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zoom RSS 女性映画批評家協会賞2015 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2015/12/14 22:24   >>

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 第12回女性映画批評家協会賞のノミネーションが発表されました。(12月5日)

 【女性映画批評家協会】

 女性映画批評家協会(Women Film Critics Circle)の設立は2004年で、70人以上の会員がいます。
 女性映画批評家協会賞はウーマンリブの流れを汲み、性差別や性的虐待に対し戦う姿勢を見せる映画賞だったのですが、2010年から多少スタンスを変えたようで、攻撃的な姿勢を抑えて、頑張っている女性を評価し、讃える部分を前面に押し出すようになりました。

 設立年:2004 会員数:75
 公式サイト:http://wfcc.wordpress.com/
 公式ブログ:http://wbairadiowomen.blogspot.co.uk/2015/12/cary-mulligan-nominated-as-best-female.html
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/Women_Film_Critics_Circle

 [賞の特徴]
 ・監督、出演、脚本、イメージ、歌曲、ドキュメンタリー、アニメーション、外国映画賞など、「女性」に特化した数多くの賞を持つ。
 ・アドリエンヌ・シェリー、ジョゼフィン・ベイカー、カレン・モーリーといった女性の名前を冠した特別賞を設けている。
 ・猿渡由記、長谷川いずみ(Hollywood News Wire、Buzzine)らがメンバーとして所属している。

画像

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 ◆女性を描いた最優秀映画(Best Movie About Women)
 ・『キャロル』
 ・“Mustang”(仏・独・トルコ) 監督:Deniz Gamze Ergüven
 ・“Suffragette”(英) 監督:Sarah Gavron
 ・“The Keeping Room”(米) 監督:ダニエル・バーバー

 ◆女性が作った最優秀映画(Best Movie By A Woman)
 ・“Diary of A Teenage Girl” 監督:マリエル・ヘラー
 ・“Mustang” 監督:Deniz Gamze Ergüven
 ・“Suffragette” 監督:Sarah Gavron
 ・“The Second Mother”(ブラジル) 監督:Anna Muylaert

 ◆女性脚本家賞(Best Woman Storyteller (Screenwriting Award))
 ・『キャロル』 フィリス・ナギー
 ・“Mustang” Deniz Gamze Ergüven、アリス・ウィンクール(Alice Winocour)
 ・“Room” Emma Donoghue
 ・“Suffragette” アビ・モーガン

 ◆女優賞(Best Actress)
 ・アリシア・ヴィキャンデル 『戦場からのラブレター』“Testament of Youth”(英)(監督:ジェームズ・ケント)
 ・キャリー・マリガン “Suffragette”
 ・ケイト・ブランシェット 『キャロル』
 ・シャーロット・ランプリング “45 Years”

 ◆男優賞(Best Actor)
 ・エイブラハム・アッター 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』
 ・アンドリュー・ガーフィールド 『ドリームホーム 99%を操る男たち』
 ・ブライアン・クランストン “Trumbo”
 ・エディー・レッドメイン 『リリーのすべて』

 ◆若手女優賞(Best Young Actress)
 ・Bel Powley “Diary of A Teenage Girl”
 ・ブリー・ラーソン “Room”
 ・ダコタ・ファニング “Effie Gray”(英)(監督:リチャード・ラクストン)
 ・シアーシャ・ローナン “Brooklyn”

 ◆コメディエンヌ賞(Best Comedic Actress)
 ・エイミー・シューマー “Trainwreck”(監督:ジャド・アパトゥ)
 ・グレタ・ガーウィグ “Mistress America”(米・ブラジル)(監督:ノア・バームバック)
 ・マギー・スミス “Lady in the Van”(監督:ニコラス・ハイトナー)
 ・メリッサ・マッカーシー “Spy”(監督:ポール・フェイグ)

 ◆女性による、または、女性についての、最優秀外国語映画(Best Foreign Film By or About Women)
 ・“Difret”(エチオピア・米) 監督:Zeresenay Mehari
 ・“Dukhtar”(パキスタン・ノルウェー・米) 監督:Afia Nathaniel
 ・“Mustang”
 ・“The Second Mother”

