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zoom RSS 米国アカデミー賞2015 長編ドキュメンタリー賞 ショートリスト発表!

<<   作成日時 : 2014/12/03 19:22   >>

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 米国アカデミー賞2015 長編ドキュメンタリー賞のショートリスト15作品が発表されました。(12月2日)

 ・“Art and Craft”(米) 監督:サム・カルマン(Sam Cullman)、Jennifer Grausman、Mark Becker
 画家Mark Landisは、世界でも最も成功した贋作画家である。彼が手がけた贋作には、ルネ・マグリットからピカソ、ウォルト・ディズニーまで、幅広い画家やアーティストの作品が含まれている。しかし、彼は、お金儲けのために贋作を描いていたのではない。贋作を描いては、偽名で美術館に寄贈し、キュレーターの目を欺けるかどうか試して楽しんでいたのだ。ところが、コネティカット美術館の登録係であるMatt Leiningerが何かがおかしいことに気づき、調査を始め、2008年にMark Landisが贋作画家であることを明らかにする。そして、現在、Mark Landisの初めての大きな展覧会が開かれることになり、Mark LandisとMatt Leiningerは顔を合わせる。本作は、贋作と、正確に描くということに取りつかれた男にまつわる、複雑で、時におかしいアートの物語である。
 トライベッカ映画祭2014出品。
 バンクーバー国際映画祭2014出品。
 レイキャビク国際映画祭2014出品。
 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2014出品。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 ドキュメンタリー・トップ5。
 サテライト・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。

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 ・『アゲンスト8』“The Case against 8”(米) 監督:ベン・コトナー(Ben Cotner)、ライアン・ホワイト(Ryan White)
 カリフォルニア州における、同姓婚を禁止する「提案8号」をめぐる論争を、5年以上にわたって追ったドキュメンタリー。2008年5月、同姓婚を認めないのは、州憲法違反であるという判断をカリフォルニア州最高裁が下す。同年9月、同姓婚を禁止する「提案8号」が出され、これに対する住民投票が行なわれ、賛成多数で「提案8号」が通過し、同姓婚の禁止が決定される。2009年5月、「提案8号」は、平等な人権を保障した州憲法に違反するとし、前年の住民投票を無効とする訴えが出されたが、最高裁は住民投票は有効であるとの判断を示し、訴えを退けた。その後、法的闘争は二転三転する。こうした論争の中で、同姓婚推進派の中でカップルが誕生したり、ブッシュVSゴアの対決で敵対した政治家どうしがが手を組んだりした。
 『愛しのフリーダ』のライアン・ホワイトの監督第2作。Ben Cotnerは初監督。
 サンダンス映画祭2014 監督賞受賞。
 SXSW映画祭2014 ファスティバル・フェイヴァリッツ。
 ナシュヴィル映画祭2014審査員特別賞 LGBTフィルムメーカー賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2014 観客賞第3位。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2014審査員特別賞部門エントリー。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 編集賞・プロダクション賞・観客賞 ノミネート。

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 ・“Citizen Koch”(米) 監督:Carl Deal、Tia Lessin
 ウィスコンシンは、共和党と政府組合と「チーズヘッド」と共和党のポール・ライアンが生まれた地であり、キャンペーンで票を手に入れるための実験場となり、共和党の未来を占う闘いの激震地となった。
 『華氏911』に参加し、“Trouble the Water”(2008)で注目されたCarl Deal とTia Lessinによる監督第2作。
 サンダンス映画祭2013出品。

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 ・“CitizenFour” (独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 “The Oath”などを手がける監督・プロデューサー、ローラ・ポイトラスは、2013年1月に、イギリスのジャーナリストGlenn Greenwaldとともに、香港で、エドワード・スノーデンと会い、米・国家安全保障局(NSA)によるPRISM(監視プログラム)によって、違法に無差別の監視が行なわれていることを示す証拠の文書を手渡される。ポイトラスは、その2年前から、監視に関する映画の製作を進めてる最中て、スノーデンが彼女にアプローチしてきた時の名前が“CitizenFour”であった。スノーデンは、国家安全保障局の監視のアナリストであり、彼が、ポイトラスを選んだのは、彼女が長らく政府による監視に関心を持ち、何度も空港で足止めされたり、脅されたりしていることを知っていたからだった。政府による監視は、電話やメール、クレジット・カード、ウェブなどに及び、そうした事実は、われわれを取り巻く世界やメディアに衝撃を与えずにおかない。
 スノーデンの起こした行動に対し、Glenn Greenwaldは「ガーディアン」紙で記事を発表し、ポイトラスは、本作でそれを映像化した。
 本件に関し、ポイトラスは、昨年は、IDAアワードで、言論の自由を追求した勇気あるフィルムメーカーに贈られるCourage Under Fire Awardを受賞している。
 ニューヨーク映画祭2014、BFIロンドン映画祭2014、DOKライプチヒ2014、CPH:DOX2014、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2014出品。
 ゴッサム・アワード2014ドキュメンタリー賞受賞。
 ニューヨーク映画批評家協会賞2014 ドキュメンタリー賞受賞。
 IDAアワード2014 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 長編ドキュメンタリー賞・監督賞・撮影賞・編集賞・プロダクション賞・観客賞 ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 サテライト・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。

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 ・“Finding Vivian Maier” (米) 監督:John Maloof、Charlie Siskel
 ヴィヴィアン・マイヤー(1926-2009)は、ニューヨーク生まれで、乳母兼家政婦としてさまざまな家庭に住み込みながら、アメリカとフランスを旅しつつ、趣味としてたくさんの写真を撮影した。死後、彼女のロッカーからは10万枚以上にもおよぶ写真が発見され、今では、彼女は20世紀最大の写真家の1人と見なされている。本作では、写真や映像、彼女を知る多くの人々へのインタビューを通して、謎に満ちた彼女の人生を明らかにする。
 トロント国際映画祭2013 TIFF DOCS部門出品。
 パームスプリングス国際映画祭2014ジョン・シュレシンジャー賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2014 パノラマ部門出品。観客賞第2席。
 マイアミ国際映画祭2014ナイト・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 エジンバラ国際映画祭2014 アメリカン・ドリーム部門出品。
 IDAアワード2014 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。脚本賞受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 デビュー作品賞・観客賞 ノミネート。
 サテライト・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“The Internet’s Own Boy”(米) 監督:ブライアン・ナッペンバーガー (Brian Knappenberger)
 アーロン・スワーツ(Aaron Swartz)(1986-2013)と彼への告訴、そしてその死に関するドキュメンタリー。アーロン・スワーツは、10代にして、コンピュータ・プログラミングの天才だった。彼は、知識への欲求が旺盛で、インターネット活動のほか、教育や政治にも興味を持っていた。そんな彼が、2011年に、保護されたコンピューターの情報を不法に取得したとして、通信詐欺とコンピューター詐欺、濫用防止法の違反の疑いで起訴される。これは35年もの懲役に値する罪だった。2013年1月、彼は、ブルックリンのアパートで首をつって死んでいるのが発見される。まだ26歳だった。家族や友人、サポーターたちは、検察官を責め、起訴は正当な権利や自由を求めたアーロンに対する迫害だったと訴えた。
 『アノニマス 〜“ハッカー”たちの生態〜』のブライアン・ナッペンバーガー監督の最新作。
 サンダンス映画祭2014出品。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2014 ヤング審査賞受賞。


