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zoom RSS カンヌ国際映画祭2016 アウト・オブ・コンペティション部門、短編部門、特別招待作品

<<   作成日時 : 2016/04/26 06:48   >>

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 【アウト・オブ・コンペティション部門】

 ・“The Wailing(곡성/Gokseong)”(韓) 監督:ナ・ホンジン
 出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ、チャン・ソヨン、Jo Han-Cheol
 物語:ある村によそ者(國村隼)が現れる。それから、村で謎の病気が広まる。警察は、野生のきのこのせいだと結論づけるが、よそ者が犯人に違いないという噂が立つ。警官のチョングは、ムミョンと会ってから、噂を信じるようになる。チョングの娘ヒョジンが同じ病気にかかる。彼は祈祷師に力を借りようとする……。

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 ・“The BFG”(米・英・カナダ) 監督:スティーヴン・スピルバーグ
 出演:マーク・ライランス、レベッカ・ホール、ジェマイン・クレメント、ビル・ヘイダー、オラフル・ダッリ・オラフソン
 ロアルド・ダールの『オ・ヤサシ巨人BFG』の映画化。

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 ・“Café Society”(米) 監督:ウディ・アレン [オープニング作品]
 出演:ジェニー・バーリン、ブレイク・ライヴリー、クリステン・スチュワート、スティーヴ・カレル、ジェシー・アイゼンバーグ、パーカー・ポージー、アンナ・キャンプ、ポール・シュナイダー
 物語:1930年代。若い男が、映画の世界で働くのを夢見て、ハリウッドにやってくる。ところが、彼は、そこで恋をし、カフェ業界で働くことになる。カフェ業界こそは、時代の精神を最もよく現している場所であった。

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 ・『マネーモンスター』“Money Monster”(米) 監督:ジョディー・フォスター
 出演:ジャック・オコンネル、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、Caitriona Balfe、ドミニク・ウェスト
 物語:リー・ゲイツは、株取引の情報番組の司会者だったが、彼の情報によって家族の金を失った視聴者から番組放送中に人質として捕らえられてしまう。

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 ・“The Nice Guys”(英・米) 監督:シェーン・ブラック
 出演:ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウ、マット・ボマー、キム・ベイシンガー、キース・デイヴィッド、アンゴーリー・ライス、マーガレット・クアリー
 物語:1970年代のロサンゼルス。落ちぶれた探偵のホランド・マーチは、雇った用心棒ジャクソン・ヒーリーとともに、失踪した女性の事件と、それとは無関係のように見えるポルノスターの死について調査を始める。彼らは、やがて事件の陰に権力者たちの陰謀が絡んでいることをつかむ……。

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 【短編コンペティション部門】(Short films)

 本年度は、5008本のエントリーがあったと発表されています。

 ※短編部門とシネフォンダシオン部門の審査員長は、河P直美。

 ・“Dreamlands”(英) 監督:Sarah Dunlop
 ・“Timecode”(西) 監督:Juanjo Giménez
 ・“Après Suzanne”(仏) 監督:Félix Moati
 ・“The Silence(Il Silenzio)”(伊) 監督:Farnoosh Samadi Frooshani、Ali Asgari
 ・“4:15 P.M. Sfarsitul Lumii(4:15 PM The End of the World)”(ルーマニア) 監督:Catalin Rotaru、Gabi Virginia Sarga
 ・“Fight on a Swedish Beach”(スウェーデン) 監督:Simon Vahlne
 ・“Imago”(フィリピン) 監督:Raymond Gutierrez
 ・“Mother(Madre)”(コロンビア) 監督:Simón Mesa Soto
 ・“The Girl Who Danced with the Devil(A moça que dançou com o diabo)”(ブラジル) 監督:João Paulo Miranda Maria
 ・“La Laine sur le dos(صوف على الظهر/Souf alla al-dhahr)”(チュニジア・仏) 監督:Lotfi Achour

 【シネフォンダシオン部門】(Cinéfondation)

 本年度は、2300本のエントリーがあり、1/3は初選出の学校となっています。ボスニア・ヘルツェゴビナとベネズエラは製作国としても初選出。全18本のうち、14本がフィクション、4本がアニメーション。過半数が女性監督作品。

