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zoom RSS トルコ映画の現在! イスタンブール国際映画祭2014 受賞結果!

<<   作成日時 : 2014/04/21 19:21   >>

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 第33回イスタンブール国際映画祭(4月5日-20日)の各賞が発表になりました。

 【イスタンブール国際映画祭】

 イスタンブール国際映画祭(The Istanbul International Film Festival)は、1982年に始まったトルコで初めての国際映画祭で、映画のみならず、演劇や音楽、アートやデザインなども扱う非営利団体のイスタンブール文化芸術基金(The Istanbul Foundation for Culture and Arts:iKSV)が運営を手がけています。

 プログラムの柱は、インターナショナル・コンペティションとナショナル・コンペティションという2つのコンペティションで、インターナショナル・コンペティションでは、マイケル・ウィンターボトム『トリストラム・シャンディの生涯と意見』、ホウ・シャオシェン『珈琲時光』、ツァイ・ミンリャン『楽日』、ディエゴ・レルマン『ある日、突然』、ジャファール・パナヒ『鏡』などがグランプリに輝いていますが、最近ではもう少し知られざる映画監督たちの作品を積極的に評価していこうとしているようで、Juria Loktev“The Loneliest Planet”、Ahmad Abdalla“Microphone”、Felix Van Groeningen“The Misfortunates”、パブロ・ラライン『トニー・マネロ』、Joachim Trier“Reprise”などがグランプリを受賞しています。
 ナショナル・コンペティションでは、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(『うつろいの季節』『冬の街』『五月の雲』)、イェスィム・ウスタオウル(『遥かなるクルディスタン』)、レハ・エルデム(『時間と風』)、セミフ・カプランオール、ゼミ・デミルクブズ、オメル・カヴール、ネスリ・チョルゲチェンなどがグランプリを受賞しています。

 そのほかの部門も非常に充実していて、アウト・オブ・コンペティション、ガラ、ドキュメンタリー、ニュー・トルコ・シネマ、トルコ・クラシック 特別上映、マスターズ、ミッドナイト・マッドネス、キッズ・メニューなどのほか、映画祭スペシャル・セレクション、「世界の映画祭から」、ドキュメンタリー・タイムwith NTV、Mined Zone、ニュー・ヴィジョンズ、イン・メモリアルといったプログラムが組まれています。

 実に多彩なプログラムが組まれていますが、特に重要なのは、この映画祭が最新トルコ映画のショーケースとなっていることで、その年の代表的なトルコ映画の多くはここでお披露目されています。

 特集もユニークで、2014年は、「戦争と記憶:アレクセイ・ゲルマンの映画」、「MK2 40周年」、「ポーランド実験アニメーション:アンソロジー」「第一次世界大戦と危機におけるモダニティー」(The First World War And Modernity In Crisis)、「愛する人はどこに?」(Where are you my love?)といったプログラムが組まれています。

 今回の受賞結果は以下の通り。

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 【インターナショナル・コンペティション部門】

 ・“20,000 Days on Earth”(英) 監督:Iain Forsyth、Jane Pollard
 ・“Frank”(英・アイルランド) 監督:レニー・アブラハムソン(Lenny Abrahamson)
 ・“Me, Myself And Mum(Les Garçons Et Guillaume À Table!)”(仏・ベルギー) 監督:ギョーム・ガリエンヌ
 ・“Violette”(仏・ベルギー) 監督:マルタン・プロヴォスト(Martin Provost)
 ・『ハッピー・イヤーズ』“Those Happy Years(Anni Felici)”(伊・仏) 監督:ダニエレ・ルケッティ
 ・“Papusza”(ポーランド) 監督:ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ
 ・“Metalhead(Málmhaus)”(アイスランド) 監督:Ragnar Bragason
 ・“The Reunion(Återträffen)”(スウェーデン) 監督:Anna Odell
 ・“Blind”(ノルウェー) 監督:Eskil Vogt
 ・“Tracks”(英・オーストラリア) 監督:ジョン・カラン(John Curran)
 ・『トム・アット・ザ・ファーム』“Tom à la ferme(Tom at the Farm)”(カナダ・仏) 監督:グザヴィエ・ドラン
 ・“Triptyque”(カナダ) 監督:ロベール・ルパージュ(Robert Lepage)、ペドロ・ピレス(Pedro Pires)

