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zoom RSS インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞2016 ノミネーション!

<<   作成日時 : 2016/02/12 08:01   >>

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 第13回インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞のノミネーションが発表されました。(2月7日)

 【インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞】

 インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞(ICS:International Cinephile Society Award)は、オンラインで行なわれるインディペンデント映画と外国映画のための映画賞で、2003年に創設され、今回で第13回を迎えています。

 メンバーは、映画ジャーナリストや映画研究者、映画史家、および、映画祭や各種イベントなどで映画産業に関わる映画のプロフェッショナルで、会員数は約80人で、5大陸に及ぶ、と紹介されています。

 そういった人々が選ぶ映画賞なので、全米映画賞レースの流れとは関係なく、映画の国籍とも無関係に、独自の視点で、映画をチョイスしていて、たとえば、2010年には、作品賞トップ10に、2位に『トウキョウソナタ』、6位に『歩いても 歩いても』、9位に『崖の上のポニョ』、2015年には『かぐや姫の物語』をアニメーション賞に選んだりしています。

 アメリカを拠点としつつも、アメリカ映画のみにこだわらずに、作品をチョイスする映画賞としては、他に、ロサンゼルス映画批評家協会賞や全米映画批評家協会賞、クロトゥルーディス賞などがありますが、それらに比べても、このインターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞は、作品をチョイスする幅がひときわワールドワイドで、ユニークな映画賞になっています。

 *公式サイト:http://icsfilm.org/index.php

 なお、この賞には「国際シネフィル協会賞」という訳語を当てている人もいます。

画像

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 ◆作品賞(Picture)
 ・『さざなみ』
 ・“Arabian Nights”(ポルトガル・仏・独・スイス) 監督:ミゲル・ゴメス
 ・『黒衣の刺客』
 ・『キャロル』
 ・『アクトレス〜女たちの舞台〜』
 ・“The Duke of Burgundy”(英・ハンガリー) 監督:ピーター・ストリックランド
 ・『インサイド・ヘッド』
 ・『プティ・カンカン』“Li’l Quinquin”(仏) 監督:ブリュノ・デュモン
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ・『さよなら、人類』
 ・『タンジェリン』

 ◆監督賞(Director)
 ・ショーン・ベイカー 『タンジェリン』
 ・ブリュノ・デュモン 『プティ・カンカン』“Li’l Quinquin”
 ・トッド・ヘインズ 『キャロル』
 ・侯孝賢 『黒衣の刺客』
 ・ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 ◆主演男優賞(Actor)
 ・クリストファー・アボット “James White”(監督:ジョシュ・モンド)
 ・サミュエル・L・ジャクソン 『ヘイトフル・エイト』
 ・ルーリグ・ゲーザ 『サウルの息子』
 ・ジェイコブ・トレンブレイ 『ルーム』
 ・ギャスパー・ウリエル 『サンローラン』

 ◆主演女優賞(Actress)
 ・ジュリエット・ビノシュ 『アクトレス〜女たちの舞台〜』
 ・ケイト・ブランシェット 『キャロル』
 ・ニーナ・ホス 『あの日のように抱きしめて』
 ・ルーニー・マーラ 『キャロル』
 ・シャーロット・ランプリング 『さざなみ』

 ◆助演男優賞(Supporting Actor)
 ・ヘルムート・バーガー 『サンローラン』
 ・エモリー・コーエン 『ブルックリン』
 ・ベニチオ・デル・トロ 『ボーダーライン』
 ・ウォルトン・ゴギンズ 『ヘイトフル・エイト』
 ・オスカー・アイザック “Ex Machina”
 ・マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』


 ◆助演女優賞(Supporting Actress)
 ・ジェニファー・ジェイソン・リー 『ヘイトフル・エイト』
 ・シンシア・ニクソン “James White”
 ・エリカ・リバス 『人生スイッチ』
 ・クリステン・スチュワート 『アクトレス〜女たちの舞台〜』
 ・マイヤ・テイラー 『タンジェリン』

 ◆オリジナル脚本賞(Original Screenplay)
 ・“Amour Fou”(オーストリア・ルクセンブルク・仏)(監督:ジェシカ・ハウスナー) ジェシカ・ハウスナー
 ・『アクトレス〜女たちの舞台〜』 オリヴィエ・アサイヤス
 ・『インサイド・ヘッド』 ピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー
 ・『プティ・カンカン』“Li’l Quinquin” ブリュノ・デュモン
 ・『さよなら、人類』 ロイ・アンダーソン

