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zoom RSS ドイツ映画賞2013 ロングリスト発表!

<<   作成日時 : 2013/01/14 07:06   >>

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 第63回ドイツ映画賞のロングリストが発表されました。(1月10日)

 全部で46作品あります。
 この中から2ヶ月半かけて審査が行なわれ、各部門のノミネーションが発表されます。
 ノミネーション発表までが長すぎますが、1つずつきちんと作品を観て審査するにはそのくらいの期間が必要ということなのかもしれません。

画像

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 ◆長編フィクション作品(Fiction feature films)

 ・“Am Himmel Der Tag(Breaking Horizons)”(独・仏) 監督:Pola Beck
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画コンペティション部門出品。グランプリ/ゴールデン・アイ受賞。

 ・『クラウド アトラス』“Cloud Atlas”(独・米・香港・シンガポール) 監督:ラナ&アンディー・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ

 ・“Ende der Schonzeit(Closed Season)”(独・イスラエル) 監督:Franziska Schlotterer 2013年2月14日ドイツ公開
 モントリオール世界映画祭2012 ワールド・コンペティション部門出品。エキュメニカル審査員賞&女優賞(Brigitte Hobmeier)受賞。

 ・“Fraktus - Das letzte Kapitel der Musikgeschichte”(独) 監督:Lars Jessen

 ・“Gnade(Mercy)”(独・ノルウェー) 監督:マティアス・グラスナー(Matthias Glasner)
 ベルリン国際映画祭2012 コンペティション部門出品

 ・『ハンナ・アーレント』“Hannah Arendt”(独・ルクセンブルク・仏) 監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 東京国際映画祭2012 コンペティション部門出品。
 バリャドリッド国際映画祭2012コンペティション部門出品。準グランプリ/シルバー・スパイク賞受賞。

 ・“Heute Bin Ich Blond(The Girl with Nine Wigs)”(独) 監督:マルク・ローテムント(Rothemund) 2013年3月28日ドイツ公開

 ・“Invasion”(独・オーストリア) 監督:Dito Tsintsadze
 モントリオール世界映画祭2012 ワールド・コンペティション部門出品。審査員特別賞受賞。

 ・“Die Kirche Bleibt Im Dorf(The Church is in the Village)”(独) 監督:Ulrike Grote

 ・“Das Leben Ist Nichts Für Feiglinge(Life is not for Cowards)”(独) 監督:André Erkau
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画コンペティション部門出品

 ・“Little Thirteen”(独) 監督:Christian Klandt
 ワルシャワ国際映画祭2012 1-2コンペティション部門出品。

 ・“Lore”(オーストラリア・英・独) 監督:ケイト・ショートランド(Cate Shortland)
 トロント国際映画祭2012 SPECIAL PRESENTATIONS部門出品。
 ハンプトンズ国際映画祭2012 撮影賞・The Jeremy Nussbaum Prize for Provocative Fiction受賞。
 バリャドリッド国際映画祭2012 コンペティション部門出品。新人監督賞受賞。
 アジア太平洋映画祭2012 作品賞・監督賞・録音賞ノミネート。
 ストックホルム国際映画祭2012 コンペティション部門出品、グランプリ/ブロンズ・ホース賞受賞。
 米国アカデミー賞2013 外国語映画賞オーストラリア代表。
 オーストラリア・アカデミー賞2013 作品賞・監督賞・脚色賞・撮影賞・美術賞・衣裳賞・録音賞ノミネート。

 ・“Ludwig II.”(独) 監督:ピーター・ゼアー(Peter Sehr)、Marie Noëlle

 ・“Oh Boy”(独) 監督:Jan Ole Gerster
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画コンペティション部門出品

 ・“Puppe, Icke & Der Dicke(Dool, Fatso & Me)”(独) 監督:Felix Stienz

 ・“Quellen Des Lebens(The Sources of Life)”(独) 監督:オスカー・レーラー 2013年2月14日ドイツ公開

 ・“Revision”(独) 監督:Philip Scheffner
 ベリリン国際映画祭2012 フォーラム部門出品。
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画ドキュメンタリー・コンペティション部門出品