 ※審査員:アスガー・ファルハディ(審査員長)、Defne Halman(トルコの女優)、フィリップ・ル・ゲイ、Lynda Myles(英国国立映画テレビ学校のプロデューサー/ディレクター)、Răzvan Rădulescu(ルーマニアの脚本家)

 ◆グランプリ/Golden Tulip in memory of Şakir Eczacıbaşı
 ◎“Blind”(ノルウェー) 監督:Eskil Vogt

 “Blind”(ノルウェー) 監督:Eskil Vogt
 出演:エレン・ドリト・ピーターセン(Ellen Dorrit Petersen)、Henrik Rafaelsen、Vera Vitali、Marius Kolbenstvedt
 物語:イングリッドが失明して、アパートに閉じこもるようになる。家だと勝手がわかっているし、夫が助けてくれるから安心なのだ。まもなく彼女は、夫が仕事をしていても彼の存在を感じられるようになる。通りをはさんで向かいには、孤独な隣人が暮らしていて、過激なポルノにも飽きた彼は、イングリッドに関心を示すようになる。彼女もそれに気づいていたが、彼女が恐れていたのは、そんなアパートの外のことではなかった。自分の内面の方がよっぽど心配なのだった。
 “Reprise”、“Oslo, 31. august”で知られるEskil Vogtの第3監督長編。
 サンダンス映画祭2014 脚本賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2014 パノラマ部門出品。LABEL EUROPA CINEMAS受賞。
 CPH:PIX2014 New Talent Grand Pix(新人監督賞)受賞。

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 ◆審査員特別賞
 ◎“Papusza”(ポーランド) 監督:ヨアンナ・コス=クラウゼ、クシシュトフ・クラウゼ

 “Papusza”(ポーランド) 監督:ヨアンナ・コス=クラウゼ(Joanna Kos-Krauze)、クシシュトフ・クラウゼ(Krzysztof Krauze)
 物語:Bronisława Wajs(1908-1987)は、Papuszaという愛称で知られる、世界で最も有名な、ポーランド生まれのロマ人の詩人である。彼女の詩の才能は優れているが、その人生には謎が多い。若くして高飛車なフォーク・ミュージシャンと結婚させらせたこと、2つの戦争と共産主義時代の迫害、文学的名声を得ながらも貧困に苦しんだこと、古くから伝わるロマの文化や習慣の秘密を非ロマ社会にさらして、ロマを汚したとして、ロマ社会から追放されたこと等、知られざる彼女の人生が描かれる。
 『ニキフォル 知られざる天才画家の肖像』のクシシュトフ・クラウゼとその妻ヨアンナ・コス=クラウゼの最新監督作品。
 ほとんど職業俳優を起用せず、ポーランド語のロマ方言を用い、約1年かけて製作された。また、ジプシーの住まいや小村は細部まで再現された。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 グディニャ国際映画祭2013 助演男優賞(Zbigniew Walerys)、メイキャップ賞(Anna Nobel-Nobielska)、音楽賞(Jan Kanty Pawluśkiewicz)受賞。
 BFIロンドン映画祭2013 DEBATE部門出品。
 シカゴ国際映画祭2013 ワールド・シネマ部門、ReelWomen部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション。監督賞、男優賞(Zbigniew Walerys)、ヤング審査員賞受賞。
 テッサロニキ国際映画祭2013 観客賞受賞。
 ポーランド映画賞(イーグル賞)2014 撮影賞・美術賞・衣裳賞・音楽賞受賞。

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 ◆The Monetary award of the Eczacıbaşı Group
 ◎Eskil Vogt “Blind”

 ◆国際批評家連盟賞
 ◎“20,000 Days on Earth”

