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zoom RSS カンヌ国際映画祭2014 星取表!

<<   作成日時 : 2014/05/16 01:08   >>

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 第67回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門の、フランスの媒体による星取表を書き出しておきます。

 媒体数は例年と同じで15媒体。評価は、×から★、★★、★★★、★★★★までの5段階評価で、媒体によっては未見・無評価(−)の作品もあります。

 評価が高い作品がそのままカンヌ国際映画祭で賞を与えられるということはありませんが、ここでの評価がその後の作品の評価に準ずるものであるということは言っていいかと思われます。

 星取表と受賞結果の関係、および、各媒体の傾向性などは、文末に【傾向と対策】としてまとめてあります。

画像

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 ・“Mr.Turner”(英) 監督:マイク・リー
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:★
 ル・フィガロ:×
 カイエ・デュ・シネマ:★★
 ル・モンド:★
 ポジティフ:★★
 ル・パリジャン:★★
 テレラマ:★
 ユマニテ:★★★
 Inrockuptibles:×
 Ouest france:★★
 Le Nouvel observateur:★★★
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:★★★★
 ※トータル:29 平均:1.933

 ・“Jimmy's Hall”(英・アイルランド・仏) 監督:ケン・ローチ
 フランス版プレミア:★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:★★★★
 ル・フィガロ:★★
 カイエ・デュ・シネマ:×
 ル・モンド:★
 ポジティフ:★★
 ル・パリジャン:★★★
 テレラマ:★★
 ユマニテ:−
 Inrockuptibles:★
 Ouest france:★
 Le Nouvel observateur:★★
 Le Journal du Dimanche:★
 L’Express:★★
 ※トータル:23 平均:1.786

 ・“Saint Laurent”(仏) 監督:ベルトラン・ボネロ
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★★
 スチュディオ・マガジン:★★
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:★★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★★
 テレラマ:★★★★
 ユマニテ:★
 Inrockuptibles:★★★★
 Ouest france:★★
 Le Nouvel observateur:★
 Le Journal du Dimanche:★
 L’Express:★★★
 ※トータル:35 平均:2.333

 ・“The Search”(仏) 監督:ミシェル・アザナヴィシウス
 フランス版プレミア:★★
 La Croix:★★
 スチュディオ・マガジン:★★
 ル・フィガロ:×
 カイエ・デュ・シネマ:×
 ル・モンド:★
 ポジティフ:★
 ル・パリジャン:★★★
 テレラマ:×
 ユマニテ:★★
 Inrockuptibles:×
 Ouest france:★
 Le Nouvel observateur:★
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:★★★
 ※トータル:20 平均:1.333

 ・“Sils Maria”(仏・スイス・独) 監督:オリヴィエ・アサイヤス
 フランス版プレミア:★★
 La Croix:★★
 スチュディオ・マガジン:−
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★
 ル・パリジャン:★★★
 テレラマ:★
 ユマニテ:−
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:★★
 Le Nouvel observateur:−
 Le Journal du Dimanche:★★★
 L’Express:★
 ※トータル:25 平均:2.083

 ・“Deux jours, une nuit”(仏・ベルギー) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★★★★
 スチュディオ・マガジン:★★★★
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★★★
 ル・パリジャン:★★★★
 テレラマ:★★★★
 ユマニテ:★★★
 Inrockuptibles:★★★★
 Ouest france:★★★★
 Le Nouvel observateur:★★★★

 Le Journal du Dimanche:★★★
 L’Express:★★
 ※トータル:48 平均:3.2

 ・“Le meraviglie”(伊) 監督:アリーチェ・ロルヴァケル
 フランス版プレミア:★
 La Croix:★
 スチュディオ・マガジン:★
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:★
 ル・モンド:★
 ポジティフ:★
 ル・パリジャン:−
 テレラマ:★
 ユマニテ:★
 Inrockuptibles:★★
 Ouest france:★
 Le Nouvel observateur:★
 Le Journal du Dimanche:★
 L’Express:−
 ※トータル:14 平均:1.077

