海から始まる!?

アクセスカウンタ

zoom RSS インディペンデント・スピリット・アワード2014 ノミネーション発表!

<<   作成日時 : 2013/11/28 06:03   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 インディペンデント・スピリット・アワード2014のノミネーションが発表になりました。(11月26日)

 【インディペンデント・スピリット・アワード】

 この賞は、Film IndependentというNPO団体が選出する映画賞で、制作費が2000万ドル以下で、1週間以上商業公開されるか、または、サンダンス映画祭(1月)、ニューヨークND/NF(New Directors/New Films)映画祭(3月)、ロサンゼルス映画祭(6月)、トロント国際映画祭(9月)、テルライド映画祭(9月)、ニューヨーク映画祭(10月)、のいずれかで上映された作品(70分以上の長さがある)を対象としています。つまり、製作費が少なくても、意欲的な映画、志の高い映画を選んで表彰しようという、コンセプトの映画賞です(設立は1984年)。

画像

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ◆作品賞
 ・“12 Years a Slave” 監督:スティーヴ・マックイーン
 ・『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』 監督:J・C・チャンダー
 ・“Frances Ha” 監督:ノア・バウムバック
 ・“Inside Llewyn Davis” 監督:ジョエル&イーサン・コーエン
 ・『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 監督:アレクサンダー・ペイン

 ◆監督賞
 ・シェーン・カルース “Upstream Color”
 ・J・C・チャンダー 『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』
 ・スティーヴ・マックイーン “12 Years a Slave”
 ・ジェフ・ニコルズ 『MUD マッド』
 ・アレクサンダー・ペイン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

 ◆主演男優賞(Best Male Lead)
 ・ブルース・ダーン 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
 ・キウェテル・イジョフォー “12 Years a Slave”
 ・オスカー・アイザック “Inside Llewyn Davis”
 ・Michael B. Jordan “Fruitvale Station”(監督:Ryan Coogler)
 ・マシュー・マコノヒー 『ダラス・バイヤーズクラブ』(監督:ジャン=マルク・ヴァレ)
 ・ロバート・レッドフォード 『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』

 ◆主演女優賞(Best Female Lead)
 ・ケイト・ブランシェット 『ブルージャスミン』(監督:ウディ・アレン)
 ・ジュリー・デルピー 『ビフォア・ミッドナイト』(監督:リチャード・リンクレイター)
 ・ギャビー・ホフマン(Gaby Hoffmann) 『クリスタル・フェアリー』“Crystal Fairy”(監督:セバスチャン・シルヴァ)
 ・ブリー・ラーソン “Short Term 12”(監督:Destin Cretton)
 ・シェイリーン・ウッドリー “The Spectacular Now”(監督:James Ponsoldt)

 ◆助演男優賞(Best Supporting Male)
 ・マイケル・ファスベンダー “12 Years a Slave”
 ・ウィル・フォーテ 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
 ・ジェームズ・ガンドルフィニ “Enough Said”(監督:ニコル・ホロフスナー)
 ・ジャレッド・レト 『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ・Keith Stanfield “Short Term 12”

 “Inside Llewyn Davis”のジョン・グッドマンではなく、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』からウィル・フォーテが選ばれています。

 ◆助演女優賞(Best Supporting Female)
 ・メロニー・ディアス “Fruitvale Station”
 ・サリー・ホーキンス 『ブルージャスミン』
 ・Lupita Nyong’o “12 Years a Slave”
 ・ヨランダ・ロス “Go For Sisters”(監督:ジョン・セイルズ)
 ・ジューン・スキッブ 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

 “Fruitvale Station”からは、オクタヴィア・スペンサーではなく、メロニー・ディアスが選ばれています。

 ◆脚本賞
 ・ウディ・アレン 『ブルージャスミン』
 ・ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク、リチャード・リンクレイター 『ビフォア・ミッドナイト』
 ・ニコル・ホロフスナー “Enough Said”
 ・スコット・ノイスタッター(Scott Neustadter)、マイケル・H・ウェバー(Michael H. Weber) “The Spectacular Now”
 ・ジョン・リドリー(John Ridley) “12 Years a Slave”

 有力候補であるはずの“Inside Llewyn Davis”と『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』が落選しています。
 スコット・ノイスタッターとマイケル・H・ウェバーは、『(500)日のサマー』の脚本家コンビ。
 ジョン・リドリーは、『Uターン』などの脚本家で、『スリー・キングス』の原案を手がけています。

 ◆撮影賞(Best Cinematography)
 ・ショーン・ボビット “12 Years a Slave”
 ・ブノワ・デビエ(Benoit Debie) 『スプリング・ブレイカーズ』(監督:ハーモニー・コリン)
 ・ブリュノ・デルボネル(Bruno Delbonnel) “Inside Llewyn Davis”
 ・フランク・G・デマルコ(Frank G. DeMarco) 『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』
 ・Matthias Grunsky “Computer Chess”(監督:Andrew Bujalski)

