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zoom RSS 女性映画監督のための映画賞創設! 第1回オーデンティア賞ノミネート15作品!

<<   作成日時 : 2016/03/20 19:24   >>

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 ヨーロッパの女性映画監督のための新しい映画賞、オーデンティア賞(Audentia Award)の創設が発表になりました。(3月16日@ストラスブール)

 この賞を設けたのは、ヨーロッパで映画の共同製作や配給、上映に対して金銭的な支援活動を行なっているEurimages(正確にはThe Council of Europe’s Eurimages Fund)で、
Audentiaは、ラテン語で「勇気」や「勇敢さ」を意味する言葉だそうです。

 オーデンティア賞は、Eurimagesがヨーロッパ映画に対して行なっていることを、ヨーロッパの女性映画監督に特化して行なうプロジェクトで、映画制作という道を選んだ才能ある女性監督を祝福し、その作品をクローズアップすることで、彼らに続こうとする後進に勇気と希望を与えること、そして、ヨーロッパの映画産業における性的平等をより促進すること、を目的としていて、受賞者には3万ユーロが贈られることになっています。

 この賞のユニークなことの1つは、開催地を固定しないで、毎年、ヨーロッパのどこかの国際映画祭で開催しようとしていることで、初回の2016年は4月7日から17日まで開催される第35回イスタンブール国際映画祭となっています。(受賞者の発表は4月15日。)

 また、毎回、後援者(Patroness)を設けることも発表されていて、初回の今年は、スウェーデン映画インスティテュートのCEO、Anna Sernerが指名されています。

 まあ、わかりやすく言うと、第2、第3のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェンをいち早く見出し、ヨーロッパ全体で後押ししていこうとしている、ということになるでしょうか。

 初年度の対象作品(ノミネート作品)は、以下の通りです。

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 ・『エヴォリューション』“Évolution”(仏・ベルギー・西) 監督:ルシール・アザリロヴィック
 出演:Max Brebant、ロクサーヌ・デュラン(Roxane Duran)、ジュリー=マリー・パルマンティエ(Julie-Marie Parmentier)、Mathieu Goldfeld、Nissim Renard
 物語:未来のいつか。または、どこかの惑星。あるいは、夢なのかもしれない。ニコラは、10歳で、母親とともに孤島に住んでいる。彼の住んでいる村は、白塗りの家ばかりで、家は、火山岩と黒砂の海岸線を持つ海辺に建てられている。村の住人は、若い女性とニコラと同年代の少年ばかりだ。彼は海で泳いでいて、発見をする。それは、この村の女たちは、青白く、髪を後ろで結わえ、薄いベージュの服を着ているということだ。母に話してみるが、相手にされない。ニコラは、自分のまわりの環境に興味を持ち始める。ある時、彼は、病院のような建物の中で、他の少年たちと一緒に、ナースのような服を着た女性たちによって、医学的な処置を施される。彼は、そこでひとりのナースと親しくなる……。
 2009年サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞。
 サンセバスチャン国際映画祭2015 オフィシャル・セレクション出品。審査員特別賞、撮影賞(マニュ・ダコッセ)受賞。
 BFIロンドン映画祭2015 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2015 コンペティション部門出品。撮影賞受賞。

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 ・“À peine j'ouvre les yeux (As I Open My Eyes)”(仏・チュニジア・ベルギー) 監督:Leyla Bouzid
 物語:ジャスミン革命が始まる数か月前の、2010年夏のチュニス。Farahは、18歳になり、高校を卒業した。家族は、彼女が医者になるものと思っていたが、彼女は家族と同じ道を進むのは嫌だった。Farahは、政治的なメッセージ・ソングを歌うロックバンドに属し、人生に情熱を持ち、アルコールを飲み、恋をし、夜まで街で遊んだ。母Hayetは、そんな娘を快く思わず、チュニスという街が危険なことをよく知っていた……。
 ベネチア国際映画祭2015 ベネチア・デイズ出品。Label Europa Cinemas受賞。
 トロント国際映画祭2015 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 ストックホルム国際映画祭2015 コンペティション部門出品。
 ドバイ国際映画祭2015 最優秀長編フィクション賞(Muhr Award)受賞。
 リュミエール賞2016 新人女優賞(Baya Medhaffar)・フランス語映画賞ノミネート。

