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zoom RSS トルコ映画批評家協会賞2013 または、トルコ映画批評家協会が選ぶ外国映画2012トップ20!

<<   作成日時 : 2013/01/23 12:43   >>

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 第45回トルコ映画批評家協会賞(SiYAD:Sinema Yazarları Derneği)の結果が発表されました。(1月21日)

 ◆作品賞(En İyi)
 ・『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”(トルコ・仏・独) 監督:イェスィム・ウスタオウル
 ・“Babamin Sesi(Voice of My Father)”(トルコ・独) 監督:Zeynel Doğan、Orhan Eskiköy
 ・“Gözetleme Kulesi(Watchtower)”(トルコ・独・仏) 監督:Pelin Esmer
 ◎“Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”(トルコ・ギリシャ) 監督:Emin Alper
 ・“Yeralti(Inside)”(トルコ) 監督:ゼキ・デミルクブズ(Zeki Demirkubuz)

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 ◆監督賞(En İyi Yönetmen)
 ・Emin Alper “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”
 ◎ゼキ・デミルクブズ(Zeki Demirkubuz) “Yeralti(Inside)”
 ・Zeynel Doğan、Orhan Eskiköy “Babamin Sesi(Voice of My Father)”
 ・Pelin Esmer “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”
 ・イェスィム・ウスタオウル(Yeşim Ustaoğlu) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”

 ◆主演男優賞(En İyi Erkek Oyuncu Performansi)
 ◎Engin Günaydin “Yeralti(Inside)”
 ・バルシュ・ハジュハン(Barış Hacihan) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ・Tamer Levent “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”
 ・イルヤス・サルマン(İlyas Salman) 『沈黙の夜』“Lal Gece(Night of Silence)”(トルコ)(監督:レイス・チェリッキ)
 ・Olgun Şimşek “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”

 Engin Günaydinは、ドバイ国際映画祭2012男優賞受賞。
 Tamer Leventは、アジア太平洋映画賞2012男優賞ノミネート。

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 ◆主演女優賞(Cahide Sonku En İyi Kadin Oyuncu Performansi)
 ◎ネスリハン・アタギュル(Neslihan Atagül) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ・Devin Özgür Çinar “Geriye Kalan(What Remains)”(トルコ)(監督:Çigdem Vitrinel)
 ・Nilay Erdönmez “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”
 ・Şebnem Hassanisoughi “Geriye Kalan(What Remains)”
 ・Selen Uçer “Can”(トルコ)(監督:Rasit Çelikezer)

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 ◆助演男優賞(En İyi Yardimci Erkek Oyuncu Performansi)
 ・Kerem Can “Zenne(Zenne Dancer)”(トルコ)(監督:Caner Alper、Mehmet Binay)
 ・オズジャン・デニズ(Özcan Deniz) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ・ウルガズ・コジャテュルク(Ilgaz Kocatürk) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ◎Mehmet Özgür “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”
 ・Serhat Tutumluer “Yeralti(Inside)”

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 ◆助演女優賞(En İyi Yardimci Kadin Oyuncu Performansi)
 ・Laçin Ceylan “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”
 ・バーヌ・フォトジャン(Banu Fotocan) “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”
 ・Tilbe Saran “Zenne(Zenne Dancer)”
 ・ニハル・ヤルチュン(Nihal Yalçin) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ◎ニハル・ヤルチュン(Nihal Yalçin) “Yeralti(Inside)”

 ◆脚本賞(Mahmut Tali Öngören En İyi Senaryo)
 ◎Emin Alper “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”
 ・ゼキ・デミルクブズ(Zeki Demirkubuz) “Yeralti(Inside)”
 ・Orhan Eskiköy “Babamin Sesi(Voice of My Father)”
 ・イェスィム・ウスタオウル(Yeşim Ustaoğlu) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ・Çiğdem Vitrinel、Şebnem Vitrinel “Geriye Kalan(What Remains)”

 Emin Alperは、アジア太平洋映画賞2012 脚本賞ノミネート。

 ◆撮影賞(En İyi Görüntü Yönetimi)
 ・George Chiper “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”
 ・オズグル・エケン(Özgür Eken) “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”
 ・Emre Erkmen “Babamin Sesi(Voice of My Father)”
 ◎Türksoy Gölebeyi “Yeralti(Inside)”
 ・ミヒャエル・ハモン(Michael Hammon) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”