 ◆ベスト女性像(Best Female Images in a Movie)
 ・『キャロル』
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
 ・“Suffragette”
 ・『戦場からのラブレター』“Testament of Youth”

 ◆ワースト女性像(Worst Male Images in a Movie)
 ・『エヴァリー』“Everly”(米)(監督:ジョー・リンチ) すべての女性陣
 ・『ジュラシック・ワールド』 ブライス・ダラス・ハワード
 ・『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』 ダコタ・ジョンソン
 ・“Trumbo” ヘレン・ミレン

 ◆ベスト男性像(Best Male Images in a Movie)
 ・『ブリッジ・オブ・スパイ』
 ・“Lady in The Van”
 ・『ミスター・ホームズ』
 ・“Trumbo”

 ◆ワースト男性像(Worst Male Images in a Movie)
 ・『マジック・マイクXXL』
 ・『スティーブ・ジョブズ』
 ・“Suffragette”
 ・『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

 ◆最優秀未公開映画(Best Theatrically Unreleased Movie By or About Women)
 ・『BESSIE/ブルースの女王』(米) 監督:ディー・リース [TVM]
 ・“Sworn Virgin”(伊・スイス・独・アルバニア・コソボ・仏) 監督:Laura Bispuri
 ・“The Book of Negroes”(カナダ) [テレビ・ミニシリーズ]
 ・“The Dressmaker”(オーストラリア) 監督:ジョスリン・ムーアハウス

 ◆女性たちの仕事:最優秀アンサンブル(Women's Work/Best Ensemble))
 ・『キャロル』
 ・“Grandma”(監督:ポール・ワイツ)
 ・“Suffragette”
 ・“The Second Mother”

 【スペシャル・メンション・アワード】(Special Mention Awards)

 ◆勇気ある映画制作賞(Courage in Filmmaking)
 ・アンジェリーナ・ジョリー “By The Sea”(米・仏)
 ・Sarah Gavron “Suffragette”

 ◆勇気ある演技賞(ありきたりでない役を演じて、スクリーン上での女性のイメージを根本的に改めた)(Courage in Acting [Taking on unconventional roles that radically redefine the images of women on screen])
 ・ブリー・ラーソン “Room”
 ・ジュリアン・ムーア “Freeheld”(米)(監督:ピーター・ソレット)

 ◆ドラマ的、社会的、歴史的に無視されても、スクリーンの中では際立った存在感を見せている、見えない女優賞(The Invisible Woman Award Performance by a woman whose exceptional impact on the film dramatically socially or historically has been ignored)
 ・ジュリアン・ムーア “Freeheld”
 ・アリシア・ヴィキャンデル 『リリーのすべて』

 ◆女性による、もしくは女性に関する、最優秀ドキュメンタリー(Best Documentary By or About Women)
 ・“Amy”(英) 監督:アシフ・カパディア(Asif Kapadia)
 ・『わたしはマララ』“He Named Me Malala”(米) 監督:デイヴィス・グッゲンハイム
 ・“India’s Daughter”(英・インド) 監督:レスリー・ウドウィン(Leslee Udwin)
 ・『ニーナ・シモン 魂の歌』“What Happened, Miss Simone?”(米) 監督:リズ・ガーバス(Liz Garbus)

 ◆最優秀スクリーン・カップル(Best Screen Couple)
 ・“45 Years” シャーロット・ランプリング/トム・コートネイ
 ・“Freeheld” ジュリアン・ムーア/エレン・ペイジ
 ・『アイリス・アプフェル! 94歳のニューヨーカー』“Iris” アイリス・アプフェル(Iris Apfel)/アルバート・メイスルズ
 ・“Room” ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ

 ◆最優秀アクション・スター賞(Best Female Action Star)
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 シャーリーズ・セロン
 ・『ボーダーライン』 エミリー・ブラント
 ・“Suffragette” キャリー・マリガン
 ・“The Keeping Room” ブリット・マーリング

 ◆親愛なるワースト・ママ・オブ・ザ・イヤー賞(Mommie Dearest Worst Screen Mom of the Year Award)
 ・『シンデレラ』 ケイト・ブランシェット
 ・“Diary of A Teenage Girl” クリステン・ウィグ

