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zoom RSS HotDocs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2015 受賞結果!浜野高宏Pも受賞!

<<   作成日時 : 2015/05/06 07:30   >>

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 第22回HotDocs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭(4月23日-5月3日)の各賞が発表になりました。

 【Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭】
 Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭は、北米最大のドキュメンタリー映画祭で、1993年にスタートし、毎年、4月から5月にかけて、カナダのトロントで開催されています。
 運営は、カナダの独立系のドキュメンタリーのフィルムメーカーらの組織The Documentary Organization of Canadaで、毎年、50カ国以上の国から出品された長短170本以上のドキュメンタリーが上映されています。

 ここでは、その年を代表するようなドキュメンタリー作品も数多く上映され、2013年には、『マッスル・ショールズ』や“Dragon Girls”、“Blood Brother”、“The Machine Which Makes Everything Disappear”、2012年には、『ウガンダで、生きる』や“Chasing Ice”、“The World Before Her”といった作品が受賞を果たしています。

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 【カナダ・ドキュメンタリー部門】

 ※審査員:Ally Derks (アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 設立者)、Michelle Shephard (Toronto Star National Security 特派員、作家、フィルムメーカー)、John Zaritsky(監督)

 ◆最優秀カナダ長編ドキュメンタリー賞(Best Canadian Feature Documentary Award)
 ◎“Haida Gwaii: On The Edge of The World”(カナダ) 監督:Charles Wilkinson [ワールド・プレミア]

 “Haida Gwaii: On The Edge of The World”(カナダ) 監督:Charles Wilkinson
 ハイダ・グワイは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の太平洋岸沖に浮かぶ約150の島々からなる群島である。ハイダ民族は、1万年以上にわたってそこで暮らしてきたが、外界からの接触後、疫病や、企業による森林伐採、魚の乱獲などにより、衰えつつある。しかし、今日、人々は、再起し、自分たちの主権を行使し、企業による森林伐採や魚の乱獲に対する闘いに勝利しつつある。

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 ◆審査員特別賞(Special Jury Prize – Canadian Feature Documentary)
 ◎“The Amina Profile”(カナダ) 監督:Sophie Deraspe

 “The Amina Profile”(カナダ) 監督:Sophie Deraspe [トロント・プレミア]
 モントリオールに暮らすサンドラ・バガリア(Sandra Bagaria)は、ダマスクスで暮らすシリア系アメリカ人のアミナ・アラフ(Amina Arraf)と、オンラインを通じて、親しくなり、知的で、ロマンチックな関係を築く。シリア蜂起が武力で押さえつけられた時、アミナ・アラフは、“A Gay Girl in Damascus”というブログを立ち上げるが、そのブログは、次第に抵抗運動を伝える新しいメディアとして信頼を勝ち得ていく。ところが、アミナ・アラフは誘拐されてしまい、サンドラ・バガリアは彼女を解放するためにキャンペーンを始める。しかし、アメリカ国務省すら、アミナ・アラフの足取りをつかむことができない。現代のラブストーリーは、国際的なスリラーへと変貌し、ジャーナリストや活動家たちは、ヴァーチャルな世界を通じて、現実のアミナ・アラフを探し求める。やがて虚構が増殖し、フィクションが事実として伝えられ、何が真実なのかわからなくなる。
 サンダンス映画祭2015出品。

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 ◆エマージング・フィルムメーカー賞(Emerging Canadian Filmmaker Award)
 ◎Ryan Mullins “Chameleon”(カナダ)

 “Chameleon”(カナダ) 監督:Ryan Mullins [カナダ・プレミア]
 ガーナでは、汚職と法の抜け道のおかげで、発展が抑え込まれている。しかし、ここにひとりのジャーナリストが登場する。Anas Aremeyaw Anas。彼は、名前を特定し、反省を促し、投獄するというモットーで、おとり捜査を行ない、不正を正し、人々のヒーローとなった。彼の活躍は、地元当局の協力により、新聞に載り、TVで報道された。にも拘わらず、依然として彼の顔は明らかになっていない。はっきりしているのは、彼が加害者の追及に手を緩めず、それにビデオ映像を使っていることだ。現代のスパイ・スリラー。
 Gira de Documentales Ambulante 2015(メキシコ)出品。
 Tempoドキュメンタリー映画祭2015(スウェーデン)出品。

