海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS 米・監督組合賞(DGA) 長編映画部門 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2014/01/08 06:27   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 第66回米・監督組合賞(DGA)の長編映画部門のノミネーションが発表されました。(1月7日)

 ・アルフォンソ・キュアロン 『ゼロ・グラビティ』
 ・ポール・グリーングラス 『キャプテン・フィリップス』
 ・スティーヴ・マックイーン 『それでも夜は明ける』
 ・デイヴィッド・O・ラッセル 『アメリカン・ハッスル』
 ・マーティン・スコセッシ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

画像

 アルフォンソ・キュアロンとポール・グリーングラスとスティーヴ・マックイーンは、初ノミネート。
 デイヴィッド・O・ラッセルは、2011年に『ザ・ファイター』でノミネートされて以来、2度目のノミネート。
 マーティン・スコセッシは、11回目のノミネートで、2007年に『ディパーテッド』で、2010年に『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』で受賞しています。

 ウディ・アレン、スパイク・ジョーンズ、アレクサンダー・ペイン、ジョン・リー・ハンコック、ジョエル&イーサン・コーエン、J・C・チャンダーらが落選しています。

 ゴールデン・グローブ賞 監督賞とは、マーティン・スコセッシとアレクサンダー・ペインが入れ替わっています。
 米・製作者組合賞(PGA) ダリル・F・ザナック賞とは、すべて一致し、米・製作者組合賞(PGA)にはこのほかに『ブルージャスミン』『ダラス・バイヤーズクラブ』“Her”『ウォルト・ディズニーの約束』『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』がノミネートされています。
 インディペンデント・スピリット・アワード 監督賞とは、スティーヴ・マックイーンのみ一致。そのほかのインディペンデント・スピリット・アワード監督賞のノミニーは、シェーン・カルース、J・C・チャンダー、ジェフ・ニコルズ、アレクサンダー・ペイン。
 サテライト・アワード 監督賞とはすべて一致し、サテライト・アワードにはこのほかウディ・アレン、ジョエル&イーサン・コーエン、ロン・ハワードがノミネートされています。
 クリティクス・チョイス・アワード 映画賞とはすべて一致し、クリティクス・チョイス・アワードにはこのほかにスパイク・ジョーンズがノミネートされています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 アカデミー賞との関係で見ると―

 長編映画部門に関しては、アカデミー賞監督賞との合致度が高く、監督組合賞が始まった1948年(度)以降、米・監督組合賞を受賞してアカデミー賞監督賞を受賞しなかったのは7回しかなく(1969年、1973年、1986年、1996年、2002年、2004年、2013年)、監督組合賞の公式HPでもわざわざのことが明記されています。また、監督組合賞受賞作がアカデミー賞監督賞にノミネートすらされなかったことは過去に3回(1986年、1996年、2013年)しかありません。監督組合賞のノミニーは80%以上の確率でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、監督組合賞受賞者はやはり80%以上の確率でアカデミー賞も受賞するということになります。

 近年の結果を振り返ってみると、
 2012年度は、例外中の例外の年で、監督組合賞受賞作がアカデミー賞監督賞にノミネートすらされなかった3回のうちの1回に当たります。アカデミー賞のノミネーションとは、アン・リーとスティーヴン・スピルバーグしか一致せず、監督組合賞にノミネートされたベン・アフレック(『アルゴ』)、トム・フーパー(『レ・ミゼラブル』)、キャスリン・ビグロー(『ゼロ・ダーク・サーティ』)はアカデミー賞にはノミネートされませんでした。

 2011年度は、ともにミシェル・アザナヴィシス(『アーティスト』)の受賞で、ノミネーションは5つ中4つが同じになりました(監督組合賞は『ドラゴン・タトゥーの女』をノミネートさせ、アカデミー賞は『ツリー・オブ・ライフ』をノミネートさせています。)

 2010年度は、ともにトム・フーパー(『英国王のスピーチ』)の受賞で、ノミネーションは5つ中4つが同じになりました(監督組合賞は『インセプション』をノミネートさせ、アカデミー賞は『トゥルー・グリット』をノミネートさせています。)

 2009年度は、ともにキャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』)の受賞で、ノミネーションでは5つすべてが同じになりました。

 2008年度は、ともにダニー・ボイル(『スラムドッグ$ミリオネア』)の受賞で、ノミネーションでは5つ中4つが同じになりました(監督組合賞はクリストファー・ノーラン(『ダークナイト』)を選び、アカデミー賞はスティーヴン・ダルドリー(『愛を読むひと』)を選んでいます)。

 2007年度は、ともにコーエン兄弟(『ノーカントリー』)の受賞で、ノミネーションではやはり5つ中4つが同じになりました(監督組合賞はショーン・ペン(『イントゥ・ザ・ワイルド』)を選び、アカデミー賞はジェイソン・ライトマン(『ジュノ/JUNO』を選んでいます)。

 この傾向性が今年も当てはまるとすると、今年も5つ中5つか4つが同じで、監督組合賞の受賞作品が80%以上の確率でアカデミー賞を受賞するということになります。
 入れ替わる可能性があるとすれば、ポール・グリーングラスかマーティン・スコセッシが、アカデミー賞 監督賞では、ウディ・アレン、スパイク・ジョーンズ、アレクサンダー・ペイン、ジョン・リー・ハンコック、ジョエル&イーサン・コーエン、(もしかするとライアン・クーグラー)のいすれかと入れ替わる可能性があります。

 受賞の可能性では、アルフォンソ・キュアロンとスティーヴ・マックイーンの2択で、前哨戦ではアルフォンソ・キュアロンがリードしていますが、予断を許さない状況です。

 監督組合賞、アカデミー賞監督賞、アカデミー賞作品の3つすべてが同じになるかならないか、ともに初の黒人監督の受賞なるか、に注目が集まります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【特別賞・名誉賞】

 ◆フランク・キャプラ貢献賞(The DGA’s 2014 Frank Capra Achievement Award)
 ◎Lee Blaine(アシスタント・ディレクターとして、数千のCM、数百のミュージックビデオ、そして映画やTV番組を手がける)

 ◆フランクリン・J・シャフナー貢献賞(The DGA’s 2014 Franklin J. Schaffner Achievement Award)
 ◎Vince DeDario(アソシエト・ディレクターとしてスポーツ番組を中心に活躍)

 テレビ部門のノミネーションの発表は1月9日、ドキュメンタリー部門のノミネーションの発表は1月13日です。

 受賞結果の発表は、1月25日です。

 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 応援してね!

*当ブログ記事

 ・米・監督組合賞(DGA)2013 長編映画部門ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_19.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2013 テレビ部門ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_27.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2013 ドキュメンタリー部門ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_39.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_3.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_28.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201202/article_1.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_34.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2011受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_50.html
 ・米・監督組合賞(DGA) 2010 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_16.html
 ・米・監督組合賞(DGA) 2010 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201002/article_2.html
 ・米・監督組合賞(DGA) 2009 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200901/article_10.html
 ・米・監督組合賞(DGA) 2009 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200902/article_2.html

 ・全米映画賞レース2013の結果をまとめてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_23.html

 ・全米の映画賞について調べてみました:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201001/article_45.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年12月〜2014年4月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_1.html

 追記:
 ・米・監督組合賞(DGA)2014 テレビ部門 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_18.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2014 ドキュメンタリー部門ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_42.html
 ・米・監督組合賞(DGA)2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201401/article_74.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
米・監督組合賞(DGA) 長編映画部門 ノミネーション発表! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる