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zoom RSS 黒澤明『羅生門』のリメイクも2冠! タイ・アカデミー賞2012 結果発表!

<<   作成日時 : 2012/05/06 14:48   >>

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 第21回タイ・アカデミー賞(The Subhanahongsa Awards / The Thailand National Film Awards)が発表されました。(4月29日。ノミネーション発表は4月9日。)

 タイ・アカデミー賞(Suphanahongse Award) :国立タイ映画協会(The Federation of National Film Associations of Thailand)が運営する賞。部門数が16あり、タイの映画賞の中ではもっとも部門数が多い。アクション映画、アニメーション、ホラー、ドキュメンタリー、娯楽作品、作家主義的な作品等、取り上げる作品のジャンルも幅広く、映画賞としてもっともバラエティーに富んでいます。
 公式サイト(タイ語):http://www.thainationalfilm.com/site/

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 ◆作品賞
 ◎“Laddaland” 監督:ソポン・スクダピシット(Sophon Sakdaphisit)
 ・『ヘッドショット』 監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン
 ・“Tee-Rak(Eternity)” 監督:Sivaroj Kongsakul
 ・“Pumpuang(The Moon)” 監督:バンデッド・ソンディ(Bhandit Thongdee)
 ・“Mindfulness and Murder” 監督:トム・ウォーラー(Tom Waller)

 ◆監督賞
 ・ソポン・スクダピシット “Laddaland”
 ◎ペンエーグ・ラッタナルアーン 『ヘッドショット』
 ・トム・ウォーラー “Mindfulness and Murder”
 ・Somjing Srisuparb “30 Kamlung Jaew”
 ・ソンヨット・スックマークアナン(Songyos Sugmakanan) 『トップ・シークレット 味付けのりの億万長者』“Top Secret Wairoon Pun Lan(The Billionaire)”

 ◆主演男優賞
 ・Saharat Sangkhapreecha “Laddaland”
 ◎ノッパチャイ・ジャヤナマ(Noppachai Jayanama) 『ヘッドショット』
 ・Vithaya Pansringarm “Mindfulness and Murder”
 ・Suthep Po-ngam “Friday Killers”(監督:Yuthlert Sippapak)
 ・Phuphoom Pongpanu “30 Kamlung Jaew”

 ◆主演女優賞
 ・Suthida Hongsa “Panya Reanu”(監督:Bin Bunluerit)
 ・Arissara Lemuan “Love Not Yet”(監督:Chakhon Chaipricha、インティラー・ジャルンプラ(Intira Jaroenpura)、Phairat Khumwan、Anuchit Muanprom、Pass Patthanakumjon)
 ・Paowalee Pornpimol “Pumpuang(The Moon)”
 ◎Piyathida Worramusik “Laddaland”
 ・パチャラパー チャイチュア(Patcharapa Chaichuea) “30 Kamlung Jaew”

 ◆助演男優賞
 ・ニルット・シリジャンヤー(Nirut Sirichanya) “Kon Khon”(監督:サルンヨー・ウォングックラチャン(Sarunyu Wongkrachang))
 ・Nattawat Sakidja “Pumpuang(The Moon)”
 ◎Wannasak Sirilar “Mindfulness and Murder”
 ・ソムブーン・ニヨムシリ(Somboonsook Niyomsiri)  『トップ・シークレット 味付けのりの億万長者』
 ・パチャラ・ジラーティワット(Patchara Jirathiwat) “SuckSeed”(監督:チャヤノップ・ブンプラゴープ(Chayanop Boonprakob))

 ◆助演女優賞
 ・アピニャ・サクジャロエンスク(Apinya Sakuljaroensuk) 『風の音、愛のうた』“Loving Me, Loving You”(監督:サヨムプー・ムックディープロム(Sayombhu Mukdeeprom)、プッティポン・サーイシーケーウ(Putipong Saisikaew)、ピーラサック・サックシリ(Peerasak Saksiri))
 ・Pimolrat Pisalayabuth “Kon Khon”
 ◎Suthatta Udomsilp “Laddaland”
 ・Chudapha Chanthakhet “Sop Dek 2002”(監督:ポット・アーノン(Poj Arnon))
 ・Radklao Amaradit “The Outrage”(監督:M.L. Pundhevanop Dhewakul)

