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zoom RSS カンヌ国際映画祭2014 監督週間ラインナップ!

<<   作成日時 : 2014/04/24 07:26   >>

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 カンヌ国際映画祭 第46回監督週間のラインナップが発表されました。(4月22日)

 【カンヌ国際映画祭 監督週間】

 監督週間は映画祭本体の公式プログラムではなく、外郭団体の主催するプログラムで、カンヌ国際映画祭が「政治」に左右されたり、ラインナップに偏りが出たりすることに対して、映画祭外部の主催で開催されるようになった部門です。

 近年の収穫には、ざっと以下のような作品がありますが、その年に各国を代表することになるような作品が数多く上映されています。

 2013年:“The Selfish Giant”(英)、“Les Garçons Et Guillaume, A Table!”(仏)、“The Congress”(イスラエル・独・ポーランド・仏・ベルギー)、“Ugly”(インド)、“Ilo Ilo”(シンガポール)、“Blue Ruin”(米)、『ホドロフスキーのDUNE』(米)、『肉』(米)、『リアリティのダンス』(仏・チリ・メキシコ)、『マジック・マジック』(米・チリ)

 2012年:『カミーユ 二度目の人生』(仏)、『アーネストとセレスティーヌ』(仏・ルクセンブルク・ベルギー)、『血の抗争』(インド)、『危険な関係』(中)、『豚の王』(韓)、『ROOM237』(米)、『ウィ・アンド・アイ』(米)、『NO』(チリ・米・メキシコ)

 2011年:『天空のからだ』(伊・スイス・仏)、『呼吸』(オーストリア)、『プレイ』(スウェーデン・仏・デンマーク)

 2010年:『ベンダ・ビリリ〜もう一つのキンシャサの奇跡〜』(仏)、『四つのいのち』(伊・独・スイス)、『明りを灯す人』(キルギスタン)、『タイガー・ファクトリー』(マレーシア)、『隠れた瞳』(アルゼンチン・仏・西)、『イリーガル』(ベルギー・ルクセンブルグ・仏)

 2009年:『何も変えてはならない』(ポルトガル)、『ソフィアの夜明け』(ブルガリア)、『ユキとニナ』(仏・日)、『よく知りもしないくせに』(韓)、『フィリップ、きみを愛してる!』(米・仏)、『テトロ』(米)、『マイ・マザー』(カナダ)、“Polytechnique”(カナダ)

 20本に満たない長編作品の中に、アニメーションやドキュメンタリーが入れられるのが恒例になっています。

 本年度のラインナップは、以下の通りです。

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 【長編コンペティション部門】

 ・“Catch Me Daddy”(英) 監督:Daniel Wolfe [ワールド・プレミア]
 物語:ライラは、家族から逃げて、ウェスト・ヨークシャーの荒地に、流れ者のボーイフレンド、アーロンとともに身を隠す。彼女の兄が、賞金稼ぎのギャングと一緒にその町にやってくる。ライラは、命がけで逃げ、最悪の夜を過ごす。
 CMやミュージック・ビデオを手がけるDaniel Wolfeの初監督作品。

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 ・“Queen and Country”(アイルランド・英) 監督:ジョン・ブアマン [ワールド・プレミア]
 出演:ヴァネッサ・カービー、デイヴィッド・シューリス、リチャード・E・グラント、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(Caleb Landry Jones)、タムシン・エガートン(Tamsin Egerton)、シニード・キューザック(Sinéad Cusack)、デイヴィッド・ヘイマン(David Hayman)
 物語:第二次世界大戦をロンドンで過ごしたイギリス人が、朝鮮戦争で戦うために、軍隊に入隊する。
 『戦場の小さな天使たち』の9年後の世界を描いた作品。ブアマンは当時18歳で、軍隊に2年間入隊しなければならなかった。朝鮮戦争と女王の戴冠式、そして主人公の恋を描く。
 『戦場の小さな天使たち』と同じ役は何人か登場するものの、同一キャストはデイヴィッド・ヘイマンくらいで、スタッフも、ブアマン以外は総入れ替え。
 6週間かけてルーマニアで撮影された。

