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zoom RSS ノルディック映画賞2015 発表!

<<   作成日時 : 2015/10/30 06:25   >>

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 第14回ノルディック映画賞(The Nordic Council Film Prize)が発表になりました。(ノミネーション発表は8月31日、受賞結果の発表は10月27日@レイキャビク)

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 ノルディック映画賞(The Nordic Council Film Prize)は、ノルディック・カウンシル(The Nordic Council/日本語では「北欧理事会」と訳されることがある)が設けた映画賞で、2002年にノルディック・カウンシル50周年を記念して、アキ・カウリスマキの『過去のない男』に贈られたのが最初で、2005年以降は毎年、北欧5カ国のノミネート作品の中から1本を選んで表彰するという形式になり、現在に至っています。

 ノルディック・カウンシルは、第二次世界大戦での苦い経験を踏まえて、北欧諸国の協力関係を築くことを目的として1952年にスタートしたもので、スカンジナビア3国を中心に北欧5カ国と3つの地域(グリーンランド、フェロー諸島、オーランド諸島)で構成されています。
 映画賞は、2000年代になってようやく設けられた賞ですが、文学と音楽に関しては、既に60年の歴史があり、1962年に「文学賞」、1965年に「音楽賞」が設けられています。(文学賞は最初から常設の賞となり、音楽賞は90年から常設化しています。)

 映画賞は、2007年までは5カ国でそれぞれ2作品ずつノミネート作品を選んでいましたが、2008年以降は各国1本ずつノミネート作品を出しています。

 過去のノミネート作品、および、受賞作品は、以下の通りです。

 【2002年】
 ◎『過去のない男』 監督:アキ・カウリスマキ [フィンランド]

 【2005年】
 ◎“Manslaughter(Drabet)” 監督:ペール・フライ(Per Fly) [デンマーク]
 ・『プッシャー2』“Pusher II: With Blood on My Hands” 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン [デンマーク]
 ・“Frozen Land(Paha Maa)” 監督:アク・ロウヒミエス(Aku Louhimies) [フィンランド]
 ・“The 3 Rooms of Melancholia(Melancholian 3 huonetta)” 監督:ピルヨ・ホンカサロ(Pirjo Honkasalo) [フィンランド]
 ・『スクリーミング・マスターピース』“Screaming Masterpiece(Gargandi Snilld)” 監督:アリ・アレクサンダー(Ari Alexander)、イルギス・マグヌッソン(Ergis Magnússon) [アイスランド]
 ・“Dís” 監督:シリャー・ホウィクスドウッティル(Silja Hauksdóttir) [アイスランド]
 ・“Kissed by Winter(Vinterkyss)” 監督:Sara Johnsen [ノルウェー]
 ・“Hawaii, Oslo” 監督:エリック・ポッペ(Erik Poppe) [ノルウェー]
 ・“The Guitar Mongoloid(Gitarrmongot)” 監督:リューベン・オストルンド(Ruben Östlund) [スウェーデン]
 ・“A Hole in My Heart(Hål i mitt hjärta)” 監督:ルーカス・ムーディソン [スウェーデン]

 【2006年】
 ◎“Zozo” 監督:Josef Fares [スウェーデン]
 ・『アフター・ウェディング』 監督:スザンネ・ビア [デンマーク]
 ・“Offscreen” 監督:クリストファー・ボー(Christoffer Boe) [デンマーク]
 ・『革命の歌』“Revolution(Kenen joukoissa seisot)” 監督:ヨルコ・アールトネン(Jouko Aaltonen) [フィンランド]
 ・“Mother of Mine(Äideistä parhain)” 監督:クラウス・ハロ [フィンランド]
 ・“Thicker Than Water(Blóðbönd)” 監督:Árni Ásgeirsson [アイスランド]
 ・“A Little Trip to Heaven” 監督:バルタザール・コルマウクル [アイスランド]
 ・“Free Jimmy(Slipp Jimmy fri)” 監督:Christopher Nielsen [ノルウェー]
 ・『厄介な男…からぽな世界の生き方』“The Bothersome Man(Den brysomme mannen)” 監督:イエンス・リエン(Jens Lien) [ノルウェー]
 ・“Mouth to Mouth(Mun mot mun)” 監督:Björn Runge [スウェーデン]

