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zoom RSS 「ヴァラエティー」が選ぶ、観るべき10人のヨーロッパの監督たち2014!

<<   作成日時 : 2014/07/04 00:51   >>

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 アメリカのエンタテインメント産業の業界紙「ヴァラエティー」は、毎年、1月に開催されるパームスプリングス国際映画祭で、「観るべき10人の監督たち」(10 Directors to Watch)を発表(表彰)し、6月に開催されるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で、「観るべき10人のヨーロッパの監督たち」(Variety’s Ten Euro Directors)を発表するのが恒例になっています。

 これらのセレクションは、世界的に注目されるセレクションとなっていて、「観るべき10人の監督たち」は、IMDbではパームスプリングス国際映画祭の「受賞結果」扱いにもなっています。

 前回の「観るべき10人のヨーロッパの監督たち」では、『オーバー・ザ・ブルースカイ』、『花咲くころに』、『ニーナ〜ローマの夏休み』などが選ばれています。

 今年は、なぜかセレクションのタイトルが変えられていますが、やっていることは同じで、「ヴァラエティー」が注目するヨーロッパの新鋭監督の作品がセレクトされています。

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 【「ヴァラエティー」誌批評家による、ヨーロッパ映画ナウ!】(Variety Critics’ Choice: Europe Now!)

 ・“Catch Me Daddy”(英) 監督:Daniel Wolfe
 物語:ライラは、家族から逃げて、ウェスト・ヨークシャーの荒地に、流れ者のボーイフレンド、アーロンとともに身を隠す。彼女の兄が、賞金稼ぎのギャングと一緒にその町にやってくる。ライラは、命がけで逃げ、最悪の夜を過ごす。
 CMやミュージック・ビデオを手がけるDaniel Wolfeの初監督作品。
 カンヌ国際映画祭2014 監督週間出品。

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 ・“Calvary”(2013/アイルランド・英) 監督:ジョン・マイケル・マクドナー
 出演:ブレンダン・グリーソン、クリス・オダウド(Chris O'Dowd)、ケリー・ライリー、エイダン・ギレン(Aidan Gillen)
 物語:ジェームズ・ラヴェルは、カトリックの神父で、教区の信者から告解を受けている。顔の見えぬ信者は、自分は、神父により7歳の時に性的な虐待を受け、1週間後にその相手を殺しそうと考えていると告げる。ジェームズは、その復讐の相手が、ほかならぬ自分であることを知り、衝撃を受ける。その事実は、告解で知ったことであるがゆえに、警察へ行くこともできず、彼にとって殺人者を待つ、苦痛の1週間が始まる。さらに、そこに自殺を考えている彼の娘がやってきて、事態はより複雑になる。
 サンダンス映画祭2014 プレミア部門出品。
 ベルリン国際映画祭2014 パノラマ部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。
 アイルランド・アカデミー賞2014 作品賞・監督賞・主演男優賞(ブレンダン・グリーソン)・脚本賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2014 国際批評家連盟賞受賞。

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 ・『グランドピアノ 狙われた黒鍵』(西) 監督:エウヘニオ・ミラ

 ・“Insecure(Qui Vive)”(仏) 監督:Marianne Tardieu
 出演:レダ・カテブ(Reda Kateb)、アデル・エグザルコプロス、Rashid Debbouze、セルジュ・レンコ(Serge Renko)
 物語:フランスのレンヌ郊外の町。シェリフは、30代で、モールの電器店でガードマンをしている。彼の仕事は、店内を見回り、万引きの疑いのある客を見つけて、そのカバンの中を調べることだ。最近は、10代のチンピラ・グループに悩まされ、ボスを爆発寸前に追い込んでいる。仕事をしていない時は、友人たちと出歩いたり、これまで何度も落ちた試験のための勉強をしたりしている。ある日、彼は、学校の先生をしているジェニーと出会う。アーティスティックな彼女は、彼に憩いを与えてくれたが、これに、彼の旧友で、地元で子分を従えて大物気取りのドラーが絡んできて、平凡だった彼の日常はカオスと化す。
 カンヌ国際映画祭2014 ACIDセクション出品。

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 ・“White Shadow”(伊・独・タンザニア) 監督:Noaz Deshe
 出演:Hamisi Bazili、James Gayo、Glory Mbayuwayu、Salum Abdallah
 物語:2008年以来、タンザニアでは、アルビノがターゲットにされ、妖術師は、アルビノを切り刻んで荒稼ぎをしている。2008年から2010年まで、妖術師のからんだ殺人が200件以上起きていると言われる。地元の人は言う。「アルビノは死ぬのではない。ただ消えるのだ」と。アリアスは、アルビノの少年で、父が殺されて以来、町までは母に送り迎えをしてもらっている。トラックの運転手をしている叔父のコスモスも彼の面倒を見てくれている。アリアスは、叔父の娘アントワネットのことが好きだったが、叔父はつきあうことを許してくれない。ある日、彼は、自分の肌の色のことに気づく……。
 初監督長編。
 ベネチア国際映画祭2013 国際批評家週間出品。ルイジ・ディ・ラウエンティス賞/新人監督賞受賞。
 サンダンス映画祭2014出品。
 サンフランシスコ国際映画祭2014 ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門出品。審査員特別表彰受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2014 コンペティション部門出品。審査員スペシャル・メンション受賞。