 ・“Love At First Fight(Les combatants/ Fighters)”(仏) 監督:Thomas Cailley [ワールド・プレミア]
 出演:アデル・エネル、Kevin Azaïs
 物語:アルノーは、17歳で、非常に現実的だ。兄や母親、彼らの物置会社、父親の葬式すら、彼は、自分のやり方で対処した。波風が起こることはない。ところが、そんな彼の行く手に、19歳のマドレーヌが登場する。彼女は、硬い筋肉を持ち、言葉巧みで、暗い目をしている。彼女は、戦闘体勢にあり、アルノーはそれをわかっていなかった。彼女はアルノーに何も聞こうとしなかったし、どこに向かっているのかも、彼女しか知らなかった。

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 ・“Eat Your Bones(Mange tes morts)”(仏) 監督:Jean-Charles Hue [ワールド・プレミア]
 出演:Jason Francis、Michael Dauber、Frédéric Dorkel
 物語:Jasonは、18歳で、ジプシー(la communauté des gens du voyage)に属していて、もうすぐキリスト教のバプテスマを受けることになっている。彼は、数年ぶりに刑務所から出てきた異母兄弟のFredと、衝動的で暴力的な弟のMichaelとともに、「ガッジョ」の世界に入り、「銅色をした乗り物」(cargaison de cuivre)を探す。

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 ・“Halleluiah(Alleluia)”(ベルギー・仏) 監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ(Fabrice Du Welz) [ワールド・プレミア]
 出演:ローラン・リュカ(Laurent Lucas)、ロラ・ドゥエニャス(Lola Dueñas)、エレナ・ノゲイラ(Héléna Noguerra)、David Murgia、Stéphane Bissot、Renaud Rutten、Philippe Résimont
 物語:グロリアは、子供を連れて、嫉妬深い夫から逃げ出す。彼女は、男からも世界からも離れて、新しい生活を始めようとするが、親友のマドレーヌに唆されて、デート・サイトを通じて知り合ったミシェルと会う約束をする。2人の間には、会った瞬間にスパークが走る。ミシェルは、プロのジゴロだったが、恐れ戦いて、その場から逃げ出す。しかし、グロリアは、彼を見つけ出し、もう二度と置き去りにしないと約束させる。彼女は、愛のためなら何でもしようと決め、子供を棄て、彼がこれまで通り「仕事」ができるように、妹役を演じる決心をする。
 『ハネムーン・キラーズ』や『深紅の愛 DEEP CRIMSON』、『ロンリーハート』と、これまで何度も映画化されてきた、アメリカの殺人鬼カップル、レイモンド・フェルナンデスとマーサ・ベックの物語を描いた作品。
 『変態村』のファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督最新作。

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 ・“Next to Her(At Li Layla)”(イスラエル) 監督:アサフ・コールマン(Asaf Korman) [ワールド・プレミア]
 物語:若い女性が、精神障害を持つ妹の面倒をみてきていたが、ある日、彼女を施設に入れる決心をする。

 ・“Gett Le Proces de Viviane Amsalem”(イスラエル・仏・独) 監督: Ronit & Shlomi El Kabet [ワールド・プレミア]
 物語:Elishaは、何年にもわたって、妻Viviane Amsalemから離婚を求められているが、彼は拒否している。イスラエルでは、結婚問題を解決する権限を持っているのはラビだけだ。Vivianeは、自由を手に入れるために、闘う覚悟をする。

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 ・“A Hard Day(무덤까지 간다)”(韓) 監督:キム・ソンフン(Seong-Hun Kim) [ワールド・プレミア]
 出演:イ・ソンギュン、チョ・ジヌン
 物語:母親の葬式の日。刑事コ・ゴンスは、緊急な連絡を受けて、車で警察署へ向かっている途中に妻から電話を受ける。妻は、いきなり離婚したいと言い出す。仕事でのストレスと相俟って、爆発寸前だった彼は、誤って人をはねてしまう。彼は、母の棺の中に遺体を隠して、事故を隠蔽しようとする。警察では、失踪およびひき逃げ事件に関する捜査が始まる。加害者である彼は、事件を正しい解決に導くわけにはいかない。しかし、事件は謎の人物パク・チャンミンに目撃されていて、ゴンスはチャンミンから脅迫されることになる……。