 ・『ホドロフスキーのDUNE』“Jodorowsky’s Dune”(米・仏) 監督:フランク・パヴィッチ
 カンヌ国際映画祭2013 監督週間出品。
 プチョン国際ファンタスティック映画祭2013「アレハンドロ・ホドロフスキー:ビザールな詩人」特集出品。
 トロント国際映画祭2013 TIFF DOCS部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 CULT部門出品。
 シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭2013 ファンタスティック・コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 ドキュメンタリー・トップ5。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 グラフィック・デザイン/アニメーション賞・観客賞 ノミネート。
 サテライト・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“Keep On Keepin’ On” (米) 監督:Alan Hicks
 出演:クラーク・テリー、ジャスティン・カウフリン、クインシー・ジョーンズ、ビル・コスビー、ハービー・ハンコック、ダイアン・リーヴス
 デューク・エリントンやカウント・ベイシーと共演し、マイルス・デイヴィスやクインシー・ジョーンズの師でもあるジャズのレジェンド、クラーク・テリー。彼と、23歳の盲目のピアニスト、ジャスティン・カウフリン(Justin Kaulflin)の関係を、4年にわたって追ったドキュメンタリー。クラーク・テリーは、自らの健康状態に脅かされながらも、ジャスティン・カウフリンの才能に惚れ込み、コンテストに出て、世の中に羽ばたいていこうとする彼と友情を育んでいく。
 製作は、クインシー・ジョーンズとポーラ・デュプレ・ペズマン。
 トライベッカ映画祭2014 エマージング・コンペティション部門出品。新人ドキュメンタリー監督賞受賞。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2014 観客賞第4位。
 AFI Docs 2014 ベスト・オブ・フェスト。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 ドキュメンタリー・トップ5。
 IDAアワード2014 ヒューマニタス賞ノミネート。
 サテライト・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“The Kill Team”(米) 監督:Dan Krauss
 2009年、アダム・ウィンフィールドは、小隊を引き連れて、アフガニスタンに向かう。彼の父親は海兵で、彼は父親から名誉と愛国心を教わった。ところが、彼の小隊は、カンボジアで民間人を殺し、のちに、彼も裁判で有罪判決を受けることになる。いったいカンボジアで何があったのか? いったい何が彼らを狂わせたのか?
 トライベッカ映画祭2013 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2013ゴールデンゲート・長編ドキュメンタリー・コンペティション出品。ベイエリア・ドキュメンタリー賞受賞。
 BFIロンドン映画祭2013 DEBATE部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 アブダビ国際映画祭2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 ドキュメンタリー・トップ5。


 ・“Last Days in Vietnam” (米) 監督:ロリー・ケネディー(Rory Kennedy)
 ベトナム戦争末期、サイゴン陥落に至るまでの南ベトナムの状況を、アーカイブ映像や写真、インタビューなどにより、再考査したドキュメンタリー。
 1973年にニクソンにより北ベトナムとの和平協定がなされ、アメリカ軍の撤退が進められたが、米軍の職員や外交官、政府関係者の多くは最後まで残っていた。その中には、ベトナムで地元の女性と結婚し、家族を持った者も少なからずいた。1974年にウォーターゲート事件で、ニクソンが辞任すると、北ベトナム軍は攻勢を強め、南ベトナムは、アメリカの支援なしには抵抗できない状況になっていた。フォード大統領は、南ベトナムのアメリカ人や支援者、および、その家族の救済のために、議会に資金援助を求めるが、拒否された。
 100万人もの難民がサイゴンへ押し寄せたのにも拘らず、アメリカ大使グレアム・マーティンは、公式の撤退を拒否し、その結果、多くの米政府関係者は、反逆罪に問われる危険を冒しながら、南ベトナムから非公式に脱出を開始した。
 米軍大佐スチュアート・ヘリングトンやその他の将校は、軍のトラックを使って、難民をサイゴン郊外の米軍航空基地に運んだり、貨物輸送所からフィリピンへと避難させたりした。国務省のジョゼフ・マクブライドは、大使館のヴァンを走らせて、協力者をサイゴン川まで運び、国外に向かう船に乗せた。
 ワシントンは、国務省の職員で、ベトナムの退役軍人であるリチャード・アーミテージを送り、米軍の船が敵の手に渡るのを阻止させ、海軍大佐のKiem Doとともに、非公式に、3万人もの難民を運んだ。
 数週間後、グレアム・マーティン大使は、ようやく全面撤退を命じたが、撤退手段は、ヘリコプターしかなく、75機のヘリコプターが18時間以上ノンストップで飛び続け、大使館に集まった2000人以上のベトナム人を海上へと運んだ。最後から2番目のヘリコプターが大使を運んだ後、大使館には、10数人の大使のガードマンが残されていたが、彼らは、脱出を希望する数百人のベトナム人を押しとどめるしかなかった。
 こうした活動にも拘らず、数万人の米軍への協力者は、脱出するチャンスを与えられず、逮捕されたり、処刑されたりした。
 ケネディー家に関するドキュメンタリー“Ethel”(2012)で注目されたロリー・ケネディー(ロバート・ケネディーの娘)の最新作。PBSのドキュメンタリー・シリーズ“American Experience”のために制作された1編。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2014 審査員特別賞部門エントリー。
 ナンタケット映画祭2014 長編部門 観客賞受賞。
 ドーヴィル・アメリカン映画祭2014アンクル・サムズ・ドキュメンタリー部門出品。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 ドキュメンタリー・トップ5。
 IDAアワード2014 編集賞受賞。


