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zoom RSS カンヌ国際映画祭2016 ある視点部門、ミッドナイト・スクリーニング部門、カンヌ・クラシック部門

<<   作成日時 : 2016/04/27 22:38   >>

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 【ある視点部門】(Un Certain Regard)

 ・“The Dancer(La Danseuse)”(仏・ベルギー) 監督:ステファニー・ディ・グスト(Stéphanie Di Giusto)
 出演:メラニー・ティエリー、ギャスパー・ウリエル、フランソワ・ダミアン、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、リリー・ローズ・デップ、ステファニー・ソコリンスキ(Stéphanie Sokolinski)
 物語:1887年、金探鉱家の父が死んだ後、マリー=ルイーズは、アメリカ西部の生活を棄て、ニューヨークで暮らす母の許に身を寄せて、心に抱いていた女優への道へと進む。ある夜、彼女は、長いドレスで足をもつれさせ、布地をスピンさせることで転倒を回避するが、結果的にそれは美しく、マジカルなジェスチャーを生んだ。世に言うサーペンタンス・ダンスの誕生である。観客は驚き、圧倒され、もっと見たいと切望した。マリー=ルイーズは、ロイ・フラーとなり、革新的なダンスを盗もうとする模倣者がいるニューヨークを飛び出してパリに向かい、新しく多忙な日々を過ごすようになった。フォーリー・ベルジェールでは、人々を惑わし、華々しい讃美者たちが彼女の前にひれ伏した。トゥールーズ・ロートレック、リュミエール兄弟、ロダン……。「エレクトリックの妖精」は、世代のアイコンになり、燃えるようなシンボルになった。しかし、名声だけがすべてではない。若く魅力的なイサドラ・ダンカンとの出会いで、嵐のような恋をし、献身的なアシスタント、ガブリエルとの関係は複雑になって、彼女の芸術の根本を危険にさらした。しかし、どんな痛みや裏切りをもってしても、革命的なダンスの天才であり、情熱的なアーティストである彼女を打ち負かすことはできなかった。

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 ・“The Stopover(Voir du pays)”(仏) 監督:デルフィーヌ・クラン(Delphine Coulin)、ミュリエル・クラン(Muriel Coulin)
 出演:ステファニー・ソコリンスキ(Stéphanie Sokolinski)、アリアーヌ・ラベド(Ariane Labed)、Ginger Romàn、Karim Leklou、Andreas Konstantinou、Makis Papadimitriou、Alexis Manenti
 物語:アフガニスタンでの従軍の最後に、女性軍人のオーロールとマリーヌは、キプロスの5つ星のリゾートで、社会復帰のために3日間の休暇を与えられる。しかし、戦争を忘れ、その背後にある暴力について考えないようにすることは容易ではなかった。
 『サンバ』のデルフィーヌ・クラン(原作・脚本)、ミュリエル・クラン(脚本)の第2監督長編。本作もデルフィーヌ・クランの同名の小説の映画化。

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 ・“Pericle Il Nero(Pericle The Black)”(伊・ベルギー・仏) 監督:Stefano Mordini
 出演:リッカルド・スカルマチョ、Marina Foïs、ジージョ・モッラ(Gigio Morra)、Valentina Vacca
 物語:Pericleは、裏社会のボスの下で働いていた。彼に割り当てられたたくさんの仕事のうちの1つで、致命的なミスを犯して、彼はライバルのボスにダメージを与えてしまう。Pericleには何とか生きてこの事態を切り抜けてほしいと誰もが考えていた。Pericleのボスは、ライバルのボスが許しを乞いに来るだろうと考えいたのに対し、ライバルのボスは、自分に対して行なわれた間違いに対して、復讐を求めていた。Pericleは進退極まり、逃げるしかなかった。逃亡の途中で、彼はひとりの女性と出会い、彼女の家に泊めてもらう。2人の関係は次第に本物の愛情へと変わる。これは、彼が成長するチャンスであり、それまで自分が生きてきた世界のルールを拒絶したことで新たな自我を目覚めさせていた。
 Giuseppe Ferrandinoの小説の映画化。

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 ・“Dogs(Câini)”(ルーマニア・仏・ブルガリア) 監督:Bogdan Mirică
 出演:ドラゴス・ブクル(Dragos Bucur)、ヴラド・イヴァノフ、Gheorghe Visu、Costel Cascaval
 物語:ロマンは、ブカレストからウクライナとの国境近くにやってくる。そこは、祖父から相続した土地で、荒涼とはしていたが、広くて、彼はこれを売ってしまいたいと考えていた。彼は、地元の年輩の警官、ホガスに警告を受ける。カリスマ的で凶暴なサミールと彼の手下たちが、この土地で密輸を行なっていて、誰でも自由に出入りすることを認めるわけがないだろうと。ロマンはあきらめず、3人の男たちが暴力のトライアングルの中で衝突する。

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 ・“The Happiest Day in the Life of Olli Mäki(Hymyilevä Mies)”(フィンランド・スウェーデン・独) 監督:Juho Kuosmanen
 出演:Eero Milonoff、Jarkko Lahti、Oona Airola
 物語:実在のボクサーOlli Mäkiの物語。Olli Mäkiは、フィンランドで初めてワールド・チャンピオンシップをかけて戦う、フェザー級のボクサーになる。試合当日のスタジアムは超満員。しかし、彼は2回戦でぶざまな負け方をする。彼は、この日のことを人生最良の日として思い出す。

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 ・“Beyond the Mountains and Hills(מעבר להרים ולגבעות /Me'Ever Laharim Vehagvaot)”(イスラエル・独・ベルギー) 監督:エラン・コリリン
 物語:主人公は、22年間、イスラエルの兵士をしてきて、今更、市民に戻ろうにも国が変わり過ぎていて、慣れることができない。

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 ・“Personal Affairs(أمور شخصية/Omor Shakhsiya)”(イスラエル) 監督:Maha Haj
 物語:複雑な夫婦関係を描く。異なる4つの物語が交錯し、それぞれの関係性や出来事がむすびつけられていく。
 エリア・スレイマンの『時のかなたへ』などの美術を手がけているMaha Hajの初監督長編。

 ・“Inversion(وارونگی/Varoonegi)”(イラン) 監督:ベーナム・ベーザディ(Behnam Behzadi)
 物語:気象逆転現象が起き、テヘランの大気汚染は、最悪のレベルに達する。Niloofar(35)の母親の呼吸器疾患が悪化し、彼女はテヘランを離れなければならなくなる。家族は、当然のようにNiloofarが母と付き添うものと考えるが、これまでは家族の言うことに従ってきた彼女も、自分の決断を認めてくれてもいいのではないかと主張する。
 『ルールを曲げろ』のベーナム・ベーザディ監督最新作。
 ファジル国際映画祭2016出品。

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 ・“The Student((М)Ученик/(M)Uchenik)”(ロシア) 監督:キリル・セレブレンニコフ(Kirill Serebrennikov)
 物語:ティーンエージャーのVeniaminは、神学論的な懐疑主義の真っただ中にあり、質問攻めにしては、母親やクラスメート、さらには学校全体を困らせている。「女の子がビキニを着て水泳教室で泳いでもいいんじゃない?」「学校で性教育を行なうべきでは?」「進化論は自然科学として学校で教えられるべきじゃないか?」などなど。大人たちは、聖書のみに誓いを立てる若者の信念に当惑する。彼を納得させられるのは、どうやら生物の教師のElena以外にいなさそうだった……。

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 ・“Apprentice”(シンガポール・仏・独) 監督:ブー・ジュンフェン(Boo Junfeng)
 物語:28歳の刑務所看守が、死刑執行人のチーフと親しくなり、次第に彼の後継者になるべく教え込まれていく。
 日本でも『Sandcastle』や短編作品が紹介されているブー・ジュンフェン監督の第2監督長編。

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 ・『海よりもまだ深く』“After the Storm”(日) 監督:是枝裕和

 ・『淵に立つ』“Harmonium”(日) 監督:深田晃司

 ・『レッドタートル ある島の物語』“The Red Turtle”(日・仏) 監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット

