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zoom RSS 君こそスターだ!シューティング・スター授賞式@ベルリン国際映画祭2014

<<   作成日時 : 2014/02/10 08:52   >>

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 シューティング・スター2014(The Shooting Stars2014)の授賞式が行なわれました。(2月9日)

 【シューティング・スター】
 シューティング・スター(The Shooting Stars)というのは、ヨーロッパ映画界に登場したニュー・スターをいち早く取り上げて紹介しつつ、彼らの栄光を讃え、これを今後のステップ・アップに役立ててもらおうという趣旨で始められたイベントで、EUのメディア・プログラムとEFP(European Film Promotion)のサポートで、毎年、ベルリン国際映画祭期間中に授賞式が行なわれています。

 これまでこの賞に選ばれた俳優というのが、なかなか凄くて、フランカ・ポテンテ(1998年)、レイチェル・ワイズ(1998年)、モーリッツ・ブライプトロイ(1999年)、マチュー・ドゥミ(1999年)、ケリー・マクドナルド(1999年)、エドゥアルド・ノリエガ(1999年)、マリア・シュラーダー(1999年)、レオノール・ワトリング(1999年)、ダニエル・クレイグ(2000年)、アウグスト・ディール(2000年)、ニーナ・ホス(2000年)、マヤ・サンサ(2000年)、ハイケ・マカシュ(2001年)、リュディヴィーヌ・サニエ(2001年)、ジェレミー・レニエ(2002年)、ダニエル・ブリュール(2003年)、セシル・ド・フランス(2003年)、リカルド・スカルマチョ(2006年)、ヨハンナ・ヴォカレク(2006年)、メラニー・ロラン(2007年)、ヤスミン・トリンカ(2007年)、アナマリア・マリンカ(2008年)、アフシア・エルジ(2009年)、デイヴィッド・クロス(2009年)、アルバ・ロルヴァケル(2009年)、キャリー・マリガン(2009)、アンドレア・ライズブロー(2011年)、リズ・アーメッド(2012年)などがいます。

 シューティング・スターは、ヨーロッパ映画プロモーション(EFP)によるノミネーションが行なわれた後で、審査員によって、最大10人(初期は20人)に絞り込まれるのですが、このノミネーションの条件というのが、けっこう厳しくて、以下のようになっています。

 ・英語が流暢であること。
 ・35歳未満。
 ・過去12ヶ月以内に映画で主要な役を演じていること。
 ・出演作が、複数の映画祭や複数の国で上映されていること。
 ・自国の映画賞にノミネートか受賞されたことがあること。

 ※以前は公式サイトにこの条件がちゃんと明記されていたのですが、現在は‘Based on certain criteria’と書かれているのみで、明記はされなくなっています。近年の受賞者が、上記の条件をすべて満たしているかというと、これがけっこう厳しくて、多少、先物買いになっているようなところもあるようです。

 本年度の審査員は、アンドレス・バースモ・クリスティアンセン(『コン・ティキ』などに出演しているノルウェーの男優、2010年のシューティング・スター)、Charles Gant(イギリスの映画批評家・編集者)、ヘルミーネ・フントゥゲボールト(Hermine Huntgeburth:ドイツの監督)、Oriana Kunčić(クロアチアのキャスティング・ディレクター)、Jani Thiltges(ルクセンブルクのプロデューサー) 5人です。

 本年度の受賞者は、以下の10人です。

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 ・ジョージ・マッケイ(英)
 1992年生まれ。9歳の時にポール・ホーガンの『ピーター・パン』(2003)でデビュー。スコット・ヒックスの“The Boys Are Back”(2009)でブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード ニューカマー賞とロンドン映画批評家協会賞ヤング英国俳優賞ノミネート。2013年には“How I Live Nowと”“Sunshine on Leith”と“For Those In Peril”の3作品で出演し、“For Those In Peril”でBAFTAスコットランド・アワード男優賞受賞。今後の予定は主演作“Breakfast with Johnny Wilkinson”、ビル・ナイ、ドミニク・ウェスト、イメルダ・スタウントン共演の“Pride”など。

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 ・Miriam Karlkvist(イタリア)
 1992年にイタリアのレッジョ・ディ・カラブリアで生まれる。高校卒業後、Fabio Mollo監督の“South Is Nothing(Il sud è niente)”に出演。同作は、本年度ベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus部門で上映予定。現在はローマに住んで、演技とライティングと写真を学んでいる。

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 ・Marwan Kenzari(オランダ)
 1983年生まれ。Theater Academy Maastrichtで学び、数多くの舞台に立つ。2009年に“Maite Was Here(Maite was hier)”でスクリーン・デビュー。アレックス・ファン・ヴァーメルダムの“The Last Days of Emma Blank(De laatste dagen van Emma Blank)”(2009)、日本でも公開された『LOFT -完全なる嘘(トリック)-』(2010)、Jim Taihattu監督の“Rabat”(2011)と“Wolf”(2013)とキャリアを重ねる。Jim Taihattu監督とは次回作でも組むことが決まっている。今後の出演予定は、“Streets of Hearts(Hartenstraat)”、“The Disappearance of Vera”、“Lucia de B.”など。