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 ・“Wild”(独) 監督:ニコレッテ・クレビッツ(Nicolette Krebitz)
 出演:Lilith Stangenberg、Georg Friedrich
 物語:寒く、平凡な町のはずれで、アニアは、野性のオオカミと出会う。彼女の中の深いところにあった情熱が目覚め、それまでの退屈で辛いだけだった日常が吹き飛ぶ。彼女は、オオカミをつかまえようと考えるが、オオカミに対する大胆な欲望が大きくなってくるにつれて、自然界に引きずり込まれ、自分の中の「メス」が明確になり、社会的な美徳などどうでもよくなってきたことに気づく。やがて野性の世界と現代文明のバランスが曖昧になり始め、彼女は、偽善も、義務的なセーフティーネットもなしで生きてみようと決心する。
 『バンディッツ』『トンネル』などで知られるドイツの女優ニコレッテ・クレビッツの第3回監督長編。
 サンダンス映画祭2016出品。
 ロッテルダム国際映画祭2016 Voices部門出品。

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 ・“Auf Einmal (All of A Sudden)”(独・オランダ・仏) 監督:Aslı Özge
 出演:セバスティアン・ヒュルク(Sebastian Hülk)、ユリア・イェンチ、ハンス・ツィッシュラー(Hanns Zischler)、Sascha Alexander Gersak、ルイーズ・ヘイヤー(Luise Heyer)、Lea Draeger、Natalia Belitski、Christoph Gawenda
 物語:ドイツの小さな町。カルステンのフラットでパーティーが終わり、アンナ以外の客が帰路に着く。カルステンは、そのミステリアスな女性アンナに近づいていく。思いもかけない出来事が起こり、彼の弱さも手伝って、すべてが変わってしまう。カルステンの秩序だった生活はコントロールを失い、家族や友人の間に緊張をもたらす。失望は、怒りと不公平感を育み、災難を起こす。カルステンは生活をコントロールしようと決心し、全く別人に変わる。
 ベルリン国際映画祭2016 パノラマ・スペシャル部門出品。Label Europa Cinemasスペシャル・メンション受賞。

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 ・“Jajda (Thirst)”(ブルガリア) 監督:Svetla Tsotsorkova
 物語:父と母と16歳の息子が村のはずれの丘の上で暮らしている。彼らは、生活のためにホテルのシーツを洗濯している。水の供給は一定しておらず、水が入手できない時もある。水の供給問題を解決するために父と娘の2人組がやってくる。一家の調和はバラバラになり、激しい愛憎劇が始まる。愛への渇仰は強すぎて、死以外にそれを乗り越える術はなさそうだった。
 サンセバスチャン国際映画祭2015 ニュー・ディレクターズ部門出品。
 チューリヒ映画祭2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2015 1-2コンペティション部門出品。
 ゴールデン・ローズ ブルガリア映画祭2015 コンペティション部門出品。撮影賞・最優秀デビュー賞受賞。
 ミンスク国際映画祭2015 児童&青少年映画コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。