 ◆脚色賞(Adapted Screenplay)
 ・『さざなみ』 アンドリュー・ヘイ
 ・“Anomalisa” チャーリー・カウフマン
 ・『黒衣の刺客』 鍾阿城(Zhong Acheng)、朱天文、謝海盟(Hsieh Hai-Meng)、侯孝賢
 ・『キャロル』 フィリス・ナギー
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ジョージ・ミラー、ブレンダン・マッカーシー、ニック・ラソウリス

 ◆撮影賞(Cinematography)
 ・『黒衣の刺客』 リー・ピンビン
 ・『キャロル』 エド・ラックマン
 ・『神々のたそがれ』 ヴラディミール・イリン、ユーリー・クリメンコ
 ・『約束の地』 ティモ・サルミネン
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ジョン・シール
 ・『レヴェナント:蘇えりし者』 エマニュエル・ルベツキ

 ◆編集賞(Editing)
 ・『黒衣の刺客』 リャオ・チンソン(廖慶松)、Chih-Chia Huang(黄芝嘉)
 ・『キャロル』 アフォンソ・ゴンサウヴェス
 ・“The Duke of Burgundy” Matyas Fekete
 ・『IT FOLLOWS イット・フォローズ』 フリオ・ペレス四世
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 マーガレット・シクセル

 ◆美術賞(Production Design)
 ・『黒衣の刺客』 ホアン・ウェンイン(黃文英/Hwarng Wern-Ying)
 ・『キャロル』 ジュディー・ベッカー
 ・『クリムゾン・ピーク』 トーマス・E・サンダース
 ・『神々のたそがれ』 セルゲイ・ココーフキン、ゲオルギー・クロパチョーフ、エレーナ・ジューコワ
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 コリン・ギブソン
 ・『サンローラン』 カーチャ・ヴィシュコフ

 ◆作曲賞(Score)
 ・『キャロル』 カーター・バーウェル
 ・“The Duke of Burgundy” ファリス・バドワン(Faris Badwan)、レイチェル・ゼフィラ(Rachel Zeffira)(Cat’s Eyes)
 ・『ヘイトフル・エイト』 エンニオ・モリコーネ
 ・『IT FOLLOWS イット・フォローズ』 リッチ・ブリーランド(Rich Vreeland)(Disasterpeace)
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 ジャンキーXL

 ◆アンサンブル賞(Ensemble)
 ・『ブルックリン』
 ・『キャロル』
 ・“Gett: The Trial of Viviane Amsalem””(イスラエル・仏・独) 監督:ロニ・エルカベッツ、Shlomi Elkabetz
 ・『ヘイトフル・エイト』
 ・『プティ・カンカン』“Li’l Quinquin”
 ・『スポットライト 世紀のスクープ』

 ◆ドキュメンタリー賞(Documentary)
 ・“Amy”(英) 監督:アシフ・カパディア
 ・“Heart of a Dog”(米・仏) 監督:ローリー・アンダーソン
 ・『ジャクソン・ハイツ』
 ・『ルック・オブ・サイレンス』
 ・『真珠のボタン』

 ◆アニメーション賞(Animated Film)
 ・“Anomalisa”(米) 監督:デューク・ジョンソン、チャーリー・カウフマン
 ・『インサイド・ヘッド』
 ・『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
 ・『思い出のマーニー』
 ・『明日の世界』“World of Tomorrow”(米) 監督:ドン・ハーツフェルト

 ◆外国語映画賞(Film Not in The English Language)
 ・“Amour Fou”
 ・“Arabian Nights”
 ・『黒衣の刺客』
 ・『神々のたそがれ』
 ・『約束の地』
 ・“La Sapienza”(仏・伊) 監督:ウジェーヌ・グリーン(Eugène Green)
 ・『プティ・カンカン』“Li’l Quinquin”
 ・『あの日のように抱きしめて』
 ・『さよなら、人類』
 ・『サンローラン』
 ・『サウルの息子』

 ◇オナラブル・メンション(Honorable Mentions)
 本年度は、作品賞部門と外国語映画賞部門が激戦だったため、惜しくもそこから漏れた4作品のタイトルが発表された。
 ・『ホース・マネー』
 ・『裸足の季節』
 ・『禁じられた歌声』
 ・『ザ・トライブ』

