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zoom RSS カンヌ国際映画祭2014 追加上映作品、カンヌ・クラシック部門ラインナップ

<<   作成日時 : 2014/05/01 01:47   >>

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 第67回カンヌ国際映画祭の追加上映作品と、カンヌ・クラシック部門のラインナップが発表されました。(4月30日)

 【アウト・オブ・コンペティション部門】

 ・“L’Homme qul’on aimait trop ((In The Name of my Daughter )”(仏) 監督:アンドレ・テシネ
 出演:ギョーム・カネ、カトリーヌ・ドヌーヴ、アデル・エネル
 物語:1976年。アニエスは、ニースのカジノのオーナーの娘で、10歳年上のハンサムな弁護士モーリス・アニュレに恋をする。しかし、アニュレは、カジノを経営するアニエスの母のライバル、フラトーニに雇われていて、300万フランで、カジノを買収しようとしていた。アニエスは、自分の持ち株を売ることに承諾した後で、アニュレの裏切りを知って、怒り、自殺未遂を起こす。アニュレは去ったが、その後、アニエスは失踪する……。
 1977年に起こったアニエス・ルルー(Agnès Le Roux)失踪事件を元にした作品。
 ニースには、ルルー一族が運営するカジノと、コルシカ人ジャン=ドミニク・フラトーニ(Jean-Dominique Fratoni)が運営するカジノがあり、フラトーニは、カジノ利権の独占を目論んで、弁護士ジャン=モーリス・アニュレ(Jean-Maurice Agnelet)を使って、ルルー一族のカジノを買収しようとする。プレイボーイのアニュレは、ルルー一族の娘アニエル・ルルーを誘惑し、買収は成功。ところが、ルルーに振り込まれたはずのお金がアニュレの口座に流れていることがわかり、アニュレは業務上背任の罪に問われる。その後、1977年にアニエス・ルルーは、乗っていた車もろとも失踪し、アニュレが殺人容疑で逮捕される。アニエス・ルルーの遺体も血痕も見つかないまま、裁判は三審まで進み、2014年4月にアニュレに対し懲役20年の刑が確定した。

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 【特別上映作品】

 ・“Géronimo”(仏) トニー・ガトリフ
 出演:セリーヌ・サレット(Céline Salette)、Rachid Yous、David Murgia
 物語:南仏。ジェロニモは、30歳で、長らく街頭教育者をしていて、町の人々から尊敬されている。ある時、町に16歳のトルコ人娘Nil Terziが流れてくる。彼女は、強制結婚から逃げて、恋人であるラッキー・モリーナを捜しにきたのだった。両家のもめごとは町に飛び火する。ジェロニモは、狂気じみた諍いに割って入って、その騒動をやめさせようとする……。

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 ・“Of Men and War (Des Hommes et de la guerre)”(仏) 監督:Laurent Bécue-Renard [ドキュメンタリー]
 詳細不詳。

 ・“The Owners”(カザフスタン) 監督:Adilkhan Yerzhanov
 詳細不詳。

 ・“El Ardor(The Ardor)”(アルゼンチン・ブラジル・仏・米) 監督:Pablo Fendrik
 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、アリシー・ブラガ(Alice Braga)
 物語:Kaiは、川を下ってやってきて、タバコ農場に住み着く。農場は、長らく侵入者による脅威に脅かされていたが、ある夜、農場は攻撃を受け、農場主が殺され、娘Vaniaが誘拐される。Kaiは、何もすることができなかった。賊が去った後、Kaiは、敵の弱点を攻めて、Vaniaを助け出そうとする。