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 ・“La montagne magique (The Magic Mountain)”(ルーマニア・ポーランド・仏) 監督:アンカ・ダミアン(Anca Damian)
 物語:登山家で、政治活動家、ジャーナリストでもあり、アフガニスタン版の「アラビアのロレンス」とも呼ばれたAdam Jacek Winkler(1937-2002)に関するドキュ・アニメーション。Adam Jacek Winklerは、ポーランドのミラヌベクに生まれ、Simon Wdowiakとの出会いによって登山に目覚める。ワルシャワ大学卒業後、捕鯨船の乗組員になるためパリに向かう。その後、妻とともに3年半刑務所に服役。モンブランに登頂して、世界的にその名が知られるようになる。フランス滞在中からムジャヒディーンとコンタクトを取っていたが、アフガニスタンへのソ連に際し、1985年から1987年にかけてアフガニスタンへ向かい、アフマド・シャー・マスード軍司令官とともに戦う。80年代後半は、アフガニスタン問題を語るため、アメリカやカナダ、メキシコの大学をまわって講演活動を行ない、ラジオ・フリー・ヨーロッパやボイス・オブ・アメリカのコンサルタントも務めた。2002年10月12日、モンブラン山塊のモン・モディに登山中死亡。
 『クルリク』に続く、アンカ・ダミアンの「ヒロイック・トリロジー」の第2作に当たる。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2015 スクリーニング・イベント出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 オフィシャル・セレクション出品。スペシャル・メンション受賞。
 サンセバスチャン国際映画祭2015出品。
 オタワ国際アニメーションフェスティバル2015 オフィシャル・セレクション出品。オナラブル・メンション受賞。
 釜山国際映画祭2015 アニメーション・ショーケース部門出品。
 ライプチヒDOK映画祭2015 MDR Film Prize受賞。
 ヒホン国際映画祭2015 最優秀アニメーション賞受賞。
 アミアン国際映画祭2015 Golden Unicorn受賞。

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 ・“Chevalier”(ギリシャ) 監督:アティナ・レイチェル・ツァンガリ(AthinaRachel Tsangari)
 物語:真冬のエーゲ海。6人の男たちが豪華なヨットで釣り旅行を楽しんでいる。ところが、メカに問題が発見され、修理のために港に立ち寄ることになる。修理を待つ間、彼らは、時間つぶしのために「シュヴァリエ(騎士)・ゲーム」を始める。6人の中で誰が男の中の男なのか決めようというのだ。勝者にはシュヴァリエの指輪が贈られる。勝者が決まるまで、誰も船から降りることはできない。
 ロカルノ国際映画祭2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 サラエボ映画祭2015出品。審査員スペシャル・メンション、男優賞受賞。
 トロント国際映画祭2015 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 BFIロンドン映画祭2015 オフィシャル・コンペティション部門出品。最優秀作品賞受賞。
 テッサロニキ国際映画祭2015 観客賞受賞。
 「フィルム・コメント」誌が選ぶベスト・フィルム・オブ・ザ・イヤー2015 劇場未公開作品部門2位。

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 ・“Det vita folket (White People)”(スウェーデン・デンマーク・フィンランド) 監督:Lisa Aschan
 出演:ペルニラ・アウグスト、ヴェラ・ヴィタリ(Vera Vitali)、Ville Virtanen、Aliette Opheim、イサカ・サワドゴ(Issaka Sawadogo)
 物語:アレックスは、食料品店の外の通りでとらえられ、アンダーグラウンドの刑務所に送られる。いつ出られるのか、そもそも家に帰ることができるのか、あるいは国外追放になるのかどうかも知らされない。ヴィクトリアは、その施設の監督で、施設は彼女の鉄拳によって支配されていた。アレックスは、ここに到着した瞬間から逃亡を決心する。たとえそれがどんな犠牲を払うことになろうとも。
 ウガンダとスウェーデンのハーフの作家・詩人のJohannes Anyuruによる戯曲の映画化。
 スウェーデン・アカデミー賞(ゴールデン・ビートル賞)2016 助演男優賞(イサカ・サワドゴ)・撮影賞・録音賞・メイキャップ賞・音楽賞ノミネート。

