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zoom RSS セザール賞2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/02/27 09:25   >>

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 第41回セザール賞の受賞結果が発表されました。(2月26日)

 ◆作品賞(Meilleur film) プレゼンター:ジュリエット・ビノシュ
 ・『ディーパンの闘い』(仏) 監督:ジャック・オディアール
 ◎“Fatima”(仏) 監督:Philippe Faucon
 ・“La loi du marché”(仏) 監督:ステファーヌ・ブリゼ
 ・『偉大なるマルグリット』(仏・チェコ・ベルギー) 監督:グザヴィエ・ジャノリ
 ・“Mon roi”(仏) 監督:マイウェン
 ・『裸足の季節』(仏・トルコ・独・カタール) 監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン(Deniz Gamze Ergüven)
 ・“La tête haute”(仏) 監督:エマニュエル・ベルコ
 ・『あの頃エッフェル塔の下で』(仏) 監督:アルノー・デプレシャン

 ルイ・デリュック賞を受賞したFatima”がセザール賞作品賞受賞。Philippe Fauconは、セザール賞初ノミネート初受賞。

 『偉大なるマルグリット』以外は、すべてカンヌ国際映画祭2015出品作がノミネートされています。
 リュミエール賞作品賞とは、『ディーパンの闘い』『偉大なるマルグリット』『裸足の季節』『あの頃エッフェル塔の下で』のみ一致しています。
 ジャック・オディアールは、6回目のノミネートで、これまで『真夜中のピアニスト』と『預言者』で受賞。
 ステファーヌ・ブリゼは、作品賞初ノミネート。
 グザヴィエ・ジャノリは、8&9&10回目のセザール賞ノミネートで、短編映画賞1回受賞。3回目の作品賞ノミネート。
 マイウェンは、6&7回目のセザール賞ノミネートで、2回目の作品賞ノミネート。
 エマニュエル・ベルコは、セザール賞初ノミネートで、今回4部門でノミネート。
 アルノー・デプレシャンは、12&13&14回目のセザール賞ノミネートで、これまでは無冠でした。作品賞は4回目のノミネート。


 ◆監督賞(Meilleur réalisateur) プレゼンター:ジル・ルルーシュ
 ・ジャック・オディアール 『ディーパンの闘い』
 ・マイウェン “Mon roi”
 ・エマニュエル・ベルコ “La tête haute”
 ・ステファーヌ・ブリゼ “La loi du marché”
 ◎アルノー・デプレシャン 『あの頃エッフェル塔の下で』
 ・グザヴィエ・ジャノリ 『偉大なるマルグリット』
 ・デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン 『裸足の季節』

 アルノー・デプレシャンは、4回目の監督賞ノミネート、個人では12&13&14回目のセザール賞ノミネートにして初受賞。リュミエール賞に続いての受賞。

 リュミエール賞監督賞とは、ジャック・オディアール、アルノー・デプレシャン、グザヴィエ・ジャノリのみ一致しています。
 ジャック・オディアールは、6回目のノミネートで、これまで『真夜中のピアニスト』と『預言者』で受賞。
 マイウェンは、2回目の監督賞ノミネート。
 エマニュエル・ベルコは、セザール賞初ノミネートで、今回4部門でノミネート。
 ステファーヌ・ブリゼは、2回目の監督賞ノミネート。
 グザヴィエ・ジャノリは、2回目の監督賞ノミネート。


 ◆主演男優賞(Meilleur acteur) プレゼンター:エマニュエル・ベアール
 ・ジャン=ピエール・バクリ 『シム氏の大変な私生活』“La vie très privée de Monsieur Sim”(仏)(監督:ミシェル・ルクレール)
 ・ヴァンサン・カッセル “Mon roi”
 ・フランソワ・ダミアン “Les Cowboys”(仏)(監督:トマ・ビデガン)
 ・ジェラール・ドパルデュー “Valley of Love”(仏)(監督:ギョーム・ニクルー)
 ◎ヴァンサン・ランドン “La loi du marché”
 ・ファブリス・ルキーニ “L’hermine”(仏)(監督:クリスチャン・ヴァンサン)
 ・アントニーターサン・ジェスターサン(Antonythasan Jesusthasan) 『ディーパンの闘い』

