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zoom RSS アカデミー賞では物足りないという方に インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2015!

<<   作成日時 : 2015/02/24 18:32   >>

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 第12回インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞の結果が発表されました。(2月20日発表。ノミネーション発表は2月2日。)

 【インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞】

 インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞(ICS:International Cinephile Society Award)は、オンラインで行なわれるインディペンデント映画と外国映画のための映画賞で、2003年に創設され、今回で第12回を迎えています。

 メンバーは、映画ジャーナリストや映画研究者、映画史家、および、映画祭や各種イベントなどで映画産業に関わる映画のプロフェッショナルで、会員数は約80人で、5大陸に及ぶ、と紹介されています。

 そういった人々が選ぶ映画賞なので、全米映画賞レースの流れとは関係なく、映画の国籍とも無関係に、独自の視点で、映画をチョイスしていて、たとえば、2010年には、作品賞トップ10に、2位に『トウキョウソナタ』、6位に『歩いても 歩いても』、9位に『崖の上のポニョ』を選んだりしています。

 アメリカを拠点としつつも、アメリカ映画のみにこだわらずに、作品をチョイスする映画賞としては、他に、ロサンゼルス映画批評家協会賞や全米映画批評家協会賞、クロトゥルーディス賞などがありますが、それらに比べても、このインターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞は、作品をチョイスする幅がひときわワールドワイドで、ユニークな映画賞になっています。

 *公式サイト:http://icsfilm.org/index.php

 なお、この賞には「国際シネフィル協会賞」という訳語を当てている人もいます。

画像

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 ◆作品賞(Picture)
 1.『湖の見知らぬ男』“Stranger by the Lake”(仏) 監督:アラン・ギロディー
 2.『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(英・米・スイス) 監督:ジョナサン・グレイザー
 3.『グランド・ブダペスト・ホテル』(米) 監督:ウェス・アンダーソン
 4.『Mommy/マミー』(カナダ) 監督:グザヴィエ・ドラン
 5.『6才のボクが、大人になるまで。』(米) 監督:リチャード・リンクレイター
 6.『サンドラの週末』(ベルギー・仏) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 7.『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(米) 監督:ジム・ジャームッシュ
 8.『ターナー、光に愛を求めて』(英・仏・独) 監督:マイク・リー
 9.『インヒアレント・ヴァイス』(米) 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
 10.『エヴァの告白』(米) 監督:ジェームズ・グレイ
 11.『さらば、愛の言葉よ』(スイス・仏) ジャン=リュック・ゴダール

 ◆監督賞(Director)
 ○グザヴィエ・ドラン 『Mommy/マミー』
 ◎ジョナサン・グレイザー 『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』
 ・ジャン=リュック・ゴダール 『さらば、愛の言葉よ』
 ◎アラン・ギロディー 『湖の見知らぬ男』“Stranger by the Lake”
 ・リチャード・リンクレイター 『6才のボクが、大人になるまで。』

 ◆主演男優賞(Actor)
 ・ピエール・ドゥラドンシャン(Pierre Deladonchamps) 『湖の見知らぬ男』“Stranger by the Lake”
 ◎レイフ・ファインズ 『グランド・ブダペスト・ホテル』
 ・ジェイク・ギレンホール “Nightcrawler”
 ・デイヴィッド・オイェロウォ “Selma”
 ・アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン 『Mommy/マミー』
 ○ティモシー・スポール 『ターナー、光に愛を求めて』

 ◆主演女優賞(Actress)
 ・マリオン・コティヤール 『エヴァの告白』
 ◎マリオン・コティヤール 『サンドラの週末』
 ・アンヌ・ドルヴァル 『Mommy/マミー』
 ・スカーレット・ヨハンソン 『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』
 ○ジュリアン・ムーア 『アリスのままで』
 ・ティルダ・スウィントン 『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』

 ◆助演男優賞(Supporting Actor)
 ◎Patrick d’Assumçao 『湖の見知らぬ男』
 ・Timur Magomedgadzhiev 『サンドラの週末』
 ○エドワード・ノートン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
 ・Christophe Paou 『湖の見知らぬ男』
 ・J・K・シモンズ 『セッション』

 ◆助演女優賞(Supporting Actress)
 ・パトリシア・アークエット 『6才のボクが、大人になるまで。』
 ◎スザンヌ・クレマン 『Mommy/マミー』
 ◎ジュリアン・ムーア 『マップ・トゥ・ザ・スターズ』
 ・レネ・ルッソ “Nightcrawler”
 ○ティルダ・スウィントン 『スノーピアサー』