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 ・“3000 Layla (3000 Nights)”(パレスチナ・仏・ヨルダン・レバノン・UAE・カタール) 監督:Mai Masri
 物語:Layalは、若い新婚のパレスチナ人学校教師だが、不当な告発を受けて逮捕され、8年の刑務所服役を宣告される。彼女は、イスラエルのハイセキュリティーの女性刑務所に送られ、そこで、パレスチナ人の政治犯がイスラエル人の受刑者とともに収監されている恐ろしい光景を目にする。まもなく彼女は自分が妊娠していることを知る。刑務所の監督は、彼女に堕胎をし、パレスチナ人のスパイをしろと圧力をかけてくる。しかし、彼女は無事に男の子を出産する。Layalは、刑務所の中で赤ん坊を育て、他の囚人たちとの関係も築き、かすかな希望と人生の意味を見出す。ところが、刑務所の状況が悪化し、囚人たちは、ストライキを決行する。刑務所の監督は、Layalに反乱には参加するな、さもなくば赤ん坊を取り上げるぞと脅す。Layalは、人生が全く変わってしまうような重大な決心をする。
 トロント国際映画祭2015 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 釜山国際映画祭2015 アジア映画の窓部門出品。
 BFIロンドン映画祭2015 第1回作品コンペティション部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2015 観客賞受賞。
 アノネー国際ファースト・フィルム映画祭2016 観客賞受賞。

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 ・“Ha'har (Mountain)”(イスラエル・デンマーク) 監督:Yaelle Kayam
 物語:敬虔な女性Zviaが、エルサレムのオリーブ山のユダヤ人墓地に囲まれた地区で家族とともに暮らしている。ある日、教師をしている夫も4人の子供たちも学校にでかけた後、彼女は、終わりのない家事から逃れるように、外に出て、墓地を歩き回る。ある晩、Zviaは、フラストレーションから家を飛び出して、夜の墓地に入り、足の向くままに進む。夜の「山」は、娼婦やドラッグ・ディーラーが集まってきていて、性的な光景を目撃した彼女は、それに驚き、そして惹きつけられている自分に気づく。その時見た光景が忘れられなくなったZviaは、日中はノーマルな顔を見せている「山」の別の面を知りたくなってでかけるようになり、「夜の住人」とのつきあいを始める。
 2009年のカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に出品した“Diploma”(第3席受賞)が高い評価を受けたYaelle Kayamの初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2015 Orizzonti部門出品。
 トロント国際映画祭2015 DISCOVERY部門出品。

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 ・“Toz Bezi (Dust Cloth)”(トルコ・独) 監督:Ahu Öztürk
 物語:NesrinとHatunは、クルド人で、ともにイスタンブールで掃除負をしている友だちどうしである。Nesrinは、警告のつもりで、夫を家から追い出すが、夫はそのまま家には戻って来なくなる。このままでは娘との暮らしは厳しくなっていく一方で、ちゃんとした暮らしをするためには、まともな仕事に就かなければならない。一方、Hatunは、自分がいま掃除にやってきているような中流階級の暮らす地区に住みたいという夢があった。彼女の思いは強く、Hatunは、ムスリムであるのにも関わらず、キリスト教の教会で祈りさえした。
 ベルリン国際映画祭2016 フォーラム部門出品。
 イスタンブール国際映画祭2016 ナショナル・コンペティション部門出品。

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 ・“Kasap Havası (Wedding Dance)”(トルコ) 監督:Çiğdem Sezgin
 物語:タクシー運転手のAhmetは、母親がプッシュする、年上の仕立て屋の娘Leylaと婚約して、彼女と情熱的な関係を持ち始めている。AhmetのLeylaへの愛と、Leylaの、年下の男性と婚約することによって自らの過去と向き合いたいという気持ちは、結婚としうゴールへ向けて、進んでいた。ところが、Leylaの昔の恋人Semihが、病床の母に別れを告げるために18年ぶりにドイツから帰ってくる。Semihの帰郷は、AhmetとLeylaの関係を揺さぶり、それまでと同じというわけにはいかなくなる。
 Altın Koza映画祭2015出品。音楽賞受賞。
 イスタンブール国際映画祭2016 ナショナル・コンペティション部門出品。