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 【インターナショナル・ドキュメンタリー部門】

 ※審査員:Malika Zouhali-Worrall(監督)、Tabitha Jackson(サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門ディレクター)、Alison Klayman(監督)

 ◆最優秀インターナショナル長編ドキュメンタリー賞(Best International Feature Documentary Award)
 ◎“The Closer We Get”(英) 監督:Karen Guthrie [ワールド・プレミア]

 “The Closer We Get”(英) 監督:Karen Guthrie
 映画を作るために家を出ていたカレン・ガスリーは、一家の家長である母が脳卒中で倒れて、実家に戻る。この一家には謎に包まれたことが多かった。絵に描いたような完璧な妻として、家庭を切り盛りした母アンと、放蕩者の父イアン。父は、家を出ても、母と切れるわけでもなく、不在のまま子供たちを支配していた。監督のカレンは、手遅れになる前に、自らの家族のことを知っておきたいと考える。調べていくと、思いもかけない夫婦関係、兄弟関係が明らかになってくる。自分には、1988年にエチオピアで生まれ、今はスコットランドに住んでいる異母兄弟がいたこと、そしてその事実を母が知った時のこと……。何が幸せかを探って、家族の歴史を調べることで、娘である監督と母との関係もまた深まっていく。

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 ◆審査員特別賞(Special Jury Prize – International Feature Documentary)
 ◎“The Living Fire”(ウクライナ) 監督:Ostap Kostyuk [ワールド・プレミア]

 “The Living Fire”(ウクライナ) 監督:Ostap Kostyuk
 ウクライナのアパラチア山脈で、3人の異なる世代の羊飼いの生活を追う。10歳のIvankoは、子供から大人へと変わりつつあって、もう、子供だからというのは言い訳にできなくなってきている。39歳のVasylは、若いとは言えない年になって、日々の労働に草臥れてきている。82歳のIvanは、最近、妻を失ったばかりだが、豊かな土地に恵まれて、人生に感謝している。雪解けから春に向かう頃は、牧羊の旅に向けての準備をする季節で、これは、世代が違っても、先祖から代々受け継がれてきたものだ。しかし、彼らの気持ちは、よりイージーな現代的生活への誘惑と効率化へのプレッシャーで揺れている。彼らのような生き方を続けるのは次第に困難になってきている。

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 ◆オナラブル・メンション
 ◎“Hot Sugar’s Cold World”(米) 監督:Adam Lough [インターナショナル・プレミア]

 “Hot Sugar’s Cold World”(米) 監督:Adam Lough
 Hot Sugarの異名を持つNick Koenigは、日常生活の中から音を録音する若きエレクトロニック・ミュージシャン兼プロデューサーで、いわば現代のモーツァルトだ。公衆電話を切る音からハリケーン・サンディーの雨の音まで、様々な音を録音し、切り刻み、ループさせ、サンプリングする。彼は、インターネットが得意な、ラッパーでシンガーのガールフレンド、キティーとつきあい、あらゆるミュージシャンが夢見るような生活をしていた。しかし、彼女に棄てられてから、彼は漂流し始める。そして、パリをさまよい、新しい音や自分の感覚を探っていく。本作では、Hot Sugarが最高級のディバイスを使って行なうレコーディング風景と、彼の魂の探求といった側面を、並行してとらえていく。
 SXSW映画祭2015出品。

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 ◆エマージング・フィルムメーカー賞(Emerging International Filmmaker Award)
 ◎Evangelia Kranioti “Exotica, Erotica, Etc.”