 ・“In the Hills”(英) 監督:Hamid Ahmadi(London Film School)
 ・“The Alan Dimension”(英) 監督:Jac Clinch(英国映画テレビ学校)
 ・“Somewhere(Ailleurs)”(仏) 監督:Mélody Boulissière(E.N.S.A.D.)
 ・“Gabber Lover”(仏) 監督:Anna Cazenave Cambet(La Fémis)
 ・“Aram”(仏) 監督:Fereshteh Parnian(Lumière University Lyon 2)
 ・“Trash(Poubelle)”(ベルギー) 監督:Alexandre Gilmet(INSAS)
 ・“The Sleeping Saint(La santa che dorme)”(伊) 監督:Laura Samani(Centro Sperimentale di Cinematografia)
 ・“Whatever The Weather(bei Wind und Wetter)”(スイス) 監督:Remo Scherrer(Hochschule Luzern - Design & Kunst)
 ・“The Noise of Licking(A nyalintás nesze)”(ハンガリー) 監督:Andrasev Nadja(MOME)
 ・“Fine(Dobro)”(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 監督:Marta Hernaiz Pidal(film.factory)
 ・“All Rivers Run to the Sea(Toate fluviile curg în mare)”(ルーマニア) 監督:Alexandru Badea(UNATC)
 ・“Anna”(イスラエル) 監督:Or Sinai(Sam Spiegel Film and Television School)
 ・“Nest(Gudh)”(インド) 監督:Saurav Rai(Satyajit Ray Film and Television Institute)
 ・“1 Kilogram”(韓) 監督:Park Young-Ju(K-ARTS)
 ・“Submarine”(米) 監督:Mounia Akl(Columbia University School of the Arts)
 ・“The Reasons in the World(Las razones del mundo)”(メキシコ) 監督:Ernesto Martínez Bucio(CCC)
 ・“The Guilt, Probably(La culpa probablemente)”(ベネズエラ) 監督:Michael Labarca(Universidad de los Andes)
 ・“Business”(アルゼンチン) 監督:Malena Vain(Universidad del Cine)

 【特別招待作品】(Special screenings)

 ・“Last Days of Louis XIV (La Mort de Louis XIV)”(仏・西) 監督:Albert Serra
 出演:ジャン=ピエール・レオ、Patrick d'Assumçao、Irène Silvagni、Bernard Belin、Marc Susini
 物語:ルイ14世は、狩りから帰った後、脚に痛みを覚える。それから2週間後、彼はヴェルサイユで寝たきりになる。それが偉大な王の、死へと至る長い闘病生活の始まりだったが、彼は、信頼篤き側近たち―医者、愛するマントノン公爵夫人、外科医、侍従長―が見守る中、自分の後継者を決めなければならない。

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 ・“Le Cancre”(仏) 監督:ポール・ヴェキアリ(Paul Vecchiali)
 出演:、Pascal Cervo、カトリーヌ・ドヌーヴ、Annie Cordy、フランソワ・ルブラン(Françoise Lebrun)、フランソワーズ・アルヌール、エディット・スコブ(Edith Scob)、マリアンヌ・バスラー(Marianne Basler)、マチュー・アマルリック
 物語:ローランと父ルドルフとは、衝突ばかりしていた。なぜならどちらも感受性が強すぎるからだ。少年時代と青年時代を怠惰に過ごしたローランは、自分の生き方を探っていて、父親への愛に気づけていない。一方、病にかかって、残り少ない人生を考えるようになったルドルフは、初恋の人マルグリットのことを思い出し、もう一度彼女に会いたいと考える。

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 ・“Fool Moon(La Forêt de Quinconces)”(仏) 監督:グレゴワール・ルプランス・ランゲ(Grégoire Leprince-Ringuet)
 出演:グレゴワール・ルプランス・ランゲ、Pauline Caupenne、Amandine Truffy
 物語:オンディーヌとポールは、愛し合っていた。オンディーヌが去った時、ポールはもう二度と恋なんてしないと誓う。彼は、それを証明するために、美しいカミーユを誘惑して、彼女と恋仲になったら、すぐに自分から彼女を振ってやろうと決める。ところが、カミーユは自分からひとりでいたいと考え、反対に、ポールはそんな彼女にすっかり魅了されてしまう。カミーユに恋してしまったポールは、これまでの自分の恋愛を振り返る。
 俳優グレゴワール・ルプランス・ランゲの初監督長編。

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 ・“Wrong Elements”(仏・ベルギー) 監督:ジョナサン・リテル(Jonathan Littell)
 ドキュメンタリー。1989年のウガンダ。ジョゼフ・コニーは、精霊の訪問を受けたと主張し、反政府勢力(現在の「神の抵抗軍」(LRA:The Lord’s Resistance Army)を組織する。抵抗軍は、子どもの誘拐と残虐行為、少年兵への組織化で、勢力を拡大する。25年間で、誘拐された子どもは、6万人以上と言われ、生還した者は、半数にも満たない。ジェフリー、ナイティー、マイケルの3人は、生還者で、12-13歳で誘拐され、生還し、ノーマルな生活に戻ろうと努力している。しかし、残虐な行為の、犠牲者と殺人者、目撃者と加害者という関係性の中で、彼らの存在は「間違った要素」としてなかなか受け入れられてもらえない。一方、ウガンダ政府軍は、バラバラになった抵抗軍の残党を追跡しているが、ジョゼフ・コニーは広大なジャングルの中を逃走中で、まだつかまってはいない。
 監督は、スパイ小説家ロバート・リテルの息子ジョナサン・リテルで、処女小説を書き上げた後、国際的な人道的活動組織Action Against Hungerに参加し、ボスニア・ヘルツェゴビナやチェチェン、コンゴ、シエラ・レオネ、アフガニスタンなどで活動した(2001年にチェチェンで待ち伏せを受けて、ケガをして後、作家活動に戻った)という経歴を持つ。これが初監督作品。

