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zoom RSS バンコク映画批評家協会賞2013 受賞結果!

<<   作成日時 : 2013/04/30 22:43   >>

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 バンコク映画批評家協会賞2013の受賞結果です。(3月26日発表)

 バンコク映画批評家協会賞:メンバーは約20名。インディペンデント系の作品やドキュメンタリー作品、映画作家の作品も取り上げるものの、シネフィル度はそんなには高くなく、どちらかといえば、優れたドラマ作品を高く評価する傾向が強いようです。
 バンコク映画批評家協会賞に関するWikipedia(タイ語):http://th.wikipedia.org/wiki/%E0%B8%A3%E0%B8%B2%E0%B8%87%E0%B8%A7%E0%B8%B1%E0%B8%A5%E0%B8%A0%E0%B8%B2%E0%B8%9E%E0%B8%A2%E0%B8%99%E0%B8%95%E0%B8%A3%E0%B9%8C%E0%B9%84%E0%B8%97%E0%B8%A2_%E0%B8%8A%E0%B8%A1%E0%B8%A3%E0%B8%A1%E0%B8%A7%E0%B8%B4%E0%B8%88%E0%B8%B2%E0%B8%A3%E0%B8%93%E0%B9%8C%E0%B8%9A%E0%B8%B1%E0%B8%99%E0%B9%80%E0%B8%97%E0%B8%B4%E0%B8%87

 今年の受賞結果は以下の通り。

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 ◆作品賞
 ◎“Home” 監督:マシュー=チューキアット・サックヴィーラクル(Chookiat Sakveerakul)

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 ◆監督賞
 ◎コンデート・チャトゥランラッサミー(Kongdej Jaturanrasamee) 『P-047』“P-047”

 コンデート・チャトゥランラッサミーは、コム・チャット・ルック映画賞でも監督賞を受賞しています。

 ◆主演男優賞
 ◎David Asavanond “Countdown”(監督:Nattawut Poonpiriya)
 ◎アピチャイ・トラクーンパデットクライ(Apichai Tragoolpadetgrai) 『P-047』“P-047”

 David Asavanondは、タイ・アカデミー賞でも主演男優賞を受賞しています。

 ◆主演女優賞
 ◎ペンパック・シリクン(Penpak Sirikul) “Home”

 ペンパック・シリクンは、コム・チャット・ルック映画賞でも主演女優賞を受賞しています。

 ◆助演男優賞
 ◎パラマ・イモーノータイ(Parama Imanothai) 『愛なんていらない』“It Gets Better”(監督:タンワーリン・スカピシット(Tanwarin Sukkhapisit))

 パラマ・イモーノータイは、タイ・アカデミー賞でも助演男優賞を受賞しています。

 ◆助演女優賞
 ◎Piyathida Worramusik “Together”(監督:Saranyoo Jiralak)

 Piyathida Worramusikは、コム・チャット・ルック映画賞とタイ・アカデミー賞でも助演女優賞を受賞しています。

 ◆脚本賞
 ◎コンデート・チャトゥランラッサミー(Kongdej Jaturanrasamee) 『P-047』“P-047”

 ◆撮影賞
 ◎アムポーンポン・ユガラ(Umpornpol Yugala) 『P-047』“P-047”

 アムポーンポン・ユガラは、『ワンダフル・タウン』や『ハイソ』などを手がける撮影監督。

 ◆編集賞
 ◎マヌッサ・ヴォラシンハ(Manussa Vorasingha)、Kamontorn Eakwattanakij 『P-047』“P-047”

 ◆美術賞
 ◎Achira Nokthet、Narongsak Pawapootanon 『愛なんていらない』“It Gets Better”

 『愛なんていらない』は、タイ・アカデミー賞でも美術賞を受賞しています。

 ◆オリジナル作曲賞
 ◎チャッチャイ・ポンプラパーパン(Chatchai Pongprapapan) “Echo Planet”(監督:Kompin Kemgumnird)

 チャッチャイ・ポンプラパーパンは、タイ・アカデミー賞でもオリジナル作曲賞を受賞しています。

 ◆オリジナル歌曲賞
 ◎“Echo Planet” -‘Fang Si Fang Si Fang’ コンデート・チャトゥランラッサミー(Kongdej Jaturanrasamee)

