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zoom RSS オーストリア映画賞2013 結果発表!

<<   作成日時 : 2013/01/24 07:29   >>

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 第3回オーストリア映画賞(Österreichischen Filmpreis/Austrian Film Award) 2013の結果が発表されました。(1月23日)

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 ◆作品賞(Bester Spielfilm)
 ・“Grenzgänger(Crossing Boundaries)” 監督:フロリアン・フリッカー
 ◎“Paradies: Liebe(Paradise:Love)” 監督:ウルリッヒ・ザイドル
 ・“Die Wand(The Wall)” 監督:Julian Roman Pölsler

 ◆監督賞(Beste Regie)
 ・フロリアン・フリッカー “Grenzgänger(Crossing Boundaries)”
 ・Julian Roman Pölsler “Die Wand(The Wall)”
 ◎ウルリッヒ・ザイドル “Paradies: Liebe(Paradise:Love)”

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 ◆男優賞(Bester männlicher Darsteller)
 ・ラース・アイディンガー(Lars Eidinger) “Tabu – Es st die Seele ein Fremdes auf Erden(Taboo−The Soul Is a Starnger on Earth)”(監督:Christoph Stark)
 ・Andreas Lust “Grenzgänger(Crossing Boundaries)”
 ◎Karl Merkatz “Anfang 80(Coming of Age)”(監督:Gerhard Ertl、Sabine Hiebler)

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 ◆女優賞(Beste weibliche Darstellerin)
 ・マルティナ・ゲデック “Die Wand(The Wall)”
 ・Christine Ostermayer “Anfang 80(Coming of Age)”
 ◎Margarethe Tiesel “Paradies: Liebe(Paradise:Love)”

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 ◆脚本賞(Bestes Drehbuch)
 ◎フロリアン・フリッカー “Grenzgänger(Crossing Boundaries)”
 ・Julian Roman Pölsler “Die Wand(The Wall)”
 ・ウルリヒ・ザイドル、Veronika Franz “Paradies: Liebe(Paradise:Love)”

 ◆撮影賞(Beste Kamera)
 ◎マルティン・ゲシュラハト(Martin Gschlacht) “Grenzgänger(Crossing Boundaries)”
 ・ヴォルフガング・ターラー(Wolfgang Thaler)、エド・ラッハマン(Ed Lachman) “Paradies: Liebe(Paradise:Love)”
 ・カーステン・ティーレ(Carsten Thiele) 『二番目の妻』“Kuma”(監督:ウムト・ダー)

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 ◆編集賞(Bester Schnitt)
 ・カリーナ・レスラー(Karina Ressler) “Grenzgänger(Crossing Boundaries)”
 ・カリーナ・レスラー(Karina Ressler) “Oh Yeah, She Performs!”(監督:Mirjam Unger)
 ◎モニカ・ヴィッリ(Monika Willi) “Die Lebenden(The Dead and the Living)”(監督:バルバラ・アルベルト(Barbara Albert))

 ◆美術賞(Bestes Szenenbild)
 ・アンドレアス・ドンホイザー(Andreas Donhauser)、レナーテ・マルティン(Renate Martin) “Paradies: Liebe(Paradise:Love)”
 ◎Katrin Huber 『二番目の妻』“Kuma”
 ・レナート・シュマーデラー(Renate Schmaderer)、Enid Löser、Petra Heim、Hajo Schwarz “Die Wand(The Wall)”

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 ◆衣裳デザイン賞(Bestes Kostümbild)
 ・Cinzia Cioffi 『二番目の妻』“Kuma”
 ・バージット・フッター(Birgit Hutter) “Tabu – Es st die Seele ein Fremdes auf Erden(Taboo−The Soul Is a Starnger on Earth)”
 ◎Thomas Olàh “Die Vermessung der Welt(Measuring the World)”(監督:デトレフ・ブック(Detlev Buck))

 ◆メイキャップ賞(Beste Maske)
 ・Fabienne Adam、Brigitte Dettling “Tabu – Es st die Seele ein Fremdes auf Erden(Taboo−The Soul Is a Starnger on Earth)”
 ◎Monika Fischer-Vorauer、Michaela Oppl “Die Vermessung der Welt(Measuring the World)”
 ・Martha Ruess 『二番目の妻』“Kuma”

