*cksucking Tears”(米) Dan Taberski

 “These C*cksucking Tears”(米) Dan Taberski
 1973年、酪農家の息子Pat Haggertyは、世界で初めてゲイをテーマにしたカントリー・ミュージックのアルバムをリリースした。アルバムは1000部作られたが、まもなく世界から消えた。それから40年。そのアルバム“LAVENDER COUNTRY”は、再発見され、批評家によって絶賛され、その勇気と正直さが称えられている。今、Pat Haggertyは70代で、老人ホームでお仲間相手に古い歌を歌っている。長らく途絶えていた音楽への夢が叶おうとしているのだ。


 ◆審査員特別賞(Special Jury Recognition)
 ◎“Dollhouse”(米) 監督:Terri Timely

 “Dollhouse”(米) 監督:Terri Timely [ワールド・プレミア]
 ゴム製の人形の頭や腕、脚などのパーツを揃えて、(ハイパーリアルな)赤ん坊の人形を再生し、販売しているKate Charlesの仕事と日常に迫った短編ドキュメンタリー。白人のKateがアフロ・アメリカンの人形を作っていること、男性だったら狩りに行って剥製をコレクションしたりするようなことは認められているのに女性はそうではないなど、Kateの考え方が示される。
 監督のTerri Timelyは、2人の男性のユニット名で、この名前で、ミュージック・ビデオやCMを手がけている。
 *本編動画:https://thescene.com/watch/thenewyorker/dollhouse?source=player_scene_logo


 [ミッドナイト・ショーツ](Midnight Shorts)

 ◆審査員賞
 ◎“MANoMAN”(英) 監督:Simon Cartwright

 “MANoMAN”(英) 監督:Simon Cartwright
 物語:グレンは、かろうじて男性であるが、男らしくはない。そこで男らしさを引き出すべく、スクリーム・セラピーのセッションに参加する。ところがまわりは泣きわめく男たちばかりで、グレンは一向に成果を上げられない。ひとりのメンバーが後押ししてくれたおかげで、グレンもようやく一歩前に進み、何かを吐き出すことに成功する。結果はどうあれ、それこそ彼の望んでいたものに違いなく、彼のちっちゃな分身のようなものだった。
 指人形とコンピューター・アニメーションによる作品。英国映画&テレビ学校で制作された。
 カンヌ国際映画祭2015 シネフォンダシオン部門出品。エジンバラ国際映画祭2015出品。ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2015 英国短編映画賞ノミネート。BAFTA英国アカデミー賞2016 短編アニメーション賞ノミネート。サンダンス映画祭2016出品。タンペレ国際短編映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。Diploma of Merit受賞。


 ◆審査員特別賞(Special Jury Recognition)
 ◎『おかあさんにないしょ』“Don’t tell Mom”(日) 監督:冠木佐和子



 [短編アニメーション](Animated Shorts)

 ◆審査員賞
 ◎“Glove”(米) 監督:Alexa Lim Haas & Bernardo Britto

 “Glove”(米) 監督:Alexa Lim Haas & Bernardo Britto
 物語:宇宙飛行士が宇宙空間で手袋を紛失し、その行方を考える。


 ◆審査員特別賞(Special Jury Recognition)
 ◎“Pombo Loves You”(英) 監督:Steve Warne

 “Pombo Loves You”(英) 監督:Steve Warne
 物語:久しく離れていた父親が、80年代にTVで活躍したキャラクターPomboとしての、ヒロイックだけれども問題を抱えた過去の人生と向き合う。
 エジンバラ国際映画祭2015出品。サンダンス映画祭2016出品。


 [ミュージック・ビデオ](Music Videos)

 ◆審査員賞
 ◎Childish Gambino “Sober”(米) 監督:ヒロ・ムライ



 [テキサス短編映画](Texas Shorts)

 ◆審査員賞
 ◎“The Send-Off”(米) 監督:Ivete Lucas & Patrick Bresnan

 ◆演技賞(Special Jury Recognition for Acting)
 ◎Lindsay Pulsipher “1985”(米)(監督:Yen Tan)

 [テキサス高校生短編映画](Texas High School Shorts)

 ◆審査員賞
 ◎“Lady of Paint Creek”(米) 監督:Alexia Salingaros

 ◆審査員特別賞(Special Jury Recognition)
 ◎“The Archer Hadley Story”(米) 監督:Ben Root & Alex Treviño

 【デザイン部門】(SXSW Film Design Awards)

 [ポスター・デザイン](Excellence In Poster Design)

 ◆審査員賞
 ◎MissMe “The Artful Vandal”(米)(監督:Mohammad Gorjestani)

 ◆審査員特別賞(Special Jury Recognition)
 ◎New Media Ltd(Mike Anderson、Ryan Dickie、Abigail Horton) “Night Stalker”(米)(監督:New Media Ltd)

