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zoom RSS ドイツ映画賞2013 ノミネーション!

<<   作成日時 : 2013/04/18 08:02   >>

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 第63回ドイツ映画賞のノミネーションが発表されました。(3月22日)

 ◆作品賞(Programmfüllende Spielfilme)
 ・『クラウド アトラス』(独・米・香港・シンガポール) 監督:ラナ&アンディー・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ
 ・『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”(独・ルクセンブルク・仏) 監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
 ・“Lore”(オーストラリア・英・独) 監督:ケイト・ショートランド(Cate Shortland)
 ・“Oh Boy” 監督:Jan Ole Gerster
 ・“Quellen Des Lebens(Roots of Life)”(オーストリア・独) 監督:オスカー・レーラー
 ・“Die Wand(The Wall)”(オーストリア・独) 監督:Julian Roman Pölsler

 『クラウド アトラス』はバイエルン映画賞受賞。

 ◆監督賞(Beste Regie)
 ・Jan Ole Gerster “Oh Boy”
 ・マルガレーテ・フォン・トロッタ 『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”
 ・ラナ&アンディー・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ 『クラウド アトラス』

 ◆主演男優賞(Beste darstellerische Leistung – männliche Hauptrolle)
 ・Edin Hasanovic “Schuld Sind Immer Die Anderen”(監督:Lars-Gunnar Lotz)
 ・トム・シリング “Oh Boy”
 ・Sabin Tambrea “Ludwig II.”(監督:ピーター・ゼアー(Peter Sehr)、Marie Noëlle)

 トム・シリングは、バイエルン映画賞受賞。

 ◆主演女優賞(Beste darstellerische Leistung – weibliche Hauptrolle)
 ・マリティナ・ゲデック “Die Wand(The Wall)”
 ・ビルギット・ミニヒマイアー(Birgit Minichmayr) “Gnade(Mercy)”(独・ノルウェー) 監督:マティアス・グラスナー(Matthias Glasner)
 ・バーバラ・スコーヴァ 『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”

 バーバラ・スコーヴァは、バイエルン映画賞受賞。

 ◆助演男優賞(Beste darstellerische Leistung – männliche Nebenrolle)
 ・ミヒャエル・グヴィスデク(Michael Gwisdek) “Oh Boy”
 ・Robert Gwisdek “Das Wochenende(The Weekend)”(監督:Nina Grosse)
 ・エルンスト・ストッツナー(Ernst Stötzner) “Was Bleibt(Home for the Weekend)”(オーストリア・独) 監督:ハンス=クリスティアン・シュミット(Hans-Christian Schmid)

 ◆助演女優賞(Beste darstellerische Leistung – weibliche Nebenrolle)
 ・マルガリータ・ブロイヒ(Margarita Broich) “Quellen Des Lebens(Roots of Life)”
 ・フリーデリッケ・ペンプター(Friederike Kempter) “Oh Boy”
 ・Christine Schorn “Das Leben Ist Nichts Für Feiglinge(Life is not for Cowards)” 監督:André Erkau

 ◆脚本賞(Bestes Drehbuch)
 ・Pam Katz、マルガレーテ・フォン・トロッタ 『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”
 ・Jan Ole Gerster “Oh Boy”
 ・Anna Maria Praßler “Schuld Sind Immer Die Anderen”

 “Oh Boy”は、バイエルン映画賞受賞。

 ◆撮影賞(Beste Kamera / Bildgestaltung)
 ・アダム・アーカポー(Adam Arkapaw) “Lore”
 ・Jakub Bejnarowicz “Gnade(Mercy)”
 ・ジョン・トール(John Toll)、フランク・グリーベ(Frank Griebe) 『クラウド アトラス』

 “Gnade(Mercy)”は、バイエルン映画賞、ドイツ映画批評家協会賞受賞。

 ◆編集賞(Bester Schnitt)
 ・アレクサンダー・バーナー(Alexander Berner) 『クラウド アトラス』
 ・アンネ・ファビニ(Anne Fabini) “More Than Honey”(監督:Markus Imhoof)
 ・Anja Siemens “Oh Boy”