 ヴァンサン・ランドンは、3年ぶり6回目のノミネートで初受賞。リュミエール賞に続いての受賞。

 リュミエール賞男優賞とは、ジェラール・ドパルデュー、ヴァンサン・ランドン、ファブリス・ルキーニのみ一致しています。
 ジャン=ピエール・バクリは、12回目のセザール賞ノミネート。脚本賞4回受賞、助演男優賞1回受賞。主演男優賞は5回目のノミネート。
 ヴァンサン・カッセルは、5回目のノミネート。『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男』で主演男優賞受賞。
 フランソワ・ダミアンは、3年連続4回目のノミネート。
 ジェラール・ドパルデューは、5年ぶり17回目のノミネート。『終電車』と『シラノ・ド・ベルジュラック』で受賞。
 ファブリス・ルキーニは、2年ぶり10回目のノミネート。1994年に“Tout ça... pour ça!”で助演男優賞受賞。
 アントニーターサン・ジェスターサンは、初ノミネート。
 ヴァンサン・カッセルとジェラール・ドパルデューは、受賞すれば3回目の受賞となって、セザール賞男優賞最多受賞記録でミシェル・セロー、アンドレ・デュソリエ、ジャン・ロシュフォール(名誉賞含む)、ジャン・カルメ(名誉賞含む)、マチュー・アマルリックと並ぶ。


 ◆主演女優賞(Meilleur actrice) プレゼンター:マティアス・スーナールツ
 ・Loubna Abidar “Much Loved”(仏・モロッコ)(監督:Nabil Ayouch)
 ・カトリーヌ・ドヌーヴ “La tête haute”
 ・エマニュエル・ベルコ “Mon roi”
 ・セシル・ド・フランス 『美しいとき』“La belle saison”(仏・ベルギー)(監督:カトリーヌ・コルシニ)
 ◎カトリーヌ・フロ 『偉大なるマルグリット』
 ・イザベル・ユペール “Valley of Love”
 ・Soria Zeroual “Fatima”

 カトリーヌ・フロは、3年ぶり10回目のノミネート。『家族の気分』で助演女優賞を受賞して以来2回目のセザール賞受賞で、主演女優賞初受賞。リュミエール賞に続いての受賞。

 リュミエール賞女優賞とは、カトリーヌ・フロとイザベル・ユペールのみ一致しています。
 Loubna AbidarとSoria Zeroualは、初ノミネート。
 カトリーヌ・ドヌーヴは、3年連続14回目のノミネート。『終電車』と『インドシナ』で受賞。
 エマニュエル・ベルコは、セザール賞初ノミネートで、今回4部門でノミネート。
 セシル・ド・フランスは、8年ぶり6回目のノミネート。『スパニッシュ・アパートメント』で有望若手女優賞、『ロシアン・ドールズ』で助演女優賞受賞。
 イザベル・ユペールは、3年ぶり15回目のノミネート。『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』で主演女優賞受賞。
 イザベル・ユペールは、自己の持つセザール賞女優賞のノミネート記録を更新。カトリーヌ・ドヌーヴは、自己の持つセザール賞女優賞のノミネート記録第2位をアップデート。


 ◆助演男優賞(Meilleur acteur dans un second role) プレゼンター:エルザ・ジルベスタイン
 ・ミシェル・フォー 『偉大なるマルグリット』
 ・ルイ・ガレル “Mon roi”
 ◎ブノワ・マジメル “La tête haute”
 ・アンドレ・マルコン 『偉大なるマルグリット』
 ・ヴァンサン・ロティエ 『ディーパンの闘い』

 ブノワ・マジメルは、3年ぶり3回目のノミネートで初受賞。
 ミシェル・フォーとヴァンサン・ロティエは、初ノミネート。
 ルイ・ガレルは、2年連続3回目のノミネート。2006年に『恋人たちの失われた革命』で有望若手男優賞受賞。
 アンドレ・マルコンは、6年ぶり3回目のノミネート。


 ◆助演女優賞(Meilleur actrice dans un second role) プレゼンター:ラファエル・ペルソナ、マリー・ジラン
 ・サラ・フォレスティエ “La tête haute”
 ・アニエス・ジャウイ “Comme un avion”(仏)(監督:ブリュノ・ポダリデス)
 ・ノエミ・ルヴォフスキー 『美しいとき』“La belle saison”
 ・カリン・ヴィアール 『パティーとの二十一夜』(仏)(監督:アルノー&ジャン=マリー・ラリユー)
 ◎シセ・バベット・クヌッセン(Sidse Babettt Knudsen) “L’hermine”