 ・“Adieu au Language”(スイス) 監督:ジャン=リュック・ゴダール
 フランス版プレミア:−
 La Croix:★
 スチュディオ・マガジン:★
 ル・フィガロ:×
 カイエ・デュ・シネマ:★★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★
 ル・パリジャン:×
 テレラマ:×
 ユマニテ:★★
 Inrockuptibles:★★★★
 Ouest france:★★★
 Le Nouvel observateur:−
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:×
 ※トータル:20 平均:1.538

 ・“Leviathan”(ロシア) 監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
 フランス版プレミア:−
 La Croix:★★★★
 スチュディオ・マガジン:★★
 ル・フィガロ:★★★★
 カイエ・デュ・シネマ:★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★★★
 ル・パリジャン:−
 テレラマ:★★★
 ユマニテ:−
 Inrockuptibles:★★
 Ouest france:★★★★
 Le Nouvel observateur:−
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:★★★
 ※トータル:33 平均:3

 ・“Kis Uykusu”(トルコ・独・仏) 監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
 フランス版プレミア:★★
 La Croix:★★★★
 スチュディオ・マガジン:★★
 ル・フィガロ:×
 カイエ・デュ・シネマ:★
 ル・モンド:★★★★
 ポジティフ:★★★★
 ル・パリジャン:−
 テレラマ:★★★★
 ユマニテ:★★★
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:★★★
 Le Nouvel observateur:★★★
 Le Journal du Dimanche:★★★★
 L’Express:★
 ※トータル:38 平均:2.714

 ・『2つ目の窓』(日) 監督:河瀬直美
 フランス版プレミア:★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:×
 ル・フィガロ:−
 カイエ・デュ・シネマ:★
 ル・モンド:★★★★
 ポジティフ:★
 ル・パリジャン:−
 テレラマ:★
 ユマニテ:★★
 Inrockuptibles:★★
 Ouest france:★★★
 Le Nouvel observateur:★★
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:★
 ※トータル:23 平均:1.769

 ・“Maps To The Stars”(カナダ・米・仏・独) 監督:デイヴィッド・クローネンバーグ
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★
 スチュディオ・マガジン:★★★
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:★★★★
 ル・モンド:★★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★
 テレラマ:★★★
 ユマニテ:★
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:×
 Le Nouvel observateur:★
 Le Journal du Dimanche:★★★
 L’Express:×
 ※トータル:39 平均:1.933

 ・“Mommy”(仏・カナダ) 監督:グザヴィエ・ドラン
 フランス版プレミア:★★★★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:★★★★
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:★★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★
 テレラマ:★★★
 ユマニテ:−
 Inrockuptibles:★★★★
 Ouest france:★
 Le Nouvel observateur:★★
 Le Journal du Dimanche:★★★★
 L’Express:★★★
 ※トータル:39 平均:2.786

 ・“The Captive”(カナダ) 監督:アトム・エゴヤン
 フランス版プレミア:★★★★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:−
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:×
 ル・モンド:★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★
 テレラマ:×
 ユマニテ:★
 Inrockuptibles:★
 Ouest france:★★
 Le Nouvel observateur:★
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:★
 ※トータル:21 平均:1.5

 ・“The Homesman”(米) 監督:トミー・リー・ジョーンズ
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:−
 ル・フィガロ:★★★★
 カイエ・デュ・シネマ:×
 ル・モンド:×
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★★★
 テレラマ:★
 ユマニテ:★★
 Inrockuptibles:★★
 Ouest france:★★★
 Le Nouvel observateur:★★
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:★★
 ※トータル:30 平均:2.143

 ・“Foxcatcher”(米) 監督:ベネット・ミラー
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:★★★
 ル・フィガロ:×
 カイエ・デュ・シネマ:★★★★
 ル・モンド:★★
 ポジティフ:★★
 ル・パリジャン:★★★
 テレラマ:★★
 ユマニテ:★★★★
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:★★★
 Le Nouvel observateur:★
 Le Journal du Dimanche:★★
 L’Express:★★★
 ※トータル:38 平均:2.533