 “Echo Planet”は、タイ・アカデミー賞でもオリジナル歌曲賞を受賞しています。受賞したコンデート・チャトゥランラッサミーは『P-047』の監督でもあります。

 ◆生涯貢献賞(Lifetime Achievement award)
 ◎ "Philip" Chalong Pakdeewijit(監督)

 ◆ヤング・フィルムメーカー賞(Young Filmmaker Award)
 ◎Nawapol Thamrongrattanarit “36”

 ◆トップ・グロス賞(Top Grossing Film Award)
 ◎『ATMエラー』“ATM Er Rak Error”(監督:メート・タラートン)

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 最多受賞は、『P-047』で、監督賞・主演男優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞の5部門、“Home”と『愛なんていらない』と“Echo Planet”が2部門ずつの受賞で、それぞれ、作品賞と主演女優賞、助演男優賞と美術賞、オリジナル作曲賞とオリジナル歌曲賞を受賞しています。

 本年度のタイの映画賞では、最も大衆的なのがタイ・アカデミー賞で、最もインディペンデント寄りなのがコム・チャット・ルック映画賞であり、バンコク映画批評家協会賞は両者の間に位置するような受賞結果となりました。

 なお、バンコク映画批評家協会賞は、ノミネーションも発表しているはずですが、今回は、残念ながら、ノミネーションのリストは見つけることができませんでした。

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 *当ブログ記事

 ・バンコク映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_8.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_6.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201003/article_22.html

 ・タイ・アカデミー賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_21.html

 ・コム・チャット・ルック映画賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_22.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月〜2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Home”(タイ) 監督:マシュー=チューキアット・サックヴィーラクル(Chookiat Sakveerakul)
 出演:ペンパック・シリクン(Penpak Sirikul)、Ruangsak Loychusak、Siraphan Wattanajinda、Supoj Chancharoen、Witoon Jaiprom、Puttachat Pongsuchat、Witwisit Hiranyawongkul、Jarunee Boonsake、Chutavuth Pattarakampol、Kittisak Patomburana
 物語:第1話:中学校を卒業したナイが夜にキャンパスの写真を撮っていて、後輩のビームと出会う。2人は、思い出や将来のことについて語り、夜明けに別れる。第2話:ブアジャンは未亡人で、夫の遺した手記を捜し続けている。そのおかげで、彼女は、夫との思い出に浸ることができるが、一方で、彼女が前に進むのを妨げさせていた。第3話:地元チェンマイ生まれのプリーヤと、プーケット出身のビジネスマン、レンが結婚式を挙げる。しかし、その日になって、プリーヤは、元カレのペクと再会する。
 第1話の登場人物と第2話の登場人物が、第3話にも登場して、3つの物語が結びつく。
 『チョコレート・ファイター』の脚本家で、『レベル・サーティーン』や『ミウの歌』の監督でもあるマシュー=チューキアット・サックヴィーラクル監督の最新作。
 タイ・アカデミー賞で、作品賞、監督賞受賞。

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 ・『P-047』“P-047 (Tae Peang Phu Deaw)”(2011/タイ) 監督:コンデート・チャトゥランラッサミー(Kongdej Jaturanrasmee)
 出演:アピチャイ・トラクーンパデットクライ(Apichai Tragoolpadetgrai)、パリンヤー・ガームウォンワーン(Parinya Kwamwongwan)
 物語:レクは、孤独な鍵屋で、これまでの人生で恋人がいたことがない。コンは、小説家志望で、母親と同居している。2人は、同じショッピングモールで働いている。一方は、鍵を複製し、もう一方はタブロイド雑誌を売っている。
 ある時、2人はそれぞれの才能を生かした計画を実行することにする。それは、住人がでかけた後の家に侵入することだ。盗みはしない。ただその場所を借りるだけだ。
 ある時、レクは病院で目覚める。混乱しているレクを落ち着かせるために、コンが呼ばれる。レクは、タバコを吸いに病院の屋上に上がる。そこで、空っぽの容器の匂いをかぐのが好きな若い女性の入院患者オイと出会い、2人には奇妙な友情が芽生える。
 退院したレクは、コンの家に侵入する。そこで、レクが知らなかったことを発見する……。
 『手あつく、ハグして』の監督であり、『レター 僕を忘れないで』で脚本を手がけたコンデート・チャトゥランラッサミーの2011年の監督作品。
 コム・チャット・ルック映画賞2013 監督賞、助演男優賞(パリンヤー・ガームウォンワーン)受賞。
 大阪アジアン映画祭2011にて上映。