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 ◆音響デザイン賞(Beste Tongestaltung)
 ・Heinz K. Ebner、Philipp Mosser、Berhard Maisch “Das Pferd auf dem Balkon(The Horse on the Balcony)”(監督:Hüseyin Tabak)
 ◎Nils Kirchhoff、Bernhard Maisch、ディーター・メイヤー(Dieter Meyer) “More than Honey”(監督:Markus Imhoof)
 ・Dietmar Zuson、Tobias Fleig “Die Lebenden(The Dead and the Living)”

 ◆音楽賞(Beste Musik)
 ・ロレンツ・ダンゲル(Lorenz Dangel) “Die Lebenden(The Dead and the Living)”
 ◎Eva Jantschitsch “Grenzgänger(Crossing Boundaries)”
 ・Judit Varga “Das Pferd auf dem Balkon(The Horse on the Balcony)”

 ◆短編賞(Bester Kurzfilm)
 ・“Hatch” 監督:Christoph Kuschnig
 ◎“Unser Lied(Our Song)” 監督:Catalina Molina
 ・“366 Tage(366 Days)” 監督:Johannes Schiehsl

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 ◆ドキュメンタリー賞(Bester Dokumentarfilm)
 ・“Evolution der Gewalt(Evolution of Violence)” 監督:Fritz Ofner
 ・“Low Definition Control (Malfunctions #0)” 監督:Michael Palm
 ◎“Der Prozess(The Process)” 監督:Gerald Igor Hauzenberger

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・“Grenzgänger(Crossing Boundaries)”(3/7):作品・監督・男優・脚本・撮影・編集・音楽
 ・“Paradies: Liebe(Paradise:Love)”(3/6):作品・監督・女優・脚本・撮影・美術
 ・“Die Wand(The Wall)”(0/5):作品・監督・女優・脚本・美術
 ・『二番目の妻』“Kuma”(1/4):撮影・美術・衣裳・メイク
 ・“Tabu – Es st die Seele ein Fremdes auf Erden”(0/3):男優・衣裳・メイク
 ・“Die Lebenden(The Dead and the Living)”(1/3):編集・音響・音楽
 ・“Anfang 80(Coming of Age)”(1/2):男優・女優
 ・“Die Vermessung der Welt(Measuring the World)”(2/2):衣裳・メイク
 ・“Das Pferd auf dem Balkon(The Horse on the Balcony)”(0/2):音響・音楽

 “Grenzgänger(Crossing Boundaries)”と“Paradies: Liebe(Paradise:Love)”が、それぞれ3部門受賞して、最多受賞になりました。

 2012年のオーストリア映画を代表する作品となったのは、作品賞と監督賞を制した“Paradies: Liebe(Paradise:Love)”の方ですが、カンヌで無冠だった第1作ですらこういった高評価を受けているのですから、ベルリン国際映画祭で上映される3部作の第3弾“Paradise: Hope”が、有終の美を飾るような作品に仕上がっているのかどうか、ますます楽しみになりますね。

 
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 *当ブログ記事

 ・オーストリア映画賞2013 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_71.html
 ・オーストリア映画賞2011 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201012/article_64.html
 ・オーストリア映画賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201101/article_49.html

 ・恐るべし!オーストリア映画:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200605/article_10.html
 ・昔〜ハリウッドの巨匠、今〜新進気鋭の映画作家 → オーストリア映画:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200605/article_11.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月〜2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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 主な受賞作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Grenzgänger(Crossing Boundaries)”(オーストリア) 監督:フロリアン・フリッカー(Florian Flicker)
 物語:1人の女と2人の男。夫である一方の男は、妻に、もう一方の男に言い寄って、取引現場から彼の目をそらさせたいと考えていた。もう一方の男は、彼女に、違法となる証拠を入手する手助けをしてもらいたいと考えていた。女は、2人の男に操られていたのだが、どちらか一方を選ばなければならなかった。
 サラエボ映画祭2012 CICAE賞受賞。

