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zoom RSS 学生アカデミー賞2014 ファイナリスト発表!

<<   作成日時 : 2014/05/04 13:49   >>

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 第41回学生アカデミー賞のファイナリストが発表されました。(5月2日)

 学生アカデミー賞は、アメリカの映画芸術科学アカデミーによる学生作品を対象とするコンペティションで、ロバート・ゼメキス(“A Field of Honor”(1975))、ジョン・ラセター(“Lady and the Lamp”(1979)、“Nitemare”(1980))、ジャコ・ヴァン・ドルマル(“Maedeli la brèche”(1981))、スパイク・リー(『ジョーズ・バーバー・ショップ』(1983))らを輩出したりして、もともと未来の映画監督への登竜門的なところがありましたが、このところさらに注目度を増しているのは、2011年、2012年と学生アカデミー賞受賞作品がそのまま本家の米国アカデミー賞にノミネートされたり、受賞したりするようになっているからです。

 2011年の米国アカデミー賞では学生アカデミー賞ナラティヴ部門金賞受賞作品『ゴッド・オブ・ラブ』“God of Love”(Luke Matheny監督)と外国映画部門受賞作品『告白』“The Confession”(Tanel Toom監督)がそれぞれ短編映画賞にノミネートされ、前者が受賞を果たしていますし、2012年の米国アカデミー賞では学生アカデミー賞外国語映画部門金賞受賞作品『チューバ・アトランティック』“Tuba Atlantic”(Hallvar Witzø監督)と同じくブロンズ賞受賞作品『息子』“Raju”(Max Zähle監督)がそれぞれ米国アカデミー賞短編映画賞にノミネートされています。

 外国映画部門は、これまでもHonorary Foreign Filmとしてあることはあったのですが、2011年より他の部門と同じく正式なコンペティション部門に昇格していて、これが学生アカデミー賞から本家・米国アカデミー賞への流れをより強化したと言えるかもしれません。

 2012年度と2013年度は、残念ながら、学生アカデミー賞受賞作品から米国アカデミー賞にノミネートされた作品はありませんでしたが、本年度はどうでしょうか。

 ノミネーションは今月中に発表され、受賞結果(金賞、銀賞、ブロンズ賞)は、6月7日に行なわれる授賞式(@DGAシアター in ハリウッド)で発表されることになっています。

 なお、学生アカデミー賞には、オルタナティヴ部門とアニメーション部門とドキュメンタリー部門とナラティヴ部門と外国映画部門がありますが、ドキュメンタリー部門を除く4部門の金賞受賞作品に対して、米国アカデミー賞本選への「資格」が与えられます。(オルタナティヴ部門とナラティヴ部門と外国映画部門の金賞受賞作品が、米国アカデミー賞2015短編映画賞の有資格作品となり、アニメーション部門金賞作品が米国アカデミー賞2015短編アニメーション賞の有資格作品となります。)

画像

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 ◆オルタナティヴ部門(Alternative)
 ・“Dreamers” 監督:Joseph Dwyer(ボストン大学)
 ・“Entropic Apogee” 監督:Bill Manolios(CalArts)
 ・“Jaspa’ Jenkins” 監督:Robert Carnilius(Columbia College Chicago)
 ・“Oscillate” 監督:Daniel Sierra(スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ、ニューヨーク)
 ・“Passer Passer” 監督:Louis Morton(南カリフォルニア大学)
 ・“Person” 監督:Drew L. Brown(The Art Institute of Jacksonville, Florida)
 ・“The Private Life of Fenfen” 監督:Leslie Tai(スタンフォード大学)
 ・“Staircases” 監督:Steinar Bergoy Nedrebo(スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ、ニューヨーク)

 ◆アニメーション(Animation)
 ・“Baxter” 監督:Ty Coyle(Savannah College of Art and Design, Georgia)
 ・“Goodnight Boon” 監督:Jeremy Jensen(ニューヨーク大学)
 ・“Higher Sky” 監督:Teng Cheng(南カリフォルニア大学)
 ・“Marcel” 監督:Eric Cunha & Seung Sung(スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ、ニューヨーク)
 ・“Owned” 監督:Daniel Clark & Wesley Tippetts(Brigham Young University, Utah)
 ・“Roadkill Redemption” 監督:Karl Hadrika(Ringling College of Art and Design, Florida)
 ・“Two Ghosts” 監督:Amy Lee Ketchum(南カリフォルニア大学)
 ・“Umbra” 監督:Pedro Jesus Atienzar Godoy(Pratt Institute, New York)
 ・“Yamashita” 監督:Hayley Foster(ロヨラ・メリーマウント大学、カリフォルニア)