 ショーン・ボビットは、『ビザンチウム』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』『いとしきエブリデイ』『ヒステリア』『SHAME-シェイム-』『ハンガー』『ひかりのまち』などを手がける撮影監督で、これまではTVを中心に活躍。『ハンガー』がきっかけとなって、映画中心にシフトし、売れっ子の撮影監督となった。最新作は、スパイク・リーの“Oldboy”。
 ブノワ・デビエは、『アレックス』『変態村』『エコール』『エンター・ザ・ボイド』『ランナウェイズ』などを手がける撮影監督。
 ブリュノ・デルボネルは、『アメリ』『ロング・エンゲージメント』『アクロス・ザ・ユニバース』『ハリー・ポッターと謎のプリンス』『ファウスト』『ダーク・シャドウ』などを手がける撮影監督。『ロング・エンゲージメント』あたりから国際的に活躍するようになる。最新作は、ティム・バートンの“Big Eyes”。
 フランク・G・デマルコは、『ヘドウィグ&アングリーインチ』『ラビット・ホール』『マージン・コール』などを手がける撮影監督。
 Matthias Grunskyは、短編やドキュメンタリーなどを手がける撮影監督。

 ◆編集賞(Best Editing) [新設]
 ・シェーン・カルース、David Lowery “Upstream Color”
 ・Jem Cohen、Marc Vives “Museum Hours”(オーストリア・米)(監督:Jem Cohen)
 ・Jennifer Lame “Frances Ha”
 ・Cindy Lee “Una Noche”(監督:Lucy Mulloy)
 ・ナット・サンダース(Nat Sanders) “Short Term 12”

 ◆第1回作品賞(Best First Feature)
 ・“Blue Caprice” 監督:Alexandre Moors
 ・“Concussion” 監督:Stacie Passon
 ・“Fruitvale Station” 監督:Ryan Coogler
 ・“Una Noche” 監督:Lucy Mulloy
 ・『少女は自転車にのって』(サウジアラビア・独) 監督:ハイファ・アル=マンスール

 ◆第1回脚本賞(Best First Screenplay)
 ・Lake Bell “In A World”(監督:Lake Bell)
 ・ジョセフ・ゴードン=レヴィット 『ドン・ジョン』(監督:ジョセフ・ゴードン=レヴィット)
 ・ボブ・ネルソン(Bob Nelson) 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
 ・Jill Soloway “Afternoon Delight”(監督:Jill Soloway)
 ・Michael Starrbury “The Inevitable Defeat of Mister and Pete”(監督:ジョージ・ティルマン・ジュニア)

 ◆ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
 ・“20 Feet From Stardom” 監督:Morgan Neville
 ・“After Tiller” 監督:Martha Shane & Lana Wilson
 ・“Gideon’s Army” 監督:Dawn Porter
 ・『殺人という行為』“The Act of Killing”(デンマーク・ノルウェー・英) 監督:ジョシュア・オッペンハイマー
 ・“The Square(Al Midan)”(エジプト・米) 監督:Jehane Noujaim

 ◆外国映画賞(Best International Film)
 ・『罪の手ざわり』“A Touch of Sin”(中) 監督:ジャ・ジャンクー
 ・『アデル、ブルーは熱い色』“Blue is the Warmest Color”(仏) 監督:アブデラティフ・ケシシュ
 ・『グロリアの青春』(チリ) 監督:セバスティアン・レリオ
 ・“The Great Beauty”(伊) 監督:パオロ・ソレンティーノ
 ・『偽りなき者』(デンマーク) 監督:トマス・ヴィンターベア

 『罪の手ざわり』と『アデル、ブルーは熱い色』は、米国アカデミー賞外国語映画賞では既に選外になっています。

 ◆ジョン・カサヴェテス賞(John Cassavetes Award)
 50万ドル以下で製作された作品を対象とする。
 ・“Computer Chess” 監督:Andrew Bujalski
 ・『クリスタル・フェアリー』“Crystal Fairy”(チリ) 監督:セバスチャン・シルヴァ(Sebastiàn Silva)
 ・“Museum Hours”(オーストリア・米) 監督:Jem Cohen
 ・“Pit Stop” 監督:Yen Tan
 ・“This is Martin Bonner” 監督:Chad Hartigan

 ◆ロバート・アルトマン賞(Robert Altman Award)
 優れたアンサンブル・キャスト作品を対象とし、監督とキャスティング・ディレクターとキャストに賞が贈られる。
 ◎『MUD マッド』 監督:ジェフ・ニコルズ
 キャスティング・ディレクター:Francine Maisler
 キャスト:ジョー・ドン・ベイカー(Joe Don Baker)、ジェイコブ・ロフランド(Jacob Lofland)、マシュー・マコノヒー、ライ・マッキノン、サラ・ポールソン、マイケル・シャノン、サム・シェパード、タイ・シェリダン、ポール・スパークス(Paul Sparks)、Bonnie Sturdivant、リース・ウィザースプーン