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 ・“The Prophet”(米・カナダ・レバノン・カタール)
 監督:ロジャー・アレーズ(Roger Allers)、ゲイトン・ブリッツィ(Gaëtan Brizzi)、ポール・ブリッツィ(Paul Brizzi)、Joan C. Gratz、Mohammed Saeed Harib、トム・ムーア、Nina Paley、ビル・プリントン、ジョアン・スファール、Michal Socha
 出演:リアム・ニーソン、サルマ・ハエック、ジョン・クラシンスキー、クヮヴェンジャネ・ウォリス、アルフレッド・モリーナ、フランク・ランジェラ、アサフ・コーエン(Assaf Cohen)、Gunnar Sizemore、Leah Allers
 レバノン出身の作家ハリール・ジブラーン(Kahlil Gibran)の『預言者』を元にしたオムニバス・アニメーションで、各アニメーション監督が担当した短編が「章」を構成する。

 【ある視点部門】

 ・“White God (Fehér Isten)”(ハンガリー・独・スウェーデン) 監督:コーネル・ムンドルッツォ(Kornél Mundruczó)
 物語:リリは12歳。彼女は、父親に犬を棄てられて、家を飛び出して、捜しに行く。
 この作品のために、200頭の犬が集められ、トレーニングされた。

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 【クロージング作品】

 『荒野の用心棒』(1964/伊) 監督:セルジオ・レオーネ
 マカロニ・ウェスタン50周年記念上映。クエンティン・タランティーノがホストを務める。

 【カンヌ・クラシック部門】

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 ・『巌窟の野獣』(1939/英) 監督:アルフレッド・ヒッチコック

 ・『兵士トーマス』“Overlord”(1975/英) 監督:スチュアート・クーパー(Stuart Cooper)

 ・“Wooden Crosses (Les Croix De Bois)”(1931/仏) 監督:レイモン・ベルナール(Raymond Bernard)

 ・『陽は昇る』“Daybreak (Le Jour Se Leve)”(1939/仏) 監督:マルセル・カルネ

 ・『牝犬』(1939/仏) 監督:ジャン・ルノワール

 ・『城の生活』(1965/仏) 監督:ジャン=ポール・ラプノー

 ・“Les Violons Du Bal”(1974/仏) 監督:ミシェル・ドラック(Michel Drach)

 ・『愚公山を移す』“Regards Sur Une Revolution:Comment Yukong Deplaça Les Montagnes”(1976/仏/1時間11分) 監督:マルセリーヌ・ロリダン(Marceline Loridan)、ヨリス・イヴェンス
 “Comment Yukong Deplaça Les Montagnes”は、全編だと763分ある作品ですが、今回修復上映されるのはその一部であるようです。

 ・『終電車』(1980/仏) 監督:フランソワ・トリュフォー

 ・『不安』(1954/伊・西独) 監督:ロベルト・ロッセリーニ

 ・『荒野の用心棒』(1964/伊) 監督:セルジオ・レオーネ

 ・『パリ、テキサス』(1984/西独・仏) 監督:ヴィム・ヴェンダース

 ・『偶然』(1981/ポーランド) 監督:クシシュトフ・キェシロフスキ

 ・『ざくろの色』(1968/ソ連) 監督:セルゲイ・パラジャーノフ

 ・『青い山/本当らしくない本当の話』(1983/グルジア・ソ連) 監督:エリダル・シュンゲラーヤ(Eldar Shengelaia)

 ・『残酷ドラゴン・血斗!竜門の宿』(1967/台湾) 監督:キン・フー

 ・『青春残酷物語』(1960/日) 監督:大島渚

 ・『東京オリンピック』(1965/日) 監督:市川崑

 ・『レオロ』(1992/カナダ) 監督:ジャン=クロード・ローゾン

 ・『失はれた地平線』(1937/米) 監督:フランク・キャプラ

 〈ゲスト・オブ・オナー:ソフィア・ローレン〉

 ・“La Voce Humana”(2014/米・伊/25分) 監督:Edoardo Ponti
 出演:ソフィア・ローレン、Enrico Lo Verso
 物語:人生の黄昏に差し掛かっている女性が、愛する男性から電話で別れを切り出されて、感情の赴くままに行動する。
 ジャン・コクトーの一人芝居『人間の声』の映画化。
 監督は、ソフィア・ローレンとカルロ・ポンティの息子。

