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zoom RSS スイス映画賞2013 受賞結果!

<<   作成日時 : 2013/05/03 16:00   >>

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 スイス映画賞(Swiss Film Awards/Schweizer Filmpreis)の受賞結果です。(1月30日ノミネーション発表 3月23日受賞結果発表)

 【スイス映画賞】

 1998年に創設。
 2008年までは1月に開催される、スイス映画界最大の祭典The Solothurn Film Festivalで授賞式が行なわれていたが、2009年以降変更になり、2010年からはノミネーションのみThe Solothurn Film Festivalで発表されることになった。
 ドキュメンタリー賞、短編映画賞、アニメーション賞を有するが、監督賞はなく、助演男優賞と助演女優賞が助演賞として1つにまとめられていて、メインの部門は10しかないというシンプルな映画賞。
 2010年から、スイス映画アカデミー(2008年設立)が運営することになった。
 作品賞を受賞した主な作品には、レア・プールの“Emporte-moi (Set me free)”、フレディー・M・ムラーの『僕のピアノコンチェルト』、ウルスラ・メイヤーの『ホーム 我が家』などがある。

 *公式サイト:http://www.schweizerfilmpreis.ch/de/

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 ◆作品賞
 ・“Il Comandante E La Cicogna(The Commander and the Stork)”(伊・スイス・仏) 監督:シルヴィオ・ソルディーニ(Silvio Soldini)
 ・“Opération Libertad”(仏・スイス・ポルトガル) 監督:ニコラ・ヴァディモフ(Nicolas Wadimoff)
 ・“Rosie”(スイス) 監督:Marcel Gisler
 ◎『シスター』(『シモンの空』)“Sister”(仏・スイス) 監督:ウルスラ・メイヤー(Ursula Meier)
 ・“Verliebte Feinde(Enemies In Love)”(スイス) 監督:Werner Swiss Schweizer、Katja Früh

 ウルスラ・メイヤーは、2作目にして、2度目のスイス映画賞受賞。

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 ◆主演男優賞
 ・Fabian Krüger “Rosie”
 ・Fabian Krüger “Verliebte Feinde(Enemies In Love)”
 ◎ケイシー・モッテ・クライン(Kacey Mottet Klein) 『シスター』(『シモンの空』) “Sister”

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 ◆主演女優賞
 ◎Sibylle Brunner “Rosie”
 ・Mona Petri “Verliebte Feinde(Enemies In Love)”
 ・Sabine Timoteo “Cyanure”(カナダ・スイス)(監督:Séverine Cornamusaz)

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 ◆助演賞
 ◎Antonio Buil “Opération Libertad”
 ・ジュディトゥ・ホフマン(Judith Hofmann) “Rosie”
 ・Sebastian Ledesma “Rosie”

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 ◆脚本賞
 ・ニコラ・ヴァディモフ(Nicolas Wadimoff)、ジャコブ・バーガー(Jacob Berger) “Opération Libertad”
 ・Marcel Gisler “Rosie”
 ◎ウルスラ・メイヤー、アントワーヌ・ジャコ(Antoine Jaccoud) 『シスター』(『シモンの空』) “Sister”

 アントワーヌ・ジャコは、短編賞でもノミネート。

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 ◆撮影賞
 ◎カミーユ・コタヌー(Camille Cottagnoud) 『冬の遊牧民』“Hiver Nomade”(スイス・仏・独)(監督:マニュエル・フォン・ストゥーラー(Manuel Von Stürler))
 ・ピーター・メトラー(Peter Mettler) “The End Of Time”(カナダ・スイス)(監督:ピーター・メトラー)
 ・Pietro Zuercher “Tutti Giù”(スイス)(監督:Niccolò Castelli)

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 ◆作曲賞
 ・Olivia Pedroli 『冬の遊牧民』“Hiver Nomade”
 ◎Peter Scherer “More Than Honey”(独・オーストリア・スイス) 監督:Markus Imhoof
 ・Gabriel Scotti、Vincent Hänni “The End Of Time”

 ◆ドキュメンタリー賞
 ・“Forbidden Voices”(スイス) 監督:Barbara Miller
 ・『冬の遊牧民』“Hiver Nomade” 監督:マニュエル・フォン・ストゥーラー(Manuel Von Stürler)
 ◎“More Than Honey” 監督:Markus Imhoof
 ・“The End Of Time” 監督:ピーター・メトラー(Peter Mettler)
 ・“Thorberg”(スイス) 監督:Dieter Fahrer