 ・“Life Itself” (米) 監督:スティーヴ・ジェームズ
 映画批評家、ソーシャル・コメンテーターとして知られるロジャー・エバートの人生に迫る。映画批評活動から、約四半世紀にわたるジーン・シスケルとのレビュー番組、そして癌との闘いと、そのためによる身体障害まで。
 出演:ロジャー・エバート、マーティン・スコセッシ、ヴェルナー・ヘルツォーク、エロール・モリス、Ava DuVernay、ラミン・バーラニ、Chaz Ebert
 『フープ・ドリームス』『スティーヴィー』のスティーヴ・ジェームズ監督最新作。
 カンヌ国際映画祭2014 カンヌ・クラシック部門出品、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2014、ドーヴィル・アメリカン映画祭2014出品。
 ゴッサム・アワード2014ドキュメンタリー賞ノミネート。
 ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 ドキュメンタリー賞受賞。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 長編ドキュメンタリー賞・監督賞・編集賞・作曲賞・観客賞 ノミネート。
 米・製作者組合賞(PGA)2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“The Overnighters”(米) 監督:Jesse Moss
 ノースダコタ州は、バッケン層シェール・オイルのおかげで、石油景気に沸き、全米でも最も失業率の低い州となった。しかし、そのおかげで、この恩恵に与ろうと数万の人々が富を求めてなだれ込むことになった。少ない仕事と厳しい現実。小さな町ウィリストンでは、コンコルディア・ルター派教会のJay Reinke牧師は、眠る場所もない移民たちを励まし、その場しのぎの寝床を与え、カウンセリングを実施している。
 サンダンス映画祭2014出品。インテューティヴ・フィルムメイキング賞受賞。
 マイアミ国際映画祭2014ナイト・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 サンフランシスコ国際映画祭2014ゴールデンゲート・長編ドキュメンタリー・コンペティション出品。最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
 シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭2014 審査員特別賞部門エントリー。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 長編ドキュメンタリー賞・監督賞 ノミネート。


 ・“The Salt of the Earth”(ブラジル・伊・仏) 監督:ヴィム・ヴェンダース、Juliano Ribeiro Salgado
 発展途上国のコミュニティーや労働者に関する仕事で知られるブラジルのフォトジャーナリスト、セバスチャン・サルガド(Sebastiao Salgado)についてのドキュメンタリー。共同監督のJuliano Ribeiro Salgadoは、セバスチャン・サルガドの息子。
 タイトルは、文字通り「地の塩」の意。
 カンヌ国際映画祭2014 ある視点部門出品。ある視点特別賞、エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンション受賞。
 モスクワ国際映画祭2014 特別上映作品。
 サンセバスチャン国際映画祭2014 パールズ部門出品。観客賞受賞。
 釜山国際映画祭2014 ドキュメンタリー・ショーケース部門出品。
 IDAアワード2014 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。