 ・“Captain Fantastic”(米) 監督:マット・ロス(Matt Ross)
 出演:ヴィゴ・モーテンセン、ジョージ・マッケイ、Samantha Isler、アナリース・バッソ(Annalise Basso)、ニコラス・ハミルトン、Shree Crooks、キャスリン・ハーン、スティーヴ・ザーン
 物語:太平洋岸北西部の森の中。父親は、6人の子供たちを、物理的にも、知的教育面でもしっかりと育てていた。ところが、森から出て、社会復帰しなくてはならなくなり、親としてこうあるべきと考えていたものを考え直さなければならなくなる。
 俳優マット・ロスの第2監督長編。
 サンダンス映画祭2016 プレミア部門出品。
 「ヴァラエティー」誌が選ぶ、観るべき10人の監督たち 2016。

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 ・“Hell or High Water”(米) 監督:デイヴィッド・マッケンジー
 出演:クリス・パイン、ベン・フォスター、ジェフ・ブリッジス、ケイティー・ミクソン、ギル・バーミンガム
 物語:離婚したばかりのトビーと、刑務所から出所したばかりのタナーは、ウェスト・テキサスにある自分たち家族の農場を差し押さえから守るために、銀行強盗を計画する。そんな彼らを、テキサスレンジャーの2人組が追う……。

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 ・“The Transfiguration”(米) 監督:Michael O'Shea
 出演:Eric Ruffin、Chloe Levine、ラリー・フェセンデン(Larry Fessenden)、ダニー・フラハティ(Danny Flaherty)、ジェームズ・ロリンズ(James Lorinz)、アーロン・モーテン(Aaron Moten)
 物語:ニューヨークを舞台にした、愛と喪失とヴァンパイアの物語。
 初監督作品。

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 ・“The Long Night of Francisco Sanctis(La larga noche de Francisco Sanctis)”(アルゼンチン) 監督:Francisco Márquez、Andrea Testa
 物語:アルゼンチン。軍事独裁時代の1977年。政治とは関わりのない男が、軍が2人の人物を追っているという情報を得る。どうやら彼らは消されてしまうらしい。自分の決断次第で、彼らの運命は変わる。果たして自分の身を危険にさらしてまで、2人に救いの手を差し伸べるべきかどうか……。
 Humberto Costantiniの小説の映画化。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2016 インターナショナル・コンペティション部門出品。最優秀作品賞、男優賞(Diego Velazquez)、SIGNIS賞、FEISAL賞受賞。

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 ・“Clash (اشتباك /Eshtebak)”(エジプト・仏・独・UAE) 監督:Mohamed Diab [オープニング作品]
 物語:2011年の革命後、エジプトでは、ムスリム同胞団のムハンマド・ムルシーが初めての民主的な自由選挙を経て、大統領に就任する。しかし、独善的な政策や経済政策の失敗、報道の弾圧などにより、反発を招き、2013年7月3日、スタートからわずか1年にして、軍により追放される。本作では、その前後の政治的動乱を描く。

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 【ミッドナイト・スクリーニング部門】(Midnight screenings)

 ・“Blood Father”(仏) 監督:ジャン=フランソワ・リシェ(Jean-FrançoisRichet)
 出演:メル・ギブソン、ディエゴ・ルナ、エリザベス・ローム、ウィリアム・H・メイシー、エリン・モリアーティ
 物語:ジョンは、元詐欺師で、刑務所から出所後、16歳のわがままな娘リディアが、ドラッグ・ディーラーから命を狙われていると知って、彼女を守ろうとする。
 『ハンガー・ゲーム FINAL』などを手がける脚本家ピーター・クレイグ(サリー・フィールドの息子)による同名小説の映画化。

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 ・“Train to Busan(부산행/釜山行き)”(韓) 監督・ヨン・サンホ
 出演:コン・ユ、マ・ドンソク、チョン・ユミ、キム・スアン、チェ・ウシク
 物語:人をゾンビ化するウィルスが韓国を襲う。情報の伝達は遅れていて、何も知らない乗客が乗ったKTXが、ソウルから釜山へと出発する。その列車の中に感染者が紛れ込んでいたため、釜山へ向かう道中で、生き残りを賭けた死闘が繰り広げられていく……。
 長編アニメーション“Seoul Station(서울역/ソウル駅)”と連作をなす作品。

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 ・“Gimme Danger”(米) 監督:ジム・ジャームッシュ
 イギー・ポップを中心に、1967年から1974年まで活動したバンド、ザ・ストゥージズに関するドキュメンタリー。

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 【カンヌ・クラシック部門】(Cannes Classics)