 ◆編集賞(En İyi Kurgu)
 ◎ゼキ・デミルクブズ(Zeki Demirkubuz) “Yeralti(Inside)”
 ・アイハン・エルギュルセル(Ayhan Ergürsel)、Pelin Esmer “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”
 ・Orhan Eskiköy、Çiçek Kahraman “Babamin Sesi(Voice of My Father)”
 ・マティルデ・ムヤルド(Mathilde Muyard)、スヴェトリック・ミカ・ザッチ(Svetolik Mica Zajc)、ナイム・カナット(Naim Kanat) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ・Özcan Vardar “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”

 ◆美術賞(En İyi Sanat Yönetimi)
 ・ゼキ・デミルクブズ(Zeki Demirkubuz)、Nihan Güneş、Hatip Karabudak “Yeralti(Inside)”
 ・Yelkan İşkorkutan、Reza Hemmatirad “Uzun Hikaye(Long Story)”(トルコ)(監督:Osman Sinav)
 ・オスマン・オスジャン(Osman Özcan) “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”
 ◎オスマン・オスジャン(Osman Özcan) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ・Maja Zogg “Zenne(Zenne Dancer)”

 ◆音楽賞(En İyi Müzik)
 ・Volkan Akmehmet、İnanç Şanver “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”
 ・Cahit Berkay “Bu Son Olsun”(トルコ)(監督:Orçun Benli)
 ◎Demir Demirkan、Paolo Poti “Zenne(Zenne Dancer)”
 ・マルク・マルデル(Marc Marder) 『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”
 ・ウラシュ・オズデミル(Ulaş Özdemir) “Uzun Hikaye(Long Story)”

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 ◆ドキュメンタリー賞(En İyi Belgesel)
 ・“Ben Geldim Gidiyorum” 監督:Metin Akdemir
 ◎“Ben Uçtum Sen Kaldin(I Frew, You Stayed)” 監督:Mizgîn Müjde Arslan
 ・“Telvin” 監督:Okan Avci
 ・“Aşkin Kiş Mevsimi” 監督:Gülşah Doğan
 ・“800 Km. Engelli” 監督:Murat Erün
 ・“Ana Dilim Nerede?” 監督:Veli Kahraman
 ・“Dünyayi Kurtarmaya Çalişanlar” 監督:A. Nazlı Kaya
 ・“Beklemek” 監督:Bülent Öztürk
 ・“Siirt’İn Sirri” 監督:İnan Temelkuran

 ◆短編賞(En İyi Kisa Film)
 ・“Birlikte” 監督:Barış Çorak
 ・“Yusuf’Un Rüyasi” 監督:Ferit Karahan
 ・“Buhar” 監督:Abdurrahman Öner
 ・“Samanyolu” 監督:Aslı Toy
 ◎“Bé Deng/Sessiz(Silent)” 監督:Rezan Yeşilbaş

 “Bé Deng/Sessiz(Silent)”は、カンヌ国際映画祭2012 短編部門パルムドール受賞、ドバイ国際映画祭2012 アジア・アフリカ短編コンペティション部門作品賞受賞。

 ◆外国映画賞
 ◎『愛、アムール』(オーストリア・仏・独) 監督:ミヒャエル・ハネケ

 ◆ライジング・スター賞(Ahmet Uluçay Rising Star Award)
 ◎ディラン・アクスット(Dilan Aksüt) 『沈黙の夜』

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 ◆評論賞(Tuncan Okan Award for Criticism)
 ◎Sevin Okyay

 ◆名誉賞
 ◎Feyzi Tuna(監督)

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 ◎Arif Erkin(作曲家・男優)

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 ◎Necla Nazir(女優)

 ◆外国映画賞トップ20
 1位:『愛、アムール』 監督:ミヒャエル・ハネケ
 2位:『SHAME -シェイム-』 監督:スティーヴ・マックイーン
 3位:『ザ・マスター』 監督:ポール・トーマス・アンダーソン
 4位:『少年は残酷な弓を射る』 監督:リン・ラムジー
 5位:『ムーンライズ・キングダム』 監督:ウェス・アンダーソン
 6位:『ドライヴ』 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
 7位:『アンナ・カレーニナ』 監督:ジョー・ライト
 8位:『ファウスト』 監督:アレクサンドル・ソクーロフ
 9位:“Elena” 監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
 10位:『裏切りのサーカス』 監督:トーマス・アルフレッドソン
 11位:『メランコリア』 監督:ラース・フォン・トリアー
 12位:『東ベルリンから来た女』 監督:クリスティアン・ペツォールト
 13位:『アーティスト』 監督:ミシェル・アザナヴィシウス
 14位:『コズモポリス』 監督:デイヴィッド・クローネンバーグ
 15位:『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』  監督:アン・リー
 16位:『LOOPER/ルーパー』 監督:ライアン・ジョンソン
 17位:『天使の分け前』 監督:ケン・ローチ
 18位:『テイク・シェルター』 監督:ジェフ・ニコルズ
 19位:“Killing Them Softly” 監督:アンドリュー・ドミニク
 20位:『塀の中のジュリアス・シーザー』 パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・『天と地の間のどこか』(3/12):作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・音楽
 ・“Yeralti(Inside)”(5/9):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術
 ・“Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”(2/9):作品・監督・主演男優・助演男優・助演女優・脚本・撮影・編集・音楽
 ・“Gözetleme Kulesi(Watchtower)”(0/8):作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・撮影・編集・美術
 ・“Babamin Sesi(Voice of My Father)”(0/5):作品・監督・脚本・撮影・編集
 ・“Zenne(Zenne Dancer)”(1/4):助演男優・助演女優・美術・音楽
 ・“Geriye Kalan(What Remains)”(0/3):主演女優・主演女優
 ・“Uzun Hikaye(Long Story)”(0/2):美術・音楽
 ・『沈黙の夜』(0/1):主演男優
 ・“Can”(0/1):主演女優
 ・“Bu Son Olsun”(0/1):音楽

