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zoom RSS チェコ映画批評家協会賞2016 受賞結果!

<<   作成日時 : 2016/01/28 08:54   >>

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 チョコ映画批評家協会賞(Ceny české filmové kritiky)2016の受賞結果が発表されました。(1月23日)

 ◆作品賞(Nejlepší film)
 ・“Domácí péče(Home Care)”(チェコ・スロヴァキア) 監督:Slávek Horák
 ・“Kobry a užovky(The Snake Brothers)”(チェコ) 監督:Jan Prušinovský
 ◎“Ztraceni v Mnichově(Lost in Munich)”(チェコ) 監督:ペトル・ゼレンカ(Petr Zelenka)

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 ◆監督賞(Nejlepší režie)
 ・“Domácí péče(Home Care)” Slávek Horák
 ・“Kobry a užovky(The Snake Brothers)” Jan Prušinovský
 ◎“Ztraceni v Mnichově(Lost in Munich)” ペトル・ゼレンカ(Petr Zelenka)

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 ◆男優賞 主演/助演(Nejlepší Mužský Herecký Výkon(v hlavní i vedlejší roli))
 ◎クリシュトフ・ハーディック(Kryštof Hádek) “Kobry a užovky(The Snake Brothers)”
 ・Matěj Hádek “Kobry a užovky(The Snake Brothers)”
 ・Peter Kurth 『シュミトケ』“Schmitke”(独・チェコ)(監督:シュチェパーン・アルトリフテル(Stepan Altrichter ))

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 ◆女優賞 主演/助演(Nejlepší Ženský Herecký Výkon(v hlavní i vedlejší roli))
 ・Martha Issová “Sedmero krkavců(Seven Ravens)”(チェコ・スロヴァキア)(監督:Alice Nellis)
 ◎Alena Mihulová “Domácí péče(Home Care)”
 ・Lucie Žáčková “Kobry a užovky(The Snake Brothers)”

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 ◆脚本賞(Nejlepší scénář)
 ・“Domácí péče(Home Care)” Slávek Horák
 ・“Kobry a užovky(The Snake Brothers)” Jaroslav Žváček
 ◎“Ztraceni v Mnichově(Lost in Munich)” ペトル・ゼレンカ(Petr Zelenka)

 ◆オーディオヴィジュアル賞(Audiovizuální Počin)
 ・“Malá z rybárny(Little from the Fish Shop)”(チェコ・仏・スロヴァキア)(監督:Jan Balej) アート・ディレクション
 ・“Malý pán”(チェコ)(監督:Radek Beran) アート・ディレクション
 ◎『シュミトケ』“Schmitke” C. De La Chevallerie、P. Schneider(音響)

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 ◆ニューカマー賞(Cena Rwe Pro Objev Roku)
 ◎シュチェパーン・アルトリフテル(Štěpán Altrichter) 『シュミトケ』“Schmitke” 監督・共同脚本
 ・Andy Fehu “Nenasytná Tiffany”(チェコ) 監督・脚本
 ・Slávek Horák “Domácí péče(Home Care)” 監督・脚本・製作

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 ◆ドキュメンタリー賞(Nejlepší Dokumentární Film)
 ・“Danielův svět(Daniel's World)”(チェコ) 監督:Veronika Lisková
 ・“Mallory”(チェコ) 監督:Helena Trestíková
 ◎“Opři žebřík o nebe(Lean a Ladder Against Heaven)”(チェコ) 監督:Jana Sevciková

 “Danielův svět”は、イフラバ国際ドキュメンタリー映画祭2014 観客賞受賞。
 “Mallory”は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 “Opři žebřík o nebe(Lean a Ladder Against Heaven)”は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2014 ドキュメンタリー 30分以上部門出品。イフラバ国際ドキュメンタリー映画祭2014 出品。

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 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・“Kobry a užovky(The Snake Brothers)”(1/6):作品・監督・男優・男優・女優・脚本
 ・“Domácí péče(Home Care)”(1/5):作品・監督・女優・脚本・ニューカマー
 ・“Ztraceni v Mnichově(Lost in Munich)”(3/3):作品・監督・脚本
 ・『シュミトケ』“Schmitke”(2/3):男優・オーディオ・ニューカマー

 ヨーロッパ映画賞2015オフィシャル・セレクションの“Kobry a užovky(The Snake Brothers)”と、米国アカデミー賞2016外国語映画賞チェコ代表作品の“Domácí péče(Home Care)”の2強か、と思いきや、チェコ・ライオン2016で最多ノミネートになった“Ztraceni v Mnichově(Lost in Munich)”が作品賞・監督賞・脚本賞の3部門を制して、最多受賞になりました。
 監督のペトル・ゼレンカは、『カラマーゾフの兄弟』を観た限りでは、コメディー・タッチの作品を撮りそうにはない(真摯に古典演劇に取り組むような堅いタイプの)印象でしたが、本質は柔軟なのかもしれませんね。