 ・『愛慾』“Lady Killer(Gueule d’amour)”(1937/仏・独) 監督:ジャン・グレミヨン
 ・“The Last Chance(Die letzte Chance)”(1945/スイス) 監督:レオポルド・リントベルグ(Leopold Lindtberg)
 ・『桃太郎 海の神兵』“Momotaro, Sacred Sailors)”(1945/日) 監督:瀬尾光世
 ・『ファルビーク』“Farrebique(Farrebique ou Les quatre saisons)”(1946/仏) 監督:ジョルジュ・ルーキエ(Georges Rouquier)
 ・『七月のランデヴー』“Rendezvous in July(Rendez-vous de juillet)”(1949/仏) 監督:ジャック・ベッケル
 ・『雨月物語』“Ugetsu”(1953/日) 監督:溝口健二
 ・“Santi-Vina”(1954/タイ) 監督:Thavi Na Bangchang
 ・『平和の谷』“Valley of Peace(Dolina miru)”(1956/ユーゴスラビア) 監督:フランツェ・シュティグリッツ(France Štiglic)
 ・“The Day Shall Dawn(Jago hua savera)”(1959/パキスタン) 監督:Aaejay Kardar
 ・『片目のジャック』“One-Eyed Jacks”(1961/米) 監督:マーロン・ブランド
 ・『恐怖の振子』“The Pit and the Pendulum”(1961/米) 監督:ロジャー・コーマン
 ・“Pepper Candy aka Sweet and Sour(Dragées au poivre)”(1963/仏・伊) 監督:ジャック・バラティエ(Jacques Baratier)
 ・『イカリエ-XB1』“Voyage to the End of the Universe(Ikarie XB-1)”(1963/チェコスロヴァキア) 監督:インドゥジヒ・ポラーク(Jindřich Polák)
 ・『バンパイアの惑星』“Planet of the Vampires(Terrore nello spazio)”(1965/伊・西) 監督:マリオ・バーヴァ
 ・『男と女』“A Man and a Woman(Un homme et une femme)”(1966/仏) 監督:クロード・ルルーシュ
 ・『男性・女性』“Masculin Féminin(Masculin féminin: 15 faits précis)”(1966/仏・スウェーデン) 監督:ジャン=リュック・ゴダール
 ・『蜜がいっぱい』“The Birds, the Bees and the Italians(Signore & signori)”(1966/伊・仏) 監督:ピエトロ・ジェルミ
 ・『死の時』“Time to Die(Tiempo de morir)”(1966/メキシコ) 監督:アルトゥーロ・リプステイン
 ・『低開発の記憶−メモリアス−』“Memories of Underdevelopment(Memorias del subdesarrollo)”(1968/キューバ) 監督:トマス・グティエレス・アレア
 ・『病院』“Hospital”(1970/米) 監督:フレデリック・ワイズマン
 ・“Love(Szerelem)”(1971/ハンガリー) 監督:カーロイ・マック(Károly Makk)
 ・『惑星ソラリス』“Solaris(Солярис Solyaris)”(1972/ソ連) 監督:アンドレイ・タルコフスキー
 ・『恐怖の報酬』“Sorcerer”(1977/米) 監督:ウィリアム・フリードキン
 ・“News Items(Faits divers)”(1983/仏) 監督:レイモン・ドゥパルドン
 ・『アデュー・ボナパルト』“Adieu Bonaparte(وداعاً بونابرت /Weda'an Bonaparte)”(1985/エジプト・仏) 監督:ユーセフ・シャヒーン
 ・『恋の掟』“Valmont”(1989/仏・米) 監督:ミロシュ・フォアマン
 ・『デカローグ 5』“Decalogue V(Dekalog, pięć)”、『デカローグ 6』“Decalogue VI(Dekalog, sześć)”(1990/ポーランド) 監督:クシシュトフ・キェシロフスキ
 ・『ハワーズ・エンド』“Howards End”(1992/英・日・米) 監督:ジェームズ・アイヴォリー
 ・『インドシナ』“Indochine”(1992/仏) 監督:レジス・ヴァルニエ

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 ・カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_20.html

 ・カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門 傾向と予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_21.html

 ・カンヌ国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門、特別招待作品、短編部門、シネフォンダシオン部門:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_22.html

 追記:
 ・カンヌ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_35.html

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