 ◆オリジナル脚本賞(Original Screenplay)
 ・『6才のボクが、大人になるまで。』 リチャード・リンクレイター
 ◎『フレンチアルプスで起きたこと』“Force Majeure(Turist)” リューベン・オストルンド
 ○『グランド・ブダペスト・ホテル』 ウェス・アンダーソン、Hugo Guinness
 ・『Mommy/マミー』 グザヴィエ・ドラン
 ・『湖の見知らぬ男』 アラン・ギロディー

 ◆脚色賞(Adapted Screenplay)
 ・『ゴーン・ガール』 ギリアン・フリン
 ◎『インヒアレント・ヴァイス』 ポール・トーマス・アンダーソン
 ・『スノーピアサー』 ポン・ジュノ、ケリー・マスターソン
 ○『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』 ウォルター・キャンベル, ジョナサン・グレイザー
 ◎『雪の轍』 エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン

 ◆撮影賞(Cinematography)
 ・『さらば、愛の言葉よ』 ファブリス・アラーニョ(Fabrice Aragno)
 ・『グランド・ブダペスト・ホテル』 ロバート・D・イェーマン
 ・『エヴァの告白』 ダリウス・コンジ
 ◎『ターナー、光に愛を求めて』 ディック・ポープ
 ・『湖の見知らぬ男』 クレア・マトン(Claire Mathon)
 ○『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』 ダニエル・ランディン

 ◆編集賞(Editing)
 ・『6才のボクが、大人になるまで。』 サンドラ・エイデアー
 ・『さらば、愛の言葉よ』 ジャン=リュック・ゴダール
 ○『湖の見知らぬ男』 ジャン=クリストフ・イム(Jean-Christophe Hym)
 ・『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』 ポール・ワッツ
 ◎『セッション』 トム・クロス

 ◆美術賞(Production Design)
 ◎『グランド・ブダペスト・ホテル』 アダム・ストックハウゼン
 ・『エヴァの告白』 ハッピー・マッシー(Happy Massee)
 ・『インヒアレント・ヴァイス』 デイヴィッド・クランク
 ○『ターナー、光に愛を求めて』 スージー・デイヴィース(Suzie Davies)
 ・『スノーピアサー』 オンドレイ・ネクヴァシール

 ◆作曲賞(Score)
 ・『ゴーン・ガール』 トレント・レズナー、アッティカス・ロス
 ○『グランド・ブダペスト・ホテル』 アレクサンドル・デプラ
 ・『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』 ジム・ジャームッシュ、Carter Logan、Shane Stoneback、Jozef van Wissem
 ・『かぐや姫の物語』 久石譲
 ◎『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』 ミカ・レヴィ

 ◆アンサンブル賞(Ensemble)
 ・『6才のボクが、大人になるまで。』
 ◎『グランド・ブダペスト・ホテル』
 ・『インヒアレント・ヴァイス』
 ・『Mommy/マミー』
 ○『ターナー、光に愛を求めて』

 ◆アニメーション賞(Animated Film)
 ○『コングレス未来学会議』(イスラエル・独・ポーランド・ルクセンブルク・仏・ベルギー) 監督:アリ・フォルマン
 ・“How to Train Your Dragon 2”(米) 監督:ディーン・デュボア
 ・『LEGO ムービー』(米・オーストラリア・デンマーク) 監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラー
 ・“Song of the Sea”(アイルランド・ルクセンブルク・ベルギー・仏・デンマーク) 監督:トム・ムーア(Tomm Moore)
 ◎『かぐや姫の物語』(日) 監督:高畑勲

 ◆ドキュメンタリー賞(Documentary)
 ・“CitizenFour”(独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 ・『ホドロフスキーのDUNE』(米・仏) 監督:フランク・パヴィッチ
 ・“Maidan”(ウクライナ・オランダ) 監督:セルゲイ・ロズニタ
 ◎『消えた画 クメール・ルージュの真実』(カンボジア・仏) 監督:リティー・パニュ
 ○『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』(英) 監督:フレデリック・ワイズマン

 ◆外国語映画賞(Film Not in The English Language)
 1.『湖の見知らぬ男』“Stranger by the Lake”(仏) 監督:アラン・ギロディー
 2.『Mommy/マミー』(カナダ) 監督:グザヴィエ・ドラン
 3.『サンドラの週末』(ベルギー・仏) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 4.『さらば、愛の言葉よ』(スイス・仏) ジャン=リュック・ゴダール
 5.『フレンチアルプスで起きたこと』“Force Majeure(Turist)”(スウェーデン・ノルウェー・仏) 監督:リューベン・オストルンド
 6.『かぐや姫の物語』(日) 監督:高畑勲
 7.『雪の轍』(トルコ・仏・独) 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
 8.『消えた画 クメール・ルージュの真実』(カンボジア・仏) 監督:リティーパニュ
 9.『郊遊 <ピクニック>』(台湾・仏) 監督:ツァイ・ミンリャン
 10.『北(ノルテ)―歴史の終わり』“Norte, the End of History”(フィリピン) 監督:ラヴ・ディアス
 11.“Girl Walks Home Alone At Night”(米) 監督:Ana Lily Amirpour