 ◆美術賞(Bestes Szenenbild)
 ・スーザン・ビーリング(Susann Bieling) “Die Abenteuer Des Huck Finn (Adventures of Huckleberry Finn)”(独) 監督:ヘルミーネ・フントゥゲボール(Hermine Huntgeburth)
 ・ウリ・ハニッシュ(Uli Hanisch)、ヒュー・ベイトアップ(Hugh Bateup) 『クラウド アトラス』
 ・ウド・クラマー(Udo Kramer) “Die Vermessung Der Welt(Measuring the World)”(独) 監督:デトレフ・ブック(Detlev Buck)

 ◆衣裳賞(Bestes Kostümbild)
 ・キム・バレット(Kym Barrett)、ピエール=イヴ・ゲロー(Pierre-Yves Gayraud) 『クラウド アトラス』
 ・Stefanie Bieker “Lore”
 ・フラウケ・フィルル(Frauke Firl) 『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”
 ・Thomas Oláh “Die Vermessung Der Welt(Measuring the World)”

 ◆メイキャップ賞(Bestes Maskenbild)
 ・ジャネット・ラッツェルスベルガー(Jeannette Latzelsberger)、グレゴアー・エックシュタイン(Gregor Eckstein)、Elke Lebender、Stephanie Däbritz、Julia Rinkl “Quellen Des Lebens(Roots of Life)”
 ・ダニエル・パーカー(Daniel Parker)、ジェレミー・ウッドヘッド(Jeremy Woodhead) 『クラウド アトラス』
 ・Astrid Weber 『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”

 ◆音響デザイン賞(Beste Tongestaltung)
 ・Christian Bischoff、Uve Haussig、Johannes Konecny “Die Wand(The Wall)”
 ・Benjamin Krbetschek、Holger Lehmann “Du Hast Es Versprochen”(監督:)
 ・Stefan Soltau、Björn Wiese、Dominik Rätz “Gnade(Mercy)”
 ・Markus Stemler、アイヴァン・シャーロック(Ivan Sharrock)、Frank Kruse、マティアス・レンペルト(Matthias Lempert)、ローラント・ヴィンケ(Roland Winke)、ラース・ギンツェル(Lars Ginzel) 『クラウド アトラス』

 ◆音楽賞(Beste Filmmusik)
 ・The Major Minors、Cherilyn MacNeil “Oh Boy”
 ・マックス・リヒター(Max Richter) “Lore”
 ・トム・ティクヴァ、ジョニー・クリメック、ラインホルト・ハイル 『クラウド アトラス』

 “Lore”は、バイエルン映画賞受賞。
 “Oh Boy”は、ドイツ映画批評家協会賞受賞。

 ◆ドキュメンタリー賞(Programmfüllende Dokumentarfilme)
 ・“More Than Honey”(独・オーストリア・スイス) 監督:Markus Imhoof
 ・“Vergiss Mein Nicht(Forget Me Not)” 監督:David Sieveking
 ・“Die Wohnung(The Flat)”(イスラエル・独) 監督:Arnon Goldfinger

 “More Than Honey”は、バイエルン映画賞受賞。

 ◆児童映画賞(Programmfüllende Kinderfilme)
 ・“Das Haus Der Krokodile(Victor and the Secret of Crocodile Mansion)” 監督:シリル・ボス(Cyrill Boss)、フィリップ・シュテナート(Philipp Stennert)
 ・“Kaddisch Für Einen Freund(Kaddish for a Friend)” 監督:Leo Khasin

 “Das Haus Der Krokodile(Victor and the Secret of Crocodile Mansion)”は、バイエルン映画賞受賞。

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 主な作品のノミネート状況は以下の通り。

 ・『クラウド アトラス』(9):作品・監督・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・音響・音楽
 ・“Oh Boy”(8):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本・編集・音楽
 ・『ハンナ・アーレント』(6):作品・監督・主演女優・脚本・衣裳・メイク
 ・“Lore”(4):作品・撮影・衣裳・音楽
 ・“Quellen Des Lebens(Roots of Life)”(3):作品・助演女優・メイク
 ・“Die Wand(The Wall)”(3):作品・主演女優・音響
 ・“Schuld Sind Immer Die Anderen”(2):主演男優・脚本
 ・“Gnade(Mercy)”(3):主演女優・脚本
 ・“More Than Honey”(2):編集・ドキュメンタリー
 ・“Die Vermessung Der Welt(Measuring the World)”(2):美術・衣裳