 【2007年】
 ◎“The Art of Crying(Kunsten at Græde i Kor)” 監督:Peter Schønau Fog [デンマーク]
 ・“AFR ” 監督:Morten Hartz Kaplers [デンマーク]
 ・“A Man's Job(Miehen työ) 監督:Aleksi Salmenperä [フィンランド]
 ・“Children(Börn)” 監督:Ragnar Bragason [アイスランド]
 ・『湿地』“Jar City(Mýrin)” 監督:バルタザール・コルマウクル [アイスランド]
 ・『リプライズ』“Reprise” 監督:ヨアキム・トリアー(Joachim Trier) [ノルウェー]
 ・“Sons(Sønner)” 監督:Erik Richter Strand [ノルウェー]
 ・“Falkenberg Farewell(Farväl Falkenberg)” 監督:Jesper Ganslandt [スウェーデン]
 ・“Darling” 監督:Johan Kling [スウェーデン]

 【2008年】
 ◎『愛おしき隣人』 監督:ロイ・アンダーソン [スウェーデン]
 ・“The Early Years: Erik Nietzsche Part 1(De unge år - Erik Nietzsche Del 1)” 監督:ヤコブ・トゥーセン(Jacob Thuesen) [デンマーク]
 ・“The Home of Dark Butterflies(Tummien perhosten koti)” 監督:ドメ・カルコスキ(Dome Karukoski) [フィンランド]
 ・“White Night Wedding(Brúðguminn)” 監督:バルタザール・コルマウクル [アイスランド]
 ・“The Man Who Loved Yngve(Mannen som elsket Yngve)” 監督:Stian Kristiansen [ノルウェー]

 【2009年】
 ◎『アンチクライスト』 監督:ラース・フォン・トリアー [デンマーク]
 ・“Sauna” 監督:アンティ=ジュッシ・アニラ(Antti-Jussi Annila) [フィンランド]
 ・“The Amazing Truth About Queen Raquela ” 監督:オーラフ・デ・フルル・ヨハンネスソン(Olaf de Fleur Johannesson) [アイスランド]
 ・“North(Nord)” 監督:Stian Kristiansen [ノルウェー]
 ・“Light Year(Ljusår)” 監督:Mikael Kristersson [スウェーデン]

 【2010年】
 ◎『光のほうへ』 監督:トマス・ヴィンターベア [デンマーク]
 ・“Steam of Life(Miesten vuoro)” 監督:Joonas Berghäll、Mika Hotakainen [フィンランド]
 ・“The Good Heart” 監督:ダーグル・カウリ [アイスランド]
 ・“Upperdog” 監督:Sara Johnsen [ノルウェー]
 ・“Metropia” 監督:Tarik Saleh [スウェーデン]

 【2011年】
 ◎“Beyond(Svinalängorna)” 監督:ペルニラ・アウグスト [スウェーデン]
 ・“Truth About Men(Sandheden om mænd)” 監督:ニコライ・アーセル [デンマーク]
 ・『グッド・サン』“The Good Son(Hyvä poika)” 監督:ザイダ・バリルート(Zaida Bergroth) [フィンランド]
 ・“Undercurrent(Brim)” 監督:Árni Ólafur Ásgeirsson [アイスランド]
 ・『オスロ、8月31日』“Oslo, August 31st(Oslo, 31. August)” 監督:ヨアキム・トリアー(Joachim Trier) [ノルウェー]