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 ・“Paradies: Liebe(Paradise:Love)”(独・仏・オーストリア) 監督:ウルリッヒ・ザイドル
 出演:Margarethe Tiesel、Peter Kazungu、Inge Maux
 物語:ケニアのビーチに「シュガーママス」と呼ばれているヨーロッパ出身の女性たちがいる。彼らは、少々のお金と引き換えに、若いアフリカ人男性のささやかな愛が得られるならとヨーロッパからケニアにきて、ここで楽園を築いたのだ。そして、この楽園に、50歳代のオーストリア人旅行客テレサがやってくる。
 この作品は、三人の女性、三つのバカンス、三つの幸せへの憧憬物語を描く三部作の第一部。
 カンヌ国際映画祭2012 コンペティション部門出品。
 トロント国際映画祭2012CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。


 ・『二番目の妻』“Kuma”(オーストリア) 監督:ウムト・ダー(Umut Dag)
 出演:ニハル・コルダシュ、ベギュム・アッカヤ、ヴェダト・エリンジン、ムラトハン・ムスル、アレヴ・ウルマク、ディラーラ・カラバユル
 物語:「ウィーンに暮らすトルコ系家族の女主ファトマは、夫と子供たちとイスラムの伝統を守りながら暮らしていた。その息子のもとにアイシェは、トルコの村から嫁いでくる。ただ、二人はある秘密を持っていた。」
 ベルリン国際映画祭2012 パノラマ部門オープニング作品。
 ハンプトンズ国際映画祭2012 コンペティション部門出品。最優秀長編ナラティヴ作品賞受賞。
 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012 最優秀作品賞受賞。

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 ・“Anfang 80(Coming of Age)”(オーストリア) 監督:Gerhard Ertl、Sabine Hiebler
 出演:Karl Merkatz、Christine Ostermeyer
 物語:ローサとブルーノは、80代の夫婦で、これまで人生のあらゆることを経験してきたと思っていた。しかし、ローサが癌にかかり余命いくばくもないとわかって、これまでの人生を見つめ直し、マンネリと化した生活から脱して、新しい生活を始めることに決める。介護者や医者、親族の反対にもかかわらず、彼らはこれまで慣れ親しんだ家を出て、新しいアパートに移る。
 モントリオール世界映画祭2012 ワールド・コンペティション部門出品。男優賞(Karl Merkatz)、観客賞受賞。
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。

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 ・“Die Lebenden(The Dead and the Living)”(オーストリア) 監督:バルバラ・アルベルト(Barbara Albert)
 物語:Sitaは、ベルリンから、ウィーン、ワルシャワを経由して、ルーマニアへと旅をする。それは、彼女の家族が第二次世界大戦中に背負った重荷を知る旅であると同時に、現代ヨーロッパ人が抱える深淵への旅でもあった。この旅を通して、彼女は自分自身を再発見し、希望と責任を見出す。
 『サラエボの花』や『サラエボ、希望の街角』のプロデューサー、バーバラ・アルバートの最新監督長編。
 サンセバスチャン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・“Unser Lied(Our Song)” 監督:Catalina Molina
 物語:コニは、ほとんど眠ることができない。昼は、小包の配送係をし、夜はミュージシャンをしている。パートナーは、3歳の娘を持つシングル・ファーザーで、決して払いがいいとはいえないレゲエのギグでやる気をみせるほかは、これといって取り柄がない男だ。そんな彼らの前に、半年ぶりに娘の母親が現れ、彼らの生活に入り込んでくる。コニは、なんとかしてこの奇妙な三角関係を解きほぐそうとするが……。

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 ・“Der Prozess(The Trial)”(オーストリア) 監督:Gerald Igor Hauzenberger
 2008年5月21日午前6時、ドッグ・トレーナーで、動物の権利活動家のサビーネ・コッホのアパートが、武装した警官隊に押し入られる。彼女は、3ヶ月の拘留ののち、他の12人の動物の権利活動家とともに裁判にかけられる。これは、オーストリア刑法273条a、すなわち、9/11以降、テロ対策のために設けられた法律に基づく裁判であった。警察は、何年にも及ぶ観察、家宅調査、秘密捜査員による捜査によって、活動家たちの有罪の証拠を見つけ出そうとするが、結果的に何も見つけられない。捜査には500万ユーロもの費用が投じられ、オーストリアの司法システム、しいては民主主義に対する疑問を生じさせることになった。
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。グランプリ/ゴールデン・アイ(Golden Eye for Best Film)受賞。

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