 ・“Relatos salvajes”(アルゼンチン・西) 監督:Damian Szifron
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★★
 スチュディオ・マガジン:★★★
 ル・フィガロ:★★★
 カイエ・デュ・シネマ:×
 ル・モンド:★★
 ポジティフ:★★
 ル・パリジャン:★★
 テレラマ:×
 ユマニテ:★★
 Inrockuptibles:★★
 Ouest france:★★
 Le Nouvel observateur:★
 Le Journal du Dimanche:★★★
 L’Express:−
 ※トータル:27 平均:1.929

 ・“Timbuktu”(仏・マリ) 監督:アブデラマン・シサコ(Abderrahmane Sissako)
 フランス版プレミア:★★
 La Croix:★★★★
 スチュディオ・マガジン:★★★★
 ル・フィガロ:★★★
 カイエ・デュ・シネマ:★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★★★★
 テレラマ:★★
 ユマニテ:★★★
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:★★
 Le Nouvel observateur:★★★
 Le Journal du Dimanche:★★★★
 L’Express:★★★
 ※トータル:45 平均:3

 
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 ◆コンペティション部門以外の作品

 ・『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(仏・米・ベルギー・伊) 監督:オリヴィエ・ダアン 
 フランス版プレミア:×
 La Croix:★
 スチュディオ・マガジン:★
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:−
 ル・モンド:×
 ポジティフ:★
 ル・パリジャン:★★
 テレラマ:×
 ユマニテ:★
 Inrockuptibles:×
 Ouest france:★
 Le Nouvel observateur:×
 Le Journal du Dimanche:★
 L’Express:★★
 ※トータル:11 平均:0.786

 ・“Party Girl”(仏) 監督:Marie Amachoukeli、Claire Burger、Samuel Theis
 フランス版プレミア:★★★
 La Croix:★★
 スチュディオ・マガジン:★★★
 ル・フィガロ:★★
 カイエ・デュ・シネマ:★
 ル・モンド:★★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★★★★
 テレラマ:★★
 ユマニテ:★★
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:★★★
 Le Nouvel observateur:★★
 Le Journal du Dimanche:−
 L’Express:★★
 ※トータル:34 平均:2.429

 ・“La Chambre Bleue (The Blue Room)”(仏) 監督:マチュー・アマルリック
 フランス版プレミア:★★
 La Croix:★★★
 スチュディオ・マガジン:★★★★
 ル・フィガロ:★
 カイエ・デュ・シネマ:★★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:★★
 テレラマ:×
 ユマニテ:★★
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:★★
 Le Nouvel observateur:★★★
 Le Journal du Dimanche:★
 L’Express:−
 ※トータル:32 平均:2.286

 ・“Jauja”(デンマーク・米・アルゼンチン) 監督:Lisandro Alonso
 フランス版プレミア:★
 La Croix:−
 スチュディオ・マガジン:−
 ル・フィガロ:×
 カイエ・デュ・シネマ:★★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:−
 ル・パリジャン:−
 テレラマ:−
 ユマニテ:★★★★
 Inrockuptibles:ー
 Ouest france:★
 Le Nouvel observateur:−
 Le Journal du Dimanche:−
 L’Express:−
 ※トータル:13 平均:2.167

 ・Bird People”(仏) 監督:パスカル・フェラン(Pascale Ferran)
 フランス版プレミア:★★
 La Croix:★★
 スチュディオ・マガジン:★★
 ル・フィガロ:×
 カイエ・デュ・シネマ:★★★
 ル・モンド:★★★
 ポジティフ:★★★
 ル・パリジャン:−
 テレラマ:★★★
 ユマニテ:★
 Inrockuptibles:★★★
 Ouest france:★★★
 Le Nouvel observateur:★★
 Le Journal du Dimanche:★★★
 L’Express:★★
 ※トータル:32 平均:2.286

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 参考データとして、5人の監督が重なっている2011年の星取表のデータを書き出しておくことにします。