 注目のポイントの1つは、オーストリア映画賞と同じく『愛、アムール』が含まれていないことで、フランス語映画だからなのかなと思ったりもしましたが、そうすると、英語作品である『クラウド アトラス』が入っていることが説明できません。
 ミヒャエル・ハネケ作品では、過去に『ピアニスト』で外国語映画賞、『白いリボン』で監督賞と脚本賞を受賞していますから、ドイツとオーストリアの合作作品だからということは関係なさそうで、オーストリア映画賞と同じく、製作サイドの方から辞退を申し入れたということなのかもしれません。(賞を獲ることが、ただ単に名誉のためだけだとしたらほしいとは思わないし、それがプロモーションとして役に立てることができるなら、若い監督たちに譲りたい、ということなのかもしれません。)

 そのほか、米国アカデミー賞2013外国語映画賞オーストラリア代表作品にもなっている“Lore”が入っていること、英語作品である『クラウド アトラス』が最多はノミネートになっていることなどが注目されます。

 米国アカデミー賞2013外国語映画賞ドイツ代表作品は、『東ベルリンから来た女』でしたが、この作品は前回のノミネート作品になっているので、外れています。(作品賞銀賞を受賞しています。)

 ウルリッヒ・ザイドルの2作品も入っていませんが、それがどういう理由からなのかはよくわかりません。

 第63回ドイツ映画賞の結果発表は4月26日です。

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 主なノミネート作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Oh Boy”(独) 監督:Jan-Ole Gerster
 出演:トム・シリング(Tom Schilling)、マルク・ホーゼマン(Marc Hosemann)、Friederike Kempter、ユストゥス・フォン・ドーナニー(Justus von Dohnányi)、ミヒャエル・グヴィスデク(Michael Gwisdek)、ウルリッヒ・ノエテン(Ulrich Noethen)
 物語:ニコは、ベルリンで法律を学ぶ学生で、ある日、自分のまわりで起こっていることに違和感を感じ始める。それともおかしいのはまわりではなくて、自分の方なのか。ニコは、積極的に何かをしようという気力を失い、ひとりで、あるいは友人のマッツェとともに、ベルリンをうろついて、人々を眺めているようになる。そうした行動の結果、彼は、恋人に逃げられ、父親からは仕送りを止められる。そして、元クラスメイトのユリカが、過去からの亡霊のように彼の前に現われる……。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2012 フォーラム・オブ・インディペンデント部門出品。
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。

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 ・『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”(独) 監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
 出演:バーバラ・スコーヴァ、ジャネット・マクティア、ユリア・イェンチ
 物語:ドイツ出身のアメリカの政治哲学者、思想家のハンナ・アーレント(1906-1975)の物語。アルゼンチンに潜伏していたアドルフ・アイヒマンが逮捕され、エルサレムに連行されて、1961年に公開裁判が始まる。この裁判後、ハンナ・アーレントは、『イェルサレムのアイヒマン:悪の陳腐さについて』という本を書き、アイヒマンを取るにたらないごく普通の小心者と評したことで、ユダヤ人やシオニストから「ナチズムを擁護した」とか「アイヒマン寄りの本を出した」と激しい攻撃を受ける。彼女が、ナチス・ドイツ時代にドイツから亡命する人を助け、自らが亡命したフランスでもシオニスト関係の仕事をしたという事実にもかかわらず……。そして、友人からも絶縁状をたたきつけられ、大学からも退任を迫られる。
 バーバラ・スコーヴァが強さと弱さを併せ持つ魅力的な人物としてハンナ・アーレント役を演じる。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 東京国際映画祭2012 コンペティション部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2012コンペティション部門出品。準グランプリ/シルバー・スパイク賞受賞。
 セテラ・インターナショナル配給にて日本公開予定。


 ・“Lore”(オーストラリア・英・独) 監督:ケイト・ショートランド(Cate Shortland)
 物語:ナチの両親が投獄されて、Loreは、妹ともに、戦争で破壊された1945年のドイツの地を進んでいく。カオスの中、彼女はミステリアスなユダヤ人の少年トマスと出会い、憎しみと欲望を浴びせかけられて、彼女のもろいリアリティーはバラバラにされる。生きるために、彼女は誰かの助けを借り、人を憎み、自分の中の闇と向き合うことを学ぶ。
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2012 撮影賞・The Jeremy Nussbaum Prize for Provocative Fiction受賞。
 バリャドリッド国際映画祭2012 コンペティション部門出品。新人監督賞受賞。
 アジア太平洋映画祭2012 作品賞・監督賞・録音賞ノミネート。
 ストックホルム国際映画祭2012 コンペティション部門出品、グランプリ/ブロンズ・ホース賞受賞。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞オーストラリア代表。
 オーストラリア・アカデミー賞2013 作品賞・監督賞・脚色賞・撮影賞・美術賞・衣裳賞・録音賞ノミネート。


