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zoom RSS サンタバーバラ国際映画祭2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/02/16 17:18   >>

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 第31回サンタバーバラ国際映画祭(2月3日-13日)の各賞が発表されました。

 【サンタバーバラ国際映画祭】
 サンタバーバラという都市は、アメリカ映画産業のルーツの1つで、その地で1985年に始められたこの映画祭(SBIFF:The Santa Barbara International Film Festival )は、今年で第31回を迎えています。

 以前は、アメリカ映画産業のルーツという特徴を前面に出して、北米で配給の決まっていない作品や短編映画に力を入れていたようですが 、いまでは、それらを発展的に解消して(?)、短編と長編のフィクション、ドキュメンタリー、アニメーション、インターナショナル部門、スペイン/ラテン・アメリカ映画部門、特別上映部門、特集上映部門など、多彩な国別・地域別の部門を設けて、バラエティーに富んだ作品を紹介することに務めています。

 本年度の受賞作は以下の通りです。

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 ◆最優秀インディペンデント長編作品賞(The Panavision Spirit Award for Independent Cinema)
 ◎“Mammal”(アイルランド・オランダ・ルクセンブルク) 監督:Rebecca Daly
 出演:レイチェル・マクアダムス、バリー・コーガン、マイケル・マクマホン
 物語:マーガレットは、バツイチで、ダブリンで暮らしている。ある日、彼女は、赤ん坊の頃に捨てた息子が、18歳になっていて、死んでいるのが見つかったと知らされる。彼女の、孤独でシンプルな生活は、悲劇的に破綻へと向かう。元夫が彼女に一過性の怒りをぶつけてくる一方で、10代のホームレス、ジョーが彼女の生活に入り込んできて、マーガレットは、彼に部屋を与えることにする。彼女は、これまで経験したことのない母親としての気分を味わう。やがて、彼女は、ジョーとの関係について、母親らしい愛情と、肉欲的な親密さを求める気持ちとの間で、揺れ始める。
 第2回監督長編。
 サンダンス映画祭2016出品。

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 ◆最優秀インターナショナル長編作品賞(The Best International Film Award)
 ◎“Ville-Marie”(カナダ) 監督:Guy Édoin
 出演:モニカ・ベルッチ、パスカル・ブシェール(Pascale Bussières)、Aliocha Schneider、Patrick Hivon
 物語:モントリオールのダウンタウン、ヴィル=マリー。ソフィーは、ヨーロッパで活躍している人気女優で、今は、地元であるここで映画の撮影をしていた。彼女は、息子トマとの亀裂が広がっていると感じていて、何とかそれを埋めようと考え、トマに会いに行く。一方、トマの方は、この機会に、自分の父親が誰なのか、母から聞き出そうと考えていた。その頃、ヴィル=マリー病院では、救急治療室に患者があふれていた。救急救命士のピエールは、PTSDと闘い、看護婦のマリーが彼をサポートしていた。4人の登場人物は、それぞれに心に痛みを抱えている。悲劇的な事件が起こって、モントリオールの暗い夜に、彼らの運命が、交錯する……。
 デビュー作“Wetlands”が高く評価されたGuy Édoinの第2作。
 トロント国際映画祭2015 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 カナダ・スクリーン・アワード2016 助演男優賞ノミネート(Patrick Hivon)。

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 ◆最優秀ドキュメンタリー賞(Best Documentary Film Award)
 ◎“Vita Activa: The Spirit of Hannah Arendt”(イスラエル・カナダ) 監督:Ada Ushpiz
 ハンナ・アーレントは、20世紀で最も影響力のあった思想家であり、全体主義についてや悪の凡庸さなど、彼女が遺した考え方は、現在まで効力と妥当性を維持している。本作では、写真やホームムービー、その他さまざまのマテリアルを用い、また、彼女と同時代を生きた人々へのインタビューを交えて、ハンナ・アーレントの人生と仕事について、再検証する。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2015出品。

