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zoom RSS 2013年を代表するヨーロッパ映画10本! ラックス賞2013 オフィシャル・セレクション発表!

<<   作成日時 : 2013/07/01 06:16   >>

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 第7回ラックス賞(Lux Prize)のオフィシャル・セレクション10作品がカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で発表になりました。(6月30日)

 【ラックス賞】

 ラックス賞というのは、欧州議会(European Parliament)によって贈られる映画賞で、ヨーロッパの現状(拡大と交流)を示すような題材の映画を通して公衆に議論を呼び起こすことと、EU加盟国での映画の普及とを目的として、2007年からスタートしたものです。

 内容から言うと、ローカルで、ドメスティックな内容のものではなく、いろんな出自(出身国や民族)のバックグラウンドを持つ登場人物が出てくる現代劇で、しかもそのことが物語の根幹に関わってくるような作品、あるいは、物語が複数のヨーロッパ諸国にまたがっていて、物語の展開に従って、それぞれの国の実情(現状)が映画の中に映し出されていくような作品、を対象とした映画賞だということになります。

 イメージとしては、ヨーロッパ映画賞や難民映画祭が重なってきますが、汎ヨーロッパ的な作品ということで、より対象作品が限定されることになります。

 投票資格があるのは、欧州議会の議員約800名のみで、議員には、ノミネート発表後、作品の無料の上映会が行なわれることになっています。

 ノミネート作品は3本という規定になっていて、前年の5月1日から当年の6月1日までに劇場公開された作品の中から、欧州議会の文化教育委員会のメンバーがセレクションを行ない、3本に絞り込むというシステムが取られています。

 今回、発表された10本は、ノミネート作品を3本に絞り込むためのロングリストで、7月23日に行なわれるベネチア国際映画祭2013ベネチア・デイズのプレス会見で、ノミネート作品3本が発表される予定になっています。(その後、23の公式言語による上映会&投票を経て、受賞作品が発表されます。)

 過去6回のノミネート&受賞作品は以下の通りです。

 ◆2007年
 ◎『そして、私たちは愛に帰る』(独・トルコ) 監督:ファティ・アキン
 ・『4ヶ月、3週と2日』(ルーマニア) 監督:クリスティアン・ムンジウ
 ・『夜顔』(西・仏) 監督:マノエル・デ・オリヴェイラ

 ◆2008年
 ・『デルタ』(ハンガリー・独) 監督:コーネル・ムンドルッツォ
 ◎『ロルナの祈り』(ベルギー・仏・伊) 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
 ・“Občan Havel”(チェコ) 監督:Miroslav Janek、Pavel Koutecký

 ◆2009年
 ・『ソフィアの夜明け』(映画祭上映題:『イースタン・プレイ』)(ブルガリア) 監督:カメン・カレフ
 ・“Sturm”(独・デンマーク・オランダ) 監督:ハンス=クリスチャン・シュミット
 ◎『君を想って海をゆく』(仏) 監督:フィリップ・リオレ

 ◆2010年
 ・“Plato's Academy(Akadimia Platonos)”(ギリシャ・独) 監督:Filippos Tsitos
 ◎“When We Leave (Die Fremde)”(独) 監督:Feo Aladag
 ・『イリーガル』“Illégal”(仏・ベルギー・ルクセンブルク) 監督:オリヴィエ・マッセ=ドパス(Olivier Masset-Depasse)

 ◆2011年
 ・“Attenberg”(ギリシャ) 監督:Athina Rachel Tsangari
 ◎『キリマンジャロの雪』“Les neiges du Kilimanjaro (The Snows Of Kilimanjaro)”(仏) 監督:ロベール・ゲディギャン
 ・『プレイ』“Play”(スウェーデン・仏・デンマーク) 監督:リューベン・オストルンド

 ◆2012年
 ・『熱波』(ポルトガル・独・仏・ブラジル) 監督:ミゲル・ゴメス(Miguel Gomes)
 ◎『ある海辺の詩人 -小さなヴェニスで-』“Io sono Li (Shun Li and the Poet)”(伊・仏) 監督:アンドレア・セグレ
 ・“Csak a szél (Just the Wind)”(ハンガリー・独・仏) 監督:Bence Fliegauf