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 ◆短編映画賞
 ・“Déposer Les Enfants”(スイス) 監督:アントワーヌ・ジャコ(Antoine Jaccoud)、ベティナ・オベルリ(Bettina Oberli)
 ・“Du Contrat Social”(スイス) 監督:Frédéric Mermoud
 ◎“Einspruch VI”(スイス) 監督:Rolando Colla
 ・“Goal”(スイス) 監督: Fulvio Bernasconi
 ・“Os Vivos Tambem Choram” 監督:Basil Da Cunha

 アントワーヌ・ジャコは、『シスター』により脚本賞でもノミネート。
 “Du Contrat Social”はアミアン国際映画祭2012最優秀短編賞受賞、ヨーロッパ映画賞2012短編映画賞ノミネート。

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 ◆アニメーション賞
 ・“Au Coeur De L'hiver”(スイス) 監督:Isabelle Favez
 ・“Bon Voyage”(スイス) 監督:Fabio Friedli
 ・“Chambre 69”(スイス) 監督:Claude Barras
 ・『小鳥と木の葉』“Der Kleine Vogel Und Das Blatt”(スイス) 監督:レナ・フォン・ドェーレン(Lena Von Döhren)
 ◎“La Nuit De L'ours”(スイス)  監督:Frédéric Guillaume、Samuel Guillaume

 『小鳥と木の葉』は広島国際アニメーションフェスティバル2012出品。

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 ◆スイス映画賞2013 (Schweizer Filmpreis 2013)
 ◎ジャクリーヌ・ヴーヴ(Jacqueline Veuve)
 ジャクリーヌ・ヴーヴは、スイスの映画監督、文化人類学者。

 ◆アカデミー特別賞Spezialpreis der Akademie
 ◎Karine Sudanの『冬の遊牧民』の編集に対して。

 スイス映画は、特定の映画監督の作品を除けば、なかなかイメージしづらい印象がありますが、2012年はベルリン国際映画祭で高い評価を得た『シスター』があり、さらに、『冬の遊牧民』や“More Than Honey”、“The End Of Time”といった映画祭にひっぱりだこの作品がいくつもあって、まあまあ悪くない年だったのではないでしょうか。

 スイス映画賞でもそういった作品がノミネーションに大きく食い込んでいます。ドキュメンタリー作品が、一般部門でもノミネートされ、2部門で受賞を果たしているのが目を惹きます。

 『シスター』は、『シモンの空』というタイトルでWOWOWで放映になったため、劇場公開の可能性は遠のいてしまいましたが、“More Than Honey”はこれからなんらかの形で紹介されるかも、と期待してもいいかもしれません。

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 *当ブログ記事

 ・スイス映画賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201102/article_42.html
 ・スイス映画賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_17.html?pc=on
 ・スイス映画賞2010 発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_24.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月〜2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・『シスター』“Sister”(仏・スイス) 監督:ウルスラ・メイヤー(Ursula Meier)
 出演:レア・セドゥー、ケイシー・モッテ・クライン(Kacey Mottet Klein)、マーティン・コムストン、ジリアン・アンダーソン
 物語:スイスのゴージャスなスキー・リゾート。12歳のシモンは、無職の姉と2人暮らし。彼は、スキー客から盗みを働いては、地元の子供たちに売って、金にしていた。シモンはイギリス人の季節労働者とパートナーを組むことにするが、それ以降、彼はこれまで越えていなかった一線を越えてしまい、姉との関係性も変わる。彼らは逃亡を余儀なくされて、逃げ場所を探すはめになる……。
 監督ウルスラ・メイヤーにとって『ホーム 我が家』(2008)以来の2本目の劇映画。
 ベルリン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。特別銀熊賞受賞。
 アテネ国際映画祭2012 グランプリ受賞。
 セビリヤ・ヨーロッパ映画祭2012コンペティション部門出品。撮影賞(アニエス・ゴダール)、EURIMAGES賞受賞。
 米国アカデミー賞2013外国語映画賞 スイス代表。
 セザール賞2013 有望若手男優賞ノミネート(ケイシー・モッテ・クライン)。
 大阪ヨーロッパ映画最2012にて上映。WOWOWでは『シモンの空』のタイトルで放映。