 【2012年】
 ◎『プレイ』“Play” 監督:リューベン・オストルンド [スウェーデン]
 ・『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』 監督:ニコライ・アーセル [デンマーク]
 ・『パンク・シンドローム』 監督:ユッカ・カルッカイネン、J-P・パッシ [フィンランド]
 ・“Either Way(Á annan veg)” 監督:Hafsteinn Gunnar Sigurdsson [アイスランド]
 ・“The Orheim Company(Kompani Orheim)” 監督:Arlid Andersen [ノルウェー]

 【2013年】
 ・“Eat Sleep Die (Äta sova dö)” 監督:Gabriela Pichler [スウェーデン]
 ◎『偽りなき者』 監督:トマス・ヴィンターベア [デンマーク]
 ・“Open Up to Me(Kerron sinulle kaiken)”(スウェーデン・フィンランド) 監督:Simo Halinen [フィンランド]
 ・『ザ・ディープ』 監督:バルタザール・コルマウクル [アイスランド]
 ・“I Belong(Som du ser meg)” 監督:Dag Joham Haugerud [ノルウェー]

 【2014年】
 ◎『馬々と人間たち』 監督:ベネディクト・エルリングソン [アイスランド]
 ・『ニンフォマニアック』 監督:ラース・フォン・トリアー [デンマーク]
 ・『コンクリートナイト』“Concrete Night(Betoniyö)” 監督:ピルヨ・ホンカサロ [フィンランド]
 ・『ブラインド 視線のエロス』“Blind” 監督:エスキル・ヴォクト(Eskil Vogt) [ノルウェー]
 ・『フレンチアルプスで起きたこと』 監督:リューベン・オストルンド [スウェーデン]

 ※ ノミネート作品は、前年の9月1日から当年の8月31日までに各国で劇場公開された作品が対象で、各国からのノミネーションは、映画関係者および批評家らによる各国3名からなる審査員が行なう。受賞作の審査は、各国3名の審査員のうちの1名が代表となり、各国1名ずつ計5名の審査員によって行なう。

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 本年度のノミネーション、および、受賞結果は、以下の通り。

 ・“Silent Heart(Stille hjerte)(デンマーク) 監督:ビレ・アウグスト
 出演:ギタ・ナービュ(Ghita Nørby)、パプリカ・ステーン(Paprika Steen)、Danica Curcic、モーテン・グルンワルド(Morten Grunwald)、Pilou Asbæk、イェンス・アルビヌス(Jens Albinus)、ヴィガ・ブロー(Vigga Bro)
 物語:週末。3世代の家族が、死の床にある母の元に集まる。姉妹は、病気がもっと悪くなる前に死にたいという母の希望を受け入れようとするが、やがて家族の古い確執が明らかになっていき、母の希望を聞き入れることが難しくなっていく。
 サンセバスチャン国際映画祭2014オフィシャル・セレクション出品。女優賞受賞(パプリカ・ステーン)。
 デンマーク・アカデミー賞2015主演女優賞(ダニカ・クルチッチ)受賞。
 デンマーク映画批評家協会賞(Bodil賞)2015 作品賞、主演女優賞(ダニカ・クルチッチ)、助演男優賞(Pilou Asbæk)、脚本賞受賞。

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 ・『2人だけの世界』“They Have Escaped(He ovat paenneet)”(フィンランド) 監督:ユッカペッカ・ヴァルケアパー(Jukka-Pekka Valkeapää)
 出演:Roosa Söderholm、Teppo Manner、Pelle Heikkilä、Petteri Pennilä
 物語:少年と少女が、問題を抱える若者のための保護センターで出会う。少年ヨニは、奉仕活動をするために来ていて、少女ライサは、そこに収容されているメンバーの1人だった。ライサの中には炎があり、欲望を抑えきれずに、問題ばかり起こした。ヨニは、ライサとともに罰せられる。彼は、どもる癖があり、無口だった。彼の中にも炎があった。規則、法律、罰、理解のない敵意ある環境など、みんな壊してしまいたいと思った。2人は車を盗んで、終りなき逃避行に旅立つ。
 ベネチア国際映画祭2014 ベネチア・デイズ出品。
 トロント国際映画祭2014 VANGUARD部門出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2014出品。
 リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭2014出品。
 レイキャビク国際映画祭2014出品。
 タリン・ブラック・ナイツ映画祭2014出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2015出品。スヴェン・ニクヴィスト撮影賞受賞。
 フィンランド・アカデミー賞2015 作品賞、監督賞、編集賞、音響デザイン賞受賞。
 全州国際映画祭2015出品。
 ヨーロッパ映画賞2015 オフィシャル・セレクション。

