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zoom RSS カンヌ国際映画祭2014 短編部門、シネフォンダシオン部門ラインナップ発表!日本からは2作品+1!

<<   作成日時 : 2014/04/17 07:20   >>

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 第67回カンヌ国際映画祭の短編コンペティション部門、シネフォンダシオン部門のラインナップが発表されました。

 ※審査員:アッバス・キアロスタミ(審査員長)、ノエミ・ルヴォフスキー、ダニエラ・トーマス、マハマット=サレー・ハルーン、ヨアキム・トリアー(Joachim Trier)

 【短編コンペティション部門】

 128カ国から3450本の応募があり、以下の9作品が選出されました。

 ・“Aïssa”(仏/8’) 監督:Clément Trehin-Lalanne

 ・“Les corps étrangers”(ベルギー/15’) 監督:Laura Wandel
 物語:妊婦が、マタニティー・スイミングを通して、自分の新しい体とのつき合い方を学んでいく。

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 ・“The Execution(A Kivegzes)”(ハンガリー・ルーマニア/14’) 監督:Petra Szöcs
 物語:兄妹が、繰り返しチャウシャスク夫妻の処刑を演じている。一方、彼らの両親は、結婚生活に行き詰まりを感じている。
 *関連サイト:http://www.origo.hu/filmklub/blog/hir/20140416-karpati-gyorgy-mor-provincia-cimu-rovidfilmje-szerepel-a-cannes-i-filmfesztival.html

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 ・“Yes We Love(Ja Vi Elsker)”(ノルウェー/15’) 監督:Hallvar Wizo

 ・“Invisible Spaces(Ukhilavi Sivrtseebi)”(グルジア/10’) 監督:Dea Kulumbegashvili

 ・“The Last One”(アゼルバイジャン/15’) 監督:Sergey Pikalov

 ・“The Administration of Glory(荣耀的管理/政府的荣耀)”(中/15’) 監督:Ran Huang

 ・“Happo-en”(日/13’) 監督:Sato Masiko、大原崇嘉、豊田真之、平瀬謙太朗

 ・“Leidi”(コロンビア・英/15’) 監督:Simon Mesa Soto

 グルジアとアゼルバイジャンからは初選出です。

 最初の発表では、Giovanni Aloi監督の“A passo d'uomo”(伊)という作品も含まれていましたが、規定に反していることがわかったため、選外となりました。

 大原崇嘉、豊田真之、平瀬謙太朗の3人は、東京芸術大学映像研究科メディア映像専攻出身者で、共同で作品を発表したりしてしますが、もうひとりのSato Masikoという方の情報は見つかりませんでした。

 【シネフォンダシオン部門】

 1631本の作品が応募され、その中から以下の16作品(フィクション14作品、アニメーション2作品)が選出されました。そのうち6作品は初選出の学校からの出品です。

 ・“The Bigger Picture”(英/7') 監督:Daisy Jacobs(英国国立映画テレビ学校)
 物語:息子2人が年老いた母親の面倒を見る。実物大のアニメーション・キャラクターを使った作品。
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2014 学生作品コンペティション部門出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2014卒業制作部門出品。
 *公式サイト:http://www.thebiggerpicturefilm.com/

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 ・“Home Sweet Home”(仏/10’) 監督:Pierre Clenet、Alejandro Diaz、Romain Mazevet、Stéphane Paccolat(Supinfocom Arles)
 物語:デトロイトにある一軒家が、近所に友だちもいなくなったため、アメリカ国内の旅行にでかけ、新しい友だちを作り、奇妙な出会いを経験する。
 * Pierre Clenet on Vimeo:http://vimeo.com/pierreclenet

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 ・“Une Vie Radieuse(A Radiant Life)”(仏/17’) 監督:Meryll Hardt(Le Fresnoy)
 物語:理想的な都市におけるル・コビュジエ的なユートピアのヴィジョンは、人間的な温かさを欠き、生活空間をコンクリートの檻に変える。
 *公式ブログ:http://meryllhardt.blogspot.jp/2013/10/une-vie-radieuse.html

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 ・“Les Oiseaux-Tonnerre(Thunderbirds)”(仏/22') 監督:Léa Mysius(La Fémis)

 ・“Madre(Sourdough)”(伊/17')  監督:Fulvio Risuleo(Centro Sperimentale di Cinematografia)

 ・“Provincia”(ハンガリー/21') 監督:György Mór Kárpáti(University of Theatre and Film Arts)
 物語:オットーは、ブダペストの食料品店で配送の仕事をしている。ある日、彼のヴァンが故障したことから、たまたま考古学の発掘現場に遭遇し、1日、発掘をして過ごす。
 * György Mór Kárpáti on Vimeo:http://vimeo.com/gyorgymorkarpati