 シセ・バベット・クヌッセンは、初ノミネート初受賞。
 サラ・フォレスティエは、2年ぶり4回目のノミネート。『身をかわして』で有望若手女優賞、『戦争より愛のカンケイ』で主演女優賞受賞。
 アニエス・ジャウイは、11年ぶり11回目のノミネート。脚本賞4回、『恋するシャンソン』で助演女優賞1回、『ムッシュ・カステラの恋』で作品賞1回受賞。
 ノエミ・ルヴォフスキーは、3年ぶり11回目ノミネート。無冠。
 カリン・ヴィアールは、2年連続10回目のノミネート。“Haut les coeurs!”で主演女優賞、『キスはご自由に』で助演女優賞受賞。


 ◆有望若手男優賞(Meilleur espoir Masculin) プレゼンター:ルアンヌ・エメラ
 ・フェリックス・モアティ(Félix Moati) 『シム氏の大変な私生活』
 ・ スワン・アルロー(Swann Arlaud) “Les Anarchistes”(仏)(監督:Elie Wajeman)
 ・カンタン・ドルメール 『あの頃エッフェル塔の下で』
 ・フィネガン・オールドフィールド “Les Cowboys”
 ◎ロッド・パラド(Rod Paradot) “La tête haute”

 ロッド・パラドは、リュミエール賞でも新人男優賞受賞。
 リュミエール賞新人男優賞のノミネーションと一致しているのは、フェリックス・モアティとカンタン・ドルメールとロッド・パラドのみです。フェリックス・モアティは異なる作品でのノミネート。


 ◆有望若手女優賞(Meilleur espoir Féminin)  プレゼンター:キャロル・ブーケ
 ・ルー・ロワ=ルコリネ(Lou Leroy-Lecollinet) 『あの頃エッフェル塔の下で』
 ・Diane Rouxel “La tête haute”
 ◎ジタ・ハンロ(Zita Hanrot) “Fatima”
 ・サラ・ジロドー(Sara Giraudeau) “Les bêtises”(仏)(監督:Alice Philippon、Rose Philippon)
 ・Camille Cottin “Conasse”(仏・ベルギー)(監督:Eloïse Lang、Noémie Saglio)

 リュミエール賞新人女優賞のノミネーションと一致しているのは、ルー・ロワ=ルコリネとサラ・ジロドーのみです。


 ◆オリジナル脚本賞(Meilleur scénario original) プレゼンター:パトリック・ブリュエル
 ・ノエ・ドゥブレ(Noé Debré)、トマ・ビデガン、ジャック・オディアール 『ディーパンの闘い』
 ・グザヴィエ・ジャノリ 『偉大なるマルグリット』
 ◎デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン、アリス・ウィンクール 『裸足の季節』
 ・エマニュエル・ベルコ、マルシア・ロマーノ(Marcia Romano) “La tête haute”
 ・アルノー・デプレシャン、ジュリー・ペール(Julie Peyr) 『あの頃エッフェル塔の下で』

 脚本部門で受賞経験があるのは、ジャック・オディアールが4回(7回目のノミネート)とトマ・ビデガンが2回(4回目のノミネート)のみ。
 ノミネートされたことがあるのは、グザヴィエ・ジャノリ2回、アルノー・デプレシャン4回、ジュリー・ペール1回。
 ジャック・オディアールが受賞すれば、脚本賞5回となり、アニエス・ジャウイ&ジャン=ピエール・バクリの4回を抜いて、単独最多受賞記録となる計算でした。


 ◆脚色賞(Meilleure adaptation) プレゼンター:ザブー・ブライトマン、ピエール・ドゥラドンシャン
 ・ダヴィド・オールホッフェン(David Oelhoffen)、フレデリック・テリエ 『シリアルキラーNo.1』“L'affaire SK1”(仏)(監督:フレデリック・テリエ)
 ・サミュエル・ベンシェトリ(Samuel Benchetrit) “Asphalte”(仏)(監督:サミュエル・ベンシェトリ)
 ・Vincent Garenq、ステファン・カベル(Stéphane Cabel) “L'Enquête”(仏・ルクセンブルク・ベルギー)(監督:Vincent Garenq)
 ◎Philippe Faucon “Fatima”
 ・Hélène Zimmer、ブノワ・ジャコ “Journal d’une femme de chambre”(仏・ベルギー)(監督:ブノワ・ジャコ)

