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zoom RSS 女性映画批評家協会賞2015 結果発表!

<<   作成日時 : 2015/12/19 17:42   >>

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 第12回女性映画批評家協会賞の受賞結果が発表されました。(12月17日)

 【女性映画批評家協会】

 女性映画批評家協会(Women Film Critics Circle)の設立は2004年で、70人以上の会員がいます。
 女性映画批評家協会賞はウーマンリブの流れを汲み、性差別や性的虐待に対し戦う姿勢を見せる映画賞だったのですが、2010年から多少スタンスを変えたようで、攻撃的な姿勢を抑えて、頑張っている女性を評価し、讃える部分を前面に押し出すようになりました。

 設立年:2004 会員数:75
 公式サイト:http://wfcc.wordpress.com/
 公式ブログ:http://wbairadiowomen.blogspot.co.uk/2015/12/cary-mulligan-nominated-as-best-female.html
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Women_Film_Critics_Circle

 [賞の特徴]
 ・監督、出演、脚本、イメージ、歌曲、ドキュメンタリー、アニメーション、外国映画賞など、「女性」に特化した数多くの賞を持つ。
 ・アドリエンヌ・シェリー、ジョゼフィン・ベイカー、カレン・モーリーといった女性の名前を冠した特別賞を設けている。
 ・猿渡由記、長谷川いずみ(Hollywood News Wire、Buzzine)らがメンバーとして所属している。

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 ◆女性を描いた最優秀映画(Best Movie About Women)
 ・『キャロル』
 ・“Mustang”(仏・独・トルコ) 監督:Deniz Gamze Ergüven
 ◎“Suffragette”(英) 監督:Sarah Gavron
 ・“The Keeping Room”(米) 監督:ダニエル・バーバー

 “Suffragette”(英) 監督:Sarah Gavron 製作:Ruby Films、Pathé、Film4
 出演:ヘレナ・ボナム・カーター、メリル・ストリープ、キャリー・マリガン、ベン・ウィショウ、ブレンダン・グリーソン、ロモーラ・ガライ、アンヌ=マリー・ダフ
 物語:イギリスでの初期婦人参政権運動を描く。女性活動家たちには、労働者が多く、必ずしも高等教育を受けていたわけではなかった。やがて平和なプロテスト活動では何も変えられないことが明らかになってくると、彼らの活動は、ラディカルになり、政府と、暴力を交えた攻防を繰り広げることになる。彼らは、平等を求める闘いの中で、仕事も家庭も子供たちも人生さえも失ってしまいそうになる。
 監督のSarah Gavronは、初監督長編“Brick Lane”(2007)で、数々の賞に輝いたイギリスの俊英で、これが第2監督長編。
 脚本:アビ・モーガン(『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)
 撮影:エドゥアルド・グラウ
 編集:バーニー・ピリング
 プロダクション・デザイン:アリス・ノーミントン
 衣裳:ジェーン・ペトリ
 音楽:アレクサンドル・デプラ
 製作:アリソン・オーウェン、フェイ・ウォード
 BAFTA LA ブリタニア・アワード2015 スタンリー・キューブリック賞受賞(メリル・ストリープ)。
 ハリウッド映画賞2015 ハリウッド主演女優賞(キャリー・マリガン)、ハリウッド作曲家賞(アレクサンドル・デプラ)受賞。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2015 助演男優賞受賞(ブレンダン・グリーソン)。
 サテライト・アワード2016 主演女優賞・オリジナル脚本賞ノミネート。
 ロンドン映画批評家協会賞2016 英国/アイルランド女優賞ノミネート(キャリー・マリガン)。

画像

 ◆女性が作った最優秀映画(Best Movie By A Woman)
 ・“Diary of A Teenage Girl” 監督:マリエル・ヘラー
 ・“Mustang” 監督:Deniz Gamze Ergüven
 ◎“Suffragette” 監督:Sarah Gavron
 ・“The Second Mother”(ブラジル) 監督:Anna Muylaert

