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zoom RSS 全米映画批評家協会賞2015 発表!

<<   作成日時 : 2015/01/04 19:20   >>

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 第49回全米映画批評家協会賞が発表されました。(1月3日)

 【全米映画批評家協会賞】
 全米映画批評家協会賞(National Society of Film Critics award)は、「全米」といいながら実はニューヨークを拠点とした映画批評家グループの選ぶ映画賞で、元々は、ニューヨーク映画批評家協会への入会を断られた映画批評家が集まって作ったもので、1966年に設立されています。(歴史の古さではニューヨーク映画批評家協会に次ぐ歴史があります。)
 メンバーには、「ニューヨーカー」誌のポーリン・ケール、「ニューズウィーク」誌のジョー・モルゲンステルン、「ライフ」誌のリチャード・シッケルなど、影響力のある映画評論家が多く顔を揃えていたということもあって、協会と協会員は映画通から高い評価を受けています。
 国際批評家連盟賞のアメリカ代表も実はここ全米映画批評家協会だったりします。
 受賞作品には、アメリカ映画のみならず、外国映画が入ってくることもしばしばで、アカデミー賞とはほとんど重ならず、また同じにしようというつもりもないようで、過去40年間で作品賞が同じになったことはたった5回しかありません(『アニー・ホール』『許されざる者』『シンドラーのリスト』『ミリオンダラー・ベイビー』『ハート・ロッカー』)。
 以前の作品賞には、『戦場でワルツを』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『パンズ・ラビリンス』、『カポーティ』、『ミリオンダラー・ベイビー』、『アメリカン・スプレンダー』、『戦場のピアニスト』、『マルホランド・ドライブ』、『ヤンヤン 夏の想い出』“Topsy-Turvy”、『マルコヴィッチの穴』などがあります。

 設立年:1966 会員数:57
 公式サイト:http://www.nationalsocietyoffilmcritics.com/
 Wikipedia(英語):http://en.wikipedia.org/wiki/National_Society_of_Film_Critics
 Wikipedia(日本語):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%B1%B3%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%89%B9%E8%A9%95%E5%AE%B6%E5%8D%94%E4%BC%9A%E8%B3%9E

 [賞の特徴]
 ・各部門で次点2位まで発表される。
 ・獲得ポイントも併せて発表している。
 ・最優秀劇場未公開映画、実験映画賞、映画遺産といった賞を設けている。
 ・故人に弔意を示す部門を設けている。
 ・2014年の作品賞は『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』、2013年の作品賞は『愛、アムール』、2012年の作品賞は『メランコリア』、2011年の作品賞は『ソーシャル・ネットワーク』。

 今年の受賞結果は以下の通りです。

画像

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 ◆作品賞
 1.『さらば、愛の言葉よ』(25)
 2.『6才のボクが、大人になるまで。』(24)
 3.『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(10)
 3.『ターナー、光に愛を求めて』(10)

 ◆監督賞
 1.リチャード・リンクレイター(36) 『6才のボクが、大人になるまで。』
 2.ジャン=リュック・ゴダール(17) 『さらば、愛の言葉よ』
 3.マイク・リー(12) 『ターナー、光に愛を求めて』

 ◆主演男優賞
 1.ティモシー・スポール(31) 『ターナー、光に愛を求めて』
 2.トム・ハーディー(10) “Locke”
 3.ホアキン・フェニックス(9) “Inherent Vice”
 3.レイフ・ファインズ(9) 『グランド・ブダペスト・ホテル』

 ◆主演女優賞
 1.マリオン・コティヤール(80) 『サンドラの週末』、『エヴァの告白』
 2.ジュリアン・ムーア(35) 『アリスのままで』
 3.スカーレット・ヨハンソン(21) 『LUCY/ルーシー』、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』

 ◆助演男優賞
 1.J・K・シモンズ(24) “Whiplash”
 2.マーク・ラファロ(21) 『フォックスキャッチャー』
 3.エドワード・ノートン(16) 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

 ◆助演女優賞
 1.パトリシア・アークエット(26) 『6才のボクが、大人になるまで。』
 2.アガタ・クレシャ(18) 『イーダ』
 3.レネ・ルッソ(9) “Nightcrawler”

 ◆脚本賞
 1.『グランド・ブダペスト・ホテル』(24) ウェス・アンダーソン
 2.“Inherent Vice”(15) ポール・トーマス・アンダーソン
 2.『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(15) 4名の共同脚本

 ◆撮影賞
 1.『ターナー、光に愛を求めて』(33) ディック・ポープ
 2.『エヴァの告白』(27) ダリウス・コンジ
 3.『さらば、愛の言葉よ』(9) ファブリス・アラーニョ)

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Non-Fiction Film)
 1.“CitizenFour”(56)
 2.『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』(19)
 3.“The Overnighters”(17)

 ◆映画遺産賞(Film Heritage Award)
 1.Ron Magliozzi(MoMA アソシエイト・キュレーター)、Peter Williamson(同・保存マネージャー)
 Bert Williams主演で、ひとりの黒人キャストをスターにした 1913年の“Lime Kiln Field Day”の最初期のフッテージを特定し、収集したことに対して。
(To Ron Magliozzi, associate curator, and Peter Williamson, film conservation manager, of the Museum of Modern Art, for identifying and assembling the earliest surviving footage of what would have been the feature film to star a black cast, the 1913 “Lime Kiln Field Day” starring Bert Williams.)

 2. Ron Hutchinson(The Vitaphone Projectの共同創設者、ディレクター)
 1991年より、ワーナー・ブラザーズ映画の、ウィリアム・A・サイター監督の“Why Be Good?”を含む、数え切れないほどの、初期トーキーの短編映画および長編映画のオリジナル・サウンドトラックを収集し、修復していることに対して。
(To Ron Hutchinson, co-founder and director of The Vitaphone Project, which since 1991 has collected and restored countless original soundtrack discs for early sound short films and features, including the recent Warner Bros. restoration of William A. Seiter’s 1929 “Why Be Good?”)

 ◆弔意(Dedication)
 2014年に亡くなった全米映画批評家協会のメンバー、Jay CarrとCharles Champlinに対して(The meeting was dedicated to the memory of two distinguished members of the Society who died in 2014: Jay Carr and Charles Champlin.)

 ※( )内は「得票数(vote counts)」とありますが、これがどのような数字なのかは説明されていません。

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 当ブログ記事

 ・全米映画批評家協会賞2014 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_9.html
 ・全米映画批評家協会賞2013 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_9.html
 ・全米映画批評家協会賞2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_11.html
 ・全米映画批評家協会賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_12.html
 ・全米映画批評家協会賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_1.html
 ・全米映画批評家協会賞2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_1.html

 ・全米映画賞レース2014の結果をまとめてみました(前半戦):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201501/article_1.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年10月〜2015年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_1.html

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