 ・“Rosie”(スイス) 監督:Marcel Gisler
 出演:Fabian Krüger、Sibylle Brunner、ジュディトゥ・ホフマン(Judith Hofmann)、Sebastian Ledesma
 物語:Lorenz Meranは、40歳のゲイで、小説家として成功していたが、突如として書けなくなってしまう。彼は、年老いた母のことが気になってもいたので、地方に住む母を訪ねる。楽しいことが好きな母は、他人に面倒を見てもらうことも、養護施設に入ることも拒む。あれこれ言われたくない彼女は、始終Lorenzと口論になり、母としての威厳を危うくする。また、ひょんなことから、これまでLorenzが隠してきた秘密が明らかになってしまう……。

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 ・“Opération Libertad”(仏・スイス・ポルトガル) 監督:ニコラ・ヴァディモフ(Nicolas Wadimoff)
 出演:Karine Guignard、ナタシャ・クチュモフ(Natacha Koutchoumov)、ローラン・カペリュート(Laurent Capelluto)、スティペ・エルツェッグ(Stipe Erceg)、Nuno Lopes、Jonathan Genet、Antonio Buil、Michael Neuenschwander
 物語:1978年。スイスの小さな革命グループが、チューリヒ郊外の銀行を襲う。彼らは、スイスの金融システムと独裁政府がつながっていることを証明しようとして、すべてのオペレーションをフィルムに撮影する。2011年、Opération Libertadを記録したビデオテープが発見される。
 カンヌ国際映画祭2012 監督週間出品。

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 ・“Verliebte Feinde(Enemies In Love)”(スイス) 監督:Werner Swiss Schweizer、Katja Früh
 出演:Fabian Krüger、Mona Petri
 物語:スイスの弁護士で、フェミニストのIris von Roten(1917-90)と、彼女の夫で、裁判官のPeter(1916-91)という、サルトルとボーヴォワールの関係にもたとえられる夫婦の愛の物語。ヨーロッパで女性の政治参政が最も遅れたスイスで、婦人参政権の確立に尽力した。

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 ・『冬の遊牧民』“Hiver Nomade”(スイス・仏・独)(監督:マニュエル・フォン・ストゥーラー(Manuel Von Stürler))
 「キャロルとパスカルの二人は冬の放牧地へと向かい始めた。共に過ごすのは、3匹のロバ、4匹の犬、そして800頭もの羊だった。雪と寒さの中、厳しい夜から彼らを守ってくれるものは、わずかの毛皮とキャンバス地の粗末なテントだけであった。目まぐるしく変わる自然の猛威に直面しながらも、立ち向かう二人の冒険魂。」
 ベルリン国際映画祭2012 フォーラム部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2012 ドキュメンタリー賞受賞。
 なら国際映画祭2012 新人コンペティション部門出品。

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 ・“The End of Time”(カナダ・スイス) 監督:ピーター・メトラー(Peter Mettler)
 ピーター・メトラーによる、時間に関する考察。ジュネーブ郊外の欧州原子核研究機構(CERN)の粒子加速器から、1軒だけ残してすべての家をのみこんだハワイの溶岩流、デトロイト市内の荒廃、ブッダが悟りを開いた地の近くで開かれるヒンズー教のお葬式まで、世界中を旅して、思索が繰り広げられる。
 『いまここにある風景』やアトム・エゴヤンの『オープンハウス』『ファミリー・ビューイング』などの撮影を手がけているピーター・メトラーの監督作品。
 ロカルノ国際映画祭2012 コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2012 MASTERS部門出品。

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 ・“More Than Honey”(独・オーストリア・スイス) 監督:Markus Imhoof
 アインシュタインは、「もしハチがいなくなったら、人類はわずか4年のうちに絶滅するだろう」と語っている。ところが、過去5年間に、数十億のハチが消え去り、その原因は明らかになっていない。食糧の3分の1以上をハチの受粉に依存している人類にとって、ハチの生き死には、大きな死活問題となってくるのだ。
 トロント国際映画祭2012 TIFF DOC部門出品。
 パームスプリングス国際映画祭2013 観客賞第2位。
 サンタバーバラ国際映画祭2013 ドキュメンタリー賞受賞。
 バイエルン映画賞2013 ドキュメンタリー賞受賞。
 ドイツ映画賞2013 ドキュメンタリー賞受賞。

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