 ◆平均点
 ・ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 『少年と自転車』:2.733 グランプリ
 ・テレンス・マリック 『ツリー・オブ・ライフ』:2.714 パルムドール
 ・アキ・カウリスマキ 『ル・アーヴルの靴みがき』:2.692
 ・ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』:2.667 男優賞
 ・ナンニ・モレッティ 『ローマ法王の休日』:2.6
 ・ラース・フォン・トリアー 『メランコリア』:2.5 女優賞
 ・マイウェン 『パリ警視庁:未成年保護部隊』:2.467 審査員賞
 ・ペドロ・アルモドバル 『私が、生きる肌』:2.466
 ・アラン・カヴァリエ “Pater”『パテール』:2.4
 ・ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『昔々、アナトリアで』:2.333 グランプリ
 ・パオロ・ソレンティーノ 『きっと、ここが帰る場所』:2
 ・ニコラス・ウィンディング・レフン 『ドライヴ』:1.933 監督賞
 ・ベルトラン・ボネロ 『メゾン ある娼館の記憶』:1.867
 ・リン・ラムジー 『少年は残酷な弓を射る』:1.714
 ・三池崇史 『一命』:1.357
 ・ラデュ・ミヘイレアニュ “La Source Des Femmes (The Source)”:1.333
 ・マルクス・シュラインツァー 『ミカエル』:1.267
 ・ジュリア・リー 『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』:1.267
 ・河瀬直美 『朱花の月』:1.2
 ・ヨセフ・シダー “Hearat Shulayim (Footnote)”:0.867 脚本賞

 ◆ ★★★★獲得作品
 ・テレンス・マリック 『ツリー・オブ・ライフ』:6媒体 パルムドール
 ・ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』:5媒体 男優賞
 ・マイウェン 『パリ警視庁:未成年保護部隊』:4媒体 審査員賞
 ・ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 『少年と自転車』:3媒体 グランプリ
 ・ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『昔々、アナトリアで』:3媒体 グランプリ
 ・ニコラス・ウィンディング・レフン 『ドライヴ』:3媒体 監督賞
 ・ラース・フォン・トリアー 『メランコリア』:3媒体 女優賞
 ・パオロ・ソレンティーノ 『きっと、ここが帰る場所』:3媒体
 ・アキ・カウリスマキ 『ル・アーヴルの靴みがき』:2媒体
 ・ナンニ・モレッティ 『ローマ法王の休日』:2媒体
 ・ペドロ・アルモドバル 『私が、生きる肌』:2媒体
 ・アラン・カヴァリエ 『パテール』“Pater”:2媒体
 ・ベルトラン・ボネロ 『メゾン ある娼館の記憶』:2媒体

 ◆×獲得作品
 ・マルクス・シュラインツァー 『ミカエル』:5媒体
 ・ヨセフ・シダー “Hearat Shulayim (Footnote)”:4媒体 脚本賞
 ・ニコラス・ウィンディング・レフン 『ドライヴ』:3媒体 監督賞
 ・ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『昔々、アナトリアで』:3媒体 グランプリ
 ・河瀬直美 『朱花の月』:2媒体
 ・ジュリア・リー 『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』:2媒体
 ・リン・ラムジー 『少年は残酷な弓を射る』:2媒体
 ・ベルトラン・ボネロ 『メゾン ある娼館の記憶』:2媒体
 ・パオロ・ソレンティーノ 『きっと、ここが帰る場所』:2媒体
 ・ラデュ・ミヘイレアニュ “La Source Des Femmes (The Source)”:1媒体
 ・三池崇史 『一命』:1媒体
 ・ペドロ・アルモドバル 『私が、生きる肌』:1媒体
 ・ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 『少年と自転車』:1媒体 グランプリ
 ・ラース・フォン・トリアー 『メランコリア』:1媒体 女優賞
 ・ナンニ・モレッティ 『ローマ法王の休日』:1媒体
 ・テレンス・マリック 『ツリー・オブ・ライフ』:1媒体 パルムドール