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 ・“Leto Bez Meseca(Moonless Summer)”(セルビア/31') 監督:Stefan Ivančić(Faculty of Dramatic Arts)
 物語:外国に行くことが決まっているイシドラは、数日間、姉と一緒にコテージで過ごす。夏の静けさの中で、彼女は、自分のこれからのことについて不安に感じる。
 Stefan Ivančić監督は、昨年のサンセバスチャン国際映画祭に“Soles de primavera(Springtime Suns)”という短編を出品しています。

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 ・“The Visit”(イスラエル/27’) 監督:Inbar Horesh(Minshar for Art, School and Center)

 ・“Last Trip Home(最后一次回家)”(シンガポール/25’) 監督:Han Fengyu(Ngee Ann Polytechnic)
 *Vemio:http://vimeo.com/89849501

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 ・“Oh Lucy!”(シンガポール/21’) 監督:平柳敦子(NYU Tisch School of the Arts Asia)
 “Oh Lucy!”は、脚本段階で、「NHKがサンダンス脚本ラボに推奨する3作品の中の1つに選ばれた」という情報があり、これに通れば、2014年1月からサンダンスのスクリンライターズ・ラボに参加することになると報じられていました。
 Oh Lucy! by Atsuko Hirayanagi ’12 (MFA, Kanbar, Film) whose feature was chosen as one of three scripts to be nominated for Sundance Screenwriters Lab by NHK (Japanese Broadcasting Corporation). If selected, she'll be participating in Sundance Screenwriters Lab in January 2014 and her project also will be a contender for the Sundance Institute / NHK Award. (http://alumni.tisch.nyu.edu/object/tischasiaawards13.html)
 平柳敦子監督は、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2012で『もう一回』がグランプリ&ジャパン部門優秀賞に輝いてします。

 ・“Soom(Breath)”(韓/33') 監督:Kwon Hyun-ju(中央大学校)

 ・『ナイアガラ』“Niagara”(日/27’) 監督:早川千絵(ENBUゼミナール)
 物語:「幼い頃に両親を亡くし養護施設で育ったヤマメが、18歳で初めて知った死刑囚の祖父の存在。施設を出て認知症の祖母のもとを訪れたヤマメは風変わりな介護士の男、田西と出会う。塀の中の祖父へ二人が送る街の音。」
 ドロップ・シネマ・フェスティバル2013秋にて上映。
 *予告編:http://www.youtube.com/watch?v=0rWggg9U1Vc

 ・“Our Blood”(米/25’) 監督:Max Chan(Hampshire College)

 ・“Stone Cars”(米/14’) 監督:Reinaldo Marcus Green( NYU Tisch School of the Arts)
 物語:4月。15歳の少女が、ボーイフレンドと寝て処女を棄てよう考えていた。ある夜、彼女は、若いギャングのグループに襲われ、ナイフの先で性的な暴行を受ける。
 HBO short competition at the ABFF film festival!2013 ファイナリスト。
 *関連サイト:http://electriccabbage.org/category/cinema/

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 ・“Skunk”(米/16') 監督:Annie Silverstein(The University of Texas at Austin)
 物語:テキサスの中心部。ティーンエイジャーのレイラは、アマチュアの闘犬家に愛犬のピット・ブルを盗まれ、危険を顧みずにこれを取り戻そうとする。
 *関連サイト:https://www.kickstarter.com/projects/1977484018/skunk

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 ・“The Aftermath Of The Inauguration Of The Public Toilet At Kilometer 375”(エジプト/18’) 監督:Omar El Zohairy(High Cinema Institute, Academy of Arts)

 16本のうち女性監督作品が9本あります。

 ENBUゼミナールからは、前回、卒業生の佐々木想監督の『隕石とインポテンツ』が短編コンペティション部門に選出されています。

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 審査員長がアッバス・キアロスタミであることから、ケレン味のある作品より、若者らしいまっすぐさを感じさせる作品が選ばれるような気がします。

 でも、もしかすると、「実験映画作家」としてのキアロスタミの一面がでて、思い切った実験的な作品を選ぶ、という可能性もなくはない、かもしれません。

 短編コンペティション部門では、今のところなんらかの情報が得られたのは2本しかありませんが、“The Execution(A Kivegzes)”は悪くはなさそうな感じがしました。

 シネフォンダシオン部門では、“Leto Bez Meseca(Moonless Summer)”がよさそうです。

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 *当ブログ記事

 ・カンヌ国際映画祭2014 コンペティション部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_23.html

 ・カンヌ国際映画祭2014 コンペティション部門以外のラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_24.html

 ・カンヌ国際映画祭2014 批評家週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_28.html

 ・カンヌ国際映画祭2014 監督週間ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201404/article_29.html

 ・カンヌ国際映画祭2014 追加上映作品、カンヌ・クラシック部門ラインナップ:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_1.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2014年3月〜11月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_4.html

 追記:
 ・カンヌ国際映画祭2014 シネフォンダシオン部門 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_33.html
 ・カンヌ国際映画祭2014 全受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201405/article_36.html

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
カンヌのコンペ発表直後の記事化素晴らしいですね。
CRC
2014/04/17 13:58

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