 ◆審査員特別賞(Special Jury Recognition)
 ◎Octavio Terol “Eat My Shit”(西)(監督:Eduardo Casanova)

 [タイトル・デザイン](Excellence In Title Design)

 ◆審査員賞
 ◎“Sunstone”(西) 監督:Aimée Duchamp

 【特別賞】(SXSW Special Awards)

 ◆ゲーム・チェンジャー賞(SXSW Gamechanger Award)
 ◎“My Blind Brother”(米) 監督:Sophie Goodhart


 “My Blind Brother”(米) 監督:Sophie Goodhart [ワールド・プレミア]
 物語:同じ女性を好きになってしまったために、いつも目標以上のことをやり遂げてしまう盲目のアスリートとその兄の間に亀裂が生じてしまう。


 ◆Louis Black “Lone Star” Award
 ◎“TOWER”(米) 監督:Keith Maitland

 ◆Karen Schmeer Film Editing Fellowship
 ◎Eileen Meyer
 Eileen Meyerは、“Best of Enemies”などを手がける編集技師、プロデューサー。

 【観客賞】

 ◆長編ナラティヴ・コンペティション部門

 ◎“Transpecos”(米) 監督:Greg Kwedar

 “Transpecos”(米) 監督:Greg Kwedar [ワールド・プレミア]
 物語:辺境の荒涼としたハイウェイの国境警備隊には3人のメンバーがいる。フローレスは追跡の能力がない。デイヴィスはセニョリータとのロマンスと乗馬を夢見てここに参加した。ホッブスは学歴信仰があり、発砲を止めることができない年輩の警備員のひとりだ。退屈な日常を1台の車の荷物が変える。3人は、この寂れた国境地帯にシュールで恐るべき秘密が隠されていることを知る。そして、彼らは、何が正しくて何が間違っているのか、境界がわからなくなる……。


 ◆長編ドキュメンタリー・コンペティション部門
 ◎“TOWER”(米) 監督:Keith Maitland

 ◆Headliners部門
 ◎“Demolition”(米) 監督:ジャン=マルク・ヴァレ


 “Demolition”(米) 監督:ジャン=マルク・ヴァレ [USプレミア]
 出演:ナオミ・ワッツ、ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー
 物語:成功した証券引受業者デイヴィスは、交通事故での、妻の悲劇的な死以来、感情をコントロールできなくなる。義父からのプレッシャーをかけられても、状況は改善しない。そして自販機会社にクレームの手紙を書いたのを皮切りに、たて続けにクレームの手紙を出し始める。その手紙の1つがカスタマー・サービスの担当者カレンの目に留まる。カレンもまた、精神的経済的な重荷を背負っていて、デイヴィスとカレンは不思議な絆で結ばれていく。カレンと彼女の息子クリスの助けを借りて、デイヴィスは以前の生活を解体し、再構築し始める……。
 トロント国際映画祭2015 GALAS部門出品。


 ◆ナラティヴ・スポットライト部門(Narrative Spotlight)
 ◎“From Nowhere”(米) 監督:Matthew Newton


 “From Nowhere”(米) 監督:Matthew Newton [ワールド・プレミア]
 物語:ドミニカ人の少女とアフリカ人の少年とペルーの少女がブロンクスの高校を卒業しようとしている。彼らは正式の書類を持っておらず、教師は、弁護士とともに、彼らがこのままアメリカにとどまれるように奮闘している。3人は、否応なく大人への道を進まなければならず、ほとんどの大人が直面しなくてもいいような問題と向かい合わなければならない。彼らだって、友だちがほしいし、恋がしたいし、権威に反発を感じている、普通のアメリカのティーンエイジャーなのだ。


 ◆ドキュメンタリー・スポットライト部門(Documentary Spotlight)
 ◎“Mr. Gaga”(イスラエル) 監督:Tomer Heymann

 “Mr. Gaga”(イスラエル) 監督:Tomer Heymann [北米プレミア]
 オハッド・ナハリン(Ohad Naharin)は、イスラエルのコンテンポラリーダンサー、振付師で、22歳からバットシェバ舞踊団(The Batsheva Dance Company)に参加し、マーサ・グレアム、モーリス・ベジャールに師事したニューヨーク留学を経て、1990年から同舞踊団の芸術監督を務めている。本作は、8年にわたって、オハッド・ナハリンとバットシェバ舞踊団を追ったドキュメンタリーで、未公開映像、リハーサル・シーン、見事なダンス風景などで構成されている。「モダン・ダンスの定義を一新したアートの天才による魅惑の物語。」