 “20,000 Days on Earth”(英) 監督:Iain Forsyth、Jane Pollard
 ニック・ケイヴが企画に参加し、主演も務める、ドラマとドキュメンタリーからなる2部構成の作品。ドラマ・パートは、「生まれて2万日目ライヴ」に向けて、創作活動を行なうニック・ケイヴ主演のドラマで、脚本なしに制作された。ドキュメンタリー・パートは、曲作りからレコーディング、リハーサルまで、彼のクリエイティヴィティーの深い部分に迫ったドキュメントになっている。
 監督の2人組は、90年代半ばからワールド・ワイドに活躍するコンテンポラリー・アーティスト。
 サンダンス映画祭2014 監督賞受賞。
 ブカレスト国際映画祭2014 コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭2014 インターナショナル・コンペティション部門出品。

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 ◆観客賞/Radikal Newspaper People’s Choice Awards
 ◎『トム・アット・ザ・ファーム』“Tom à la ferme(Tom at the Farm)”

 『トム・アット・ザ・ファーム』“Tom à la ferme(Tom at the Farm)”(カナダ・仏) 監督:グザヴィエ・ドラン
 出演:グザヴィエ・ドラン、ピエール=・イヴ・カーディナル(Pierre-Yves Cardinal)、Lise Roy、Evelyne Brochu
 物語:トムは、現代的で都会派の若い広告マンで、恋人フランシスが交通事故で死んで、葬式のために、彼の生家である農場に向かう。農場には、フランシスの実母が暮らしていて、トムも彼女に会うのは初めてだったが、そこで彼は、彼女がトムの名前もトムがなぜここにいるのかも、そして自分の息子がゲイだということも知らなかったということを知る。しかも、フランシスは、エレンという女性を愛していたらしいということもわかる。トムは、詐欺を働いているような気持ちになりながら、フランシスの家族をこれ以上刺激しないように努め、この家族の中でフレンシスがどういう気持ちを味わっていたかを考える。
 『百合の伝説/シモンとヴァリエ』で知られる劇作家ミシェル・マーク・ブシャルド(Michel Marc Bouchard)の同名戯曲の映画化。
 ベネチア国際映画祭2013 コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞受賞。
 トロント国際映画祭2013 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 レイキャビク国際映画祭2013 Open Seas部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 釜山国際映画祭2013 ワールソ・シネマ部門出品。
 バンクーバー映画批評家協会賞2014 助演女優賞受賞(リズ・ロワ)。
 カナダ・スクリーン・アワード2014 8部門ノミネート。
 東京国際映画祭2013にて上映。

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 【ナショナル・コンペティション部門】(National Golden Tulip Competition)

 ・“Silsile(Consequences)”(トルコ) 監督:Ozan Açıktan
 ・『歌う女たち』“Şarkı Söyleyen Kadınlar(Singing Women)”(トルコ・独・仏) 監督:レハ・エルデム
 ・“Were Denge Min(Come to My Voice)”(トルコ・独・仏) 監督:フセイン・カラベイ(Hüseyin Karabey)
 ・“Gittiler ´Sair Ve Meçhul´(Gone ´The Other And The Unknown´)”(トルコ) 監督: Kenan Korkmaz
 ・“Kumun Tadi(Seaburners)”(トルコ) 監督:Melisa Önel
 ・“He Bû Tune Bû(Once Upon A Time)”(トルコ) 監督:Kazım Öz
 ・“Ben O Değilim(I Am Not Him)”(トルコ・仏・独・ギリシャ) 監督:Tayfun Pirselimoğlu
 ・“Deniz Seviyesi(Things I Cannot Tell)”(トルコ) 監督:Esra Saydam、Nisan Dağ
 ・“Ayhan Hanim”(トルコ) 監督:Levent Semerci
 ・“İtirazım Var(Let’s Sin)”(トルコ) 監督:Onur Ünlü

※審査員:Derviş Zaim(審査員長)(監督)、Karen Byot(ARTE France Acquisition Manager)、Hakan Günday(作家)、Joanna Lapinska(Wroclaw T-Mobile New Horizons International Film Festival芸術監督)、Nadir Sarıbacak(男優)

 ◆最優秀作品賞/The Golden Tulip Best Film Award
 ◎“Ben O Değilim(I Am Not Him)”(トルコ・仏・独・ギリシャ) 監督:Tayfun Pirselimoğlu