 ◆女性脚本家賞(Best Woman Storyteller (Screenwriting Award))
 ◎『キャロル』 フィリス・ナギー
 ・“Mustang” Deniz Gamze Ergüven、アリス・ウィンクール(Alice Winocour)
 ・“Room” Emma Donoghue
 ・“Suffragette” アビ・モーガン

 ◆女優賞(Best Actress)
 ・アリシア・ヴィキャンデル 『戦場からのラブレター』“Testament of Youth”(英)(監督:ジェームズ・ケント)
 ◎キャリー・マリガン “Suffragette”
 ・ケイト・ブランシェット 『キャロル』
 ・シャーロット・ランプリング “45 Years”

 ◆男優賞(Best Actor)
 ・エイブラハム・アッター 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』
 ・アンドリュー・ガーフィールド 『ドリームホーム 99%を操る男たち』
 ・ブライアン・クランストン “Trumbo”
 ◎エディー・レッドメイン 『リリーのすべて』

 ◆若手女優賞(Best Young Actress)
 ・Bel Powley “Diary of A Teenage Girl”
 ◎ブリー・ラーソン “Room”
 ・ダコタ・ファニング “Effie Gray”(英)(監督:リチャード・ラクストン)
 ・シアーシャ・ローナン “Brooklyn”

 ◆コメディエンヌ賞(Best Comedic Actress)
 ◎エイミー・シューマー “Trainwreck”(監督:ジャド・アパトゥ)
 ・グレタ・ガーウィグ “Mistress America”(米・ブラジル)(監督:ノア・バームバック)
 ・マギー・スミス “Lady in the Van”(監督:ニコラス・ハイトナー)
 ・メリッサ・マッカーシー “Spy”(監督:ポール・フェイグ)

 ◆女性による、または、女性についての、最優秀外国語映画(Best Foreign Film By or About Women)
 ・“Difret”(エチオピア・米) 監督:Zeresenay Mehari
 ・“Dukhtar”(パキスタン・ノルウェー・米) 監督:Afia Nathaniel
 ・“Mustang”
 ◎“The Second Mother”

 “The Second Mother(Que Horas Ela Volta?)”(ブラジル) 監督:Anna Muylaert
 物語:Valは、13年間、サンパウロで乳母をして働いていた。その結果、経済的な安定は得たが、娘のJéssicaをブラジル北部のペルナンブコの親戚に預けていることで、罪の意識を抱いていた。Jéssicaが大学受験を迎えることになり、彼女はサンパウロに来たいと主張する。サンパウロにやってきたJéssicaは、母と一緒に暮らすことになるが、2人での暮らしは容易なものではなかった……。
 サンダンス映画祭2015審査員特別賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2015 パノラマ部門出品。C.I.C.A.E. Award受賞。観客賞第1席。
 リバーラン国際映画祭2015 脚本賞受賞。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2015 外国映画トップ5。
 サテライト・アワード2016 外国語映画賞ノミネート。
 クリティクス・チョイス・アワード2016 外国語映画賞 ノミネート。
 米国アカデミー賞2016 外国語映画賞 ブラジル代表。


 ◆ベスト女性像(Best Female Images in a Movie)
 ・『キャロル』
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ◎“Suffragette”
 ・『戦場からのラブレター』“Testament of Youth”

 ◆ワースト女性像(Worst Male Images in a Movie)
 ・『エヴァリー』“Everly”(米)(監督:ジョー・リンチ) すべての女性陣
 ×『ジュラシック・ワールド』 ブライス・ダラス・ハワード
 ・『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』 ダコタ・ジョンソン
 ・“Trumbo” ヘレン・ミレン

 ◆ベスト男性像(Best Male Images in a Movie)
 ◎『ブリッジ・オブ・スパイ』
 ・“Lady in The Van”
 ・『ミスター・ホームズ』
 ・“Trumbo”

 ◆ワースト男性像(Worst Male Images in a Movie)
 ・『マジック・マイクXXL』
 ×『スティーブ・ジョブズ』
 ・“Suffragette”
 ・『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

 ◆最優秀未公開映画(Best Theatrically Unreleased Movie By or About Women)
 ◎『BESSIE/ブルースの女王』(米) 監督:ディー・リース [TVM]
 ・“Sworn Virgin”(伊・スイス・独・アルバニア・コソボ・仏) 監督:Laura Bispuri
 ・“The Book of Negroes”(カナダ) [テレビ・ミニシリーズ]
 ・“The Dressmaker”(オーストラリア) 監督:ジョスリン・ムーアハウス

 ◆女性たちの仕事:最優秀アンサンブル(Women's Work/Best Ensemble))
 ・『キャロル』
 ・“Grandma”(監督:ポール・ワイツ)
 ◎“Suffragette”
 ・“The Second Mother”

 ◆性の平等賞(Best Equality of The Sexes)
 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ◎『フューリー』

 ◆アニメーション賞(Best Animated Female)
 ◎『インサイド・ヘッド』 ジョイ役のエイミー・ポーラー

 ◆ファミリー映画賞(Best Family Film)
 ◎『インサイド・ヘッド』

 【スペシャル・メンション・アワード】(Special Mention Awards)

 ◆勇気ある映画制作賞(Courage in Filmmaking)
 ・アンジェリーナ・ジョリー “By The Sea”(米・仏)
 ◎Sarah Gavron “Suffragette”

 ◆勇気ある演技賞(ありきたりでない役を演じて、スクリーン上での女性のイメージを根本的に改めた)(Courage in Acting [Taking on unconventional roles that radically redefine the images of women on screen])
 ◎ブリー・ラーソン “Room”
 ・ジュリアン・ムーア “Freeheld”(米)(監督:ピーター・ソレット)

 ◆ドラマ的、社会的、歴史的に無視されても、スクリーンの中では際立った存在感を見せている、見えない女優賞(The Invisible Woman Award Performance by a woman whose exceptional impact on the film dramatically socially or historically has been ignored)
 ・ジュリアン・ムーア “Freeheld”
 ◎アリシア・ヴィキャンデル 『リリーのすべて』

 ◆女性による、もしくは女性に関する、最優秀ドキュメンタリー(Best Documentary By or About Women)
 ◎“Amy”(英) 監督:アシフ・カパディア(Asif Kapadia)
 ・『わたしはマララ』“He Named Me Malala”(米) 監督:デイヴィス・グッゲンハイム
 ・“India’s Daughter”(英・インド) 監督:レスリー・ウドウィン(Leslee Udwin)
 ・『ニーナ・シモン 魂の歌』“What Happened, Miss Simone?”(米) 監督:リズ・ガーバス(Liz Garbus)

 ◆最優秀スクリーン・カップル(Best Screen Couple)
 ◎“45 Years” シャーロット・ランプリング/トム・コートネイ
 ・“Freeheld” ジュリアン・ムーア/エレン・ペイジ
 ・『アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー』“Iris” アイリス・アプフェル(Iris Apfel)/アルバート・メイスルズ
 ◎“Room” ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ

 ◆最優秀アクション・スター賞(Best Female Action Star)
 ◎『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 シャーリーズ・セロン
 ・『ボーダーライン』 エミリー・ブラント
 ・“Suffragette” キャリー・マリガン
 ・“The Keeping Room” ブリット・マーリング

 ◆親愛なるワースト・ママ・オブ・ザ・イヤー賞(Mommie Dearest Worst Screen Mom of the Year Award)
 ◎『シンデレラ』 ケイト・ブランシェット
 ・“Diary of A Teenage Girl” クリステン・ウィグ

 ◆アドリエンヌ・シェリー賞:女性に対する暴力に最も闘った作品に贈られる(ADRIENNE SHELLY AWARD: For A Film That Most Passionately Opposes Violence Against Women)
 ◎『わたしはマララ』
 ・“India's Daughter”

 ◆ジョゼフィン・ベイカー賞:アメリカの有色人種の女性を最も優れて表現した作品に贈られる(Josephine Baker Award: For Best Expressing The Woman of Color Experience in America)
 ・“The Keeping Room” ミュナ・オタル(Muna Otaru)
 ◎『ニーナ・シモン 魂の歌』