 ◆第17回ピアジェ・プロデューサー賞(17th Annual Piaget Producers Award)
 新進のプロデューサーが対象。
 ・Toby Halbrooks & James M. Johnston
 ・Jacob Jaffke
 ・Andrea Roa
 ・Frederick Thornton

 Toby Halbrooks & James M. Johnstonは、“Ain't Them Bodies Saints”のプロデューサーで、Toby Halbrooksは“Upstream Color”を、James M. Johnstonは“Pit Stop”を手がけています。
 Jacob Jaffkeは、“The Sacrament”などを手がけています。
 Andrea Roaは、“Drinking Buddies” などを手がけています。
 Frederick Thorntonは、“Viette”などを手がけています。

 ◆20th Annual Someone to Watch Award
 まだ大きな映画賞などを受賞したりしていない優れたフィクション作品の作り手に贈られる。
 ・“My Sister’s Quinceañera” 監督:Aaron Douglas Johnston
 ・“Newlyweeds” 監督:Shaka King
 ・“The Foxy Merkins” 監督:Madeline Olnek

 ◆第19回事実は小説より奇なり賞(19th Annual Stella Artois Truer Than Fiction Award)
 まだ大きな映画賞などを受賞したりしていない優れたドキュメンタリー作品の作り手に贈られる。
 ・Kalyanee Mam “A River Changes Course”(カンボジア)
 ・Jason Osder “Let the Fire Burn”
 ・Stephanie Spray & Pacho Velez “Manakamana”(ネパール・米)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・“12 Years a Slave”(7):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本・撮影
 ・『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(6):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・第1回脚本
 ・『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』(4):作品・監督・主演男優・撮影
 ・“Inside Llewyn Davis”(3):作品・主演男優・撮影
 ・“Fruitvale Station”(3):主演男優・助演女優・第1回
 ・“Short Term 12”(3):主演女優・助演男優・編集
 ・『ブルージャスミン』(3):主演女優・助演女優・脚本
 ・“Frances Ha”(2):作品・編集
 ・“Upstream Color”(2):監督・編集
 ・『MUD マッド』(2):監督・アルトマン
 ・『ダラス・バイヤーズクラブ』(2):主演男優・助演男優
 ・『ビフォア・ミッドナイト』(2):主演女優・脚本
 ・『クリスタル・フェアリー』(2):主演女優・カサヴェテス
 ・“The Spectacular Now”(2):主演女優・脚本
 ・“Enough Said”(2):助演男優・脚本
 ・“Computer Chess”(2):撮影・カサヴェテス
 ・“Museum Hours”(2):編集・カサヴェテス
 ・“Una Noche”(2):編集・第1回

 近年は、インディペンデント・スピリット・アワードも、米国アカデミー賞と代わり映えがしない映画賞になってしまい、それこそインディペンデント・スピリットを失ってしまったんじゃないかとも言われていますが、本年度はどうでしょうか。

 現時点で本命視されるノミニーを挙げると以下のようになります。

 ◆作品賞
 ・“12 Years a Slave” 監督:スティーヴ・マックイーン
 ◆監督賞
 ・スティーヴ・マックイーン “12 Years a Slave”
 ◆主演男優賞
 ・キウェテル・イジョフォー “12 Years a Slave”
 ◆主演女優賞
 ・ケイト・ブランシェット 『ブルージャスミン』(監督:ウディ・アレン)
 ◆助演男優賞
 ・ジャレッド・レト 『ダラス・バイヤーズクラブ』
 ◆助演女優賞
 ・Lupita Nyong’o “12 Years a Slave”
 ◆脚本賞
 ・ジョン・リドリー(John Ridley) “12 Years a Slave”
 ◆第1回作品賞
 ・“Fruitvale Station” 監督:Ryan Coogler
 ◆第1回脚本賞
 ・ボブ・ネルソン(Bob Nelson) 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
 ◆ドキュメンタリー賞
 ・『殺人という行為』“The Act of Killing”(デンマーク・ノルウェー・英) 監督:ジョシュア・オッペンハイマー
 ◆外国映画賞
 ・『アデル、ブルーは熱い色』(仏) 監督:アブデラティフ・ケシシュ
 ◆第17回ピアジェ・プロデューサー賞
 ・Toby Halbrooks & James M. Johnston
 ◆第19回事実は小説より奇なり賞
 ・Jason Osder “Let the Fire Burn”

 米国アカデミー賞と重なる部門は、前半だけですが、実際、この通りだと、主要部門で米国アカデミー賞と同じ結果になってしまいそうです。

 受賞結果の発表は、米国アカデミー賞の前日に当たる2014年3月1日です。

 *この記事がなかなかよかった!と思ったら、人気ブログランキングにクリックをお願いします。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
 ↑ ↑ ↑ ↑
 クリックしてね!

 *当ブログ記事

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年5月〜12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_9.html

 追記:
 ・インディペンデント・スピリット・アワード2014 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201403/article_5.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
インディペンデント・スピリット・アワード2014 ノミネーション発表! 海から始まる!?/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる