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zoom RSS 米・映画編集者賞(ACE)2015 ノミネーション!

<<   作成日時 : 2015/01/03 22:28   >>

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 第65回米・映画編集者賞(ACE:American Cinema Editors/Eddie)のノミネーションが発表になりました。(1月2日)

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 【映画部門】

 ◆ドラマ部門(Best Edited Feature Film (Dramatic)) ※6ノミネーション
 ・『アメリカン・スナイパー』 ジョエル・コックス, ACE 、ゲイリー・ローチ, ACE
 ・『6才のボクが、大人になるまで。』 サンドラ・エイデアー, ACE
 ・『ゴーン・ガール』 カーク・バクスター, ACE
 ・『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』 ウィリアム・ゴールデンバーグ, ACE
 ・“Nightcrawler” ジョン・ギルロイ, ACE
 ・“Whiplash” トム・クロス

 ◆コメディー/ミュージカル部門(Best Edited Feature Film (Comedy or Musical)
 ・『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 ダグラス・クライズ、 スティーヴン・ミリオン, ACE
 ・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 フレッド・ラスキン、ヒューズ・ウィンボーン, ACE、クレイグ・ウッド, ACE
 ・『イントゥ・ザ・ウッズ』 ワイアット・スミス
 ・“Inherent Vice” レスリー・ジョーンズ, ACE
 ・『グランド・ブダペスト・ホテル』 バーニー・ピリング

 ◆アニメーション部門(Best Edited Animated Feature Film)
 ・『ベイマックス』 TIM Mertens
 ・“The Boxtrolls” イーディー・イチオカ, ACE
 ・『LEGOムービー』 デイヴィッド・バロウズ、クリス・マッケイ

 ◆ドキュメンタリー部門(Best Edited Documentary)
 ・“CitizenFour” マティルド・ボンフォワ
 ・“Finding Vivian Maier” Aaron Wickenden
 ・“Glen Campbell: I’ll Be Me” Elisa Bonora



 【テレビ部門】

 ◆ミニシリーズ・TV映画部門(Best Edited Miniseries or Motion Picture For Television)
 ・『FARGO/ファーゴ』-‘Buridan’s Ass’ Regis Kimble
 ・“Olive Kitteridge”-‘A Different Road’ ジェフリー・M・ワーナー, ACE
 ・『ノーマル・ハート』 アダム・ペン

 ◆30分シリーズ部門(Best Edited Half-Hour Series For Television)
 ・“Silicon Valley”-‘Optimal Tip to Tip Efficiency’ Brian Merken、Tim Roche
 ・“Veep”-‘Special Relationship’ Anthony Boys
 ・“Transparent”- Pilot Catherine Haight

 前回は、『The Office』-‘Finale’が受賞。

 ◆1時間シリーズ・ドラマ 民放部門(Best Edited One-Hour Series For Commercial Television)
 ・『24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ』-‘10pm to 11am’ Scott Powell, ACE
 ・『MAD MEN マッド・メン』-‘Waterloo’ Christopher Gay
 ・“Madam Secretary”-Pilot エレナ・マガニーニ, ACE、マイケル・オーンステイン, ACE
 ・『SHERLOCK(シャーロック)』-‘His Last Vow’ Yan Miles
 ・『グッド・ワイフ』-‘A Few Words’ スコット・ヴィックレイ, ACE

 前回は、『ブレイキング・バッド』が4番組、『グッド・ワイフ』が1番組ノミネートされ、『ブレイキング・バッド』-‘Felina’でSkip MacDonald A.C.E.が受賞しています。

 ◆1時間シリーズ・ドラマ コマーシャルフリー部門(Best Edited One-Hour Series For Non-Commercial Television)
 ・『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』-‘Who Goes There’ アフォンソ・ゴンサウヴェス
 ・『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』-‘The Secret Fate of All Life’ アレックス・ホール
 ・『ハウス・オブ・カード 野望の階段』-‘Chapter 14’ Byron Smith

 前回は、『ゲーム・オブ・スローンズ』と『HOMELAND』と『ハウス・オブ・カード 野望の階段』から1番組ずつノミネートされ、『HOMELAND』が受賞しています。

 ◆ノン・スクリプト・シリーズ部門(Best Edited Non-Scripted Series)
 ・“Anthony Bourdain: Parts Unknown”-‘Iran’ Hunter Gross


 ・“Deadliest Catch”-‘Lost At Sea’ Josh Earl, ACE、Johnny Bishop
 ・“Vice”-‘Greenland is Melting & Bonded Labor’ Joe Langford、Nick Carew

 ◆TVドキュメンタリー部門(Best Edited Documentary (Television))
 ・“Cosmos: A SpaceTime Odyssey: Standing Up in the Milky Way” John Duffy, ACE、 Michael O’Halloran、Eric Lea
 ・“Pauly Shore Stands Alone” トロイ・タカキ, ACE、Joey Vigour
 ・“The Roosevelts: An Intimate History”-‘Episode 3 / The Fire of Life’ Erik Ewers