 ◆アドリエンヌ・シェリー賞:女性に対する暴力に最も闘った作品に贈られる(ADRIENNE SHELLY AWARD: For A Film That Most Passionately Opposes Violence Against Women)
 ・『わたしはマララ』
 ・“India's Daughter”

 ◆ジョゼフィン・ベイカー賞:アメリカの有色人種の女性を最も優れて表現した作品に贈られる(Josephine Baker Award: For Best Expressing The Woman of Color Experience in America)
 ・“The Keeping Room” ミュナ・オタル(Muna Otaru)
 ・『ニーナ・シモン 魂の歌』

 ◆カレン・モーリー賞:歴史や社会における女性の立場を最もよく表わし、勇気を持って調査した作品に贈られる(Karen Morley Award: For best exemplifying a woman’s place in history or society, and a courageous search for identity)
 ・『しあわせへのまわり道』
 ・“Suffragette”

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 主な作品のノミネート状況は以下の通りです。

 ・“Suffragette”(10):女性映画・女性監督・脚本・女優・ベスト女性像・ワースト男性像・アンサンブル・勇気ある制作・アクション・カレン モーリー
 ・『キャロル』(5):女性映画・脚本・ベスト女性像・アンサンブル
 ・“Mustang”(4):女性映画・女性監督・脚本・外国語
 ・“Room”(4):脚本・若手女優・勇気ある演技・カップル
 ・“The Keeping Room”(3):女性映画・アクション・ジョゼフィン ベイカー
 ・“Diary of A Teenage Girl”(3):女性監督・若手女優・ワーストママ
 ・“The Second Mother”(3):女性監督・外国語・アンサンブル
 ・“Freeheld”(3):勇気ある演技・見えない女優・カップル
 ・『戦場からのラブレター』(2):女優・ベスト女性像
 ・“45 Years”(2):女優・カップル
 ・“Trumbo”(2):男優・ワースト女性像
 ・『リリーのすべて』(2):男優・見えない女優
 ・“Lady in the Van”(2):コメディエンヌ・ベスト男性像
 ・『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2):ベスト女性像・アクション
 ・『わたしはマララ』(2):ドキュメンタリー・アドリエンヌ シェリー
 ・“India’s Daughter”(2):ドキュメンタリー・アドリエンヌ シェリー
 ・『ニーナ・シモン 魂の歌』(2):ドキュメンタリー・ジョゼフィン ベイカー

 本年度の全米映画賞レースで、“Trumbo”を最初にノミネートさせたのは米・俳優組合賞(SAG)のような気がしていましたが、実は女性映画批評家協会賞の方が先だったんですね。

 本年度の「女性映画」には、『キャロル』や“Room”があり、外国語映画では“Mustang”や“The Second Mother”があり、ドキュメンタリーでは『わたしはマララ』や『ニーナ・シモン 魂の歌』があり、さらには『マッドマックス 怒りのデス・ロード』まで含まれるという充実ぶりです。そんな中、圧倒的な強さを見せたのは、“Suffragette”でした。
 “Suffragette”は、米国アカデミー賞ではノミネートされるかどうか微妙なところですが、ここで最多受賞になり、米国アカデミー賞でもノミネートされると、作品としてさらに注目されることになるんじゃないでしょうか。

 アリシア・ヴィキャンデルの出世作の1つ、『戦場からのラブレター』は、日本では劇場公開されずに終わりましたが、ここでは2部門でノミネートされているのもいいですね。

 受賞結果の発表は、12月17日です。

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 *当ブログ記事

 ・女性映画批評家協会賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201412/article_46.html
 ・女性映画批評家協会賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_61.html
 ・女性映画批評家協会賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_59.html
 ・女性映画批評家協会賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201112/article_48.html
 ・女性映画批評家協会賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_47.html
 ・女性映画批評家協会賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200912/article_22.html
 ・女性映画批評家協会賞2008 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200812/article_26.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年9月〜2016年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201509/article_2.html

 追記:
 ・女性映画批評家協会賞2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201512/article_53.html

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