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 ・“Countdown”(タイ) 監督:Nattawut Poonpiriya
 出演:パチャラ・チラーティワット(Pachorn Jiratiwat)、Patarasaya Krousuwansiri、Jarinporn Joonkiet、David Asavanond
 物語:3人の10代のタイ人がニューヨークにいる。彼らは、大晦日のカウントダウンを盛り上げようと、ドラッグディーラーのジーザスを呼ぶが、それが彼らの人生を永遠に変えることになる。
 タイ・アカデミー賞2013で、主演男優賞(David Asavanond)、脚本賞、編集賞受賞。

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 ・『愛なんていらない』“It Gets Better”(タイ) 監督:タンワーリン・スカピシット(Tanwarin Sukkhapisit)
 出演:Panupong Waraakesiri、ペンパック・シリクン(Penpak Sirikul)、パラマ・イモーノータイ(Parama Imanothai)、Bell Nuntita Khampiranon、Kisthachapon Thananara、Pawinee Wiriyachaikit
 物語:「もう若くはないトランスジェンダーのサーイターンは、旅先の美しいタイ北部でバイクの修理をして働く青年ファイと恋に落ちる。サーイターンは、ファイが彼女の過去ではなく心の中を見てくれることを願っていたが…。父親のショーパブを相続したトンマイは、アメリカから故郷のタイにやって来た。トンマイはバーを閉めるつもりだったが、従業員からバーの存続を求められ…。高校生のディンは父親に僧院へ連れていかれる。ディンの女性的な振る舞いを心配した父親が、僧侶になれば治るのではないかと期待したからだ。ところがディンは指導係の僧侶に恋をしてしまい…。
本作は、3人の登場人物がたどる心の旅と愛の物語である。この世には、他人から教えられた常識を信じる人もいれば、自分なりの真理を探す人もいる。自分なりの愛を探し当てたとき、その愛を否定できるだろうか?タイのホアヒン国際映画祭2012で上映され観客賞を獲得。また南アフリカのケープワインランド映画祭ではコンペティション部門に選出された。」
 3つの物語は、最終的に1本の物語としてつながる。
 タイ・アカデミー賞2013 助演男優賞(パラマ・イモーノータイ)、美術賞、衣裳デザイン賞受賞。
 コム・チャット・ルック映画賞2013 主演女優賞受賞(ペンパック・シリクン)。
 第4回アジアンクィア映画祭で上映予定。

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 ・“Together(Wan Tee Rak)”(タイ) 監督:Saranyoo Jiralak
 出演:Noppachai Chaiyanam、Piyathida Woramuksik、サハラット・サンカプリーチャー(Saharat Sangkapreecha)、Thun Kramom Ying Ubolratana、Rajakanya Sirivadhana Barnavadi
 物語:オラタイとニポンは、結婚して、約10年になる夫婦。しかし、いくつかの衝突と過去の出来事がきっかけとなって、夫婦仲が試されることになる。

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 ・“Echo Planet”(タイ) 監督:Kompin Kemgumnird
 声の出演:Nungtida Sopon、Atipich Sutiwatkagorncai、Noppant Jantarasorn、Kongded Jaturuntradsame、Warinda Dumrongpon
 物語:タイ北部Karen村の2人と新首都で暮らす若者が出会って、地球温暖化のために引き起こされる災害から世界を救おうとする。

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 “36”(タイ) 監督:Nawapol Thamrongrattanarit
 物語:サイは、写真スタジオのためにロケハンをする仕事をしていて、その映像をコンピューターの中に保存している。しかし、ある日、それがすっかり失われてしまっていることがわかり、友人のカイに手伝ってもらって、それを復元しようとする。
 36の静的なカメラ・ショットで構成される実験映画、または、デジタル時代にわれわれはどのように記憶を蓄積するかということを示そうとした作品。
 釜山国際映画祭2012 ニュー・カレント部門出品。ニュー・カレント賞、国際批評家連盟賞受賞。
 シネマニラ国際映画祭2012 インターナショナル・コンペティション部門出品。
 ロッテルダム国際映画祭2013 コンペティション部門出品。
 ヨーテボリ国際映画祭2013 Tibida部門出品。
 コム・チャット・ルック映画賞2013 作品賞、脚本賞受賞。

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