 ・“Tales of the Grim Sleeper”(米・英) 監督:ニック・ブルームフィールド(Nick Broomfield)
 25年以上にわたってロサンゼルスのサウスセントラルを恐怖に陥れた連続殺人鬼「グリム・スリーパー」に関するドキュメンタリー。1985年から始まった犯行は1988年にいったん途絶え、2002年から再発して2007年まで続く。途中14年間の空白の期間があるため、犯人は「グリム・スリーパー」(眠れる残虐犯)と呼ばれるようになる。「グリム・スリーパー」は、被害者を強姦または死姦していて、現場には犯人のDNAが残されたが、160万人もの前科者が登録されているデータベースには該当者がなかったため、捜査は難航した。2010年に、ロニー・デイヴィッド・フランクリンという名の黒人が容疑者として逮捕される。逮捕につながったのは、強盗で逮捕された息子のDNAが犯人のものと似通っていたためで、そこから近親者に捜査の目が向けられることになった。フランクリンは、LAPDのメカニックや市の衛生設備の職員をしていた。既婚で2人の子があり、逮捕時で57歳、現在61歳になっている。逮捕から約1年後の2011年に起訴された。事件は長期にわたるため、証拠の数も膨大なものになる。フランクリン宅には、180人1000枚以上の女性の写真、および、ビデオが発見され、身元確認のため、写真180枚が公開された。フランクリンの容疑は、10人の女性と1人の男性の殺害、および、1人の女性の殺人未遂、とされる。2014年6月に裁判前最後の尋問が行なわれ、その後、裁判が開始される予定となっている。
 トロント国際映画祭2014 TIFF DOCS部門出品。
 IDAアワード2014 長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 監督賞ノミネート。


 ・“Virunga” (英) 監督:Orlando von Einsiedel
 東コンゴにあるヴィルンガ国立公園の森の奥深くには、世界で最後のマウンテン・ゴリラの集団が生息している。ベルギー人の自然保護論者が、コンゴのレンジャー・チームとともに、マウンテン・ゴリラを保護するための任務に就く。彼らは、ユネスコ世界遺産の土地を、地中に眠る自然資源を採掘して一儲けしようとする人々や組織から守らなければならない。撮影クルーが、公園に入った時、コンゴ最大の反乱グループが政府に対して戦争を宣言する。公園スタッフは、何十年にもわたって続いてきた内戦の再開に対しても準備を整える。
 トライベッカ映画祭2014 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 HotDocsカナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2014エマージング・インターナショナル・フィルムメーカー賞受賞。観客賞第5位。
 AFI Docs 2014 ベスト・オブ・フェスト。
 エジンバラ国際映画祭2014 ニュー・パースペクティヴ部門出品。
 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード2014 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 シネマ・アイ・オナーズ2015 長編ドキュメンタリー賞・撮影賞・プロダクション賞 ノミネート。
 インディペンデント・スピリット・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 サテライト・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 米・製作者組合賞(PGA)2015 ドキュメンタリー賞ノミネート。


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 【他の映画賞のドキュメンタリー部門賞 ノミネート状況】

 ◆ゴッサム・アワード2014 ドキュメンタリー賞 ノミネーション&受賞結果
 ・“Actress”(米) 監督:Robert Greene
 ◎“Citizenfour”(独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 ・“Life Itself”(米) 監督:スティーヴ・ジェームズ
 ・『マナカマナ』“Manakamana”(米・ネパール) 監督:ステファニー・スプレイ(Stephanie Spray)、パチョ・ヴェレス(Pacho Velez)
 ・“Point and Shoot”(米) 監督:マーシャル・カリー(Marshall Curry)

 ◆ナショナル・ボード・オブ・レビュー2014 ドキュメンタリー賞&ドキュメンタリー作品トップ5
 ◎“Life Itself” 監督:スティーヴ・ジェームズ
 ・“Art and Craft” 監督:サム・カルマン(Sam Cullman)、Jennifer Grausman、Mark Becker
 ・『ホドロフスキーのDUNE』 監督:フランク・パヴィッチ
 ・“Keep On Keepin’ On” 監督:Alan Hicks
 ・“The Kill Team” 監督:Dan Krauss
 ・“Last Days in Vietnam” 監督:ロリー・ケネディー

 ◆IDAアワード2014 長編ドキュメンタリー賞 ノミネーション
 ・“Citizenfour”(独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 ・“Finding Vivian Maier” (米) 監督:John Maloof、Charlie Siskel
 ・“Point and Shoot” (米) 監督:マーシャル・カリー(Marshall Curry)
 ・“The Salt of the Earth” (ブラジル・伊・仏) 監督:ヴィム・ヴェンダース、Juliano Ribeiro Salgado
 ・“Tales of the Grim Sleeper”(米・英) 監督:ニック・ブルームフィールド(Nick Broomfield)