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 【米国アカデミー賞との関係】

 2000年以降の、映画編集者賞(ACE)とアカデミー賞編集賞の受賞作品の一致度は以下のようになっています。

 ・2014年:不一致(ACEは『キャプテン・フィリップス』、AAは『ゼロ・グラビティ』)
 ・2013年:一致(ドラマ部門『アルゴ』)
 ・2012年:不一致(ACEは『ファミリー・ツリー』『アーティスト』、AAは『ドラゴン・タトゥーの女』
 ・2011年:一致(ドラマ部門『ソーシャル・ネットワーク』)
 ・2010年:一致(ドラマ部門『ハート・ロッカー』)
 ・2009年:一致(ドラマ部門『スラムドッグ$ミリオネア』)
 ・2008年:一致(ドラマ部門『ボーン・アルティメイタム』)
 ・2007年:一致(ドラマ部門『ディパーテッド』)
 ・2006年:一致(ドラマ部門『クラッシュ』)
 ・2005年:一致(ドラマ部門『アビエイター』)
 ・2004年:一致(ドラマ部門『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』)
 ・2003年:一致(コメディー/ミュージカル部門『シカゴ』)
 ・2002年:一致(ドラマ部門『ブラックホーク・ダウン』)
 ・2001年:不一致(ACEは『グラディエーター』『あの頃ペニー・レインと』、AAは『トラフィック』)
 ・2000年:一致(ドラマ部門『マトリックス』)

 上記15年間では、80%の確率で映画編集者賞(ACE)とアカデミー賞編集賞の受賞作品は一致し、しかもその作品がアカデミー賞作品賞をも制してしまう確率がかなり高いことがわかります。

 同様の傾向は当然今年も適用されると思われるので、上記の中の映画編集者賞(ACE)受賞作品がアカデミー賞編集賞を受賞し、作品賞をも制する確率は高いと言えます。

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 前哨戦の結果は以下のようになっています。

 ◆全米映画賞レース2014 編集賞部門受賞結果
 4.ボストン・オンライン映画批評家協会賞:『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 ジェームズ・ハーバート、Laura Jennings
 5.ボストン映画批評家協会賞:『6才のボクが、大人になるまで。』 サンドラ・エイデアー
 7.ロサンゼルス映画批評家協会賞:『6才のボクが、大人になるまで。』 サンドラ・エイデアー
 8.ワシントンDC映画批評家協会賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 ダグラス・クライズ, スティーヴン・ミリオン, ACE
 11.サンフランシスコ映画批評家協会賞:『6才のボクが、大人になるまで。』
 12.オンライン映画批評家協会賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
 13.サンディエゴ映画批評家協会賞:『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 ジェームズ・ハーバート、Laura Jennings
 14.シカゴ映画批評家協会賞:『6才のボクが、大人になるまで。』 サンドラ・エイデアー
 19.フェニックス映画批評家協会賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
 23.ラスベガス映画批評家協会賞:『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
 28.ブラック映画批評家協会賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

 ◆サテライト・アワード2015 編集賞ノミネーション
 ・『6才のボクが、大人になるまで。』 サンドラ・エイデアー
 ・『アメリカン・スナイパー』 ゲイリー・ローチ、ジョエル・コックス
 ・『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 ダグラス・クライズ、スティーヴン・ミリオン, ACE
 ・『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』 ウィリアム・ゴールデンバーグ, A.C.E.
 ・『フューリー』 ドディー・ドーン, ACE, ジェイ・キャシディー, ACE
 ・『猿の惑星:新世紀(ライジング)』 スタン・サルファス, ACE、ウィリアム・ホイ, ACE

 ◆クリティクス・チョイス・アワード2015 編集賞ノミネーション
 ・『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 ダグラス・クライズ、スティーヴン・ミリオン
 ・『6才のボクが、大人になるまで。』 サンドラ・エイデアー
 ・『ゴーン・ガール』 カーク・バクスター
 ・『インターステラー』 リー・スミス
 ・“Whiplash” トム・クロス

 米国アカデミー賞編集賞でノミネーションが当確なのは、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と『6才のボクが、大人になるまで。』の2本(2強)で、そのほかは、上記に挙がっているような作品のうち、どれが選ばれてもおかしくはないというような状況です。

 受賞に関しては、プロの編集技師がどこをどう見るかはわかりませんが、アカデミー会員の見る「編集」は、編集技術の細かい技巧やそれが作品にどう生かされているかまでは判断しようがないので、たいていは「凝った編集や構成」か「長かったり、複雑だったりする物語を手際よく語ったこと」あたりが評価の基準となる、と思われます。

 となると、本年度は、12年分の映像素材を無理なく編集した『6才のボクが、大人になるまで。』が最も評価しやすく、わかりやすい受賞結果、ということになります。

 米国アカデミー賞作品賞と編集賞は、相関性が高いので、ともに『6才のボクが、大人になるまで。』が受賞すると考えると、すっきりするのではないでしょうか。

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 受賞結果の発表は、1月30日です。

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 *当ブログ記事

 ・米・映画編集者賞(ACE)2014ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_30.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2014受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_19.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2013ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_34.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2013受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_29.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2012ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_32.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2012受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_31.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2011ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_31.html
 ・米・映画編集者賞(ACE) 2011受賞結果: http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_39.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2010ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_23.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_28.html
 ・米・映画編集者賞(ACE)2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_21.html

 ・全米映画賞レース2014の結果をまとめてみました(前半戦):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201501/article_1.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年10月〜2015年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_1.html

 追記:
 ・米・映画編集者賞(ACE)2015 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201502/article_4.html

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