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 第7回ラックス賞のオフィシャル・セレクション10作品は以下の通りです。

 ・“The Selfish Giant”(英) 監督:クリオ・バーナード(Clio Barnard)
出演:Conner Chapman、Shaun Thomas、ショーン・ギルダー(Sean Gilder)、シヴォーン・フィネラン(Siobhan Finneran)、スティーヴ・イヴェッツ(Steve Evets)、Rebecca Manley
 物語:学校から退学になった13歳のアーバーと親友のスウィフティーは、近所で、スクラップの回収をしているキテンと知り合いになる。彼らは、キテンのために、馬やカートに使えるようなスクラップを集め始める。スウィフティーが、馬に関して得意なところを示すのに対して、アーバーはキテンに学んで、お金もうけの才を示す。キテンが、スウィフティーをかわいがり始めたことで、アーバーは2人から距離を置くようになり、友情にひびが入る。
 “The Arbor”で高い評価を受けたクリオ・バーナードの最新作。
 カンヌ国際映画祭2013 監督週間出品。Label Europa Cinemas受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 アナザー・ビュー部門出品。

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 ・“La Plaga(The Plague)”(西) 監督:Neus Ballús
 物語:バルセロナ郊外で暮らす5人の人々の日々の暮らしが淡々と映し出される。ルーリーは、モルダヴィア移民のレスラーで、試合のためのトレーニングをしていない時は、ラウルの農場で、日雇い労働のようなことをしている。ラウルの農場は、白バエの群れが作物を荒らすので、その駆除作業が大変だ。彼らの近くの農場には、もうすぐ90歳になるマリアが住んでいる。彼女は、呼吸疾患を抱えていて、本当なら老人ホームに行った方がいいかもしれない。ローズマリーは、最近ここにやってきたフィリピン人で、歩いて、マリアのところに通い、彼女の世話をしている。マリベルは、中年の娼婦で、高速道路そばの未舗装の道に椅子を出して、人々の様子を眺めている。彼女は、自分と、仕事のない息子にために、稼ぐことに懸命だ。
 ドキュメンタリーとフィクションのハイブリッドのような作品で、非職業俳優の5人が演じる日々のルーティンが細かく観察される。それは、これまであまり紹介されてこなかったバルセロナの人々特有ものであり、なおかつ、きわめてヨーロッパ的なものだ。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。

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 ・“The Broken Circle Breakdown”(オランダ・ベルギー) 監督:Felix van Groeningen
 物語:ディディエは、ブルーグラス・バンドでバンジョーを弾き、ベルギー国内をキャラバンでまわっている。彼にとって、「自由の国」アメリカは理想の国だ。エリーゼは、タトゥー・パラーを開いている。彼女も、自分の体にもたくさんのタトゥーを入れているが、それぞれその当時につきあった相手にちなんだもので、別の相手を付き合う時に、名前だけは消している。ディディエとエリーゼは、全くタイプが異なるのに、一目ぼれで恋に落ちる。彼が話をし、彼女が聞く。彼はロマンチックな無神論者で、彼女は信仰心の篤い現実主義者だ。まもなく2人の生活はからみあい、エリーゼはディディエのバンドで歌うようになる。結婚し、ちいさなメイベルが生まれる。彼らは、古い田舎家を改装して、そこで幸福に満ちた生活を始める。やがてメイベルが病気になった時、彼らの愛が試されることになる。
 Johan Heldenberghの同名の舞台の映画化。
 ベルリン国際映画祭2013パノラマ部門出品。観客賞1位。
 トライベッカ映画祭2013 ワールド・ナラティヴ・コンペティション部門出品。女優賞(Veerle Baetens)・脚本賞受賞。
 シドニー映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち
 パリ映画祭2013 クロージング作品。