 ◆シネマ・アイ・オナーズ2015 長編ドキュメンタリー賞ノミネーション
 ・“20,000 Days on Earth”(英) 監督:Iain Forsyth、Jane Pollard
 ・“CitizenFour” (独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 ・“Life Itself” (米) 監督:スティーヴ・ジェームズ
 ・“The Overnighters”(米) 監督:Jesse Moss
 ・“Virunga” (英) 監督:Orlando von Einsiedel

 ◆米・製作者組合賞(PGA)2015 ドキュメンタリー賞ノミネーション
 ・“The Green Prince” (独・イスラエル・英) 監督:Nadav Schirman
 ・“Life Itself” (米) 監督:スティーヴ・ジェームズ
 ・“Merchants of Doubt”(米) 監督:ロバート・ケナー(Robert Kenner)
 ・“Particle Fever”(米) 監督:Mark Levinson
 ・“Virunga”(英) 監督:Orlando von Einsiedel

 ◆サテライト・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネーション
 ・“Red Army” (英・ロシア) 監督:ギャビー・ポルスキー(Gabe Polsky)
 ・“Afternoon of a Faun: Tanaquil Le Clercq”(米) 監督:ナンシー・バアースキー(Nancy Buirski)
 ・“Art and Craft”(米) 監督:サム・カルマン(Sam Cullman)、Jennifer Grausman、Mark Becker
 ・“CitizenFour” (独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 ・“Finding Vivian Maier” (米) 監督:John Maloof、Charlie Siskel
 ・“Glen Campbell…I’ll Be Me”(米) 監督:ジェームズ・キーチ(James Keach)
 ・『ホドロフスキーのDUNE』 監督:フランク・パヴィッチ
 ・“Keep On Keepin’ On” 監督:Alan Hicks
 ・“Magician: The Astonishing Life and Work of Orson Welles”(米) 監督:チャック・ワークマン
 ・“Virunga”(英) 監督:Orlando von Einsiedel

 ◆インディペンデント・スピリット・アワード2015 ドキュメンタリー賞ノミネーション
 ・“20,000 Days on Earth”(英) 監督:Iain Forsyth、Jane Pollard
 ・“CitizenFour”(独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 ・“Stray Dog”(米) 監督:デブラ・グラニック
 ・“The Salt of the Earth”(ブラジル・伊・仏) 監督:Juliano Ribeiro Salgado、ヴィム・ヴェンダース
 ・“Virunga”(英) 監督:Orlando von Einsiedel

 【この時点で落選した主な有力作品】

 ノミネートが有力視されながら、果たせなかった作品には以下のようなものがあります。

 ・“Captivated The Trials of Pamela Smart”(米・英) 監督:Jeremiah Zagar
 ・“Dinosaur 13”(米) 監督:Todd Miller
 ・“E-Team”(米) 監督:Katy Chevigny、ロス・カウフマン(Ross Kauffman)
 ・“Elaine Stritch: Shoot Me” (米) 監督:Chiemi Karasawa
 ・“Fed Up”(米) 監督:Stephanie Soechtig
 ・“The Great Invisible” (米) 監督:Margaret Brown
 ・“The Green Prince” (独・イスラエル・英) 監督:Nadav Schirman
 ・『マナカマナ』“Manakamana”(米・ネパール) 監督:ステファニー・スプレイ(Stephanie Spray)、パチョ・ヴェレス(Pacho Velez)
 ・“Merchants of Doubt”(米) 監督:ロバート・ケナー(Robert Kenner)
 ・『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』“National Gallery”(仏・米) 監督:フレデリック・ワイズマン
 ・“Particle Fever”(米) 監督:Mark Levinson
 ・“Point and Shoot” (米) 監督:マーシャル・カリー(Marshall Curry)
 ・“Red Army” (英・ロシア) 監督:ギャビー・ポルスキー(Gabe Polsky)
 ・『リッチヒル 貧困社会に生きる子どもたち』“Rich Hill”(米) 監督:アンドリュー・ドロス・パレルモ(Andrew Droz Palermo)、Tracy Droz Tragos
 ・“Supermensch: The Legend of Shep Gordon”(米) 監督:マイク・マイヤーズ
 ・“20,000 Days on Earth”(英) 監督:Iain Forsyth、Jane Pollard
 ・“Waiting for August”(ベルギー) 監督:Teodora Ana Mihai
 ・“Watchers of the Sky”(米) 監督:Edet Belzberg
 ・“Watermark” (カナダ) 監督:ジェニファー・バイチウォル(Jennifer Baichwal)、エドワード・バーティンスキー(Edward Burtynsky)
 ・『我々のものではない世界』“A World Not Ours” (レバノン・英・デンマーク) 監督:マハディ・フレフェル(Mahdi Fleifel)