 ◆カレン・モーリー賞:歴史や社会における女性の立場を最もよく表わし、勇気を持って調査した作品に贈られる(Karen Morley Award: For best exemplifying a woman’s place in history or society, and a courageous search for identity)
 ・『しあわせへのまわり道』
 ◎“Suffragette”

 ◆演技と社会活動賞(Acting and Activism Award)
 ◎オリヴィア・ワイルド:「Save The Children」やACLU、「Artists For Peace」との仕事に対して。そしてそれぞれのコミュニティーの求めに応じて、全体的有機的な支援を行なったことに対して。(Olivia Wilde: For her work with Save The Children, ACLU, and Artists For Peace. And her support for holistic organic causes needed for the sustenance of every community.)

 ◆生涯貢献賞(Lifetime Achievement Award)
 ◎リリー・トムリン

 【ほんの冗談で賞】(Just Kidding Awards)

 ◆見捨てられたで賞(Thrown Under The Bus Award)
 ◎“Girlhood” 才能あるキャストとチームに対して。賞レース・シーズンでも(また)無視されちゃったけど、なんでなの??(Girlhood. Goes to the talented cast and team of Girlhood for being made invisible (again) during awards season. Hmm, we wonder why??)
 次点:“Effie Gray”
 次点:“The Book of Negroes”
 次点:“The Keeping Room”

 ◆ベスト女性像賞(Best Female Images)
 ◎『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』

 ◆性の平等賞(Best Equality Of The Sexes)
 ◎レオナルド・ディカプリオとあのメス熊がトップよ(Leonardo DiCaprio and that Female Bear on top.)

 ◆ボンド・エンブレイシング・マチューリティー賞(Bond Embracing Maturity Award)
 ◎ジェームズ・ボンドが、7分間にわたってスクリーンに登場した、モニカ・ベルッチ演じる最年長の成熟したボンド・ガールをしっかりと抱擁したことに対して(James Bond fully embracing mature actresses by casting Monica Bellucci as the oldest Bond Girl, by featuring her on screen for exactly seven minutes.)

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・“Suffragette”(7/10):女性映画・女性監督・脚本・女優・ベスト女性像・ワースト男性像・アンサンブル・勇気ある制作・アクション・カレン モーリー
 ・『キャロル』(1/5):女性映画・脚本・ベスト女性像・アンサンブル
 ・“Mustang”(0/4):女性映画・女性監督・脚本・外国語
 ・“Room”(3/4):脚本・若手女優・勇気ある演技・カップル
 ・“The Keeping Room”(0/3):女性映画・アクション・ジョゼフィン ベイカー
 ・“Diary of A Teenage Girl”(0/3):女性監督・若手女優・ワーストママ
 ・“The Second Mother”(1/3):女性監督・外国語・アンサンブル
 ・“Freeheld”(0/3):勇気ある演技・見えない女優・カップル
 ・『戦場からのラブレター』(0/2):女優・ベスト女性像
 ・“45 Years”(1/2):女優・カップル
 ・“Trumbo”(0/2):男優・ワースト女性像
 ・『リリーのすべて』(2/2):男優・見えない女優
 ・“Lady in the Van”(0/2):コメディエンヌ・ベスト男性像
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(1/2):ベスト女性像・アクション +性の平等
 ・『わたしはマララ』(1/2):ドキュメンタリー・アドリエンヌ シェリー
 ・“India’s Daughter”(0/2):ドキュメンタリー・アドリエンヌ シェリー
 ・『ニーナ・シモン 魂の歌』(1/2):ドキュメンタリー・ジョゼフィン ベイカー

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 *当ブログ記事

 ・女性映画批評家協会賞2015 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_33.html
 ・女性映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_46.html
 ・女性映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_61.html
 ・女性映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_59.html
 ・女性映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_48.html
 ・女性映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_47.html
 ・女性映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_22.html
 ・女性映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_26.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年9月〜2016年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201509/article_2.html

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