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 ・『かぐや姫の物語』“Tale of Princess Kaguya”(日) 監督:高畑勲 [インターナショナル・プレミア]

 ・“These Final Hours”(オーストラリア) 監督:Zach Hilditch [インターナショナル・プレミア]
 物語:地球最後の日に、若者がパーティー三昧をして過ごしている。ところが、父親を捜している少女の命を助けたことから、彼の償いが始まる。

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 ・“Tu Dors Nicole”(カナダ) 監督:Stephane Lafleur [ワールド・プレミア]
 物語:両親が家を空けたので、ニコルは、親友のヴェロニカを家に招く。ところが、ニコルとはあまり親しくない兄のレミがバンド仲間を連れて帰ってきて、練習を始める。せっかくヴェロニカとゆっくり家で過ごせると思っていたニコルは、その騒々しさに耐えかねて、2人で家を飛び出す。

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 ・“Cold in July”(米) 監督:ジム・マイクル [インターナショナル・プレミア]
 出演:マイケル・C・ホール、ドン・ジョンソン、サム・シェパード、ヴィネッサ・ショウ(Vinessa Shaw)、ニック・ダミチ(Nick Damici)、Wyatt Russell
 物語:1989年のテキサス。ある夜、不審な物音を聞いたリチャード・デインは、家の中を物色していたこそ泥フレディー・ラッセルを見つけ、その頭に銃弾をぶち込む。彼は、一躍、町のヒーローになるが、まもなく家族の身の安全を心配しなければならなくなる。というのもフレディーの父親が息子の復讐のために、町に流れてきてからだ。
 サンダンス映画祭2014出品。

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 ・“Whiplash”(米) 監督:デイミアン・チャゼル(Damien Chazelle) [インターナショナル・プレミア]
 出演:マイルズ・テラー(Miles Teller)、J・K・シモンズ
 物語:アンドリューは、19歳で、競争の激しいマンハッタンの音楽院でも、有望な若手のドラマーのひとりである。しかし、彼は、ミュージシャンにはあまり興味がなかった。というより、作家になろうとして失敗した父の遺伝子が自分にも流れているのではないかと恐れていた。父の二の舞にはなるまいと、彼は文字通り血のにじむ努力をする。そんな彼を、悪名高きテレンス・フィッシャーが率いるスクール・バンドがメンバーに引き入れる。フィッシャーは、冷酷な音楽教師で、生徒の潜在能力などおかまいなしに、完璧さを追求する。その要求は、時に、人間性を無視してしまうことすらあった……。
 『グランドピアノ 狙われた黒鍵』の脚本家デイミアン・チャゼルの第2監督長編。2013年に発表した同名短編の長編版。
 サンダンス映画祭2014 審査員グランプリ、観客賞受賞。

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 ・“National Gallery”(仏・米) 監督:フレデリック・ワイズマン [ワールド・プレミア]
 ロンドンのナショナル・ギャラリーに関するドキュメンタリー。ナショナル・ギャラリーの日々の日課や、キュレーターや修復、教育、科学、保存といったスタッフの役割、そして展示物を見にやってくる入場者の体験をとらえていく。

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 ・“Refugiado”(アルゼンチン・ポーランド・コロンビア・仏) 監督:ディエゴ・レルマン [ワールド・プレミア]
 物語:7歳のマチアスと彼の母ラウラは、父親ファビアンから激しい暴力を見舞われ、家から逃げ出す。ラウラは妊娠の初期にあり、安全に過ごせる場所を求めて、さまよい歩く。
 アルゼンチンとポーランドの初の共同製作作品。
 8歳の少女とのセッションを元に脚本が書かれた。撮影は、1日最大6時間で、約10週間で撮了した。