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 ◆サンタバーバラ社会正義賞(The Social Justice Award for Documentary Film)
 ◎“10 Billion: What’s on Your Plate?(10 Milliarden - Wie werden wir alle satt?)”(独) 監督:Valentin Thurn
 世界の人口は、今世紀中に100億に達するだろうと予測されている。しかし、それに対し、食糧の供給は間に合うだろうか。Valentin Thurnは、世界を旅し、食料生産のために必要なことを探っていき、その間、興味深いいくつかのグループと出会う。有機農法の農家、農産業の投機家、都会の農園、商業的屠殺場、……。そして、未来の食糧生産に向けた適切で温和な方法を提案する。

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 ◆最優秀スペイン/ラテンアメリカ映画賞(The Nueva Vision Award for the best Spanish/Latin American film)
 ◎“Talión”(チリ) 監督:Martin Tuta
 出演:Viviana Rodríguez、Tiago Correa、Manolo Cruz
 物語:Mirubinは、仮面をつけた謎の人物で、政府によって正義が果たされないことに失望して、自ら行動することに決め、児童性愛者たちに正義の鉄槌を加え始める。ジャーナリストのAmiraは、Mirubinの正体を探ろうと調査を始めるが、そのうち自分のしていることが正しいことなのかそうでないのか、わからなくなる。

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 ◆最優秀短編実写作品賞(The Bruce Corwin Award for Best Live Action Short Film)
 ◎“Graffiti”(西・ウクライナ) 監督:Lluís Quílez
 終末世界。荒廃した街。エドガーは、この世界唯一の生き残りで、「事件」によって汚染された地域を避けながら、生き残りのための方法を探っている。ある時、彼は自分のベッドの脇の壁に落書きを発見し、もうひとりの生き残りアンナの存在を知る。

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 ◆最優秀短編アニメーション作品賞(Bruce Corwin Award for Best Animation Short Film)
 ◎“The Orchestra”(オーストラリア) 監督:Michael Hill(Mickey Hill)
 物語:自分の感情の起伏に従って、小さなオーケストラが音楽を奏でてくれる世界。年配のVernonは、シャイでひとり暮らしだった。ある時、クラシック・アンサンブルを従えた隣人と出くわす。これは、幸せをつかむ最後のチャンスかもしれない。だが、その前に彼らは自らの舞台恐怖症と戦わなければならない。
 アニマ・ムンディ・アニメーション・フェスティバル2015 音響デザイン賞受賞。
 カリフォルニア・インディペンデント映画祭2015 最優秀アニメーション賞受賞。
 AACTAオーストラリア・アカデミー賞2015 短編アニメーション賞ノミネート。

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 ◆最優秀短編ドキュメンタリー作品賞(Best Documentary Short Film)
 ◎“Lebanon Wins The World Cup”(レバノン・米) 監督:Tony Khoury、Anthony Lappé
 2014年のFIFAワールド・カップ前夜のベイルート。かつてレバノン内戦で、敵味方に分かれて戦ったクリスチャンとムスリムが、彼らの好きなブラジル・チームを応援するために準備をする。トーナメントが進むごとに、彼らの仲は深まるだろうか。
 ワルシャワ国際映画祭2015 最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞。

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 ◆観客賞
 ◎“The Culpable(Verfehlung)”(独) 監督:Gerd Schneider
 出演:セバスチャン・ブロムベルグ(Sebastian Blomberg)、Kai Schumann、Jan Messutat
 物語:刑務所つきのカトリックの神父であるJakob Voelzは、友人で階級も同じDominik Bertramが性的虐待の容疑で逮捕されたことを知って、ショックを受ける。彼は、自分の信仰と認識が試されているように感じる。しかし、教会サイドはこのことに対して、沈黙を決め込む。Jakob Voelzは、真実を明らかにするために、重い腰を上げる。
 サンパウロ国際映画祭2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。