 Philippe Fauconは、リュミエール賞でも脚本賞受賞。
 これまで脚本部門での受賞経験者はひとりもいません。
 ノミネート経験者は、Vincent Garenqが1回、ブノワ・ジャコが1回。


 ◆撮影賞(Meilleure photographie) プレゼンター:デボラ・フランソワ
 ・エポニーヌ・モマンソー(Eponine Momenceau) 『ディーパンの闘い』
 ・グリン・スピーカート(Glynn Speeckaert) 『偉大なるマルグリット』
 ・ダーヴィッド・シザレ(David Chizallet) 『裸足の季節』
 ・イリナ・ルブチャンスキー(Irina Lubtchansky) 『あの頃エッフェル塔の下で』
 ◎クリストフ・オーファンスタン(Christophe Offenstein) “Valley of Love”

 クリストフ・オーファンスタンは、2回目のセザール賞撮影賞ノミネートで初受賞。

 リュミエール賞のノミネーションと一致しているのは、『裸足の季節』と『あの頃エッフェル塔の下で』だけです。
 今回の撮影賞は、フレッシュな顔ぶればかりで、グリン・スピーカートが、2回目のセザール賞撮影賞ノミネート、他は初ノミネート。


 ◆編集賞(Meilleur montage) プレゼンター:Jérôme Commandeur
 ・ジュリエット・ウェルフラン(Juliette Welfling) 『ディーパンの闘い』
 ・シリル・ナカシュ(Cyril Nakache) 『偉大なるマルグリット』
 ・シモン・ジャケ(Simon Jacquet) “Mon roi”
 ◎マチルド・ヴァン・デ・ムールテル(Mathilde Van de Moortel) 『裸足の季節』
 ・ロランス・ブリオー(Laurence Briaud) 『あの頃エッフェル塔の下で』

 マチルド・ヴァン・デ・ムールテルは初ノミネート初受賞。
 ジュリエット・ウェルフランは、2年ぶり9回目のノミネート。『天使が隣で眠る夜』『真夜中のピアニスト』『潜水服は蝶の夢を見る』『預言者』『君と歩く世界』で受賞。
 シリル・ナカシュとシモン・ジャケは初ノミネート。
 ロランス・ブリオーは4年ぶり3回目のノミネート。


 ◆美術賞(Meilleurs décors) プレゼンター:ジョナサン・コーエン
 ・ミシェル・バルテレミ(Michel Barthélémy) 『ディーパンの闘い』
 ・カティア・ワイスコフ(Katia Wyszkop) “Journal d’une femme de chambre”
 ◎マルティン・クレル(Martin Kurel) 『偉大なるマルグリット』
 ・ジャン・ラバス(Jean Rabasse) “L’odeur de la mandarine”(仏)(監督:ジル・ルグラン)
 ・トマ・バクニ(Toma Baqueni) 『あの頃エッフェル塔の下で』

 マルティン・クレルは初ノミネート初受賞。
 ミシェル・バルテレミは、5年ぶり3回目のノミネート。2010年に『預言者』で受賞。
 カティア・ワイスコフは、前回の『SAINT LAURENT サンローラン』に続き、2年連続5回目のノミネート。2013年に『マリー・アントワネットに別れをつげて』で受賞。
 ジャン・ラバスは、7年ぶり5回目のノミネート。『ロスト・チルドレン』『宮廷料理人ヴァテール』で受賞。
 トマ・バクニは初ノミネート。


 ◆衣裳賞(Meilleurs costumes) プレゼンター:Grégoire Ludig、David Marsais
 ・アナイス・ロマン(Anaïs Romand) “Journal d’une femme de chambre”
 ◎ピエール=ジャン・ラロック(Pierre-Jean Larroque) 『偉大なるマルグリット』
 ・Selin Sözen 『裸足の季節』
 ・カトリーヌ・ルテリエ(Catherine Leterrier) “L’odeur de la mandarine”
 ・ナタリー・ラウール(Nathalie Raoul) 『あの頃エッフェル塔の下で』