 ・“Schlussmacher(Separator)”(独) 監督:マティアス・シュヴァイゴーファー(Matthias Schweighöfer) 2013年1月10日ドイツ公開

 ・“Schuld Sind Immer Die Anderen(Shifting the Blame)”(独) 監督:Lars-Gunnar Lotz
 チューリヒ映画祭2012 ドイツ語映画コンペティション部門出品

 ・“Schutzengel(Guardian Angel)”(独) 監督:ティル・シュヴァイガー

 ・“Türkisch Für Anfänger – Der Kinofilm(Turkish for Beginner−The Movie)”(独) 監督:Bora Dagtekin
 バンビ賞2012作品賞受賞。

 ・“Die Vermessung Der Welt(Measuring the World)”(独) 監督:デトレフ・ブック(Detlev Buck)

 ・“Die Vermissten (Reported Missing)”(独) 監督:Jan Speckenbach
 ベルリン国際映画祭2012 パースペクティヴ・ドイツ映画部門出品。
 釜山国際映画祭2012 ワールド・シネマ部門出品。
 ヨーロッパ映画賞2012 ディスカバリー賞ノミネート。

 ・“Die Wand(The Wall)”(オーストリア・独) 監督:Julian Roman Pölsler
 ベルリン国際映画祭2012 パノラマ部門出品。エキュメニカル審査員賞受賞。
 オーストリア映画賞2013 作品賞・監督賞・女優賞・脚本賞・美術賞ノミネート。

 ・“Was Bleibt(Home for the Weekend)”(オーストリア・独) 監督:ハンス=クリスティアン・シュミット(Hans-Christian Schmid)
 ベルリン国際映画祭2012 コンペティション部門出品。

 ・“Das Wochenende(The Weekend)”(独) 監督:Nina Grosse
 モントリオール世界映画祭2012 ワールド・コンペティション部門出品。

 ◆ドキュメンタリー作品(Documentaries)

 ・“Alles wird gut(Everything Will Be Alright)”(独) 監督:Niko von Glasow

 ・“Berg Fidel – Eine Schule für alle”(独) 監督:Hella Wenders
 監督のHella Wendersは、ヴィムヴェンダースの姪。

 ・“Cinema Jenin – The Story Of A Dream”(独・イスラエル・パレスチナ) 監督:マルクス・フェッター(Marcus Vetter)

 ・“Heino Jaeger – Look Before You Kuck”(独) 監督:ゲルト・クロスケ(Gerd Kroske)

 ・“Herr Wichmann Aus Der Dritten Reihe(Henryk from the back row)”(独) 監督:アンドレアス・ドレーゼン(Andreas Dresen)
 ベルリン国際映画祭2012 パノラマ部門出品。

 ・“Das Lied Des Lebens(The Song of Life)”(独) 監督:Irene Langemann 2013年1月17日ドイツ公開

 ・“Meine Freiheit, Deine Freiheit(My Freedom, Your Freedom)”(独) 監督:Diana Näcke

 ・“More Than Honey”(独・オーストリア・スイス) 監督:Markus Imhoof
 トロント国際映画祭2012 TIFF DOCS部門出品。

 ・“Sofias Letzte Ambulanz(Sofia's Last Ambulance)”(クロアチア・ブルガリア・独) 監督:Ilian Metev
 カンヌ国際映画祭2012 批評家週間出品。Visionary Prize受賞。
 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2012 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。
 チューリヒ映画祭2012 インターナショナル・ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。スペシャル・メンション受賞。

 ・“Sound Of Heimat – Deutschland Singt(Sound of Homeland−Germany Sings)”(独) 監督:アンネ・ビルゲンストック(Arne Birkenstock)、Jan Tengeler

 ・“This Ain’t California”(独) 監督:Marten Persiel
 ワルシャワ国際映画祭2012 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。観客賞2位。

 ・“Das Venedig Prinzip(The Venice Syndrome)”(独・伊・オーストリア) 監督:Andreas Pichler

 ・“Vergiss Mein Nicht(Forget Me Not)”(独) 監督:David Sieveking 2013年1月31日ドイツ公開

 ・“Die Wohnung(The Flat)”(イスラエル・独) 監督:Arnon Goldfinger
 クラクフ映画祭2012 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品。国際批評家連盟賞受賞。