 ◆ヴィジョンズ部門(Visions)
 ◎“Jules and Dolores(Roubo da Taça, O)”(ブラジル) 監督:Caito Ortiz

 “Jules and Dolores”(ブラジル) 監督:Caito Ortiz [ワールド・プレミア]
 FIFAワールドカップの最初のトロフィーは、FIFAワールドカップ実現に尽力したFIFA会長ジュール・リメの名にちなんで、ジュール・リメ・カップと呼ばれる。ジュール・リメ・カップ(純銀製の金メッキ)は、1970年にブラジルが3回目の優勝を果たした時に、その栄誉を称えて、永久にブラジルに譲渡されることになった。しかし、1983年ブラジルサッカー連盟に保管されてあったトロフィーは盗まれ、今も見つかっていない。その結果、現在ブラジルに保管されているのはレプリカである。本作は、この事件を背景にした物語。
 物語:1983年、リオ・デ・ジャネイロ。ペラルタは、人生を楽しみ、ギャンブルで作った借金を返すために、楽天的な相棒バラッチャとともに、ジュール・リメ・カップのレプリカを盗み出す計画を立てる。ところが、盗み出したジュール・リメ・カップは、レプリカではなく、本物だったために、国中を巻き込んだ、大騒ぎとなる。


 ◆ミッドナイターズ部門(Midnighters)
 ◎『アイアムヒーロー』“I Am a Hero”(日) 監督:佐藤信介

 ◆Episodic部門(Episodic)
 ◎“Vice Principals”(米) 監督:Jody Hill、David Gordon Green、Danny McBride

 “Vice Principals”(米) 監督:Jody Hill、David Gordon Green、Danny McBride [ワールド・プレミア]
 高校の校長を目指す2人の教頭の物語。HBOの1話30分のTVシリーズ。シーズン1が9話、シーズン2が9話。SXSWでは、30分のトークショー+最新2話分を上映。


 ◆24 Beats Per Second
 ◎“Honky Tonk Heaven: Legend of the Broken”(米) 監督:Brenda Greene Mitchell、Sam Wainwright Douglas


 “Honky Tonk Heaven: Legend of the Broken”(米) 監督:Brenda Greene Mitchell、Sam Wainwright Douglas [ワールド・プレミア]
 世界的に有名なホンキートンク、The Broken Spokeには、ジョージ・ストレイト、ウィリー・ネルソン、アーネスト・タブ、モブ・ウィリス、ジョージ・ジョーンズ、ロイ・エイカフらがレギュラーで立ってきた。テキサスのダンス・ホールが、急速な都市化や賃料の高騰の煽りを受ける中、50年もThe Broken Spokeが耐えてきたのは、カリスマ的で、粘り強いオーナーの情熱とハードな仕事ぶりがあったからだ。この建物で、誰がいつプレイしたかとかいう歴史以上に、企業化する社会の中でファミリー・ビジネスを維持してきたところに、ユニバーサルな物語が隠されている。
 インタビュー:ウィリー・ネルソン、ジェリー・ジェフ・ウォーカー、デール・ワトソン、ジェームズ・デイトン、The Waco Brothers、アルヴィン・クロウなど


 ◆SXGLOBAL部門
 ◎“Ghostland”(独) 監督:Simon Stadler

 “Ghostland”(独) 監督:Simon Stadler [北米プレミア]
 物語:ナミビア政府は、1990年に法律で狩猟を禁止した。そのせいで、ブッシュマンたち(The Ju/Hoansi Bushmen)は、これまでのライフスタイルを棄てて、「文明化された」ライフスタイルを学ばなければならなくなる。最初、カラハリを旅していた彼らは、その後、ヨーロッパの中心部に向かう。古い伝統を棄てようとしている彼らの目を通して見る我々の生活習慣は温かくユーモラスに見える。


 ◆フェスティバル・フェイバリッツ(Festival Favorites)
 ◎“Gleason”(米) 監督:クレイ・トゥイール(Clay Tweel)


 “Gleason”(米) 監督:クレイ・トゥイール(Clay Tweel)
 スティーヴ・グリーソンは、元NFLのディフェンダーで、ニューオリンズのヒーローだった。ところが34歳の時、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で、余命2〜5年と診断される。数週間後、彼は妻から赤ん坊を授かったことを知らされる。彼は、まだ見ぬ子供のためにビデオ日記を始める。また、彼は同じ病気と闘う人々のために基金を設立する。だんだん体の調子は悪くなるが、彼は最新医療を利用して、一日でも長く生きようとする。本作は、難病との闘いの記録であると同時に、父と息子、夫と妻の愛の物語でもある。
 『プリント・ザ・レジェンド』“Finders Keepers”と立て続けに注目作を発表しているクレイ・トゥイール監督の最新作。
 サンダンス映画祭2016出品。


 ◆タイトル・デザイン部門(Excellence In Title Design)
 ◎ Allison Brownmoore of Blue Spill “We Are X”(英・米)(監督:スティーヴン・カイヤック)

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 *当ブログ記事

 ・SXSW映画祭2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_21.html
 ・SXSW映画祭2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_16.html
 ・SXSW映画祭2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_28.html
 ・SXSW映画祭2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_31.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年1月〜5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_49.html

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