 ピエール=ジャン・ラロックは、7年ぶり7回目のノミネートで、1999年に『葡萄酒色の人生 ロートレック』で受賞して以来2回目の受賞。
 アナイス・ロマンは、3回目のノミネートで、前回『SAINT LAURENT サンローラン』で受賞。2012年に『メゾン ある娼館の記憶』でも受賞。
 Selin Sözenは初ノミネート。
 カトリーヌ・ルテリエは、6年ぶり9回目のノミネート。『ジャンヌ・ダルク』『ボン・ヴォヤージュ』『ココ・アヴァン・シャネル』で受賞。
 ナタリー・ラウールは初ノミネート。


 ◆録音賞(Meilleur son) プレゼンター:オドレイ・ラミー
 ・ダニエル・ソブリノ(Daniel Sobrino)、ヴァレリー・ドゥロ(Valérie Deloof)、シリル・オルツ(Cyril Holtz) 『ディーパンの闘い』
 ◎フランソワ・ミュジー(François Musy)、ガブリエル・ハフナー(Gabriel Hafner) 『偉大なるマルグリット』
 ・ニコラス・プロヴォスト(Nicolas Provost)、Agnès Ravez、エマヌュエル・クロセ(Emmanuel Croset) “Mon roi”
 ・Ibrahim Gök、Damien Guillaume、オリヴィエ・ゴワナール(Olivier Goinard) 『裸足の季節』
 ・ニコラ・カンタン(Nicolas Cantin)、Sylvain Malbrant、ステファヌ・ティエボー(Stéphane Thiébaut) 『あの頃エッフェル塔の下で』

 フランソワ・ミュジーは、6年ぶり4回目のノミネート。ガブリエル・ハフナーは6年ぶり3回目のノミネート。ともに2007年に“Quand j'étais chanteur”で受賞して以来2回目の受賞。
 ダニエル・ソブリノは2年連続5回目のノミネート。『コーラス』と『ゲンスブールと女たち』で受賞。ヴァレリー・ドゥロは、8年ぶり2回目のノミネート。シリル・オルツは2年ぶり7回目のノミネート。『リード・マイ・リップス』と『ゲンスブールと女たち』で受賞。
 ニコラス・プロヴォストは4年ぶり2回目のノミネート。Agnès Ravezは7年ぶり3回目のノミネート。エマヌュエル・クロセは3年ぶり4回目のノミネート。
 オリヴィエ・ゴワナールは、3年ぶり3回目のノミネート。Ibrahim GökとDamien Guillaumeは初ノミネート。
 ニコラ・カンタンは、2年連続4回目のノミネート。『コーラス』で受賞。Sylvain Malbrantは、7年ぶり2回目のノミネート。ステファヌ・ティエボーは5年ぶり2回目のノミネート。


 ◆オリジナル音楽賞(Meilleure musique originale) プレゼンター:エリック・セラ
 ・Raphaël “Les Cowboys”
 ・スティーヴン・ウォーベック(Stephen Warbeck) “Mon roi”
 ・エンニオ・モリコーネ “En Mai fais ce qu’il te plait”(仏)(監督:クリスチャン・カリオン)
 ◎ウォーレン・エリス(Warren Ellis) 『裸足の季節』
 ・グレゴワール・エッツェル(Grégoire Hetzel) 『あの頃エッフェル塔の下で』

 ウォーレン・エリスは初ノミネート初受賞。
 エンニオ・モリコーネの、セザール賞と米国アカデミー賞のダブル受賞はなりませんでした。
 リュミエール賞のノミネーションと一致しているのは、わずかに『裸足の季節』だけです。
 エンニオ・モリコーネは、34年ぶり3回目のノミネート。
 グレゴワール・エッツェルは、5年ぶり2回目のノミネート。
 Raphaëlとスティーヴン・ウォーベックは初ノミネート。


 ◆第1回作品賞(Meilleur premier film) プレゼンター:ジャン=ユーグ・アングラード
 ・『シリアルキラーNo.1』“L'affaire SK1”
 ・“Les CowBoys”
 ◎『裸足の季節』
 ・“Ni le ciel ni la terre”(仏・ベルギー) 監督:Clément Cogitore
 ・“Nous trois ou rien”(仏) 監督:Kheiron

 トマ・ビデガンは、今回、初監督作品“Les CowBoys”と、脚本を手がけた『ディーパンの闘い』の2作品でノミネートされています。


 ◆短編映画賞(Meilleur court métrage) プレゼンター:ニコラ・デュヴォシエル
 ◎“La contre-allée”(仏) 監督:セシル・デュクロック(Cécile Ducrocq)
 ・“Le dernier des céfran”(仏) 監督:Pierre-Emmanuel Urcun
 ・『ダイ・ヤング』“Essaie de mourir jeune”(仏) 監督:Morgan Simon
 ・『公園のギィ・モケ』“Guy Moquet”(仏) 監督:Demis Herenger
 ・“Mon héros”(仏) 監督:Sylvain Desclous

 “La contre-allée”は、サンダンス映画祭2015 審査員特別賞受賞。
 “Le dernier des céfran”は、ジャン・ヴィゴ賞短編賞2015受賞。
 『公園のギィ・モケ』は、カンヌ国際映画祭2014 監督週間出品。


 ◆ドキュメンタリー賞(Meilleur film documentaire) プレゼンター:Guillaume Jouix、Karidja Touré
 ・『真珠のボタン』“Le bouton de nacre”(仏・西・チリ・スイス) 監督:パトリシオ・グスマン
 ・“Cavanna”(仏) 監督:Denis Robert、Nina Robert
 ◎“Demain”(仏) 監督:Cyril Dion、メラニー・ロラン
 ・『消えた画 クメール・ルージュの真実』“L'Image manquante”(カンボジア・仏) 監督:リティー・パニュ
 ・“Une jeunesse allemande”(仏・スイス・独) 監督:ジャン・ガブリエル・ペリオ(Jean-Gabriel Périot)

 『真珠のボタン』と“Demain”と『消えた画 クメール・ルージュの真実』は、リュミエール賞2016でもノミネート。


 ◆アニメーション賞(Meilleur film d'animation)  プレゼンター:イッポリト・ジラルド
 ・“Adama”(仏) 監督:Simon Rouby
 ・“Avril et le monde truqué”(仏・ベルギー・カナダ) 監督:Franck Ekinci、クリスチャン・デマレス(Christian Desmares)
 ◎『リトルプリンス 星の王子さまと私』(仏) 監督:マーク・オズボーン

 『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、フランス映画トロフィーで、フランス映画観客賞とユニフランス賞を受賞。
 “Adama”は、ヨーロッパ映画賞2015アニメーション賞ノミネート。


 ◆短編アニメーション賞(Meilleur court métrage d'animation) プレゼンター:イッポリト・ジラルド
 ・“La nuit américaine d'Angélique”(仏) 監督:Pierre-Emmanuel Lyet & Joris Clerté
 ◎『サンデー・ランチ』“Le repas dominical”(仏) 監督:Céline Devaux
 ・『あなたの指で』“Sous tes doigts”(仏) 監督:Marie-Christine Courtès
 ・“Tigres à la queue leu leu”(仏) 監督:ブノワ・シュー(Benoît Chieux)

 『サンデー・ランチ』は、カンヌ国際映画祭2015 短編部門出品。
 『あなたの指で』は、Urban Film Festival(パリ)2015出品。2D3Dアニメーション賞受賞。
 “Tigres à la queue leu leu”は、Ciné Junior(パリ)2015出品。Prix Trampoline du Meilleur Court Jeunesse受賞。


 ◆外国映画賞(Meilleur film étranger) プレゼンター:クリスティン・スコット・トーマス
 ◎『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(米) 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 ・『サウルの息子』(ハンガリー) 監督:ネメシュ・ラースロー
 ・“Je suis mort mais j’ai des amis”(仏・ベルギー) 監督:Guillaume Malandrin、Stéphane Malandrin
 ・『母よ、』“Mia Madre”(伊・仏・独) 監督:ナンニ・モレッティ
 ・“Taxi Téhéran”(イラン) 監督:ジャファール・パナヒ
 ・“Le tout nouveau testament”(ベルギー・仏・ルクセンブルク) 監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
 ・『グランドフィナーレ』“Youth”(伊・仏・英・スイス) 監督:パオロ・ソレンティーノ