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 ・『あゝ結婚』“Marriage Italian Style(Matrimonio all'italiana)”(1964/伊) 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ

 〈最新ドキュメンタリー:映画の映画〉

 ・“The Go-Go Boys: The Inside Story Of Cannon Films”(2014/イスラエル) 監督:Hilla Medalia  [ドキュメンタリー]
 イスラエル出身のメナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバスといういとこ同士が立ち上げたキャノン・フィルム(1967-1993)に関するドキュメンタリー。300本以上もの映画を製作したキャノン・フィルムズの成功と崩壊そして相反する性格を持つ創立者2人のパーソナリティーに迫る。
 出演:シルベスター・スタローン、ジョン・ヴォイト、チャールズ・ブロンソン、チャック・ノリス、ビリー・ドラゴ、マイケル・ダディコフ、フランコ・ゼッフィッレリ、アンドレイ・コンチャロススキー、メナヘム・ゴーラン、ヨーラム・グローバス

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 ・“Life Itself”(2014/米) 監督:スティーヴ・ジェームズ(Steve James) [ドキュメンタリー]
 映画批評家、ソーシャル・コメンテーターとして知られるロジャー・エバートの人生に迫る。映画批評活動から、約四半世紀にわたるジーン・シスケルとのレビュー番組、そして癌との闘いと、そのためによる身体障害まで。
 出演:ロジャー・エバート、マーティン・スコセッシ、ヴェルナー・ヘルツォーク、エロール・モリス、Ava DuVernay、ラミン・バーラニ、Chaz Ebert
 『フープ・ドリームス』『スティーヴィー』のスティーヴ・ジェームズ監督最新作。
 サンダンス映画祭2014 Docプレミア部門出品。

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 【Cinema De La Plage部門】(ビーチ・シネマ)

 ・『81/2』(1963/伊・仏) 監督:フェデリコ・フェリーニ
 ・『夕陽のガンマン』(1966/伊・西) 監督:セルジオ・レオーネ
 ・『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(1966/伊) 監督:セルジオ・レオーネ
 ・『セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身』(1966/米) 監督:ジョン・フランケンハイマー
 ・『大乱戦』(1971/仏) 監督:ジェラール・ウーリー
 ・『ウォリアーズ』(1979/米) 監督:ウォルター・ヒル
 ・『ポリエステル』(1981/米) 監督:ジョン・ウォーターズ
 ・『プリンス/パープル・レイン』(1984/米) 監督:アルバート・アグノーリ
 ・『パルプ・フィクション』(1994/米) 監督:クエンティン・タランティーノ

 ・“United Passions”(2014/仏) 監督:フレデリック・オービュルタン(Frédéric Auburtin)
 物語:激動の20世紀を背景に、国際サッカー連盟(FIFA)の運営を担ってきた男たち、ジュール・リメ(第3代会長:1921-54)(ジェラール・ドパルデュー)、ジョアン・アヴェランジェ(第7代会長:1974-98)(サム・ニール)、ゼッブ・プラッター(現職・第8代会長:1998- )(ティム・ロス)の、知られざる物語―ヴィジョンと情熱によって、問題を乗り越え、障害やスキャンダルと闘って、ワールド・カップを実現させた―が語られる。ワールド・カップは、単にワールド・ワイドなスポーツであるにとどまらない。希望や精神や団結そのものである……。

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 映画祭開幕前日になって、ようやく発表されたクロージング作品が、『荒野の用心棒』の修復版だなんて、間に合うか間に合わないか、ギリギリまで待っていた作品が、最終的に間に合わないことがわかって、カンヌ・クラシックで上映するつもりだった作品を、スライドさせたように見えますよね。

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 *当ブログ記事

 ・カンヌ国際映画祭2014 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_23.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_24.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 短編部門、シネフォンダシオン部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_22.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 批評家週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_28.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 監督週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_29.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

 追記:
 ・カンヌ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_36.html

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