 ◆ドキュメンタリー(Documentary)
 ・“The Apothecary” 監督:Helen Hood Scheer(スタンフォード大学)
 ・“Eth“no”representation” 監督:Ryan Metzler & Scott Kulicke(オクシデンタル・カレッジ、カリフォルニア)
 ・“Heel’d” 監督:Thomas Smith & McKenna Hinkle(ヴィラノーヴァ大学、ペンシルヴァニア)
 ・“Light Mind” 監督:Jie Yi(スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ、ニューヨーク)
 ・“My Sister Sarah” 監督:Elizabeth Chatelain(テキサス大学オースティン)
 ・“One Child” 監督:Zijian Mu(ニューヨーク大学)
 ・“Punches & Pedicures” 監督:Ashley Brandon & Dennis Höhne(Wright State University, Ohio)
 ・“Scattered” 監督:Lindsay Lindenbaum(スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ、ニューヨーク)
 ・“White Earth” 監督:J. Christian Jensen(スタンフォード大学)

 ◆ナラティヴ部門(Narrative)
 ・“AM800” 監督:James Roe(ニューオリンズ大学)
 ・“Above the Sea” 監督:Keola Racela(コロンビア大学ニューヨーク)
 ・“Door God” 監督:Yulin Liu(ニューヨーク大学)
 ・“Interstate” 監督:Camille Stochitch(AFI)
 ・“Istifa (Resignation)” 監督:Rahat Mahajan(Art Center College of Design, California)
 ・“So You’ve Grown Attached” 監督:Kate Tsang(ニューヨーク大学)
 ・“Sweepstakes” 監督:Mark Tumas(テンプル大学、ニューヨーク)
 ・“Way in Rye” 監督:Goran Stankovic(AFI)
 ・“What Remains” 監督:Julie Zografos Koegl(University of North Carolina School of the Arts)

 ◆外国映画部門(Foreign Film)
 ・“Border Patrol”(英) 監督:Peter Baumann(The Northern Film School)
 ・“North”(英) 監督:Philip Sheerin(英国国立映画テレビ学校)
 ・“Souffle Court”(仏) 監督:Johann Dulat(ENS Louis-Lumière – The National Film, Photography & Sound Engineering School)
 ・“Sacred Defense”(オランダ) 監督:Nima Mohaghegh(Netherlands Film Academy)
 ・“Nocebo”(独) 監督:Lennart Ruff(ミュンヘンTV映画大学)
 ・“Wo Wir Sind”(独) 監督:Ilker Çatak(ハンブルク大学)
 ・“Kam”(スロヴェニア) 監督:Katarina Morano(University of Ljubljana – Academy of Theatre, Radio, Film and Television)
 ・“The Oasis”(デンマーク) 監督:Carl Marott(The National Film School of Denmark)
 ・“Paris on the Water”(イスラエル) 監督:Hadas Ayalon(テルアビブ大学)
 ・“Intruder”(韓) 監督:Geun Buem Park(韓国映画アカデミー)

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 今回は、日本人の作品は1本もありませんでした。“Yamashita”というタイトルの作品がありますが、監督は日本人ではないようです。

 監督の名前を見ると、韓国人や中国人(台湾人?)とおぼしき名前が多く見かけられます。
 国際的な映画祭や映画賞の学生作品に韓国人や中国人の作品が多くなってきているというのは、これまでも感覚としてなんとなく感じていましたが、こうした傾向が続けば、今後、国際的に活躍する韓国人や中国人がたくさん出てくることになるかもしれません。米国アカデミー賞では、日本は、今のところ他のアジア諸国を圧倒して、ノミネート&受賞を果たしていますが、いつか追い越される日が来てしまうかもしれませんね。

 
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 *当ブログ記事

 ・学生アカデミー賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_37.html
 ・学生アカデミー賞2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201306/article_9.html

 ・学生アカデミー賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_14.html

 ・学生アカデミー賞2009 ファイナリスト発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200905/article_1.html
 ・学生アカデミー賞2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200906/article_16.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

 追記:
 ・学生アカデミー賞2014 入賞作品発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_30.html

 ・学生アカデミー賞2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201406/article_9.html

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