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 “Ben O Değilim(I Am Not Him)”(トルコ・仏・独・ギリシャ) 監督:Tayfun Pirselimoğlu
 物語:Nihatは、病院の食堂で働いている内気な従業員である。彼の職場に、皿洗いとしてミステリアスな女性Ayşeが働き始める。彼女は、明らかに彼に誘ってきていて、彼を戸惑わせる。しかも、彼女には、何年も刑務所に入っている夫がいるという噂があった。彼女からディナーに誘われた彼は、結局、その誘いを受け入れる。彼女は、夫の写真を見せてくれるが、写真に写っている男性は彼とうりふたつであった。そこから2人の関係は、奇妙で危険なものになる……。
 ローマ国際映画祭2013 オフィシャル・セレクション出品。脚本賞受賞。

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 ◆監督賞/The Golden Tulip Best Director Award
 ◎Onur Ünlü “İtirazım Var(Let’s Sin)”

 “İtirazım Var(Let’s Sin)”(トルコ) 監督:Onur Ünlü
 物語:モスクで殺人事件が起こる。しかし、警察は、この事件にあまり関心がないように見える。そのモスクのイマーム(導師)であるSelman Bulutは、それを不服に思い、自分でこの事件の謎に挑んでみようとする。すると、彼のまわりにいる人間すべてがなんらかの形でこの事件に関わっていることがわかる。何年もの間守られてきた秘密、ウソ、金貸しの金、腹をすかせた犬、愛……。すべての人間が疑わしく思える。

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 ◆審査員特別賞
 ◎“He Bû Tune Bû(Once Upon A Time)”(トルコ) 監督:Kazım Öz

 “He Bû Tune Bû(Once Upon A Time)”(トルコ) 監督:Kazım Öz [ドキュメンタリー]
 あるクルド人の家族が、毎年、アナトリアからアンカラの近くに働きにでかける。これは、タイトルから連想されるような、おとぎ話ではない。長い旅をし、ハードで、報われない労働をする季節労働者の話だ。カメラは、レタス栽培にたずさわる彼らの姿を追う。映画の作り手は、ダイレクトシネマの手法を使い、余計な解説を加えることはしない。まるで、レタス栽培の記録映像かと思わせるほどに、働く彼らの姿に密着する。しかも、そのレタスが彼らの口に入ることはない。トルコ人とクルド人との間に横たわる言語的文化的分断。これは、現代の階級闘争の姿であり、新しい植民地主義の形である。ところが、一家の長男が恋をしたことで、物語は思いもかけない展開を見せる……。
 Cinéma du Réel2014 Libraries Award受賞。

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 ◆男優賞
 ◎Serkan Keskin “İtirazım Var(Let’s Sin)”

 ◆女優賞
 ◎Vahide Perçin “Ayhan Hanım”

 “Ayhan Hanim”(トルコ) 監督:Levent Semerci
 物語:Ayhan Hanımは、主婦で、退役軍人である夫のAhmet Beyとの間に、4人の息子がいる。夫と末の息子は、政治的動乱とは距離を置いていたが、他の3人の息子は、1977年の混沌とした日々の中で、否応なく政治運動に巻き込まれていく。そして1980年のクーデターの後、一家はバラバラになる……。
 本作は、トルコ北西部の町エスキシェヒルで撮影され、1977年のメーデーに起こった虐殺事件の舞台イスタンブールのタクスィム広場はセットで再現された。
 デビュー作が大ヒットしたLevent Semerci監督の第2作。

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 ◆脚本賞
 ◎Tayfun Pirselimoğlu “Ben O Değilim(I Am Not Him)”

 ◆編集賞
 ◎レハ・エルデム 『歌う女たち』“Şarkı Söyleyen Kadınlar(Singing Women)”

 『歌う女たち』“Şarkı Söyleyen Kadınlar(Singing Women)”(トルコ・独・仏) 監督:レハ・エルデム
 出演:Binnur Kaya、フィリップ・アルディッティ(Philip Arditti)、ケヴォルク・マリキャン(Kevork Malikyan)、Aylin Aslım
 物語:逆境に苦しむ女たちが、情熱と勇気と希望と信頼で結束して、抵抗と人生の歌を歌う。アデムは、不満を言うばかりで、大人になりきれない子供だったが、彼女たちの歌を聞いて、生きる喜びを知る。
 トロント国際映画祭2013 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 東京国際映画祭2013 コンペティション部門出品。

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 ◆撮影監督賞
 ◎Ahmet Sesigürgil “Silsile(Consequences)”

 “Silsile(Consequences)”(トルコ) 監督:Ozan Açıktan
 物語:イスタンブールの高級なバーで美しい女たちとハンサムな男たちが談笑している。そこにひとりの女性が入って来る。彼女は、ひとりの男性に気づく。2人の視線が絡み合うが、彼女Eceは、別の男性Farukのところに向かう。Farukは、Eceのフィアンセであり、Eceと目があった男性CenkはFarukの親友で、Farukは知らなかったが、EceとCenkは、過去に深い関係にあり、しかもそれは完全に終わったわけではなかった。不動産業者のFarukは、古いビルを手に入れて、内装のデザインをCenkに依頼したのだが、昨夜、そのビルで、CenkとEceは密会していたのだ。運が悪いことに、その夜、アクシデントが起こり、塗装業者のひとりがケガをしてしまう。密会がばれてはまずいので、Cenkは、Eceを帰らせた後で、Farukに連絡するが、Farukは、このビルの安全性について、当局に目をつけられることは避けたかったので、救急車を呼ぶことはせずに、ケガ人を通りに連れ出し、事故を偽装する。しかし、すべて見ていた塗装業者の仲間が、友人にそこで起こった出来事を話し、Farukたちの仕打ちに対して復讐を誓う……。

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 ◆音楽賞
 ◎Ali Tekbaş、Serhat Bostancı、A. İmran Erin “Were Denge Min(Come To My Voice)”()(監督:)
 ◎Giorgos Komendakis “Ben O Değilim(I Am Not Him)”

 “Were Denge Min(Come to My Voice)”(トルコ・独・仏) 監督:フセイン・カラベイ(Hüseyin Karabey)
 物語:Temoと村の男たちが、武器準備集合罪で、憲兵隊に逮捕される。60歳になるTemoの父Berféと、Temoの娘Jiyanは、これに動揺するが、集めたとされる銃器を差し出さなければ、Temoは釈放されない。しかし、問題は、その銃器が見つからないことだ。BerféとJiyanは、愛するTemoを救うために、銃を捜す長い旅に出る。
 『私のマーロンとブラント』のフセイン・カラベイ監督最新作。
 ベルリン国際映画祭2014 ジェネレーション 14plus部門出品。

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 ◆国際批評家連盟賞
 ◎“He Bû Tune Bû(Once Upon A Time)”(トルコ) 監督:Kazım Öz

 ◆観客賞/Radikal Newspaper People’s Choice Awards
 ◎“Were Denge Min(Come to My Voice)”(トルコ・独・仏) 監督:フセイン・カラベイ(Hüseyin Karabey)

 ◆Cineuropa.org Award
 ◎“Were Denge Min(Come to My Voice)”(トルコ・独・仏) 監督:フセイン・カラベイ(Hüseyin Karabey)

 【その他の賞】

 ◆第1回作品賞/Seyfi Teoman Best Debut Film Prize
 ◎Görkem Şarkan “Nergis Hanım(Mrs. Nergis)”(トルコ)

 “Nergis Hanım(Mrs. Nergis)”(トルコ) 監督:Görkem Şarkan
 物語:Ekremには、大洋を航海したいという夢があったが、アルツハイマーを患う母の世話に明け暮れて、既に中年になっている。母は、どこにでもおしっこをするし、食べ物はこぼすし、もう自分の名前すら思い出せなくなっている。わずかな家賃で、古いアパートを借りているが、母が勝手に出ていかないように、ドアも窓も締め切って、そこはまるで牢獄のようだ。ずっと同じ生活が続き、彼はすっかりあきらめて、これを受け入れている。ところが、そんな彼を試すようなことが起こる……。

