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zoom RSS オーストラリア映画批評家協会賞(AFCA) 2013 受賞結果!

<<   作成日時 : 2013/05/03 21:41   >>

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 第6回オーストラリア映画批評家協会賞(AFCA:Australian Film Critics Association)の受賞結果です。(2月26日発表)

 オーストラリアの映画批評家による映画賞には、オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA:Film Critics Circle of Australia)とオーストラリア映画批評家協会賞(AFCA:Australian Film Critics Association)があって、混乱してしまいますが―
 FCCAは、設立年不詳、メンバー数も不詳ですが、歴史はこちらの方が古く、シドニーを本拠地としていています。
 もう一方のAFCAは、元々はメルボルンの映画フォーラムから発展した映画批評家の団体で、1996年設立で、2004年からオーストラリア全域に会員を広げ、メンバー数は60人以上。映画賞は2008年からスタートさせています。
 どちらも国際批評家連盟の会員であるようです。
 FCCAの方は、IMDbに受賞データが記載されており、AFCAの方は、映画レビューに関する表彰も行なっているというのが特徴になっています。

 *AFCA 公式サイト:http://www.afca.org.au/index.html
 *AFCA 公式facebook:http://www.facebook.com/pages/Australian-Film-Critics-Association/108679745895161
 *Wikipedia:http://en.wikipedia.org/wiki/Australian_Film_Critics_Association

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 【映画賞部門】(AFCA FILM AWARD)

 ◆作品賞
 ◎“The Sapphires” 監督:Wayne Blair

 ◆監督賞
 ◎ケイト・ショートランド “Lore”

 ◆主演男優賞
 ◎ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton) “Wish You Were Here”(監督:キーラン・ダーシー=スミス(Kieran Darcy-Smith))

 ◆主演女優賞
 ◎Saskia Rosendahl “Lore”

 ◆助演男優賞
 ◎Garry Waddell “The King is Dead”(監督:ロルフ・デ・ヒーア)

 ◆助演女優賞
◎Jessica Mauboy “The Sapphires”

 ◆脚本賞
 ◎“Lore” ケイト・ショートランド、Robin Mukherjee

 ◆撮影賞
 ◎“Lore” アダム・アーカポー(Adam Arkapaw)

 ◆編集賞
 ◎“Burning Man”(監督:Jonathan Teplitzky) Martin Connor

 ◆美術賞(Best Overall Production Design)
 ◎“Lore” Silke Fischer

 ◆作曲賞
 ◎“The Sapphires” チェザリー・スカビスゼウスキー(Cezary Skubiszewski)

 ◆外国映画賞 英語圏(Best Overseas Film (English Language))
 ◎『ヒューゴの不思議な発明』(米) 監督マーティン・スコセッシ

 ◆外国映画賞 非英語圏(Best Overseas Film (Foreign Language))
 ◎『別離』(イラン) 監督:アスガー・ファルハディ

 ◆ドキュメンタリー賞
 ◎『シュガーマン 奇跡に愛された男』(スウェーデン・英) 監督:マリク・ベンジェルール

 【ライティング部門】(AFCA WRITING AWARDS)

 ◆ライティング賞 オーストラリア映画部門(Ivan Hutchinson Award for Writing on Australian Film)
 ◎Josh Nelson ‘God in all things’- “Hail”

 ◆ ライティング賞 非オーストラリア映画部門(Award for Writing on Non-Australian Film)
 ◎Rebecca Harkins Cross ‘The Shape of Rage’ -『危険なメソッド』)

 ◆レビュー賞 オーストラリア映画部門(Award for a Review of an individual Australian Film)
 ◎Michael Scott “All the Way Through Evening”

 ◆レビュー賞 非オーストラリア映画部門(Award for a Review of an individual Non-Australian film)
 ◎Laurence Barber “The Perks of Being a Wallflower”
 スペシャル・メンション:Laurence Barber “The Masters of Being”

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 受賞結果は、“Lore”が監督賞を含む5部門、“The Sapphires”が作品賞を含む3部門の受賞で、FFCAで最多受賞になった“Not Suitable For Children”はわずか1部門の受賞にとどまりました。(本当は、FFCAの方が1ヶ月程前に発表されているので、不当に(?)低い評価を与えられている“Wish You Were Here”に対して、FFCAの会員が“Wish You Were Here”の評価の巻き返しを図ったというだけのことなのかもしれません。)

 オーストラリア・アカデミー賞とFCCAとAFCAの結果を見比べると、3つとも同じになった部門は1つもなくて―

 オーストラリア・アカデミー賞とFCCAが同じ:助演男優賞、脚本賞、撮影賞
 オーストラリア・アカデミー賞とAFCAが同じ:作品賞、助演女優賞
 FCCAとAFCAが同じ:監督賞、主演男優賞、作曲賞
 3つとも異なる結果:主演女優賞

 まあ、“The Sapphires”と“Lore”と“Wish You Were Here”の3本が、2012年のオーシトラリア映画を代表する作品であることは間違いなさそうです。