 ◆名誉セザール賞(César d'honneur) プレゼンター:クロード・ルルーシュ
 ◎マイケル・ダグラス


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 主な作品のノミネート&受賞状況は、以下の通り。

 ・『偉大なるマルグリット』(4/11):作品・監督・主演女優・助演男優・助演男優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・録音
 ・『あの頃エッフェル塔の下で』(1/11):作品・監督・若手男優・若手女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・録音・音楽
 ・『ディーパンの闘い』(0/9):作品・監督・主演男優・助演男優・脚本・撮影・編集・美術・録音
 ・『裸足の季節』(4/9):作品・監督・脚本・撮影・編集・衣裳・録音・音楽・第1回
 ・“Mon roi”(0/8):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・編集・録音・音楽
 ・“La tête haute”(2/8):作品・監督・主演女優・助演男優・助演女優・若手男優・若手女優・脚本
 ・“Fatima”(3/4):作品・主演女優・若手女優・脚色
 ・“Les Cowboys”(0/4):主演男優・若手男優・音楽・第1回
 ・“La loi du marché”(1/3):作品・監督・主演男優
 ・“Valley of Love”(1/3):主演男優・主演女優・撮影
 ・“Journal d’une femme de chambre”(0/3):脚色・美術・衣裳
 ・『シム氏の大変な私生活』(0/2):主演男優・若手男優
 ・“L’hermine”(1/2):主演男優・助演女優
 ・『美しいとき』(0/2):主演女優・助演女優
 ・『シリアルキラーNo.1』(0/2):脚色・第1回
 ・“L’odeur de la mandarine”(0/2):美術・衣裳

 前からそうだったのかどうかは知りませんが、セザール賞もネットでライブ配信されていて、私も後半の方だけ観ることができました。

 受賞結果は、主要部門のうち5部門が、(ノミネーションではそんなに一致していなかったはずの)リュミエール賞と一致しました。まあ、無難というか、順当な受賞結果なのではないでしょうか。
 授賞式を追っていくと、作品賞の流れは『偉大なるマルグリット』にあるのかなと思ったりもしたんですが。

 『偉大なるマルグリット』と『裸足の季節』が、それぞれ4部門ずつで最多受賞となりました。国際的には2015年のフランス映画で最も高い評価を受けたと思われる『裸足の季節』が作品賞でもなく、監督賞でもなく、第1回作品賞になったのは、(期待してるからこれからも頑張れよという)セザール賞らしい励ましでもあるのかもしれません。

 メラニー・ロランは、2007年に『マイ・ファミリー/遠い絆』で有望若手女優賞を受賞して以来、9年ぶりのノミネートで、2回目のセザール賞受賞となりました。“Demain”は、3本目の長編監督作品で、初めてのドキュメンタリー。このままでは2100年までに人類は滅んでしまうと言われている地球のエコロジカルな危機について、世界10か国をまわって取材した作品だということです。(AlloCinéでも★4.7という高評価を得ています。)

 “Fatima”も、ルイ・デリュック賞とセザール賞のダブル受賞で、日本での劇場公開に向けてはずみがついたように思います。

 本年度は、これまでセザール賞とは縁がなかったアルノー・デプレシャンとヴァンサン・ランドンが初受賞したのもめでたいし、全体的にバランスの取れた、みんなが納得できる受賞結果になったんじゃないでしょうか。(作品賞に対しては「サプライズ!」と報じているサイトもあるようです。)

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 ・セザール賞2016 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_57.html
 ・セザール賞2016 短編アニメーション賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_14.html
 ・セザール賞2016 短編映画賞 オフィシャル・セレクション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201510/article_15.html

 ・ダニエル・トスカン・デュ・プランティエ賞2016 ファイナリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_42.html
 ・ダニエル・トスカン・デュ・プランティエ賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_46.html

 ・フランス映画トロフィー2016:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_43.html

 ・リュミエール賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_56.html
 ・リュミエール賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_16.html

 ・ルイ・デリュック賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201511/article_34.html
 ・ルイ・デリュック賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_46.html

 ・セザール賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_1.html
 ・セザール賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_40.html
 ・セザール賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_42.html
 ・セザール賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_49.html
 ・セザール賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_48.html
 ・セザール賞2009受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_38.html
 ・セザール賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200802/article_10.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年1月〜5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_49.html

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