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 【オープニング作品】

 ・“Girlhood (Bande De Files)”(仏) 監督:セリーヌ・シアマ [ワールド・プレミア]
 出演:Tatiana Rojo、Diabate Idrissa、ラバ・ナイト・ウフェラ(Rabah Nait Oufella)
 物語:Mariemeは、16年間、家でも、学校でも、地域社会でも、あらゆることにダメ出しをされてきた。しかし、自由に、踊り、ケンカをし、おしゃべりし、大声で笑う3人組の女たちと出会い、すべてが変わる。Mariemeは、名前もVicと変え、服装も一新して、ギャングの一味に加わる。そうすることが、彼女にとって自由への道だったのだ。

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 【クロージング作品】

 ・“Pride”(英) 監督:マシュー・ウォーカス(Matthew Warchus) [ワールド・プレミア]
 出演:ビル・ナイ、ドミニク・ウェスト、アンドリュー・スコット、ジョージ・マッケイ、ジョセフ・ギルガン(Joseph Gilgun)、パディー・コンシダイン、ベン・シュネッツァー(Ben Schnetzer)
 物語:1984年の夏。サッチャー政権下で、炭鉱労働者の組合(NUM)がストライキを起こす。ロンドンのゲイとレズビアンの活動家グループは、ゲイ・プライド・マーチで、炭鉱労働者のストライキを支援することに決める。ところが、炭鉱労働者たちは、同性愛者たちから支援されることにとまどいを隠せない……。

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 【特別上映作品】

 ・『悪魔のいけにえ』“The Texas Chainsaw Massacre”(1974/米) 監督トビー・フーパー
 4Kによる修復作品。

 ・“Li’l Quinquin(P'tit Quinquin)”(仏) 監督:ブリュノ・デュモン [ワールド・プレミア]
 出演:Alane Delhaye、Lucy Caron、Bernard Pruvost
 物語:ブーローニュの町の郊外で、悪魔への生贄と見られる、ビザールで不可解な犯罪事件が起こり、警察が捜査する。そして、P'tit Quinquinと彼の愛するEveは、凶悪犯グループのひとりにたどりつく。
 全4回(各52分)のTVミニシリーズ作品。

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 【短編映画部門】

 ・“The Revolution Hunter”(ポルトガル) 監督:Margarida Rego
 ・“8 Bullets”(仏) 監督:Frank Ternier
 ・“Cambodia 2099”(仏) 監督:Davy Chou
 ・“Guy Moquet”(仏) 監督:Demis Herenger
 ・“In August”(スイス) 監督:Jenna Hasse
 ・“Fragments”(ポーランド) 監督:Aga Woszczynska
 ・“It Can Pass Through the Wall”(ルーマニア) 監督:Radu Jude
 ・“Torn”(アゼルバイジャン) 監督:Elmar Imanov、Engin Kundag
 ・“Man on the Chair”(仏・韓) 監督:Dahee Jeong
 ・“Jutra”(カナダ) 監督:Marie-Jose Saint-Pierre [インターナショナル・プレミア]
 ・“Heartless”(ブラジル) 監督:Nara Normande、Tiao

 ※特記なしは、すべてワールド・プレミア。

 【特別賞・名誉賞】

 ◆黄金の馬車賞(Carrosse d'Or)
 ◎アラン・レネ

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 *当ブログ記事

 ・カンヌ国際映画祭2014 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_23.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_24.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 短編部門、シネフォンダシオン部門 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_22.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 批評家週間 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_28.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 追加上映作品、カンヌ・クラシック部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_1.html

 ・カンヌ国際映画祭2013 監督週間 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_11.html
 ・カンヌ国際映画祭2012 監督週間 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_20.html
 ・カンヌ国際映画祭2011 監督週間 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_10.html
 ・カンヌ国際映画祭2010 監督週間 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_22.html
 ・カンヌ国際映画祭2009 監督週間 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200904/article_14.html
 ・カンヌ国際映画祭2008 監督週間 ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200805/article_3.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

 追記:
 ・カンヌ国際映画祭2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_36.html

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