 ◆児童映画作品(Children’s films)

 ・“Die Abenteuer des Huck Finn(Adventures of Huckleberry Finn)”(独) 監督:ヘルミーネ・フントゥゲボール(Hermine Huntgeburth)

 ・“Fünf Freunde 2(Famous Five 2)”(独) 監督:Mike Marzuk 2013年公開

 ・“Das Haus Der Krokodile(Victor and the Secret of Crocodile Mansion)” 監督:シリル・ボス(Cyrill Boss)、フィリップ・シュテナート(Philipp Stennert)

 ・“Kaddisch Für Einen Freund(Kaddish for a Friend)”(独) 監督:Leo Khasin
 ズリーン国際映画祭2012 ヨーロッパ初長編作品 インターナショナル・コンペティション部門出品。

 ・“Ritter Rost - Eisenhart & voll verbeult(Rusty Knight)”(独) 監督:Thomas Bodenstein 2013年1月10日ドイツ公開

 ・“Die Vampirschwestern(Vampire Sisters)”(独) 監督:Wolfgang Groos

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 注目のポイントの1つは、オーストリア映画賞と同じく『愛、アムール』が含まれていないことで、フランス語映画だからなのかなと思ったりもしましたが、そうすると、英語作品である『クラウド アトラス』が入っていることが説明できません。
 ミヒャエル・ハネケ作品では、過去に『ピアニスト』で外国語映画賞、『白いリボン』で監督賞と脚本賞を受賞していますから、ドイツとオーストリアの合作作品だからということは関係なさそうで、オーストリア映画賞と同じく、製作サイドの方から辞退を申し入れたということなのかもしれません。(賞を獲ることが、ただ単に名誉のためだけだとしたらほしいとは思わないし、それがプロモーションとして役に立てることができるなら、若い監督たちに譲りたい、ということなのかもしれません。)

 そのほか、米国アカデミー賞2013外国語映画賞オーストラリア代表作品にもなっている“Lore”が入っていること、英語作品である『クラウド アトラス』が入っていること、例年通りですが、まだドイツでは劇場公開されていない作品が多数エントリーされていることが注目されます。

 米国アカデミー賞2013外国語映画賞ドイツ代表作品は、『東ベルリンから来た女』でしたが、この作品は前回のノミネート作品になっているので、外れています。(作品賞銀賞を受賞しています。)

 ウルリッヒ・ザイドルの2作品も入っていませんが、それがどういう理由からなのかはよくわかりません。

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 2012年のドイツ映画は、『愛、アムール』と『東ベルリンから来た女』を除いても、ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に2本、モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に3本選ばれたほか、日本で作品が公開されている監督の作品が多数公開されて、なかなか盛況になっています。

 有力作品は、“Am Himmel Der Tag(Breaking Horizons)”、“Ende der Schonzeit(Closed Season)”、『ハンナ・アーレント』、“Invasion”、“Lore”、“Die Wand(The Wall)”あたりで、これらが作品賞や監督賞を争うことになるのではないかと思われます。バーバラ・スコーヴァやマルティナ・ゲデック、Brigitte Hobmeierが女優賞を争うのではないでしょうか。

 ただし、ドイツ映画賞は、既に評価の定まった作品より、新しい作品を評価する傾向があるので、既にあちこちの映画祭で上映されて賞を獲っている作品よりは、よりフレッシュな作品に賞を贈る可能性もあります。

 ノミネーションの発表は3月22日、受賞結果の発表は4月26日です。

 なお、主だった作品は、当ブログのどこかで紹介していたりするので、気になる作品があったら、右サイドバーのブログ内検索窓を使って調べてみてください。

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 *当ブログ記事

 ・ドイツ映画賞2012 ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201203/article_13.html
 ・ドイツ映画賞2012 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_2.html
 ・ドイツ映画賞2011 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201105/article_17.html
 ・ドイツ映画賞2010 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201004/article_24.html
 ・ドイツ映画賞2009 結果発表:http://umikarahajimaru.at.webry.info/200904/article_13.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年12月〜2013年5月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_50.html

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