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 ・マリア=ヴィクトリア・ドラグス(Maria Dragus)(独)
 1994年生まれ。クラッシック・ダンスを学ぶ。ミヒャエル・ハネケの『白いリボン』で注目され、同作でドイツ映画賞2010助演女優賞受賞。以後、Andres Veiel監督の“Who If Not We(Wer wenn nicht wir)”、Emily Atef監督の“Kill Me(Töte mich)”(主演)、Friederike Jehn監督の“Summer Outside(Draussen ist Sommer)”とキャリアを重ねている。

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 ・Mateusz Kosciukiewicz(ポーランド)
 1986年生まれ。『レンブラントの夜警』(2007)で映画デビュー。ヤツェク・ボルツフ(Jacek Borcuch)監督の“All That I Love(Wszystko, co kocham)”でポーランド映画賞2011 Discovery of the Year受賞。“Mother Teresa of Cats(Matka Teresa od kotów)”(2010)でZbyszek Cybulski Award、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2010男優賞受賞。近作には“In The Name of(W imie...)”(2013)やアンジェイ・ワイダの『ワレサ 連帯の男』(2013)、製作中の作品に“Elixer”や“11 Minutes”がある。

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 ・Nikola Rakocevic(セルビア)
 1983年生まれ。ユーゴスラビア・ドラマ・シアターで多くの舞台に立つ。映画デビューは、2005年の“Shetian's Warrior(Sejtanov ratnik)”(監督:Stevan Filipovic)。続いて、“Sons of my Brothers(Sinovci)”(監督:Sinisa Kovacevic)、“Skinning”(監督:Stevan Filipovic)に出演。2013年の出演作“Circles(Krugovi)”(監督:Srdan Golubovic)は、サンダンス映画祭やベルリン国際映画祭で高く評価され、米国アカデミー賞外国語映画賞 セルビア代表にも選ばれた。

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 ・コスミナ・ストラタン(Cosmina Stratan)(ルーマニア)
 1984年ルーマニアのヤシで生まれる。ジャーナリズムと広告を学んだ後、ブカレストのUNATCで演技の道に進む。2012年にクリスティアン・ムンジウの『汚れなき祈り』でカンヌ国際映画祭女優賞受賞。現在は、HBOのテレビ・シリーズ“Stay With Me(Rãmâi cu mine)”に出演している。

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 Danica Curcic(デンマーク)
 1985年ベオグラード生まれ。2012年にデンマーク国立演劇学校を卒業し、すぐにロイヤル・デンマーク・シアターのメンバーになる。続いて、スウェーデンの2つの人気TVシリーズに出演。映画ではビレ・アウグストの“Silent Heart(Stille hjerte)”(2014)、クリスチャン・E・クリスチャンセン(Christian E. Christiansen)監督の“On The Edge(Lev Stærk)”(2014)、Mikkel Norgaard監督の“The Absent One(Fasandræberne)”(2014)などに出演。後の2作品では主役を務めている。

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 ・Edda Magnason(スウェーデン)
 1984年生まれ。スウェーデン/アイスランドのシンガーソング・ライター。“Waltz For Monica(Monica Z)”でスウェーデンの伝説的なジャズ・シンガー、モニカ・ゼタールンドを演じて、映画デビュー。本作で、スウェーデン・アカデミー賞2014 主演女優賞受賞。

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 ・ヤーコブ・オフテブロ(Jakob Oftebro)(ノルウェー)
 1986年生まれ。オーレ・ボールネダルの“1864”、『ナチスが最も恐れた男』、米国アカデミー賞外国語映画賞ノミネートの『コン・ティキ』、“Victoria”、“The Hidden Child(Tyskungen)”などに出演。2014年の公開予定作には、クリスチャン・E・クリスチャンセン(Christian E. Christiansen)監督の“On The Edge(Lev Stærk)”、Hans Petter Moland監督の“In Order of Disappearance (Krafidioten)”がある。“In Order of Disappearance (Krafidioten)”はベルリン国際映画祭2014 コンペティション部門選出。

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 ジョージ・マッケイは、現時点でも第一線で活躍するだろうというような将来性が窺えますが、他のメンバーはどうでしょうか。英米の作品や諸外国との共同プロジェクトに出られるかどうかが、俳優として飛躍し、活動の舞台を広げるための1つのポイントとなるかもしれません。

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 *公式サイト
 ・EUROPEAN SHOOTING STARS:http://www.shooting-stars.eu/
 ・EFP:http://www.efp-online.com/en/project_talent_promotion/shooting_stars.php

 *当ブログ記事

 ・シューティング・スター2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_27.html
 ・シューティング・スター2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_29.html
 ・シューティング・スター2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_32.html
 ・シューティング・スター2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_30.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年12月〜2014年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_1.html

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