 作品賞にノミネートされた5作品が、それぞれ監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞にノミネートされ、この5作品で、ノミネーションの大部分を独占してしまっています。
 2012年のトルコ映画は、この5作品を観れば、大体めぼしい作品は観たということになるでしょうか。

 最多ノミネートは、イェスィム・ウスタオウルの『天と地の間のどこか』の11部門12ノミネートでしたが、作品賞は制したものの、受賞は3部門にとどまりました。

 最多受賞になったのは、ドバイ国際映画祭で作品賞を受賞しているゼキ・デミルクブズの“Yeralti(Inside)”でした。
 ゼキ・デミルクブズは、監督賞のほかに、脚本賞、編集賞、美術賞にもノミネートされるという多才ぶりで、今時、自主映画か、低予算映画でもなければ、監督がひとりでこれだけ抱え込むのは珍しいなと思ったりもしますが、彼は、作品によっては、製作や撮影も自らが手がけたりもするほどで、約20年の監督人生は、ずっとこういったスタイルを貫いてきているようです。

 イェスィム・ウスタオウルは、『遥かなるクルディスタン』が劇場公開されているだけで、あとは映画祭上映のみ、ゼキ・デミルクブズは映画祭で上映されたことあるものの、劇場公開作品はまだありません。

 トルコ映画は、日本でも意外と紹介されていますが、いずれも映画祭どまりで、なかなか劇場公開までたどりつきません。
 セミフ・カプランオールは3部作が劇場公開されましたが、その一方で、もはや巨匠といってもおかしくないヌリ・ビルゲ・ジェイランは依然として1本も劇場公開されていません。

 さて、上記作品の中から日本で劇場公開される作品は現れるでしょうか。

 ちなみに、今回、作品がノミネートされた監督たちは、ゼキ・デミルクブズとイェスィム・ウスタオウルを除けば、TV作品やドキュメンタリーは手がけたことがあっても、長編映画を手がけるのはこれが初めてという監督ばかりで、トルコ映画界はいま新しい監督をどんどん輩出している時期だということがわかります。
 “Babamin Sesi(Voice of My Father)”の監督は、劇映画はこれが初めて
 “Gözetleme Kulesi(Watchtower)”の監督は、劇映画はこれが2本目
 “Tepenin Ardi(Beyond the Hill)”の監督と“Geriye Kalan(What Remains)”の監督と“Zenne(Zenne Dancer)”の監督は、これが初監督作品
 “Can”の監督は、TV作品を多く手がけているが、映画はこれが初挑戦
 です。

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 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月〜2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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 上記の中から主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Yeralti (Inside)”(トルコ) 監督:ゼキ・デミルクブズ(Zeki Demirkubuz)
 物語:Muharremは、互いに憎しみ、恨んでいる「友人」を無理やりディナーに招待する。ディナーは、最初はささいな虚勢の張り合いから始まり、やがて醜い争いへと移行する。それぞれに自分の思惑があったが、Muharremはこの関係を清算しようと決心する。
 ドストエフスキーの『地下室の手記』を、アンカラを舞台に翻案した作品。
 ドバイ国際映画祭2012 アジア・アフリカ長編コンペティション部門出品。作品賞受賞。