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 ・“Ana Yurdu (Motherland)”(トルコ・ギリシャ) 監督:Senem Tüzen
 物語:ネスリンは、離婚から立ち直ろうとして、イスタンブールから、亡くなった祖母のカントリーハウスに向かう。ここには彼女の少女時代の思い出がつまっている。彼女には作家になるという夢があって、それにはいいチャンスだった。ところがそこに母がやってきて、帰ろうともせず、彼女の執筆活動は失速する。母とは何年も会っておらず、愛憎半ばする嵐のような感情に立ち向かわなくてはならなくなる。
 初監督作品。
 ベネチア国際映画祭2015国際批評家週間出品。
 Altın Koza映画祭2015出品。女優賞(Nihal Koldaş)・脚本賞・撮影賞・トルコ映画批評家協会賞・演出に対する監督賞受賞。
 ワルシャワ国際映画祭2015 1-2コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞、NETPAC賞受賞。
 アジア太平洋スクリーン・アワード2015 脚本賞受賞。
 イスタンブール国際映画祭2016 ナショナル・コンペティション部門出品。

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 ・“Yemekteydim ve Karar Verdim (We Were Dining and I Decided)”(トルコ) 監督:Görkem Yeltan
 物語:イスラム教の祝日、羊の犠牲祭に、Riza Gülsoyの一族、息子や娘、孫娘たちがRiza Gülsoyのカントリーハウスに集まってくる。思い出話や食事、飲み物、歌、ダンスを交え、祝日を家族で祝う。ところが、突然、孫娘の1人が姿を消したことでパニックが始まる。もしかすると誘拐かもしれない。ひょっこりと孫娘が見つかって、表面的な安心が回復する。しかし、いくつかの秘密が明らかになり、もう元へは戻れなくなる。

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 ・“Pesn pesney (Song of Songs)”(ウクライナ) 監督:Eva Neymann
 物語:1905年のユダヤ人村(シュテトル)。ShimekとBuzyaは、10歳で、同じ領地内の近隣の邸宅に住み、Shimekはプリンスで、Buzyaはプリンセスだった。Shimekにとって、Buzyaがどんな存在であるかを本当の意味で知ったのは、それから何年も経った後、彼が故郷から遠く離れて暮らすようになって、Buzyaが結婚するという知らせをもらってからだった。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 オフィシャル・セレクション出品。エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション受賞。
 オデッサ国際映画祭2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。最優秀作品賞、最優秀ウクライナ映画賞受賞。
 トロント国際映画祭2015 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。

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 15作品について書き出してみましたが、なかなかユニークなセレクションになっているように思います。

 で、今後の方向性を決めることになる第1回の受賞作品は何になるのか?

 パッと見でおもしろそうだなと思うのは『エヴォリューション』ですが、ルシール・アザリロヴィックやアティナ・レイチェル・ツァンガリは、もう既に国際的な知名度もあるので、最有力候補から外される可能性もあります。

 ニコレッテ・クレビッツは、サンダンスでは何も賞を獲れませんでしたが、特異の才能を感じさせなくもありません。

 受賞歴でいうと“Ana Yurdu (Motherland)”が最も有望でしょうか。
 15本のうち、4本もトルコ映画が入っているのが気になりますし、開催地がイスタンブールというのもあって、ひょっとするとトルコ映画を第1回の受賞作にしようとする狙いが最初からある(伏線?)のかもしれません。

 将来性を買うなら、ヨーロッパの周辺国の監督の方が期待が持てそうでもあり(国際映画祭はそういう流れになっているし)、そういう意味では、Leyla BouzidやSvetla TsotsorkovaやEva Neymannあたりが有望かもしれません。

 ここでの受賞作がどんどん受賞を重ねていって、米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるような作品になったり、あるいは、ここでの受賞者の新作が大きな国際映画祭のコンペティション部門に選出されるようになると、映画賞としても大いに注目を集めることになると思いますが、さて、どうでしょうか。

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 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年1月〜5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_49.html

 <span style=font-size:larger><strong>追記:</strong></span>
 ・第1回オーデンティア賞 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201604/article_12.html

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