 ・“Quellen Des Lebens(Roots of Life)”(オーストリア・独)  監督:オスカー・レーラー
 出演:ユルゲン・フォーゲル(Jürgen Vogel)、モーリッツ・ブライプトロイ、メレtット・ベッカー(Meret Becker)、ラヴィニア・ウィルソン(Lavinia Wilson)、コスティア・ウルマン(Kostja Ullmann)
 物語:1949年ドイツ。退役軍人のエーリッヒが故郷に帰ってきたが、新たに連邦共和国となったこの国で疎外感を味わっていた。妻は、愛人を作り、「経済成長」を実現するために庭に置くノームの工場を設立した。息子は詩人になったが、才能があったのは息子の嫁の方であった。孫は、47年グループの作家たちとフリーラブに影響を受けて、真実の愛を求め、善人になり、楽観的に生きようと努めていた。エーリッヒとその家族たちを通して、ナルシスティックで、プチブルで、かつてナチスが支配した国、戦後西ドイツの歴史が語られていく。

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 ・“Die Wand(The Wall)”(オーストリア・独) 監督:Julian Roman Pölsler
 出演:マルティナ・ゲデック
 物語:1人の女性が、ある夫婦とともに山小屋に泊まる。夫婦は、谷にあるパブに行くが、彼女はひとり残って眠ってしまう。翌朝、彼女が目覚めるが、夫婦は戻ってきていない。彼女は、不審に思って、谷に下りていくが、見えない壁があって、そこから先に進むことができない。こちらの世界には彼女以外、人っ子ひとりおらず、彼女だけが取り残されている。彼女は不安と苦悩に苛まれながら、自分の考えを記録に残そうとする。
 オーストリアの小説家マルレーン・ハウスホーファーが1963年に出版してベストセラーになった小説『壁』の映画化。
 ベルリン国際映画祭2012 パノラマ部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。

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 ・“Gnade (Mercy)”(独・ノルウェー) 監督:マティアス・グラスナー(Matthias Glasner)
 出演:Jürgen Vogel、ビルギット・ミニヒマイアー、Henry Stange、Ane Dahl Torp、Maria Bock
 物語:ハンメルフェストは、北極海に面した、ノルウェー最北部の町で、11月22日から1月21日まで、太陽が昇らない極夜に入る。ドイツ人の夫婦、ニルスとマリアがここで暮らすことになる。夫のニルスは、エンジニアとして、ハンメルフェスト対岸の島にある天然ガスの液化プラントで働くことになったのだ。妻のマリアは、看護婦で、ホスピスで働いていたが、夫についてここに来ることにした。彼らは、ずっと薄暮が続く、この非現実的とも思える世界に次第に慣れ親しんでいった。ところが事件が起こる。ある日、マリアが、仕事から帰宅する途中で、誰かを、あるいは何かをはねてしまったのだ。彼女は、怖くなって、現場から逃げ帰ってしまう。続いて、一連の出来事が起こるが、それは、慈悲、あるいは、他人を許す心を問うものであった。
 マティアス・グラスナー監督作品は、日本には『CLUBファンダンゴ』(2000)が紹介されています。
 ベルリン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・“Ludwig II”(独・オーストリア) 監督:ピーター・ゼアー(Peter Sehr)、Marie Noëlle
 出演:Sabin Tambrea、ハンナー・ヘルツシュプルング(Hannah Herzsprung)、Paula Beer、エドガー・ゼルゲ(Edgar Selge)、Samuel Finzi、ユストゥス・フォン・ドーナニー(Justus von Dohnányi)、フリードリヒ・ミュッケ(Friedrich Mücke)、トム・シリング、ウーベ・オクセンクネヒト(Uwe Ochsenknecht)、Axel Milberg
 ヴィスコンティが『ルードヴィヒ/神々の黄昏』として映画化したバイエルン王ルードヴィヒ2世(1845-1886)に対する、新解釈による映画化作品。
 物語:ルードヴィヒ2世は、幼い頃から空想の世界に遊ぶことが好きだった。王となっても、武力で統治するより、芸術や音楽を通して人々を治めることができればと考えていた。しかし、時代はそんなやり方を許してはくれない。フランスやプロシアの脅威が迫り、大臣たちは、王の計画に反対した。また、王にはゾフィーという婚約者がいたが、2人の関係は友情以上に発展することはなく、婚約も破綻した。王は、次第に現実の世界から逃避するようになり、最期には謎の死を遂げる。

