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zoom RSS 米・美術監督組合賞(ADG)2014 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2014/01/10 23:39   >>

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 第18回米・美術監督組合賞(ADG)のノミネーションが発表されました。(1月9日)

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 【映画カテゴリー】

 ◆歴史もの映画部門(Period Film)
 ・『アメリカン・ハッスル』 プロダクション・デザイナー:ジュディー・ベッカー
 ・『華麗なるギャツビー』 プロダクション・デザイナー:キャサリン・マーティン
 ・『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』 プロダクション・デザイナー:ジェス・ゴンコール
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』 プロダクション・デザイナー:マイケル・コレンブリス
 ・『それでも夜は明ける』 プロダクション・デザイナー:アダム・ストックハウゼン

 ◆ファンタジー映画部門(Fantasy Film)
 ・『エリジウム』 プロダクション・デザイナー:フィリップ・アイヴィ(Philip Ivey)
 ・『ゼロ・グラビティ』 プロダクション・デザイナー:アンディー・ニコルソン
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』 プロダクション・デザイナー:ダン・ヘナ
 ・『オブリビオン』 プロダクション・デザイナー:ダーレン・ギルフォード(Darren Gilford)
 ・『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 プロダクション・デザイナー:スコット・チャンブリス(Scott Chambliss)

 ◆現代劇映画部門(Contemporary Film)
 ・『8月の家族たち』 プロダクション・デザイナー:デイヴィッド・グロップマン(David Gropman)
 ・『ブルージャスミン』 プロダクション・デザイナー:サント・ロカスト(Santo Loquasto)
 ・『キャプテン・フィリップス』 プロダクション・デザイナー:ポール・カービー(Paul Kirby)
 ・“Her” プロダクション・デザイナー:K・K・バレット
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 プロダクション・デザイナー:Bob Shaw

 【テレビ・カテゴリー】

 ◆シリーズ1時間番組 シングルカメラ部門(One-Hour Single Camera Television Series)
 ・『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』-‘Old Ship Of Zion’ プロダクション・デザイナー:ビル・グルーム(Bill Groom)
 ・『ブレイキング・バッド』-‘Felina’ プロダクション・デザイナー:Mark Freeborn
 ・『ダウントン・アビー〜貴族とメイドと相続人〜』- Episode: 7 プロダクション・デザイナー:ドナルド・ウッズ(Donal Woods)
 ・『ゲーム・オブ・スローンズ』-‘Valar Dohaeris’ プロダクション・デザイナー:ジェンマ・ジャクソン(Gemma Jackson)
 ・『MAD MEN マッド・メン』-‘The Better Half’ プロダクション・デザイナー:ダン・ビショップ(Dan Bishop)

 『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』と『ゲーム・オブ・スローンズ』は3年連続ノミネート。『ダウントン・アビー〜貴族とメイドと相続人〜』は2年連続ノミネート。『MAD MEN マッド・メン』は2年ぶりのノミネート。
 前回は『ゲーム・オブ・スローンズ』、前々回は『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』が受賞。

 ◆テレビ映画/ミニシリーズ部門(Television movie or miniseries)
 ・“American Horror Story: Coven”-‘Bitchcraft’ プロダクション・デザイナー:Mark Worthington
 ・『恋するリベラーチェ』 プロダクション・デザイナー:ハワード・カミングス(Howard Cummings)
 ・“Bonnie & Clyde”-‘Night 1 & Night 2’ プロダクション・デザイナー:デレク・R・ヒル(Derek R. Hill)
 ・“Mob City”-‘A Guy Walks Into A Bar, Reason To Kill A Man’ プロダクション・デザイナー:グレゴリー・メルトン(Gregory Melton)
 ・“Phil Spector” プロダクション・デザイナー:パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン(Patrizia Von Brandenstein)

 前回は『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』が受賞。ノミニーも同じ。

 ◆30分シリーズ番組 シングルカメラ部門(Episode of a half-hour single-camera television series)
 ・『ブル〜ス一家は大暴走!』-‘The B. Team’ プロダクション・デザイナー:Dan Butts
 ・『カルフォルニケーション』-‘The Unforgiven’ プロダクション・デザイナー:Ray Yamagata
 ・『モダン・ファミリー』-‘The Wow Factor’ プロダクション・デザイナー:リチャード・バーグ(Richard Berg)
 ・“Parks And Recreation”-‘London’ プロダクション・デザイナー:イアン・フィリップス(Ian Phillips)
 ・“Veep”-‘Helsinki’ プロダクション・デザイナー:Jim Gloster

 『モダン・ファミリー』は、3年連続ノミネート。2012年に受賞。

 ◆ショート・フォーマット 実写シリーズ部門(Short Format, Live Action Series) [新設]
 ・“10,000 Days”-‘Salvation Or Destruction’ プロダクション・デザイナー:Mimi Gramatky
 ・“Battlestar Galactica: Blood And Chrome”-パイロット版 プロダクション・デザイナー:Brian Kane
 ・“Blue”-‘The Truth Hurts’ プロダクション・デザイナー:Rachel Myers
 ・“Daybreak”- Episode: 5 プロダクション・デザイナー:Stuart Blatt
 ・“H+: The Digital Series”-‘Visions of Whats To Come’ プロダクション・デザイナー:Andres Cubillan