 ・“Macondo”(オーストリア) 監督:Sudabeh Mortezai
 出演:Ramasan Minkailov、Aslan Elbiev、Kheda Gazieva
 物語:マコンドは、ウィーン郊外にあり、22カ国から来た3000人の難民が暮らしている。そのひとりラマサンは、11歳の少年で、チェチェンから、母と妹と一緒にここにやってきた。父親は、ロシアとの紛争で殺された。少なくとも彼はそう教えられている。彼は、父親の代わりにならなければならないと考え、妹の面倒を見たりして頑張っている。ある日、そこに、父の友人だというイサという名の陰気な男が訪ねてきて、彼らの生活をかき乱し始める。
 ベルリン国際映画祭2014 コンペティション部門出品。
 香港国際映画祭2014 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 レッチェ・ヨーロッパ映画祭2014 ヨーロッパ・コンペティション部門出品。脚本賞受賞。

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 ・“Class Enemy (Razredni Sovražnik)”(スロヴェニア) 監督:Rok Biček
 物語:ドイツ語教師が産休に入って、新しい教師Zupanがやってくる。彼は、学生であるということは間違いを犯すこということであり、学習することで成長する特権を持っているという信念から、授業をラディカルなものに変える。その結果、生徒と教師との間に、緊張感が高まる。ひとりの生徒が自殺したが、それがドイツ語教師が原因だと見なされる。事実はそんなに明確なものではなかったが、何を言ってももう手遅れだった。
 実話に基づく物語。
 ベネチア国際映画祭2013 国際批評家週間出品。FEDEORA賞受賞。
 スロヴェニア映画祭2013 作品賞・主演男優賞・助演女優賞・撮影賞・衣裳デザイン賞・観客賞・アクター オブ ザ イヤー・批評家賞受賞。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 スロヴェニア代表。
 ヨーテボリ国際映画祭2014 イングマール・ベルイマン賞/新人監督賞コンペティション部門出品。
 ヴィリニュス国際映画祭2014 New Europe−New Namesコンペティション部門出品。男優賞 (Igor Samobor)、CICAE賞受賞。


 ・“Quod Erat Demonstrandum”(ルーマニア) 監督:Andrei Gruzsniczki
 物語:1984年のルーマニア。数学者が、当局の許可なしで、アメリカの雑誌に論文を発表する。それは、彼の友人の人生を変えてしまうほどの事態を巻き起こす。
 ローマ国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション出品。審査員特別賞受賞。
 ヴィリニュス国際映画祭2014 New Europe−New Namesコンペティション部門出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2014 コンペティション部門出品。

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 ・“Blind”(ノルウェー・オランダ) 監督:Eskil Vogt
 出演:エレン・ドリト・ピーターセン(Ellen Dorrit Petersen)、Henrik Rafaelsen、Vera Vitali、Marius Kolbenstvedt
 物語:イングリッドが失明して、アパートに閉じこもるようになる。家だと勝手がわかっているし、夫が助けてくれるから安心なのだ。まもなく彼女は、夫が仕事をしていても彼の存在を感じられるようになる。通りをはさんで向かいには、孤独な隣人が暮らしていて、過激なポルノにも飽きた彼は、イングリッドに関心を示すようになる。彼女もそれに気づいていたが、彼女が恐れていたのは、そんなアパートの外のことではなかった。自分の内面の方がよっぽど心配なのだった。
 “Reprise”、“Oslo, 31. august”で知られるEskil Vogtの第3監督長編。
 サンダンス映画祭2014 脚本賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2014 パノラマ部門出品。LABEL EUROPA CINEMAS受賞。
 CPH:PIX2014 New Talent Grand Pix(新人監督賞)受賞。
 イスタンブール国際映画祭2014 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 トランシルヴァニア国際映画祭2014 コンペティション部門出品。

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 ・『ブラインド・デート』“Blind Dates”(グルジア) 監督:レヴァン・コグアシュヴィリ(Levan Koguashvili)
 物語:サンドロは、トビリシに住む40代の歴史教師。いまだに独身で、両親とともに暮らし、母親からは、いかげんに結婚しろと言われ続けている。といって、彼に女性と出会う機会は乏しく、デート・サイトと通じてやりとりするくらいしかない。そんな彼が、ヘアドレッサーで、教え子の母親であるマナナに恋してしまう。彼は、気性の荒い彼女の夫テンゴがまもなく刑務所から出所すると聞き、刑務所まで彼女を車で送ると約束する。彼女を刑務所まで連れて行ったその日、彼は、そのまま帰らずに、彼女と夫が出てくるのを待って、彼らを彼らの家まで送り届けることにする。
 カルヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 Work in Progress賞受賞。
 トロント国際映画祭2013 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。
 東京国際映画祭2013 コンペティション部門出品。
 アブダビ国際映画祭2013 ニュー・ホライズンズ・コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。
 ソフィア国際映画祭2014 インターナショナル・コンペティション部門出品。グランプリ、監督賞、国際批評家連盟賞受賞。
 ヴィリニュス国際映画祭2014 New Europe−New Namesコンペティション部門出品。監督賞受賞。
 レッチェ・ヨーロッパ映画祭2014 グランプリ(ゴールデン・オリーブ賞)受賞。

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 *当ブログ記事

 ・「ヴァラエティー」が選ぶ、観るべき10人の監督たち2014:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_8.html

 ・カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2014 コンペティション部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_2.html
 ・カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2014 ラインナップその2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201407/article_5.html

 ・パームスプリングス国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_46.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年5月〜12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_9.html

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