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 ・“La Grande Bellezza (The Great Beauty) ”(伊・仏) 監督:パオロ・ソレンティーノ
 出演:トニ・セルヴィッロ、カルロ・ヴェルドーネ、Sabrina Ferilli、カルロ・ブチロッソ(Carlo Buccirosso)、イアイア・フォルテ(Iaia Forte)、パメラ・ヴィロレッジ(Pamela Villoresi)、ガラテア・ランツィ(Galatea Ranzi)
 物語:Jep Gambardellaは、ローマで活躍する、成功したジャーナリストで、65歳という年齢にもかかわらず、魅力にあふれ、文化とハイライフを謳歌していた。彼は、毎夜パーティーに出かけ、朝方、帰宅するという生活をしているが、そうした生活の中でいろんな人々と交流する。若い恋人が途切れることがない劇作家ロマーノ、おもちゃのセールスマンのレオ、不実な夫に悩まされるTrumeau、クレイジーな息子を持つブルジョワのヴィオラ、ラディカルな批評家のステファニア、新聞の編集主任のDadina、さらに、料理する枢機卿や、暗い秘密を持つストリッパー、などなど……。そんな日常に彼自身、空しさを感じないわけではない。ある日、彼は、ある男性の訪問を受ける。それは、Jepの初恋の女性の夫で、彼女が亡くなって、遺品を整理していて、彼女が心から愛していたのはJepであり、夫はただの生活上のパートナーに過ぎないという記載を、彼女の日記に見つけ、ショックを受けたというのだった。彼にとっても死は身近だ。もう残された時間は多くないかもしれない。彼は、昔、1冊だけ小説を書いたことがあったが、自分には才能がないと思い、見切りをつけていた。65歳になった今、もう一度、小説にチャレンジしてみようと思い、「偉大なる美」を求めて、ローマ中を巡っていく。
 カンヌ国際映画祭2013 コンペティション部門出品。
 ナストロ・ダルジェント賞2013、9部門ノミネート。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2013、4部門ノミネート。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 ホライズンズ部門出品。


 ・“Miele (Honey)”(伊・仏) 監督:ヴァレリア・ゴリーノ
 出演:ジャスミン・トリンカ、カルロ・チェッキ(Carlo Cecchi)、リベロ・デ・リエンゾ(Libero De Rienzo)、ヴィニーチョ・マルキオーニ(Vinicio Marchioni)、イアイア・フォルテ(Iaia Forte)、・ロベルト・デ・フランチェスコ(Roberto De Francesco)、Barbara Ronchi、Claudio Guain、Teresa Acerbis、ヴァレリア・ビレッロ(Valeria Bilello)、Massimiliano Iacolucci
 物語:イレーネは、他人と深く関わらない、孤独な人生を送っている。彼女の仕事は、重い病を抱える人が威厳を持って死ねるように、薬物を与えて死なせてあげることで、そうした自分の仕事について誰かと話すこともない。そんな彼女の元に、新しい「患者」グリマルディーが運ばれてくる。彼は、致死量の薬を飲んで、自殺しようとしたらしいが、死ぬ前に発見されて、いまイレーネの目の前にいる。彼女は、自殺志願者に手を貸すことはないと決めている。やがて彼女とグリマルディーの間には奇妙な関係性が芽生え、彼女の人生に転機が訪れる。
 Angela Del Fabbroの小説の映画化。
 初監督作品。
 カンヌ国際映画祭2013 ある視点部門出品。エキュメニカル審査員賞特別表彰。
 ナストロ・ダルジェント賞2013、6部門ノミネート。
 イタリア・ゴールデングローブ賞2013、2部門ノミネート。
 ブリュッセル映画祭2013 Studio L’Equipe Award、観客賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 ホライズンズ部門出品。


 ・“Oh Boy”(独) 監督:Jan-Ole Gerster
 出演:トム・シリング(Tom Schilling)、マルク・ホーゼマン(Marc Hosemann)、Friederike Kempter、ユストゥス・フォン・ドーナニー(Justus von Dohnányi)、ミヒャエル・グヴィスデク(Michael Gwisdek)、ウルリッヒ・ノエテン(Ulrich Noethen)
 物語:ニコは、ベルリンで法律を学ぶ学生で、ある日、自分のまわりで起こっていることに違和感を感じ始める。それともおかしいのはまわりではなくて、自分の方なのか。ニコは、積極的に何かをしようという気力を失い、ひとりで、あるいは友人のマッツェとともに、ベルリンをうろついて、人々を眺めているようになる。そうした行動の結果、彼は、恋人に逃げられ、父親からは仕送りを止められる。そして、元クラスメイトのユリカが、過去からの亡霊のように彼の前に現われる……。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2012 フォーラム・オブ・インディペンデント部門出品。
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 バイエルン映画賞2013 男優賞、脚本賞受賞。
 ドイツ映画批評家賞2013 音楽賞、新人監督賞受賞。
 ドイツ映画賞2013作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・音楽賞受賞。
 ソフィア国際映画祭2013 インターナショナル・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 シドニー映画祭2013 オフィシャル・コンペティション部門出品。