 ◆バラエティー/脚本なし番組 マルチカメラ部門 (Multi-Camera, Variety, or Unscripted Series)
 ・『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』-‘The Bakersfield Expedition’ プロダクション・デザイナー:John Shaffner
 ・『ママと恋に落ちるまで』-‘The Light House’ プロダクション・デザイナー:Steve Olson
 ・“Portlandia”-‘Missionaries’ プロダクション・デザイナー:Tyler Robinson
 ・『サタデー・ナイト・ライブ』-‘Justin Timberlake/Justin Timberlake Eugene Lee’ プロダクション・デザイナー:Akira Yoshimura、Keith Ian Raywood、N. Joseph Detullio
 ・“The Voice”-‘Live Playoffs, Part 1’ プロダクション・デザイナー: Anton Goss、James Pearse Connelly

 “The Voice”は2年連続ノミネート、『サタデー・ナイト・ライブ』は6年連続ノミネート、『ママと恋に落ちるまで』は9年連続ノミネート、『サタデー・ナイト・ライブ』は3連覇中。『ママと恋に落ちるまで』は無冠。

 ◆授賞式/音楽ショー/ゲーム・ショー部門(Awards, Music or Game Show)
 ・アメリカン・ミュージック・アワード2013 プロダクション・デザイナー:Joe Stewart
 ・2013 ビルボード・ミュージック・アワード プロダクション・デザイナー:Brian Stonestreet
 ・第65回プライムタイム・エミー賞 プロダクション・デザイナー:Brian Stonestreet
 ・第67回トニー賞 プロダクション・デザイナー:Steve Bass
 ・第47回スーパーボウル ハーフタイム・ショー(ビヨンセ) プロダクション・デザイナー:Bruce Rodgers

 3連覇中だったアカデミー賞はノミネートされませんでした。
 アメリカン・ミュージック・アワードとプライムタイム・エミー賞とスーパーボウル ハーフタイム・ショーは2年連続ノミネート。アメリカン・ミュージック・アワードはノミニーも同じですが、他は替わっています。

 ◆CM/ミュージック・ビデオ部門(Commercial, PSA, Promo, And Music Video) [改称]
 ・アーケイド・ファイア “Reflektor” プロダクション・デザイナー:Anastasia Masaro
 ・『コールオブデューティー:ゴースト』“Call of Duty: Ghosts” ‘Epic Night Out’ プロダクション・デザイナー:Todd Cherniawsky
 ・Diehard “The Getaway” プロダクション・デザイナー:Tom Wilkins
 ・Infiniti “Factory of Life” プロダクション・デザイナー:Christopher Glass
 ・ジャスティン・ティンバーレイク Ft. ジェイZ “Suit & Tie” プロダクション・デザイナー:Richard Bridgland

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 映画部門について

 【美術賞 前哨戦の結果】

 ◆美術賞
 7.ロサンゼルス映画批評家協会賞:“Her” K・K・バレット
 8.ワシントンDC映画批評家協会賞:『華麗なるギャツビー』 プロダクション・デザイナー:キャサリン・マーティン 装飾:Beverley Dunn
 9.サンディエゴ映画批評家協会賞:『華麗なるギャツビー』 キャサリン・マーティン、Karen Murphy
 13.サンフランシスコ映画批評家協会賞:『ゼロ・グラビティ』 アンディー・ニコルソン
 16.セントルイス映画批評家協会賞:『華麗なるギャツビー』 Damien Drew、Ian Gracie、Michael Turner
 17.シカゴ映画批評家協会賞:『ゼロ・グラビティ』
 23.フェニックス映画批評家協会賞:『ゼロ・グラビティ』
 25.ラスベガス映画批評家協会賞:『ゼロ・グラビティ』 アンディー・ニコルソン
 26.フロリダ映画批評家協会賞:『華麗なるギャツビー』 アート・ディレクション:Damien Drew、他 プロダクション・デザイン:キャサリン・マーティン、他
 29.ネバダ映画批評家協会賞:『ホビット 竜に奪われた王国』 ダン・ヘナ

 ◆クリティクス・チョイス・アワード 美術賞(Best Art Direction)ノミネーション
 ・『ゼロ・グラビティ』 アンディー・ニコルソン(プロダクション・デザイン)、Rosie Goodwin(装飾)
 ・『華麗なるギャツビー』 キャサリン・マーティン(プロダクション・デザイン)、Beverley Dunn (装飾)
 ・“Her” K・K・バーネット(プロダクション・デザイン)、ジーン・サーデナ(装飾)
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』 ダン・ヘナ(プロダクション・デザイン)、Ra Vincent (装飾)
 ・『それでも夜は明ける』 アダム・ストックハウゼン(プロダクション・デザイン)、Alice Baker(装飾)

 ◆サテライト・アワード 美術賞(Art Direction & Production Design)ノミネーション
 ・『華麗なるギャツビー』 キャサリン・マーティン、Beverly Dunn
 ・“The Invisible Woman” マリア・ジャーコヴィック、Tatiana Macdonald
 ・『大統領の執事の涙』 ティム・ガルヴィン、Diane Lederman
 ・『オズ はじまりの戦い』 ロバート・ストロンバーグ、Nancy Haigh
 ・『ラッシュ プライドと友情』 マーク・ディグビー、Patrick Rolfe
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』 マイケル・コレンブリス、ローレン・E・ポリッツィ(Lauren E. Polizzi)

 ◆BAFTA英国アカデミー賞 美術賞(Production Design)ノミネーション
 ・『アメリカン・ハッスル』 ジュディー・ベッカー、Heather Loeffler
 ・『恋するリベラーチェ』 ハワード・カミングス(Howard Cummings)
 ・『ゼロ・グラビティ』 アンディー・ニコルソン、Rosie Goodwin、Joanne Woollard
 ・『華麗なるギャツビー』 キャサリン・マーティン、Beverley Dunn
 ・『それでも夜は明ける』 アダム・ストックハウゼン、Alice Baker

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 美術賞のある映画賞自体少ないので、サンプル数は少ないのですが、これを見る限りでは、今回の美術賞は、『華麗なるギャツビー』と『ゼロ・グラビティ』が有力で、美術監督組合賞では、これらは別の部門に分けられているため、双方とも受賞する可能性があります。

 米国アカデミー賞との関係では、過去17年間で、アカデミー賞美術賞と美術監督組合賞(の3部門のどれか1つ)が重なったのは、10回(58.8%)です。

 美術監督組合賞が3部門もあるわりには、アカデミー賞と同じになりにくいのは、たとえば、美術監督組合賞が映画美術としては評価されにくい現代劇(『ショコラ』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ノー・カントリー』など)をも評価するのに対し、アカデミー賞美術賞は見るからにお金のかかった、凝った作品を評価する傾向にあり、そういう目のつけどころの違いが受賞結果の違いとなって出るからと考えられます。

 米国アカデミー賞美術賞のノミネーションは、広めの予想で、以下のような作品の中から選ばれるのではないかと思われます。

 ・『アメリカン・ハッスル』 ジュディー・ベッカー、Heather Loeffler
 ・『ブルージャスミン』 プロダクション・デザイナー:サント・ロカスト(Santo Loquasto)
 ・『キャプテン・フィリップス』 プロダクション・デザイナー:ポール・カービー(Paul Kirby)
 ・『ゼロ・グラビティ』 アンディー・ニコルソン、Rosie Goodwin、Joanne Woollard
 ・『華麗なるギャツビー』 キャサリン・マーティン、Beverley Dunn
 ・“Her” K・K・バーネット(プロダクション・デザイン)、ジーン・サーデナ(装飾)
 ・『ホビット 竜に奪われた王国』 ダン・ヘナ(プロダクション・デザイン)、Ra Vincent (装飾)
 ・『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』 プロダクション・デザイナー:ジェス・ゴンコール
 ・“The Invisible Woman” マリア・ジャーコヴィック、Tatiana Macdonald
 ・『大統領の執事の涙』 ティム・ガルヴィン、Diane Lederman
 ・『オズ はじまりの戦い』 ロバート・ストロンバーグ、Nancy Haigh
 ・『ラッシュ プライドと友情』 マーク・ディグビー、Patrick Rolfe
 ・『ウォルト・ディズニーの約束』 マイケル・コレンブリス、ローレン・E・ポリッツィ(Lauren E. Polizzi)
 ・『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 プロダクション・デザイナー:スコット・チャンブリス(Scott Chambliss)
 ・『それでも夜は明ける』 アダム・ストックハウゼン、Alice Baker
 ・『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 プロダクション・デザイナー:Bob Shaw

 最終的には、米国アカデミー賞美術賞も、やはり『華麗なるギャツビー』と『ゼロ・グラビティ』の2択で、近年だと、『パンズ・ラビリンス』『スウィーニ・トッド』『ベンジャミン・バトン』『アバター』『アリス・イン・ワンダーランド』『ヒューゴ』など、ビジュアルの凝った作品が選ばれる傾向があるので、『ゼロ・グラビティ』がやや有利かもしれません。(それ以前はコスプレものばかりが受賞していたのですが。)

 3番手以下だと、『アメリカン・ハッスル』や『ホビット 竜に奪われた王国』や『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などが考えられますが、ひょっとすると(漁夫の利的に?)これらの中から受賞作が出る可能性もあるかもしれません。

 第18回米・美術監督組合賞(ADG)の受賞結果の発表は、2月8日です。

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 *当ブログ記事

 ・米・美術監督組合賞(ADG)2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_3.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_5.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_5.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_13.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_15.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2011 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_12.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_11.html
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_25.html

 ・全米映画賞レース2013の結果をまとめてみました(前編):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_23.html

 ・全米映画賞レース2013の結果をまとめてみました(後編):http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_24.html

 ・全米の映画批評家協会系映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_2.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年12月〜2014年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_1.html

 追記:
 ・米・美術監督組合賞(ADG)2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201402/article_21.html

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