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 ◆The ADL Stand Up Award
 ◎“Viva”(アイルランド・キューバ) 監督:パディ・ブレスナック(Paddy Breathnach)
 物語:ジーザスは、ドラァーグ劇団のパフォーマーたちのハバナ公演のために手伝いをしていた。しかし、彼がやりたいのは裏方ではなく、パフォーマーだった。彼にチャンスが巡ってくる。彼が舞台に立っていると、観客の中から見知らぬ者が現われ、彼の顔面を殴る。それは、ジーザスが15歳の時から会っていなかった、彼の父で元ボクサーのエンジェルだった。2人は、お互いへの気持ちのズレから衝突する。
 パームスプリングス国際映画祭2016出品。
 ドリアン賞(ゲイ&レズビアン・エンタテインメント批評家協会賞) 外国語映画賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2016 外国語映画賞 ショートリスト(アイルランド代表)。


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 サンタバーバラ映画祭は、全米映画賞レース開催期間中の映画祭として、(パームスプリングス国際映画祭と同様に)昨年活躍した映画人に賞を与えるという催しを行なっていて、その受賞者は、前年末から発表されています。

 彼らの表彰は、映画祭期間中にバラバラの日程で行なわれ、映画祭に華を添えています。

 今年の受賞者は、以下の通りです。

 ◆モダン・マスター賞(The Maltin Modern Master Award) [改称]
 ◎ジョニー・デップ

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 ◆モンテシト賞(The Montecito Award)
 一連の作品で優れたパフォーマンスを行なったと認められた俳優に贈られる。
 ◎シルヴェスター・スタローン

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 ◆パフォーマー・オブ・ザ・イヤー(The 2016 Outstanding Performers of the Year award)
 ◎ブリー・ラーソン

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 ◎シアーシャ・ローナン

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 ◆ヴァーチュオソス賞(2016 Virtuosos Award)
 前年に優れたパフォーマンスをした俳優に贈られる賞(actors who have distinguished themselves through performances in film this past year)。
 ◎ポール・ダノ
 ◎ルーリグ・ゲーザ
 ◎エリザベス・バンクス
 ◎オシェア・ジャクソン・ジュニア
 ◎アリシア・ヴィキャンデル
 
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 ◎ジェイコブ・トレンブレイ

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 ◎ジョエル・エドガートン

 ◆シネマ・ヴァンガード賞(The Cinema Vanguard Award)
 リスクを承知で、優れた、そして独創的な活躍をして、映画に貢献した俳優に贈られる賞(taking artistic risks and making a significant and unique contribution to film)。
 ◎ルーニー・マーラ

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 ◆アメリカン・リヴィエラ賞(The 2016 American Riviera Award)
 アメリカ映画界に強いインパクト(a strong influence on American Cinema)を与えたと認められる人物に贈られる。
 ◎マイケル・キートン
 ◎レイチェル・マクアダムス

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 ◎マーク・ラファロ

 ◆ディレクター・オブ・ザ・イヤー(The 2016 Outstanding Directors of the Year award)
 ◎レニー・アブラハムソン
 ◎アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 ◎トム・マッカーシー
 ◎ジョージ・ミラー
 ◎アダム・マッケイ

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 ◆アルチザン賞(Variety‘s Artisan Awards)
 ◎カーター・バーウェル(音楽) 『キャロル』
 ◎アーサー・マックス(プロダクション・デザイン) 『オデッセイ』
 ◎ダイアン・ウォーレン(歌曲) “The Hunting Ground”-‘Til It Happens to You’
 ◎Patrick Tubach(視覚効果) 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
 ◎ジョン・シール(撮影) 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ◎ハンク・コーウィン(編集) 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
 ◎マーク・マンジーニ(音響編集) 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ◎ジャクリーン・ウェスト(衣裳) 『レヴェナント:蘇えりし者』

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 ◇カーク・ダグラス賞(The tenth annual Kirk Douglas Award for Excellence in Film)
 ※生涯貢献賞。映画祭に先立って、2015年10月3日に授与。
 ◎ジェーン・フォンダ

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 *当ブログ記事

 ・サンタバーバラ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_25.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_12.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_20.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_15.html
 ・サンタバーバラ国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_27.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年1月〜5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_49.html

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