 ・『天と地の間のどこか』“Araf(Somewhere in Between)”(トルコ・仏・独) 監督:イェスィム・ウスタオウル(Yesim Ustaoglu)
 物語:ゼーラとオルグンは、毎日、24時間シフト制でガソリンスタンドで働いている。無意味で単調な日々。彼らは、自由時間をテレビを観て過ごす。ふと、夢と現実の間で、バラバラになりそうな自分を感じる。そんな時、貨物自動車に乗った男性マフールが現れて、恋のトライアングルが生まれる。しかし、うっとりするような情熱と本物の愛との違いに気づかされ、幻想は打ち砕かれる。彼らは、痛みを通して、現実に立ち返り、新たな希望を見出す。子供のような無邪気さはもう取り戻せない。
 ベネチア国際映画祭2012 Orizzonti部門出品。
 東京国際映画祭2012 コンペティション部門出品。


 ・“Tepenin Ardi (Beyond the Hill)”(トルコ・ギリシャ) 監督:Emin Alper
 物語:晩夏。Nusretは、息子のCanerとZaferを連れて、田舎で暮らしている元林務官の父Faikの家を訪れる。Faikは、地元の遊牧民との間にトラブルを抱えていて、いつも警戒が必要だった。一方、孫のZaferは、兵役以来、メンタル的な問題を抱えていた。やがて残りの家族も集まり、一家が勢ぞろいする。それぞれ気質も違い、社会階級も違うが、衝突することはなかった。脅威なのは、見えざる敵の遊牧民たちだった。夏の終わりにしては、辺りはやけに静かだった……。
 ベルリン国際映画祭2012 フォーラム部門出品。スペシャル・メンション&カリガリ賞受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2012 NETPAC賞受賞。
 台北電影節2012 審査員特別賞受賞。
 アジア太平洋映画賞2012 作品賞・脚本賞・男優賞ノミネート。作品賞受賞。

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 ・“Gözetleme Kulesi(Watchtower)”(トルコ・独・仏) 監督:Pelin Esmer
 物語:男は、家族の死に対する罪の意識から、人里離れた荒野に立つ塔の火災監視員になる。彼の目は、暗く恐ろしい秘密を持った若い女性に注がれる。
 トロント国際映画祭2012 CONTEMPORARY WORLD CINEMA部門出品。


 ・“Babamin Sesi(Voice of My Father)”(トルコ・独) 監督:Zeynel Doğan、Orhan Eskiköy
 物語:クルド人のメフメットは、身重な妻とトルコ東部のディヤルバクルに住んでいる。彼の母親は、ほとんど砂漠の村エルビスタンに独りで暮らしている、メフメットには、兄がいたが、彼はゲリラ活動に加わり、その後、国から出て行ってしまった。メフメットの父は家族のためにサウジアラビアに働きに行ったが、仕事中に致命的なけがをしてしまう。両親は、読み書きができないため、メフメットは両親とは手紙の代わりにカセットテープに声を吹き込んで、やりとりをしている。今またメフメットも、人の親になろうとしている……。
 ロッテルダム国際映画祭2012 コンペティション部門出品。

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 ・“Zenne(Zenne Dancer)”(トルコ) 監督:Caner Alper、Mehmet Binay
 物語:およそ接点のなさそうな3人が主人公の物語。ダニエルは、ドイツ人フォト・ジャーナリストで、イスタンブールに住んでいるが、トルコ人の価値観についてはほとんど知識がない。Canは、きらびやかなベリーダンスの世界で活躍するダンサーで、家族からの愛と支援をたっぷりと受けている。アーメットは、東洋的で保守的な家庭に生まれたが、自由に、そして自分に正直に生きようとして、悲劇的な結末を迎える。
 モントリオール世界映画祭2012 フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門出品。

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 ・“Can”(トルコ) 監督:Rasit Celikezer
 出演:Selen Ucer、Serdar Orcin、Berkan Demirbag、Erkan Avci
 物語:若い夫婦がイスタンブールで幸せに暮らしている。しかし、彼らは、違法に子供を手に入れようとし、彼らの未来に暗雲がよぎることになる。
 サンダンス映画祭2012 審査員特別賞/アーティスティック・ヴィジョン賞(Special Jury Prize for Artistic Vision)受賞。

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 ・“Bé Deng/Sessiz(Silent)”(トルコ) 監督:L. Rezan Yeşilbaş
 物語:1984年。Zeynepは、ディヤル・バクルに3人の子供たちとともに住んでいる。彼女は、刑務所に入っている夫に会いにいくが、クルド語しか話せない彼女は、トルコ語しか話してはいけない刑務所内では何も話すことができない。彼女は、夫に新しい靴をあげたかったが、刑務所では外部からの物の持ち込みも禁止されているのだった。
 カンヌ国際映画祭2012 短編部門パルムドール受賞。
 ドバイ国際映画祭2012 アジア・アフリカ短編コンペティション部門出品。作品賞受賞。

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