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 【予想】

 他の映画賞でのノミネーションや受賞状況を考えると、米国アカデミー賞2015 長編ドキュメンタリー賞ノミネート有力作品は、以下のような感じでしょうか。
 ○:当確 △:有力 無印:有望

 ○“CitizenFour”(独・米) 監督:ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)
 ○“Life Itself”(米) 監督:スティーヴ・ジェームズ
 △“The Overnighters”(米) 監督:Jesse Moss
 △“Virunga” (英) 監督:Orlando von Einsiedel
 △“Keep On Keepin’ On” 監督:Alan Hicks
 ・『ホドロフスキーのDUNE』 監督:フランク・パヴィッチ
 ・“Finding Vivian Maier” (米) 監督:John Maloof、Charlie Siskel
 ・“The Salt of the Earth” (ブラジル・伊・仏) 監督:ヴィム・ヴェンダース、Juliano Ribeiro Salgado
 ・“Tales of the Grim Sleeper”(米・英) 監督:ニック・ブルームフィールド(Nick Broomfield)

 批評家筋で評価の高いのは、“CitizenFour”と“Life Itself”の2作品ですが、批評家の評価の高さがそのままアカデミー会員の票に結びつくかと言えば、必ずしもそうとも言えません。
 現状で、この2作品が最有力なのは間違いありませんが、この2作品がアカデミー会員にどういう風に受け止められているかが読めないので、何とも言えないというのが現在の状況です。
 政治色を嫌えば、“CitizenFour”は落とされるでしょうし、ロジャー・エバートのことがあまり好きではないと思えば、“Life Itself”はスルーされるかもしれません。アカデミー会員が、かつて米国アカデミー賞が『フープ・ドリームス』を無視したことを思い出し、それを票に結びつけるなら“Life Itself”がやや有利か、といったところでしょうか。

 ここ2年は音楽ドキュメンタリーが連続して受賞していますが、漁夫の利的に“Keep On Keepin’ On”が受賞する、という可能性もなくはない、かもしれません。

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 *当ブログ記事

 ・米国アカデミー賞2014 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_8.html
 ・米国アカデミー賞2013 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_9.html
 ・米国アカデミー賞2012 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_18.html
 ・米国アカデミー賞2011 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201011/article_29.html
 ・米国アカデミー賞2010 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_31.html
 ・米国アカデミー賞2009 長編ドキュメンタリー賞ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200811/article_11.html

 ・米国アカデミー賞2015 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品 134本 一覧:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_14.html
 ・米国アカデミー賞2015 長編ドキュメンタリー賞エントリー作品 134本 解説:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_15.html

 ・米国アカデミー賞2015 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_23.html

 ・米国アカデミー賞2015 短編アニメーション賞 ショートリスト10作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_5.html

 ・米国アカデミー賞2015 長編アニメーション賞 エントリー作品20作品:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201411/article_3.html

 ・米国アカデミー賞2015 短編ドキュメンタリー賞 ショートリスト!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_15.html

 ・米国アカデミー賞2015 外国語映画賞 各国代表リスト その1 アフガニスタン〜キルギスタン:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_14.html
 ・米国アカデミー賞2015 外国語映画賞 各国代表リスト その2 グルジア〜パナマ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_15.html
 ・米国アカデミー賞2015 外国語映画賞 各国代表リスト その3 パレスチナ〜ロシア:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201409/article_20.html
 ・完全ガイド! 米国アカデミー賞2015 外国語映画賞 各国代表作品!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_11.html

 ・学生アカデミー賞2014 各賞発表!:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201406/article_9.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年10月〜2015年2月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201410/article_1.html

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