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zoom RSS ヨーロッパ映画賞2012 短編部門ノミネート発表!

<<   作成日時 : 2012/10/05 05:18   >>

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 第25回ヨーロッパ映画賞の短編部門のノミネーションが発表されました。(10月4日)

 短編部門は、1999年に設けられた部門で、前年の10月に開催されたゲント映画祭(フランドル国際映画祭)から当年9月に開催されたドラマ国際短編映画祭まで、ヨーロッパ各国の決まった映画祭の短編部門、もしくは、短編映画祭で選出された最優秀ヨーロッパ短編を集め、その中から、ベスト・オブ・ベストを決める、という仕組みになっています。(こういう仕組みになったのは2001年からです。)

 対象となる映画祭は、15あり、ヨーロッパ各国でそれぞれ1つずつの映画祭が選ばれています。

 2010年までは、イギリスは、エジンバラ国際映画祭が対象作品選出の映画祭となっていましたが、エジンバラ国際映画祭の体制が変わったこともあってか、2011年からはブリストルのEncounters International Film Festivalがそれに取って代わっています。

 今年は、サラエボからのエントリーがなく、14作品のノミネートとなりました。

 ノミネート作品には、のちに、長編作品で高い評価を受けることになる監督の作品があったり(ブーリ・ランネールとか、リューベン・オストルンドとか、Joachim Trierとか)、すでにキャリアのある監督が撮った短編が選ばれたりすることもあります。
 イネス・デ・メデイロスやサム・テイラー=ウッドの短編がノミネートされたこともあり、前回は、テリー・ギリアムの短編がノミネートされて、最優秀作品に選ばれています。

 今年のノミネート作品は、以下の通りです。

画像

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 ブリストル(英)代表:
 ・“Miten Marjoja Poimitaan (How To Pick Berries)”(フィンランド/2010) 監督:Elina Talvensaari [ドキュメンタリー]
 ブラチスラバ国際映画祭2010 最優秀短編賞受賞。
 タンペレ国際短編映画祭2011 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。

 コーク(アイルランド)代表:
 ・“Two Hearts ”(アイルランド/2011) 監督:Darren Thornton
 ローマ国際映画祭インディペンデント映画祭2011 外国短編部門 審査員賞受賞.
 Darren Thorntonは、2008年にヨーロッパ映画賞短編賞を受賞しています。

 ヴィラ・ド・コンテ(ポルトガル)代表:
 ・“Manhã De Santo António (Morning Of Saint Anthony’s Day/2011) ”(ポルトガル) 監督:João Pedro Rodrigues

 ヴァリャドリッド(スペイン)代表:
 ・“Superman, Spiderman Sau Batman (Superman, Spiderman Or Batman)”(ルーマニア/2011) 監督:Tudor Giurgiu
 アスペン短編映画祭2012 最優秀ドラマ賞、BAFTA/LA賞受賞。

 アンジェ(仏)代表:
 ・“L’Ambassadeur Et Moi (The Ambassador And Me) ”(スイス/2011) 監督:Jan Czarlewski [ドキュメンタリー]
 ロカルノ国際映画祭2011 Cinema & Gioventù Jury Prize - Leopards of Tomorrow部門 最優秀スイス作品、Golden Pardino - Leopards of Tomorrow部門 ナショナル・コンペティション 最優秀作品賞受賞。
 香港国際映画祭2012 短編部門出品。
 クラクフ映画祭2012出品。

 ゲント(ベルギー)代表:
 ・“Demain, Ça Sera Bien (Tomorrow Will Be Good)”(仏/2011) 監督:Pauline Gay
 カンヌ国際映画祭2012 監督週間出品。

 ロッテルダム(オランダ)代表:
 ・“Im Freien (In The Open)”(オーストリア/2011) 監督:Albert Sackl [実験映画]

 ロカルノ(スイス)代表:
 ・“Back Of Beyond”(英/2011) 監督:Michael Lennox

 ベネチア(伊)代表:
 ・“Titloi Telous (Out Of Frame)”(ギリシャ/2012) 監督:Yorgos Zois [実験映画]

 ベルリン(独)代表:
 ・“Vilaine Fille Mauvais Garçon (Two Ships)”(仏/2012) 監督:Justine Triet

 クラクフ(ポーランド)代表:
 ・“Villa Antropoff ”(ラトヴィア・エストニア/2012) 監督:Vladimir Leschiov & カスパル・ヤンシス [アニメーション]
 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル2012 グランド・コンペティション部門出品。
 アヌシー国際アニメーションフェスティバル2012 短編コンペティション部門出品。

 ドラマ(ギリシャ)代表:
 ・“Einspruch VI (Objection VI)”(スイス/2012) 監督:Rolando Colla

 タンペレ(フィンランド)代表:
 ・“Csicska (Beast)”(ハンガリー/2011) 監督:Attila Till
 トランシルヴァニア国際映画祭2011 ハンガリアン・デー部門出品。
 ハンガリー映画週間2011 最優秀短編賞受賞。
 ストックホルム映画祭2011 最優秀短編賞受賞。
 カンヌ国際映画祭2012 監督週間出品。
 クラクフ映画祭2012 シルバー・ドラゴン賞受賞。

 グリムスター(ノルウェー)代表:
 ・“Sessiz / Bé Deng (Silent)”(トルコ/2012) 監督:L. Rezan Yeşilbaş
 カンヌ国際映画祭2012 短編部門パルムドール受賞。

 ※ 特記のない作品は、すべて「フィクション作品」です。

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 過去の代表作品を調べてみると、どこの代表作品が選ばれやすいとか、どこの国の短編が選ばれやすいとか、特に目立った傾向性はなく、もっぱら作品本位で受賞作が選ばれているようです。

 ただし、ドキュメンタリー作品が最優秀作品に選ばれることもありますが、アニメーションや実験映画は、選ばれにくいかもしれません。

 個人的に気になるのは、2作品連続受賞がかかっているDarren Thorntonの“Two Hearts ”、受賞を重ねているハンガリーの“Csicska (Beast)”、そしてルーマニアの“Superman, Spiderman Sau Batman”あたりでしょうか。

 カスパル・ヤンシスの作品も応援したいところですが、アニメーションだし、難しいかもしれません。

 受賞結果の発表は、他の部門と同じく、12月1日にマルタで行なわれます。

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 *当ブログ記事

 ・ヨーロッパ映画賞2012 ピープルズ・チョイス賞 投票開始:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_10.html
 ・ヨーロッパ映画賞2012 ロングリスト その1:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_17.html
 ・ヨーロッパ映画賞2012 ロングリスト その2:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_18.html
 ・ヨーロッパ映画賞2012 長編アニメーション賞ノミネーション:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201209/article_25.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年6月〜2013年1月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201206/article_9.html

 追記:
 ・ヨーロッパ映画賞2012 受賞結果:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201212/article_4.html

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