 “Exotica, Erotica, Etc.”(仏) 監督:Evangelia Kranioti [北米プレミア]
 撮影クルーは、ギリシャのコンテナー船に乗って、20か国以上ものの国を巡る。彼らのターゲットは、船乗りと港々の女たちだ。サンディーは、元娼婦で、港々の女性たちの代表である。カメラは、やさしくサンディーを見つめる。彼女の体に刻まれた人生、欲望、出会った男たち、そして自由や理想とした恋愛さえも。船乗りたちは、危険と隣り合わせの航海に命を賭け、陸に戻る誘惑にとらわれる。彼らは、オデッセウスであり、サンディーたちは、オデッセウスを待つ妻ペネロペであり、またオデッセウスを惑わすセイレーンでもある。
 ベルリン国際映画祭2015 フォーラム部門出品。

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 【中編ドキュメンタリー部門】

 ※審査員:Ben Fowlie(カムデン国際映画祭&Points North Documentary Forum 設立者・エグゼクティヴ・ディレクター)、Josh Braun (Co-President, Submarine)、Jeanie Finlay (監督)

 ◆最優秀中編ドキュメンタリー賞(Best Mid-Length Documentary Award)
 ◎『北欧からの“戦士”〜ソマリア 大学自爆テロ〜』“Warriors From The North”(デンマーク) 監督:Søren Steen Jespersen [北米プレミア]

 『北欧からの“戦士”〜ソマリア 大学自爆テロ〜』“Warriors From The North”(デンマーク) 監督:Søren Steen Jespersen
 「2009年にソマリアのモガディシオで起きた自爆テロ。犯人はアルカイダ系のイスラム過激派組織アッシャバーブに所属するソマリア系デンマーク人だった。実行犯アブディの友人の証言を軸に、ヨーロッパで育ったソマリア系移民がなぜ遠い祖国でテロ行為に及ぶのかを探っていく。
証言者である若者は、学校を中退し、家族ともうまくいかず、怒りや挫折を感じながら酒と女性におぼれる生活を送っていた。そんな時出会ったのが同じソマリア系移民のアブディとモハンマド。デンマーク社会で行き場がないと感じていた彼らは兄弟のように親しくなり、イスラム教徒としての生き方や政治について語り合うようになる。そして、あるスウェーデン人を通してアッシャバーブと接触。アブディとモハンマドはアッシャバーブの思想の影響を強く受けるようになり、聖戦ジハードを戦うためにソマリアへと旅立ったという。その半年後、アブディはモガディシオで自爆テロを決行、25名を道連れにした…。
多感な時期にある少年をターゲットに各国でリクルート活動を行うアッシャバーブ。ヨーロッパからソマリアに渡った若者のほとんどは1、2年のうちに命を失うという。」
 NHK BS世界のドキュメンタリーにて2014年9月放映。

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 ◆オナラブル・メンション
 ◎“Lanzmann”(英・カナダ) 監督:Adam Benzine [ワールド・プレミア]

 “Lanzmann”(英・カナダ) 監督:Adam Benzine
 クロード・ランズマンの『SHOAH ショア』制作にまつわるドキュメンタリー。
 1973年、クロード・ランズマンは、ホロコーストをユダヤ人の側から描く『SHOAH ショア』の制作に着手する。完成は容易ではなく、その間、経済的な問題を抱え、死の恐怖を味わい、元ナチによる厳しい攻撃を受け、あらゆる面から極度の緊張を強いられた。自殺をも考えることすらあった。映画は、12年後、1985年に完成し、10時間近い作品になったが、ホロコーストに関して語った最も重要な作品の1本となった。と同時に、この作品を作ることで、ランズマンの人生もまた永遠に変わった。

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 【短編ドキュメンタリー部門】

 ※審査員:Jessica Edwards (監督)、Rodney Ascher(監督)、Matt Wolf (監督)

 ◆最優秀短編ドキュメンタリー賞(Best Short Documentary Award)
 ◎“Territory”(英) 監督:Eleanor Mortimer [北米プレミア]

 “Territory”(英) 監督:Eleanor Mortimer
 イバリア半島の南端にあるジブラルタルは、スペイン継承戦争後、イギリス領となっている。この岬の先端に、石灰岩の一枚岩「ザ・ロック」がある。ここの陸上部分の約40%は、自然保護区に指定され、珍しい動植物の宝庫として保護されている。中でも有名なものが、バーバリーマカクという種のサルだ。人々は、バーバリーマカクをこの地域内に押しとどめておこうとしているが、なかなか彼らの街への侵入を防ぐことはできない。
 Cinéma du Réel 2015出品。