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Kobry A Užovky(The Snake Brothers)”(チェコ) 監督:Jan Prušinovský
 物語:コブラとUzovka(ヨーロッパヤマカガシ)のスネーク兄弟は、30代で、プラハからそう遠くないチェコの小さな町で暮らしている。彼らは、家庭環境も悪く、満足できるような生活を送るのは難しいと感じていた。Uzovkaには、仕事もなく、ガールフレンドもなく、どうやったら麻薬中毒の影やトラブルメーカーの弟から逃れられるのかわからなかった。ところが、有望な仕事がみつかり、地元のパブのウェイトレスとつきあうようにもなって転機が訪れる。しかし、その時、コブラと麻薬が、彼がいったん手に入れたものを失わせようと脅かしてくる……。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 コンペティション部門出品。男優賞(Krystof Hadek)受賞。
 ヨーロッパ映画賞2015 オフィシャル・セレクション。
 チェコ・ライオン2016 作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・美術賞・衣裳賞・メイキャップ賞・録音賞・ポスター賞ノミネート、観客賞受賞。


 “Domácí péče(Home Care)”(チェコ・スロヴァキア) 監督:Slávek Horák
 物語:献身的な訪問ケアのナースをしているVlastaは、夫であるLadaと娘と、そして患者のために生きていた。ところがある日変化が起こり、彼女もまたある種のケアを必要としていることを悟る。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 コンペティション部門出品。女優賞受賞(Alena Mihulová)。
 マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭2015 インターナショナル・コンペティション部門出品。Recommendations of Cinema Owners受賞。
 米国アカデミー賞2016外国語映画賞 チェコ代表作品。
 「ヴァラエティー」誌が選ぶ、観るべき10組の監督たち2016。
 パームスプリングス国際映画祭2016 国際批評家連盟賞受賞。
 チェコ・ライオン2016 作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演女優賞・助演女優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞ノミネート。


 ・“Ztraceni v Mnichově(Lost in Munich)”(チェコ) 監督:ペトル・ゼレンカ(Petr Zelenka)
 物語:1938年9月、フランスの首相エドゥアール・ダラディエとイギリスの首相ネヴィル・チェンバレン、ドイツの総統アドルフ・ヒトラー、イタリアの首相ベニト・ムッソリーニが、ミュンヘンで会談を行ない、チェコスロヴァキアのズデーテン地方のドイツへの割譲を決め、ドイツとの開戦が回避される。それから、時が流れて、現代。ミュンヘン会談を見聞きし、その秘密を知る唯一の生き残りがいた。それがエドゥアール・ダラディエが飼っていたオウムで、現在90歳になっていた。そのオウムが、フランス文化協会の招きで、プラハに招待される。ところが、中年の危機真っただ中にいたチェコのジャーナリスト、パヴェルがそのオウムを誘拐してしまったことから、大きな外交的スキャンダルが巻き起こる……。
 日本では『カラマーゾフの兄弟』が紹介されているペトル・ゼレンカ監督の最新作。
 BFIロンドン映画祭2015Laugh部門出品。
 チェコ・ライオン2016 作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・美術賞・衣裳賞・メイキャップ賞・録音賞・音楽賞・ポスター賞ノミネート。
 ヨーテボリ国際映画祭2016出品。

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 ・『シュミトケ』“Schmitke”(独・チェコ) 監督:シュチェパーン・アルトリフテル(Stepan Altrichter)
 物語:「ユリウス・シュミトケ、57歳。ベルリン出身のドイツ人エンジニア。体調もすぐれず、実際の年齢より気持ちは老けている。ある日、彼は国境地帯のチェコにある山脈クルシュネー・ホリへやってきた。昔の自分の特許タービンC174を直すために。まるで彼の身体と同じように、タービンはきしみつづける。クルシュネー・ホリの霧のかかった山をすすめばすすむほど、村や森はなぞめいて奇怪な世界となり、不思議な声がひびきつづけるなか、彼はそこへとっぷりと沈んでいく。このおそろしく未知のジャングルを進む道のりが、しだいに昔のなつかしい場所へ帰っていくように感じはじめる。現代のこの世界から自分がはずれたことに気づきそびれた、風力発電所の不器用なエンジニアの魂への旅がここに。
 フランツ・カフカの『城』を思い出させるこの映画は、チェコのトマーシュ・コンチンスキーの短編『ユリウス・シュミトケは不器用なアザラシとして死を滑る』を基にしている。デイビッド・リンチの「ツイン・ピークス」、コーエン兄弟の「シリアスマン」のチェコ版ともいえる世界観が楽しめる。」(チェコセンターの紹介文より転載)
 チェコ・ライオン2016 作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・美術賞・録音賞・音楽賞・ポスター賞ノミネート。

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 *当ブログ記事

 ・チェコ・ライオン2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_50.html

 ・チェコ映画批評家協会賞2016 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_48.html
 ・チェコ映画批評家協会賞2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_77.html
 ・チェコ映画批評家協会賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_2.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2016年1月〜5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201601/article_49.html
 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年9月〜2016年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201509/article_2.html

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