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 ・“Was bleibt (Home For The Weekend)”(独) 監督:ハンス=クリスティアン・シュミット(Hans-Christian Schmid)
 出演:ラース・アイディンガー、コリンナ・ハーフフォーフ、Sebastian Zimmler、エルンスト・ストッツナー、Picco von Groote
 物語:マルコは30代初めで、大学卒業以来ずっとベルリンで暮らしている。両親とは離れて暮らしていて、年に1-2度、孫であるゾーイの顔を見せに、数日訪問する程度だった。彼は、週末は両親の住んでいる小さな村で静かに過ごしたいと考えていた。そんな時、思わぬニュースが飛び込んでくる。母ギッテは、ホメオパシーの効果で以前より具合がよくなり、今後一切投薬せずに、残りの人生を過ごすと宣言したのだ。これに対して、マルコの弟のヤコブは両親のそばで暮らそうと考え、一方、その妻エラは外国でキャリアを重ねたいと考えていた。マルコは、みんなの触媒のような役割を果たそうとするが、それがかえって家族をバラバラにしそうになるのだった。
 ベルリン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・“More Than Honey”(独・オーストリア・スイス) 監督:Markus Imhoof
 アインシュタインは、「もしハチがいなくなったら、人類はわずか4年のうちに絶滅するだろう」と語っている。ところが、過去5年間に、数十億のハチが消え去り、その原因は明らかになっていない。食糧の3分の1以上をハチの受粉に依存している人類にとって、ハチの生き死には、大きな死活問題となってくるのだ。
 トロント国際映画祭2012 TIFF DOC部門出品。


 ・“Das Haus der Krokodile (Victor and the Secret of Crocodile Mansion)” 監督:シリル・ボス(Cyrill Boss)、フィリップ・シュテナート(Philipp Stennert)
 物語:ヴィクトルは、家族とともに、大伯父の家に引越しをする。その家には、アフリカの面や、ワニの剥製があって、なにやら謎めいている。40年前、大伯父の娘セシリアが、今のヴィクトルと同じ歳で階段から落ちて死んでいるが、死因ははっきりしていない。ある日、家族が外出し、ヴィクトルが留守番をしている時、彼は、客間で剣を振り回していて、鏡の中を仮面をつけた人物が横切るのを見かける。泥棒が通り過ぎたのか? しかし、すべてのドアには鍵がかかっていて、不審者が侵入した形跡はない。家政婦のデビッシュさんは、ヴィクトルの見間違いだろうと言う。ヴィクトルは、家を探検し、鏡がマジックミラーになっていること、秘密の通路があることを発見し、さらに死んだセシリアの日記を見つけ出す。日記によれば、セシリアは何者かに監視されていることに気づいて、怯えていて、自分の死を予感しているようなことを書いている。セシリアは誰かに階段から突き落とされたのか。ヴィクトルは、セシリアのためにも、すべての謎を解き明かそうとする……。
 Helmut Ballotの小説の映画化。

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 *当ブログ記事

 ・ドイツ映画賞2013 ロングリスト:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_35.html
 ・ドイツ映画賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201203/article_13.html
 ・ドイツ映画賞2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_2.html
 ・ドイツ映画賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_17.html
 ・ドイツ映画賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_24.html
 ・ドイツ映画賞2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200904/article_13.html

 ・ドイツ映画批評家協会賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_24.html

 ・バイエルン映画賞2013:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_50.html

 ・オーストラリア・アカデミー賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_13.html
 ・オーストラリア・アカデミー賞2013 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201302/article_1.html

 ・オーストリア映画賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_71.html
 ・オーストリア映画賞2013 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201301/article_58.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月〜2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

 追記:
 ・ドイツ映画賞2013 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201304/article_17.html

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