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 ・“The Last Resort(L'ultima spiaggia)”(伊・ギリシャ・仏) 監督:Thanos Anastopoulous、Davide Del Degan
 ドキュメンタリー。ヨーロッパには、境界線上に高い壁を築き、物理的に人の交流を遮断してきた歴史がある。イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州のトリエステには、今なお、3メートルもの高さの壁によって、女性たちと子供たちを、男性から隔てているビーチ・クラブが存在する。ギリシャ人Thanos Anastopoulousとイタリア人のDavide Del Deganは、この「最後の壁」を通して、境界やアイデンティティーや世代、そして難民や国外追放まで、壁がもたらすものについて考察する。

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 ・“Exil”(カンボジア・仏) 監督:リティー・パニュ
 リティー・パニュは、子ども時代を振り返り、亡命者にとっての、保護や孤独について思い返す。本作は、かつて子どもであり、現在は大人である彼が、社会の不公平さについて解明する試みである。彼は、過去のイメージや声、音声に、現代の色をミックスさせる。それは、観る者をハッとさせるような、人間の条件についての叫びであり、詠唱である。彼は、われわれを新しい旅に導く。本作は、『消えた画 クメール・ルージュの真実』の合わせ鏡のような作品である。

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 ・“Chouf(شوف)”(仏・チュニジア) 監督:カリム・ドリディ(Karim Dridi)
 出演:Sofian Khammes、Foued Nabba、Oussama Abdul Aal、Nailia Harzoune
 物語:Sofianeは、聡明な20歳の学生で、大学の休暇で故郷に帰省する。ところが、目の前で、ドラッグ・ディーラーの兄が銃で殺されるのを目撃する。Sofianeは、兄の死に対し、復讐すべきかどうか考える。彼は、学業を放棄し、組織に入り、瞬く間に組織内でのランクを駆け上っていき、大物Rédaの右腕にまでのし上がる。しかし、避けがたいドラッグ・ビジネスの陥穽にはまり、暴力のスパイラルから抜け出せなくなってしまう。
 『ピガール』『キューバ・フェリス』のカリム・ドリディ最新作。

 ・“Hissein Habré, A Chadian Tragedy(Hissein Habré, une tragédie tchadienne)”(セネガル・仏・チャド) 監督:マハマット・サレー・ハルーン
 チャドの元大統領イッセン・ハブレに関するドキュメンタリー。イッセン・ハブレは、チャド内戦終結後、チャド初の首相となり、その後、1982年から90年まで大統領を務めた。内戦はやまず、大統領側近によるクーデター未遂事件もあって、ハブレは、セネガルに亡命する。2006年、彼は、在任中の、民族浄化と人道に対する罪、および、戦争犯罪により、ハブレは、国際法廷への引き渡しが決定する。しかし、セネガルは引き渡しを拒否。2013年、ハブレはセネガルで逮捕され、訴追された。これは元国家元首が他国で裁かれた初めてのケースとなった。

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 [特別招待作品の追加上映作品]

 ・“Peshmerga”(仏) 監督:ベルナール=アンリ・レヴィ
 フランスの哲学者、小説家、映画製作者で、国際政治への発言も多いベルナール=アンリ・レヴィの最新ドキュメンタリー。
 2015年の7月から12月にかけて、ベルナール=アンリ・レヴィは、撮影クルーを引き連れて、イラクを北上する1000キロの旅をする。戦争はまだ終わっていない。イラク領クルディスタンは、イスラム国の軍隊によって、分断されている。Mosulからシンジャールの山々へ向けて。破壊の脅威にさらされた最後のキリスト教の修道院を超えて進む。そして、戦争の状況、風景、イスラム国の反啓蒙主義やジハーディズムに抗して戦う挫けぬ決意を持ったペシュメルガ(クルディスタン自治政府の軍隊)の兵士たち、これまでほとんど世界に報道されたことのない人々の姿が映し出されていく。

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 *当ブログ記事

 ・カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_20.html

 ・カンヌ国際映画祭2016 コンペティション部門 傾向と予想:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_21.html

 追記:
 ・カンヌ国際映画祭2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201605/article_35.html

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