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 ◆オナラブル・メンション
 ◎“How to Cross (From Jiliz to Jiliz)”(アルメニア) 監督:Sona Kocharyan、Marine Kocharyan [ワールド・プレミア]

 “How to Cross (From Jiliz to Jiliz)”(アルメニア) 監督:Sona Kocharyan、Marine Kocharyan
 若きLusineの家は、アルメニアにあり、彼女の家からは、グルジアにある家族の家の屋根を見ることができる。物理的な距離は近いが、簡単に行き来することはできず、彼女は6年間も親族に会えていない。国境の存在は目には見えないが、日々の生活の中で否応なしに入り込んでくる。

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 【その他の賞】

 ◆フィルムメーカーが選ぶフィルムメーカー賞(The 2015 Filmmaker-to-Filmmaker Award)
 ◎“Welcome to Leith”(米) 監督:Michael Beach Nichols、Christopher K. Walker
 2010年、ノース・ダコタ州の町Leithの人口は16人だった。2012年5月、そこに悪名高き白人至上主義者のCraig Cobbが引っ越してくる。そこでなら、彼は、自分のイデオロギーをシェアし、選挙でのマジョリティーを獲得できると考えたからだ。しかし、彼は、武装パトロールをして、町民に対するテロを行なったとみなされて逮捕され、刑務所に6か月入れられる。
 サンダンス映画祭2015出品。

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 ◆学生チョイス賞(Schools Students’ Choice Award)
 ◎“T-REX”(米・カナダ・中・英) 監督:Zackary Canepari、Drea Cooper

 “T-REX”(米・カナダ・中・英) 監督:Zackary Canepari、Drea Cooper
 17歳で、ロンドン・オリンピックで初めて正式種目となった女子ボクシングに出場し、金メダリストを獲得したClaressa “T-Rex” Shieldsのドキュメンタリー。彼女は、ミシガン州フリントの出身で、強く、自信にみなぎっていたが、家庭環境は不安定で、ドラッグの脅威にもさらされ、彼女の夢を阻もうとしていた。彼女はコーチと協力して夢へのステップを登っていったが、そのことがよりいっそう家庭の事情を複雑にした。しかし、彼女は夢に向かって突き進むしかなかった。そうすることが、家族をよりよい環境に導くと信じるしかなかったからだ。
 SXSW映画祭2015出品。

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 【特別賞・名誉賞】

 ◆卓越貢献賞(Outstanding Achievement Award)
 ◎パトリシオ・グスマン(Patricio Guzmán)
 『光、ノスタルジア』(2010)などで知られるチリのドキュメンタリー作家。

 ◆Doc Mogul Award
 自国および国外で、キャリアを通して、ドキュメンタリー産業に創造的な活性化を及ぼしたと認められる個人に贈られる。
 ◎浜野高宏
 元NHKエンタープライズのプロデューサー、現NHK編成局コンテンツ開発センターのチーフ・プロデューサー。『スペースシップアースの未来』『ナノ・レボリューション』『波の向こう』『井浦新 アジアハイウェイを行く』『ザ・データマン』などの番組を担当。映画では、『冬の日』(2011)、『白い息』(2013)、『ひろしま 石内都・遺されたものたち』(2013)などを制作し、『太秦ライムライト』(2014)にも協力プロデューサーとして関わっている。
 25年以上にわたってNHKでドキュメンタリーの制作に関わり、数多くの国際的な共同製作に携わったことが認められて、今回の受賞となった。本映画祭には、2003年より参加し、日本と国外のドキュメンタリー・コミュニティーの架け橋となっている。

 ◆ドン・ヘイグ賞(Don Haig Award)
 ◎Anne Pick
 Anne Pickは、トロントを拠点として活動するプロデューサー。

 ◆The Lindalee Tracey Award
 新進のカナダのフィルムメーカーに贈られる。
 ◎Yosef Baraki “Mina Walking”

 “Mina Walking”(カナダ・アフガニスタン) 監督:Yosef Baraki
 カブールで暮らすミナは、12歳で、働こうとしない父親や年老いた祖父のために、料理をしたり、繕いものをしたり、戦禍の傷跡が残るカブールのストリートで出ては小物を売ったりしている。彼女の人生は、歩くことに費やされ、過去を振り返ったり、ショッピングをしたりする暇はない。
 ベルリン国際映画祭2015 ジェネレーション 14plus部門出品。