 ◆劇場未公開最優秀作品(Best Film Not Released in 2015)
 ・“Aferim!”(ルーマニア・ブルガリア・チェコ) 監督:Radu Jude
 ・『私の血に流れる血』“Blood of My Blood”(伊) 監督:マルコ・ベロッキオ
 ・『光りの墓』
 ・“Closet Monster”(カナダ) 監督:Stephen Dunn
 ・『大河の抱擁』“Embrace of the Serpent(El Abrazo de la Serpiente)”(コロンビア・ベネズエラ・アルゼンチン) 監督:チロ・ゲーラ(Ciro Guerra)
 ・“In The Shadow of Women(L'Ombre Des Femmes)”(仏・スイス) 監督:フィリップ・ガレル
 ・“Knight of Cups”(米) 監督:テレンス・マリック
 ・『ロブスター』
 ・『母よ、』
 ・『山河ノスタルジア』
 ・『あの頃エッフェル塔の下で』
 ・『No Home Movie』“No Home Movie”(ベルギー・仏) 監督:シャンタル・アケルマン
 ・『今は正しくあの時は間違い』“Right Now, Wrong Then”(韓) 監督:ホン・サンス
 ・“Sunset Song”(英・ルクセンブルク) 監督:テレンス・デイヴィス
 ・“The Treasure(Comoara)”(ルーマニア・仏) 監督:Corneliu Porumboiu
 ・“The Witch”(カナダ・米) 監督:Robert Eggers

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 主な作品のノミネート状況は、以下の通りです。

 ・『キャロル』(10):作品・監督・主演女優・主演女優・脚色・撮影・編集・美術・作曲・アンサンブル
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(7):作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・作曲
 ・『黒衣の刺客』(7):作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・外国語
 ・『プティ・カンカン』(5):作品・監督・脚本・アンサンブル・外国語
 ・『ヘイトフル・エイト』(5):主演男優・助演男優・助演女優・作曲・アンサンブル
 ・『アクトレス〜女たちの舞台〜』(4):作品・主演女優・助演女優・脚本
 ・『サンローラン』(4):主演男優・助演男優・美術・脚本
 ・『さざなみ』(3):作品・主演女優・脚本
 ・“The Duke of Burgundy”(3):作品・編集・作曲
 ・『インサイド・ヘッド』(3):作品・脚本・アニメーション
 ・『さよなら、人類』(3):作品・脚本・外国語
 ・『タンジェリン』(3):作品・脚本・外国語
 ・『神々のたそがれ』(3):撮影・美術・外国語
 ・“Arabian Nights”(2):作品・外国語
 ・“James White”(2):主演男優・助演女優
 ・『サウルの息子』(2):主演男優・脚本
 ・『あの日のように抱きしめて』(2):主演女優・外国語
 ・『ブルックリン』(2):助演男優・アンサンブル
 ・“Amour Fou”(2):脚本・外国語
 ・“Anomalisa”(2):脚色・アニメーション
 ・『約束の地』(2):撮影・外国語
 ・『IT FOLLOWS イット・フォローズ』(2):編集・作曲

 自分たちのチョイスにちゃんと責任を取っているというか何というか、前回「劇場未公開最優秀作品」で選んでいた作品、“Amour Fou”、『アクトレス~女たちの舞台~』、“The Duke of Burgundy”、『ホース・マネー』、“La Sapienza”、『プティ・カンカン』、『ルック・オブ・サイレンス』、『さよなら、人類』、『サンローラン』、『ザ・トライブ』を、そのまま本年度のノミネーションにシフトさせてノミネートさせています。これらを除くと、本年度のノミネーションはすかすかになってしまうわけで、作品の評価とその作品がいつ公開されるかは、ちっとも噛み合わないし、1年前の未公開作品を押しのけてノミネートされる本年度の新作が案外少ないんだなあと思わせられたりもしますね。

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 受賞結果の発表は、2月21日です。

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 *当ブログ記事

 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2015 受賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201502/article_25.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_49.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2014 受賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_51.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_52.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2013 受賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_23.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_5.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2012 受賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_40.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_34.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_33.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年9月〜2016年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201509/article_2.html

 追記:
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞2016 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201602/article_40.html

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