 2011年のカンヌ国際映画祭は、何らかの賞が与えられるだろうと予想されたアキ・カウリスマキの『ル・アーヴルの靴みがき』とナンニ・モレッティの『ローマ法王の休日』が無冠に終わり、その一方で、ヨセフ・シダーに脚本賞が与えられたのが意外だったのと、『昔々、アナトリアで』にグランプリ、ニコラス・ウィンディング・レフンに監督賞が贈られたのがやや予想外だった印象で、アキ・カウリスマキとナンニ・モレッティに審査員賞か監督賞が与えられていれば、おおよそ各作品の評価に見合った受賞結果になっていたんじゃないか、と思われます。

 平均点で見ると、上位2作品にグランプリの一方とパルムドールが贈られ、上位7位までに、監督賞と脚本賞を除く、すべてのオフィシャルの賞が贈られています。

 ★★★★獲得作品で見ると、★★★★を3つ以上の媒体で獲得した作品は、1作品を除いて、すべてオフィシャルの賞が贈られています。

 ×獲得作品で見ると、どんなに評価の高い作品でも×1つくらいはつけられてしまうのは仕方ありませんが、そのほか、ここでもヨセフ・シダーとニコラス・ウィンディング・レフン(とヌリ・ビルゲ・ジェイラン)の×の数と受賞結果にバランスの悪さを感じさせられます。まあ、これら3作品は、賛否の分かれる作品だったということでしょうか。

 結果的に、×が多くても、受賞の可能性はなくならない、あるいは、×が多くても、★★★★獲得媒体が多ければ、受賞の可能性は高い、ということがわかります。

 【星取表の傾向と対策】

 以上を踏まえて、星取表と受賞結果の傾向と対策をまとめると―

 ・星取表の採点は、必ずしも受賞結果には反映されない。全体的に評価の高い作品に必ず賞が与えられるとは限らないし、どういう作品に賞が与えられるかには審査員の意向や好みによって大きく左右される。

 ・しかしながら、上位の賞(パルムドール、グランプリ)は、星取表の上位の作品に与えられることが多い。

 ・星取り平均が2.5以上の作品には賞が与えられやすい。

 ・作家主義的な作品に賞が与えられるようであれば、ル・モンドやInrockuptiblesの評価が参考になる。

 ・スチュディオ・マガジンやユマニテは、フランス映画びいきなので、その評価は割り引いて考える必要がある。

 ・平均点の高い作品より、絶賛評(★★★★)のある作品(好みの分かれる作品)に賞が与えられる場合もある。

 ・×があっても★★★★があれば上位の賞の受賞の可能性が残されているが、×があって、★★★★がない作品は上位入賞は難しい。

 ※媒体によっては年ごとに評者が異なる場合もあるので、媒体ごとの傾向性も年によって違う可能性があります。

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 ・カンヌ国際映画祭2014 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_23.html
 ・カンヌ国際映画祭2014コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_24.html
 ・カンヌ国際映画祭2014短編部門、シネフォンダシオン部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_22.html
 ・カンヌ国際映画祭2014批評家週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_28.html
 ・カンヌ国際映画祭2014監督週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_29.html
 ・カンヌ国際映画祭2014追加上映作品、カンヌ・クラシック部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_1.html

 ・カンヌ国際映画祭2014 パルムドール 予想オッズ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_13.html

 ・カンヌ国際映画祭2013 星取表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_26.html
 ・カンヌ国際映画祭2012 星取表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_15.html
 ・カンヌ国際映画祭2011 星取表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_9.html
 ・カンヌ国際映画祭2010 星取表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201005/article_22.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

 追記:
 ・カンヌ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_36.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今回もカンヌの季節が来て、毎日ここで星取表を確認するのが楽しみですが、一つ指摘させていただきます。
今回のコンペと2011年のコンペで被ってる監督は4人ではなく、ミシェル・アザナヴィシウス、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン、ベルトラン・ボネロ、ダルデンヌ兄弟、河瀬直美の5人です。
タラコフスキー
2014/05/16 11:31
タラコフスキーさま
大変失礼しました。
お詫びのしるしとして、向う10年間、タラコフスキーさんの、当ブログの閲覧およびコメントを遠慮させていただくことにしました(笑)
ありがとうございました。
なりすましもやめてね。
umikarahajimaru
2014/05/16 19:07

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