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 【観客賞】(The Vimeo On Demand Audience Award)

 1位:“Unbranded”(米) 監督:Phillip Baribeau
 2位:“Lowdown Tracks”(カナダ) 監督:Shelley Saywell
 3位:“The Messenger”(カナダ・仏) 監督:Su Rynard
 4位:“My Love, Don’t Cross That River”(韓) 監督:Moyoung Jin
 5位:“Radical Grace”(米) 監督:Rebecca Parrish
 6位:“How To Change The World”(英・カナダ) 監督:Jerry Rothwell
 7位:“Fractured Land”(カナダ) 監督:Damien Gillis, Fiona Rayher
 8位:“Omo Child:The River And The Bush”(米) 監督:John Rowe
 9位:“What Happened, Miss Simone?”(米) 監督:Liz Garbus
 10位:“Frame By Frame”(米) 監督:Mo Scarpelli, Alexandria Bombach
 11位:“Mavis!”(米) 監督:Jessica Edwards; Canada
 12位:“Attacking The Devil:Harold Evans And The Last Nazi War Crime”(英・カナダ) 監督:Jacqui Morris、David Morris
 13位:“The Barkley Marathons:The Race That Eats Its Young”(カナダ) 監督:Timothy Kane、Annika Iltis
 14位:“Speed Sisters”(パレスチナ・米・カタール・デンマーク・英・カナダ) 監督:Amber Fares
 15位:“Transfatty Lives”(米) 監督:Patrick O’Brien
 16位:“Music Lessons”(カナダ) 監督:Michael Mabbott
 16位:“No Place To Hide:The Rehtaeh Parsons Story”(カナダ) 監督:Rama Rau
 18位:“All The Time In The World”(カナダ) 監督:Suzanne Crocker
 19位:“Survivors Rowe”(カナダ) 監督:Daniel Roher
 20位:“Finding Macpherson”(カナダ) 監督:Serge Giguère

 “Unbranded”(米) 監督:Phillip Baribeau [ワールド・プレミア]
 4人の男たちが、陸路、メキシコからカナダまでを横断する。全長3000マイルにわたる旅は、砂漠地帯や山岳地帯を含み、5つの州をまたぐ。それは、かつて実際に西部開拓者たちがたどったルートで、彼らは、西部開拓者たちになぞって16頭の野生のマスタング(馬)を使って、旅を決行した。

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 “Lowdown Tracks”(カナダ) 監督:Shelley Saywell [ワールド・プレミア]
 フィルムメーカーのShelley Saywellと、カナダのバンド、ザ・パラシュート・クラブのメイン・ボーカルで活動家のLorraine Segatoは、現代の吟遊詩人をドキュメントするためにトロントの街に飛び出し、5人のミュージシャンを見出す。彼らは、地下鉄のプラットホームや街角で演奏する無名の存在だ。中にはホームレスの者もいれば、「ホームフリー」の者もいる。彼らは、それぞれに声が違うように、歩んできた人生も違う。しかし、彼らの歌が社会の片隅から見た視点で作られているという点では通じ合っている。彼らが書く詞は、正直で、情熱的で、心に響くが、都市の官僚制度に組み込まれてしまった街頭ミュージシャンを脅かす自由さを内包している。

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 “The Messenger”(カナダ・仏) 監督:Su Rynard [ワールド・プレミア]
 渡り鳥(Songbirds)は、地球の環境と密接に関わりあっている。幸いにして、今日では、どの鳥がいつどこにいるか把握できるようになっている。その結果、わかったことは、渡り鳥が急激に減少していることだ。原因は多い。農薬、モノカルチャー、森林伐採、捕食、街灯などなど。かつて炭鉱で、炭鉱夫たちに危険を知らせるためにカナリアが使われたことは象徴的だ。渡り鳥の減少こそ、環境の悪化に対する人類への警鐘なのだ。

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 *当ブログ記事

 ・HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_4.html

 ・HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_13.html

 ・HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_12.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2015年3月〜9月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201503/article_1.html

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