 ◆劇場未公開最優秀作品(Best Film Not Released in 2014)
 ・“Amour Fou”(オーストリア・ルクセンブルク・仏) 監督:ジェシカ・ハウスナー
 ・“Bande de Filles”(仏) 監督:セリーヌ・シアマ
 ・『薄氷の殺人』(中) 監督:ディアオ・イーナン
 ・“Clouds of Sils Maria”(スイス・仏・独・米・ベルギー) 監督:オリヴィエ・アサイヤス
 ・“The Duke of Burgundy”(英) 監督:ピーター・ストリックランド
 ・『自由が丘で』(韓) 監督:ホン・サンス
 ・“Horse Money”(ポルトガル) 監督:ペドロ・コスタ
 ・“La Sapienza”(仏・伊) 監督:ウジェーヌ・グリーン(Eugène Green)
 ・“Li’l Quinquin”(仏) 監督:ブリュノ・デュモン
 ・“The Look of Silence”(デンマーク・フィンランド・インド・ノルウェー・英) 監督:ジョシュア・オッペンハイマー
 ・“Pasolini”(仏・ベルギー・伊) 監督:アベル・フェラーラ
 ・『実存を省みる枝の上の鳩』“Pigeon Sat on Branch Reflecting on Existence”(スウェーデン・ノルウェー・仏・独) 監督:ロイ・アンダーソン
 ・“Saint Laurent”(仏・ベルギー) 監督:ベルトラン・ボネロ
 ・“The Tribe”(ウクライナ・オランダ) 監督:Miroslav Slaboshpitsky
 ・“The Wonders”(伊・スイス・独) 監督:アリーチェ・ロルヴァケル

 ※ ◎:受賞 ○:次点

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 主な作品のノミネーション&受賞状況は、以下の通り。

 ・『湖の見知らぬ男』(3/9):作品・監督・主演男優・助演男優・助演男優・脚本・撮影・編集・外国
 ・『Mommy/マミー』(1/8):作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・脚本・アンサンブル・外国
 ・『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2/7):作品・監督・主演女優・脚色・撮影・編集・作曲
 ・『グランド・ブダペスト・ホテル』(3/7):作品・主演男優・脚本・撮影・美術・作曲・アンサンブル
 ・『6才のボクが、大人になるまで。』(0/6):作品・監督・助演女優・脚本・編集・アンサンブル
 ・『ターナー、光に愛を求めて』(1/5):作品・主演男優・撮影・美術・アンサンブル
 ・『さらば、愛の言葉よ』(0/5):作品・監督・撮影・編集・外国
 ・『サンドラの週末』(1/4):作品・主演女優・助演男優・外国
 ・『インヒアレント・ヴァイス』(1/4):作品・脚色・美術・アンサンブル
 ・『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(0/3):作品・主演女優・作曲
 ・『エヴァの告白』(0/4):作品・主演女優・撮影・美術
 ・『スノーピアサー』(0/3):助演女優・脚色・美術
 ・『かぐや姫の物語』(1/3):作曲・アニメーション・外国
 “Nightcrawler”(0/2):主演男優・主演女優
 ・『セッション』(1/2):助演男優・編集
 ・『フレンチアルプスで起きたこと』(1/2):脚色・外国
 ・『ゴーン・ガール』(0/2):脚色・作曲
 ・『雪の轍』(1/2):脚色・外国
 ・『消えた画 クメール・ルージュの真実』(1/2):ドキュメンタリー・外国

 上記ノミネート作品のうち、『湖の見知らぬ男』、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』、『エヴァの告白』、『スノーピアサー』、『コングレス未来学会議』、『郊遊 <ピクニック>』、『北(ノルテ)―歴史の終わり』の7作品は、昨年の「劇場未公開最優秀作品」に含まれていた作品です。

 結果的に、編集賞と美術賞が米国アカデミー賞と同じ結果になりました。

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 *当ブログ記事

 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2014 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_49.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2014 受賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_51.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_52.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2013 受賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_23.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_5.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサエティー賞2012 受賞発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_40.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_34.html
 ・インターナショナル・シネファイル・ソサイエティー賞2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_33.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年10月〜2015年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_1.html

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