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 ◆人権賞/Film Award of the Council of Europe (FACE)
 ◎“L’Image manquante(The Missing Picture)”(カンボジア・仏) 監督:リティー・パニュ

 “L’Image manquante(The Missing Picture)”(カンボジア・仏) 監督:リティー・パニュ [ドキュメンタリー]
 “L'image Manquante(失われたイメージ)”とは、クメール・ルージュ時代に撮られた写真のこと。リティー・パニュは、クメール・ルージュ時代の1975年から1979年に撮られた写真を求めて、カンボジアの田舎をまわってアーカイブや古い文書を探した。それが見つかったからといって、クメール・ルージュの大虐殺の証拠とはならないかもしれない。しかし、それを見て、考え、瞑想し、歴史について記述することはできるはずだ。だが、試みはことごとく徒労に終わった。本作は、その探求の過程を撮影したドキュメンタリーである。こうした過程を見せることは、1枚の写真そのものより意義があるかもしれない。そう考えた。それがこの映画の使命であり、映画だからこそできることだ。
 『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち』などで知られるリティー・パニュ監督の最新作。
 カンヌ国際映画祭2013 ある視点部門出品。ある視点賞受賞。
 エルサレム国際映画祭2013 スピリット・オブ・フリーダム部門出品。The Ostrovsky Family Foundation Award受賞。
 トロント国際映画祭2013 WAVELENGTHS部門出品。
 サンセバスチャン国際映画祭2013 パールズ部門出品。
 レイキャビク国際映画祭2013 Open Seas部門出品。
 釜山国際映画祭2013 ワイド・アングル部門出品。
 BFIロンドン映画祭2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 シカゴ国際映画祭2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 シネマニラ映画祭2013 ワールド・シネマ部門出品。審査員大賞受賞。
 ヨーロッパ映画賞2013 ドキュメンタリー賞ノミネート。
 米国アカデミー賞2014 外国語映画賞 ノミネート(カンボジア代表)、長編ドキュメンタリー賞ショートリスト。

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 ◆人権賞 スペシャル・メンション
 ◎“Trans X Istanbul”(トルコ) 監督:Maria Binder.

 “Trans X Istanbul”(トルコ) 監督:Maria Binder [ドキュメンタリー]
 トルコの大都市には、数千人のトランスジェンダーの女性が暮らしている。2009年以降、トランスジェンダーに対する殺人が増えているが、加害者はたいてい告発を免れている。イスタンブール出身のEbru K.は、トランスジェンダーの女性で、トランスジェンダーの排除と彼女の仲間が殺されたことに対して、闘っている。彼女の人権擁護、LGBTIQの権利擁護の闘いは、もう25年も続いている。彼女の願いは、トルコ社会が、鋭い洞察力や、ユーモア、自虐の精神を持つようになることだ。Ebru K.は、85歳のMargaretheに会う。Margaretheは、元ナースで、映画監督の母親であり、引退したトランスジェンダーのためにホームを作った。イスタンブールの変容と、ゲジ公園周辺での抵抗運動は、本作を通して共鳴し合っている。本作は、パーソナルなドキュメンタリー映画であると同時に、トルコにおけるトランスジェンダーの人権擁護に関する、複合的なプラットホームとなっている。

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 【特別賞・名誉賞】

 ◆生涯貢献賞
 ◎アンジェイ・ワイダ

 ◆名誉賞(The Istanbul Film Festival Honorary Awards)
 ◎Umur Bugay(脚本家)
 ◎Sevda Ferdağ(女優)
 ◎Abdurrahman Keskiner(プロデューサー)
 ◎Eşref Kolçak(男優)
 ◎Attila Özdemiroğlu(音楽家)
 ◎İrfan Tözüm(監督・脚本家・プロデューサー)

 ◆シネマ名誉賞(Cinema Honorary Award)
 ◎マラン・カルミッツ(Marin Karmitz)

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 *当ブログ記事

 ・イスタンブール国際映画祭2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_33.html
 ・イスタンブール国際映画祭2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_18.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

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