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 ◎“Virgin Mountain(Fúsi)”(アイスランド) 監督:ダーグル・カウリ
 物語: Fúsiは、シャイで不器用な43歳の大男。彼は、他人とどうやってつきあったらいいのかわからず、女性経験もなく、まだ母親と一緒に暮らしていた。彼の生活は、単調で、空港の手荷物係をして働くほかは、家で小さな戦車や兵士の人形を使って、戦争ごっこをするくらいしか楽しみはなかった。そんな彼の元にダンススクールのクーポンが届く。家族に後押しされて、彼は、ダンススクールに参加し、そこで、心に深い傷を持ったSjöfnと出会う。
 『氷の国のノイ』のダーグル・カウリ監督第4作。
 バルタザール・コルマウクルとアニエス・ヨハンセンがプロデューサーを務める。
 ベルリン国際映画祭2015 ベルリナーレ・スペシャル部門出品。
 ベオグラード国際映画祭2015出品。
 イスタンブール国際映画祭2015出品。
 CPH:PIX2015出品。観客賞受賞。
 トライベッカ映画祭2015 ワールド・ナラティヴ・コンペティション部門出品。最優秀作品賞、男優賞(Gunnar Jónsson)、脚本賞受賞。
 シアトル国際映画祭2015出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2015 ユージュアル・サスペクツ部門出品。
 モスクワ国際映画祭2015出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2015 アナザー・ビュー部門出品。
 台北電影節2015出品。
 エルサレム映画祭2015出品。
 サラエボ映画祭2015出品。
 ヘルシンキ国際映画祭2015出品。
 BFIロンドン映画祭2015出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2015出品。
 ヨーロッパ映画賞2015オフィシャル・セレクション。

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 ・“Out of Nature(Mot naturen)”(ノルウェー) 監督:Ole Giæver
 物語:マーティンは山へとハイキングに出かける。その間、彼は、頭の中でとりとめのない考えに思いをめぐらせ、自分やまわりの人々に対する正直な感想を展開させる。それらは、些細で取るに足りないものから、存在論に関わる深遠なものまで、実にさまざまなだ。
 トロント国際映画祭2014 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 ベルリン国際映画祭2015 パノラマ部門出品。Label Europa Cinemas受賞。
 コスモラマ・トロンヘイム国際映画祭2015 主演男優賞受賞(Ole Giæver)。
 エジンバラ国際映画祭2015 ニュー・パースペクティヴズ部門出品。

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 ・“Gentlemen”(スウェーデン) 監督:ミカエル・マルシメーン(Mikael Marcimain)
 物語: Klas Östergrenは、若き小説家で、ストックホルムのアパートに隠れるようにして、これまで彼と生きて、彼の運命を変えた人々についての物語を書いている。Henry Morganは、ボクサーで、類い稀なジャズ・ピアニストで、秘密を持つ美食家である。彼は、ミステリアスな女性への愛に苦しめられている。Leoは、Henryの兄で、政治のアジテーターであり、詩人であり、飲んべえでもある。彼は、ギャングと武器の取引をしていて、彼が来るとみんなトラブルに巻き込まれてしまう。
 ストックホルム国際映画祭2014出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2015出品。
 スウェーデン・アカデミー賞2015 衣裳デザイン賞、メイキャップ賞、音楽賞受賞。

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 *当ブログ記事

 ・ノルディック映画賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201311/article_2.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年9月〜2016年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201509/article_2.html

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