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 以下に、主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Lore”(オーストラリア・英・独) 監督:ケイト・ショートランド
 出演:Saskia Rosendahl、Kai Malina.
 物語:ナチの両親が投獄されて、Loreは、妹ともに、戦争で破壊された1945年のドイツの地を進んでいく。カオスの中、彼女はミステリアスなユダヤ人の少年トマスと出会い、憎しみと欲望を浴びせかけられて、彼女のもろいリアリティーはバラバラにされる。生きるために、彼女は誰かの助けを借り、人を憎み、自分の中の闇と向き合うことを学ぶ。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2012 長編ナラティブ部門最優秀作品賞、撮影賞、The Jeremy Nussbaum Prize for Provocative Fiction受賞。
 釜山国際映画祭2012 ワールド・シネマ部門出品。
 ロンドン映画祭2012 コンペティション部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2012 コンペティション部門出品。新人監督賞受賞。
 ストックホルム国際映画祭2012 コンペティション部門出品。グランプリ&音楽賞受賞。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞 オーストラリア代表。
 ドイツ映画賞2013 作品賞・撮影賞・衣裳賞・音楽賞ノミネート。
 オーストラリア映画批評家サークル賞(FFCA)2013 監督賞・ヤングパフォーマンス賞受賞。
 キノフィルムズ配給にて公開予定。

画像

 ・“The Sapphires”(オーストラリア) 監督:Wayne Blair
 出演:クリス・オダウド、デボラ・メイルマン(Deborah Mailman)、Jessica Mauboy、Shari Sebbens、Miranda Tapsell
 物語:1968年のオーストラリア。アボリジニーの3姉妹、ゲイル、ジュリー、シンシアとその従姉妹のケイは、アイルランド人のデイブと出会う。彼は、ウィスキーとソウルミュージックを愛するミュージシャンで、彼女たちの才能を見出して、サファイアーズという名のグループを結成する。5人は、南ベトナムの戦争地帯へとツアーを行ない、巧みに弾丸をかわしながら、海兵隊員のために歌い、そして恋に落ちていく。
 カンヌ国際映画祭2012 ミッドナイト・スクリーニング部門出品。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 釜山国際映画祭2012 ワールド・シネマ部門出品。
 ムンバイ映画祭2012 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 パームスプリングス国際映画祭2013 観客賞受賞。
 ロンドン・イブニングスタンダード映画賞2013 ピーター・セラーズ コメディー賞ノミネート(クリス・オダウド)。
 オーストラリア・アカデミー賞2013 作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演女優賞・脚色賞・撮影賞・編集賞・美術賞・衣裳賞・録音賞受賞。
 オーストラリア映画批評家サークル賞(FFCA)2013 撮影賞・音楽賞受賞。
 ポニーキャニオン配給にて公開予定。

画像

 ・“Wish You Were Here”(オーストラリア) 監督:キーラン・ダーシー=スミス (Kieran Darcy-Smith)
 出演:ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)、テレサ・パーマー(Teresa Palmer)、Felicity Price、アントニー・スター(Antony Starr)
 物語:4人の仲間が東南アジアへと気ままなホリデーに出かけ、3人だけが帰ってくる。まずデイヴとアリスが帰ってきて、ジェレミーの謎の失踪について家族に話す。続いて、アリスの姉で、ジェレミーの恋人であったステフが帰ってきて、ジェレミーがいなくなった夜の忌まわしい秘密について話す。しかし、それはまだほんの序の口に過ぎなかった。満月の輝くカンボジアの夜。踊っていた彼らにいったい何があったのだろうか?
 監督のキーラン・ダーシー=スミスは、『地獄の変異』や『赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター』などに出演している俳優で、これが初監督長編。
 サンダンス映画祭2012出品。
 釜山国際映画祭2012 スペシャル・プログラム・イン・フォーカス部門出品。
 オーストラリア・アカデミー賞2013 助演男優賞(アントニー・スター)・脚本賞受賞。
 オーストラリア映画批評家サークル賞(FFCA)2013 作品賞・主演男優賞・助演男優賞・脚本賞・編集賞受賞。

画像

 ・“Burning Man”(オーストラリア) 監督:Jonathan Teplitzky
 出演:マシュー・グード、レイチェル・グリフィス、Jack Heanly
 物語:トムは、ボンダイ・ビーチを見下ろすシックなレストランでコック長をしている。彼は、善良だが、立ち振る舞いは悪く、お客さんの評は一切気にかけなかった。しかし、そんな彼を女たちは放っておかず、彼はいつも人気の的であった。ある日、彼が8歳の息子オスカーのバースデー・パーティーを準備している時、ついに彼は怒りを爆発させ、警察に拘置される……。
 トロント国際映画祭2011 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。


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 *当ブログ記事

 オーストラリア映画批評家サークル賞(FCCA) 2013 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201305/article_7.html

 ・オーストラリア・アカデミー賞2013 国内部門賞 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_13.html
 ・オーストラリア・アカデミー賞2013 インターナショナル・アワード ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_23.html
 ・オーストラリア・アカデミー賞2013 インターナショナル・アワード 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_65.html
 ・オーストラリア・アカデミー賞2013 国内部門賞 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_1.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月〜2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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