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 ・“Fortress (Pevnost)”(チェコ) 監督:Lukáš Kokeš、Klára Tasovská
 EUの境界から東に数キロ行った先、モルドヴァとウクライナの間に、Pridniestrovian Moldovan Republic(Trans-Dniestr)はある。ここは、国とは認められていない国で、Nistru川左岸の細長い土地には、518000人もの人が暮らしている。2011年には、20年間指導者を務めた人物が失脚して、新しく大統領が選ばれた。この映画が撮影されたのは、ちょうどその頃で、この地域の独特の暮らしぶりがドキュメントされる。ここには、レーニン像や、槌と鎌のモニュメントといったソ連時代の名残リ(共産主義者による全体主義の生きたミュージアム)と資本主義の現在が混在し、また、犯罪と良識、デカダンスと変化への希望といった相反するものが半ば交じり合うように存在している。
 Jihlava international film festival2012 グランプリ受賞。
 CPH-DOX2012出品。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 チェコ映画2012-2013部門出品。

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 ・“Circles (Krugovi)”(セルビア・独・仏・クロアチア・スロヴェニア) 監督:Srdan Golubovic
 出演:Aleksandar Bercek、Leon Lucev、Nebojsa Glogovac、Hristina Popovic、Nikola Rakocevic、Vuk Kostic
 物語:実話に基づく物語。1993年、ボスニア戦争の真っ只中。セルビア人兵士のマルコは、婚約者に会うために、故郷であるボスニアの町に戻る。広場に面したカフェで、親友の医師と一緒にいたところで、彼は、ムスリムの店主が、好戦的な兵士たちに暴行を受けるのを目撃する。彼は、そこに介入するが、何があったかは具体的には示されない。時間は、12年後に飛ぶ。事件に関わった人間が、過去に復讐されるかのように、危機的状況を迎える。彼らは、罪やフラストレーションや仕返ししたいという衝動に打ち勝って、正しい行動を行なうことができるだろうか。
 “Klopka”(2007)で注目されたSrdan Golubovic監督第3作。
 サンダンス映画祭2013 審査員特別賞受賞。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。
 ソフィア国際映画祭2013 バルカン・コンペティション部門出品。観客賞受賞。
 トランシルヴァニア国際映画祭2013 Supernova部門出品。

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 ・“Eat Sleep Die (Äta sova dö)”(スウェーデン) 監督:Gabriela Pichler
 物語:Rašaは、バルカン半島出身のスウェーデン人だ。彼女は、高校も卒業しておらず、イスラム教徒ということも手伝って、そんな彼女が仕事を見つけるのは難しい。Rašaは、レタスのパック詰めをしている工場をクビになり、新しい仕事を探さなければならなくなる。父の面倒もみなければならない。厳しい状況の中、彼女はなぜ政府はすべての人に就職機会の均等を保証してくれないのかと考える。
 ベネチア国際映画祭2012 批評家週間出品。観客賞受賞。
 トロント国際映画祭2012 DISCOVERY部門。
 釜山国際映画祭2012 ワールド・シネマ部門出品。
 ワルシャワ国際映画祭2012 ディスカバリーズ部門出品。
 チューリヒ映画祭2012 インターナショナル長編コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。
 レイキャビク国際映画祭2012 New Visionコンペティション部門出品。
 AFIフェスト2012 審査員グランプリ受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2012 グランプリ受賞。
 ストックホルム国際映画祭2012 ライジング・スター賞受賞(Nermina Lukač)。
 スウェーデン・アカデミー賞2013 作品賞・監督賞・主演女優賞(Nermina Lukač)受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち

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 ・“In Bloom(Grzeli nateli dgeebi)”(グルジア・独・仏) 監督:Nana Ekvtimishvili、Simon Gross
 物語:ソ連が崩壊して数年経ったグルジアのトビリシ。エカとナティアは、仲良しの10代の少女。ナティアの家は、父親が刑務所に入っていて、母と姉とで暮らしている。母の戸棚には、大切にしまわれている箱があって、その中には、手紙とソ連時代のパスポートと意味ありげなタバコが入っている。一方、エカの家は、アル中で口うるさい父親がいて、いつも騒々しい。エカには、彼女のことが好きな男の子が2人いて、1人はハンサムなラドで、もう1人は、悪い仲間とつるんでいるコテ(Kote)だ。コテは、エカをさらい、強引に妻にしようとする。コテがラドを殺した時、エカとナティアは、運命の選択を迫られる。エカには、ラドから預かった1発の銃弾が入った銃があった……。
 ベルリン国際映画祭2013 フォーラム部門出品。C.I.C.A.E.賞受賞。
 香港国際映画祭2013 ヤング・シネマ・コンペティション部門出品。グランプリ受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち
 パリ映画祭2013 コンペティション部門出品。

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 テーマや題材を絞っているので、かならずしも2013年にヨーロッパ各国で評価の高い作品を上から順番にピックアップしていったようなものにはなっていませんが、それでも2013年のヨーロッパ映画を代表する注目すべき作品がここに結集していることに間違いはありません。

 いろんな映画祭のラインナップに入っていたり、受賞を重ねたりしている作品が多く、頭の片隅でずっと気になっていたような作品が、どうだと言わんばかりに、一堂に会しています。

 いや〜、凄いな!

 上記10本のうち、8本がカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のラインナップに入っているのも凄いし、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で特集が組まれている〈「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち〉の作品のうち、3本が上記10本の中に含まれている、というのも凄いですね。

 この中からまずは3本に絞り込まれるわけですが、近年は名の知れた監督の作品は選ばれにくくなっていることなどから考えると、次のステージに進みそうなのは、“The Broken Circle Breakdown”、“Circles (Krugovi)”、“Eat Sleep Die (Äta sova dö)”、“In Bloom(Grzeli nateli dgeebi)”あたりでしょうか。

 また、ラックス賞ノミネート(&ロングリスト)作品は、2/3くらいの確率で日本でも紹介されるので、上記の作品もそのくらいの確率で、日本でも紹介されると期待してもいいかもしれません。

 日本の映画会社のみなさん、買うか買わないかはともかく、一通りチェックしてみてもいいんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。

 ちなみに、〈「ヴァラエティー」誌による、観るべきヨーロッパの10人の監督たち〉の作品を書き出しておくと―

 ・“The Broken Circle Breakdown”(オランダ・ベルギー) 監督:Felix van Groeningen
 ・“The Deflowering of Eva van End(De ontmaagding van Eva van End)”(オランダ) 監督:Michiel ten Horn
 ・『ニーナ〜ローマの夏休み』“NINA”(伊) 監督:エリザ・フクサス(Elisa Fuksas)
 ・“Traffic Department(Drogówka)”(ポーランド) 監督:Wojtek Smarzowski
 ・“The Color of the Chameleon(Tsvetat na hameleona)”(ブルガリア) 監督:Emil Christov
 ・“The Eternal Return of Antonis Paraskevas(I aionia epistrofi tou Antoni Paraskeua)”(ギリシャ) 監督:Elina Psykou
 ・“Eat Sleep Die(Äta sova dö)”(スウェーデン) 監督:Gabriela Pichler
 ・“Finnish Blood, Swedish Heart(Laulu koti - Ikävästä)”(フィンランド・スウェーデン) 監督:Mika Ronkainen
 ・“Escape(Flukt)”(ノルウェー) 監督:Roar Uthaug
 ・“In Bloom(Grzeli nateli dgeebi)”(グルジア・独・仏) 監督:Nana Ekvtimishvili、Simon Gross

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 *当ブログ記事
 ・第6回ラックス賞 ロングリスト10作品発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201207/article_3.html
 ・第6回ラックス賞 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201207/article_16.html
 ・第6回ラックス賞 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201211/article_21.html
 ・第5回ラックス賞:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201111/article_2.html
 ・第4回ラックス賞:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201007/article_27.html
 ・第3回ラックス賞:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200911/article_43.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2013年5月〜12月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_9.html

 追記:
 ・第7回ラックス賞 ノミネーション発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201307/article_18.html
 ・第7回ラックス賞 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201312/article_29.html

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