 ◆脚本賞
 ◎Sophon Sakdaphisit、Sopana Chaowwiwatkul “Laddaland”
 ・ペンエーグ・ラッタナルアーン 『ヘッドショット』
 ・Pattana Chirawong “Pumpuang(The Moon)”
 ・トム・ウォーラー、Vithaya Pansringarm、Nick Wilgus “Mindfulness and Murder”
 ・Somjing Srisuparb、Bunpong Panít、Sakilaa Banyen “30 Kamlung Jaew”

 ◆撮影賞
 ・Kittiawat Semarat “Laddaland”
 ◎チャーンキット・チャムニウィガイポン(Chankit Chamnivikaipong) 『ヘッドショット』
 ・Tiwa Moetaisong “Friday Killers”
 ・Panom Promchard “The Outrage”
 ・アムポーンポン・ユガラ(Umpornpol Yugala) 『ハイソ』“Hi-So”(監督:アーティット・アッサラット)

 ◆編集賞
 ・スニット・アザウィニクン(Sunij Asavinikul)、Phannipha Kabillikavanich “Pumpuang(The Moon)”
 ◎Nagamon Boonrod、Phuriphan Phuphaibun、Thammarat Sumethsupachok “Laddaland”
 ・パッタマナッダー・ユコン(Patamanadda Yukol) 『ヘッドショット』
 ・Sasikarn Suwansuthi 『トップ・シークレット 味付けのりの億万長者』
 ・Panayu Kunvanlee “SuckSeed”

 スニット・アザウィニクンは、2部門3ノミネートです。

 ◆美術賞
 ◎ドゥシット・ヤーパーガウォン(Dusit Yapakawong)、Thiranan Chanthakhat “Pumphuang”
 ・Wuttinun Sujaritpong “Laddaland”
 ・ウィッタヤー・チャイモンコン(Wittaya Chaimongkol) 『ヘッドショット』
 ・Phattharik Misaiyat、Niti Samittasing “The Outrage”
 ・Nopphadot Arkart “30 Kamlung Jaew”

 ◆衣裳賞
 ・Thonsan Aiyaretkon “Panya Reanu”
 ・エカシット・ミープラスゥートクン(Ekasith Meeprasertsakul) “Pumpuang(The Moon)”
 ・Watsana Benchachat “Laddaland”
 ・ウィサーク・コンカー(Visa Kongka) 『ヘッドショット』
 ◎Noppadon Techo “The Outrage”

 Noppadon Techoは、アジア映画賞2012ノミネート。

 ◆メイキャップ賞
 ・Thanawutthi Busamsai、Thitirat Chueamueangphan “Gancore Gud”(監督:Apisit Opasaimlikit)
 ・Pugij Yiamchavee、Natchanan Kitikriengkrai “Koh Khon”
 ◎Pichet Wongjansom “Laddaland”
 ・Phatthira Phuthisuraset 『ヘッドショット』
 ・Montri Wadia-Iad “The Outrage”

 ◆特殊効果賞
 ・Fat Cat Ltd. “Gancore Gud”
 ・Magic Wand “Laddaland”
 ・Kantana Animation 『ヘッドショット』
 ◎Artaya Boonsoong “The Outrage”

 ◆録音賞
 ・スニット・アザウィニクン(Sunij Asavinikul)、Ramindra Sound “Kon Khon”
 ・スニット・アザウィニクン(Sunij Asavinikul)、Ramindra Sound “Pumpuang(The Moon)”
 ・Kantana Laboratory “Laddaland”
 ◎アックリットチャルーム・カラヤーンミット(Akritchalerm Kalayanamitr)、Richard Hocks 『ヘッドショット』
 ・Red Snapper “Friday Killers”

 スニット・アザウィニクンは、2部門3ノミネートです。

 ◆作曲賞
 ◎Chesata Sukkhathramon、Chaiyoot Tosa-nga、Ratchasak Rueangchai “Kon Khon”
 ・フアラムポーン・リッディム(Hualampong Riddim) “Laddaland”
 ・Vichaya Vatanasapt 『ヘッドショット』
 ・チャッチャン・ポンプラパーパン(Chatchai Pongprapaphan) “The Outrage”
 ・Vichaya Vatanasapt、フアラムポーン・リッディム(Hualampong Riddim) “30 Kamlung Jaew”

 フアラムポーン・リッディムとVichaya Vatanasaptはダブル・ノミネートです。

 ◆歌曲賞
 ・“Panya Reanu”-‘Hon Huay Day’
 ◎“30 Kamlung Jaew”-‘Man Kong Pen Kwam Rak’ "Stamp" Apiwat Euthavornsuk
 ・“30+”(監督:Puttipong Promsaka Na Sakolnakorn)-‘Meua Wan Wayla Kong Rao Map Mjop Gan’ Prapat Chonsaranon、Chakphat Iamnun
 ・“Bangkok Sweety”(監督:Reukchai Puangpetch)-‘Sapawa Ting Tua’ デーン=ウォラウェット・ダーンヌウォン("Dan" Worrawech Danuwong)
 ・“SuckSeed”-‘Tum Yoo Nai Jai’

 ◆生涯貢献賞
 ◎アドゥン・ドゥンヤラット(Adul Dulyarat)
 アドゥン・ドゥンヤラットは、『風の前奏曲』などで知られるベテラン俳優・監督。

 ※『ハイソ』は東京国際映画祭2010で、『ヘッドショット』は東京国際映画祭2011で、『風の音、愛のうた』はNHKアジア・フィルム・フェスティバル2011で、『トップ・シークレット 味付けのりの億万長者』は大阪アジアン映画祭2012で、“SuckSeed”は沖縄国際映画祭2012で上映されています。

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 主な作品のノミネート&受賞状況は以下の通りです。

 ・“Laddaland”(6/14):作品・監督・主演男優・主演女優・助演女優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・特殊効果・録音・作曲
 ・『ヘッドショット』(4/12):作品・監督・主演男優・脚本・撮影・編集・美術・衣裳・メイク・特殊効果・録音・作曲
 ・“Pumpuang(The Moon)”(1/8):作品・主演女優・助演男優・脚本・編集・美術・衣裳・録音
 ・“The Outrage”(2/7):助演女優・撮影・美術・衣裳・メイク・特殊効果・作曲
 ・“30 Kamlung Jaew”(1/7):監督・主演男優・主演女優・脚本・美術・作曲・歌曲
 ・“Mindfulness and Murder”(1/5):作品・監督・主演男優・助演男優・脚本
 ・“Kon Khon”(1/5):助演男優・助演女優・メイク・録音・作曲
 ・『トップ・シークレット 味付けのりの億万長者』(0/3):監督・助演男優・編集
 ・“Friday Killers”(0/3):主演男優・撮影・録音
 ・“Panya Reanu”(0/3):主演女優・衣裳・歌曲
 ・“SuckSeed”(0/3):助演男優・編集・歌曲
 ・“Gancore Gud”(0/2):メイク・特殊効果

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 2011年度のタイ映画賞レースは、“Laddaland”と『ヘッドショット』がデッドヒートを繰り広げてきましたが、その大トリとなるタイ・アカデミー賞では、“Laddaland”が作品賞を獲り、『ヘッドショット』が監督賞を獲り、“Laddaland”が最多受賞となりました。

 “Laddaland”と『ヘッドショット』が作品賞と監督賞を分け合うというのは、タイ映画監督協会賞と同じ結果です。

 当ブログで紹介した5つの賞の受賞結果をまとめると―

 作品賞:と映画監督協会賞とタイ・アカデミー賞が“Laddaland”で、スターピクス・アワードとバンコク映画批評家協会賞が『ヘッドショット』

 監督賞:コム・チャット・ルック映画賞以外はすべて『ヘッドショット』

 主演男優賞:すべて『ヘッドショット』のノッパチャイ・ジャヤナマ

 主演女優賞:スターピクス・アワードとバンコク映画批評家協会賞とタイ・アカデミー賞で“Laddaland”のPiyathida Worramusikが受賞

 脚本賞:すべて“Laddaland”

 撮影賞:撮影賞を持つ3つの映画賞すべてで『ヘッドショット』

 作曲賞:スターピクス・アワードとバンコク映画批評家協会賞で『ハイソ』(ということは清水宏一さん)が受賞

 スターピクス・アワードとバンコク映画批評家協会賞は、かなり似通った結果になっています。これは、スターピクス・アワードに投票する人(映画雑誌「Starpics」の執筆陣?)とバンコク映画批評家協会賞に投票する映画批評家が重なっているからということなのかもしれません。

 “Tee-Rak(Eternity)”は、早い時期に発表された映画賞にノミネートされ、“The Outrage”や“Mindfulness and Murder”は、遅い時期に発表された映画賞にノミネートされていますが、これは映画賞の対象期間のズレから来るものだろうと考えられます。

 近年、タイの映画賞で、日本人がノミネートされたり、受賞したりすることも多くなってきていますが、今年は作曲賞部門で清水宏一さんが2つの映画賞を受賞したほか、黒澤明の『羅生門』のリメイクである“The Outrage”がタイ・アカデミー賞で2冠となっているのが、注目されます。

 この中で、日本で劇場公開されたものや劇場公開が決まっているもはゼロですが、映画祭で上映されたものが5本あります。あと1〜2本くらいは映画祭で上映されたり、DVD化されたりもしそうです。
 “Friday Killers”あたりは、内容的にタランティーノ=ロドリゲス・ラインの作品だし、タランティーノ・ネタも入っているらしいので、DVD化を期待しちゃってもいいでしょうか。

 *いや〜、読めないタイ語を字面だけながめて解読していくのは、凄く大変でした(笑) 応援してね!
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 *当ブログ記事

 ・タイ・アカデミー賞2010:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201006/article_4.html
 ・タイ・アカデミー賞2011:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201103/article_9.html

 ・コム・チャット・ルック映画賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_5.html
 ・スターピクス・アワード2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_6.html
 ・タイ映画監督協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_7.html
 ・バンコク映画批評家協会賞2012:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201205/article_8.html

 ・映画賞&映画祭カレンダー 2012年1月〜6月:http://umikarahajimaru.at.webry.info/201201/article_1.html

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 主な作品を簡単に紹介しておきます。

 ・“Laddaland”(タイ) 監督:ソポン・スクダピシット(Sophon Sakdaphisit)
 出演:Saharat Sangkapreechat、Piyathida Woramuksik、Sutadta Udomsil、Atipit Chutiwatkajornchai
 物語:よりよき生活を願ってバンコクからチェンマイに一家が引越しする。家族の引越しに先立って、まず父親がチェンマイに移り、そこで新しい仕事も得て、家族を迎える準備をする。夢と希望でいっぱいの新生活のはずが、少しずつ様子がおかしくなってくる。うさん臭い仕事、ローンのプレッシャー、バンコクから離れたくなかったことを隠そうとしない娘、妻の元上司との関係、義母のとの不和……。庭では黒猫が鳴き、近所でミャンマー人の家政婦が顔に酸をかけられて、殺され、冷蔵庫に詰め込まれて発見されるという事件も起こる。そしてゴーストが現れるようになる……。
 『心霊写真』(2004)の脚本を手がけたソポン・スクダピシットの第2回監督作品。
 現実に起こった出来事を原案として映画化。

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 ・『ヘッドショット』“Headshot”(タイ・仏) 監督:ペンエーグ・ラッタナルアーン
 出演:ノッパチャイ・ジャヤナマ、セリーヌ・ホーワン、チャノックポーン・サヤンクーン、アピシット・オーパートイアムリキット、クルークキアット・パンピパット
 物語:実直な警官のトゥルは、力のある政治家からの麻薬取引のもみ消しを断ったために、罠にかけられる。彼は、投獄されるが、ヒットマンになるという条件をのめば、刑務所から出してやるという謎の依頼人からの申し出を受け、闇社会で生きることに決める。着実に任務をこなしていた彼は、ある日、任務中に頭を撃たれ、昏睡の身となる。3ヶ月後、意識を取り戻した彼は、視界が逆さになって見えるようになり、また、彼自身、命を狙われるようになったことを知る。彼は、仏門に入って、身をくらまそうとするが、敵は彼を執拗に追いかけてくるのだった……。
 小説家Win Lyovarinの短編ノワールを元に映画化した作品。
 トロント国際映画祭2011 VANGUARD部門出品。
 東京国際映画祭2011 コンペティション部門出品。

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 ・“Pumpuang(The Moon)”(タイ) 監督:バンデッド・ソンディ(Bhandit Thongdee)
 出演:Paowalee Pornpimon、Nathawut Sakidjai
 物語:Pumpuang Duangjan (1961-92)の生涯の映画化。Pumpuangは、貧しい農家に生まれるが、月を意味する「Duangjan」という芸名をもらって、 70年代末から歌手/女優として活躍し始める。彼女は読み書きもできなかったが、タイの貧しい農村から出てきた彼女の歌は力強く、説得力もあって、一気にスターダムにのし上がる。しかし、またたくまに人気を失い、1992年、31歳という若さで病没する。
 彼女の死後すぐにTV映画が制作されたが、彼女の複雑な人生を描こうとすると、遺族ともめたり、訴訟に追い込まれそうになったりして、映画化にこぎつけるまでに20年近い歳月を要した。本作で描かれる物語も、あくまで「非公式」という風にされている。

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 ・“The Outrage”(タイ) 監督:M.L. Pundhevanop Dhewakul
 出演:マリオ・マウラー(Mario Maurer)、アナンダ・エヴァリンハム、プローイ=チャーマーン・ブーンヤサック(Chermarn Boonyasak)、ドム・ヘトラクル(Dom Hetrakul)、ポンパット・ワチラバンジョン(Pongpat Wachirabunjong)、Petthai Wongkamlao
 物語:1567年。大地震が起こり、町は壊滅的な被害を受ける。さらに、嵐が近づいてきていて、僧侶と木こりが洞窟に避難している。そこに、傷だらけの年老いた葬儀屋が加わり、2人が関わった事件の裁判について話すのを耳にする。
 黒澤明の『羅生門』のリメイク。
 アジア映画賞2012 助演男優賞(マリオ・マウラー)、衣裳デザイン賞ノミネート。

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 ・“30 Kamlung Jaew”(タイ) 監督:Somjing Srisuparb
 出演:アム=パチャラパー チャイチュア(Patcharapha Chaichua)、Phuphoom Pongpanu、Peter Corp Dyrendal、Nitit Warayanon、Wirinda Damrongphon
 物語:ジャーは、広告代理店に勤めるキャリア・ウーマン。そろそろ結婚したいなと考え始めた矢先、30歳の誕生日にそれまでつきあっていたパイロットに別れを切り出される。しかし、そんな彼女に年下の男の子が猛アタックをかけてくる。さらにしばらくすると元カレまで彼女に復縁を求めてくる……。

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 ・“Mindfulness and Murder”(タイ) 監督:トム・ウォーラー(Tom Waller)
 出演:Vithaya Pansringarm、Wannasak Sirilar、Jaran "See Tao" Petcharoen、"Kaew" Charina Sirisingha、アピチャート・チューサクン("Muek" Abhijati Jusakul)、ナタリー・グレボヴァ(Natalie Glebova)
 物語:バンコクにある仏教寺院の境内で、若いホームレスの死体が発見される。警察はほとんど捜査らしい捜査もしない。元殺人課刑事だった僧侶アナンダは、孤児のジャクの助けを借りて、事件の手がかりを探り、殺人犯を捜そうとする。
 タイ在住の小説家Nick Wilgusの小説“Father Ananda”シリーズの一遍を映画化したもの。
 監督のトム・ウォーラーは、『エレファント・キング』(2006/米・タイ)や『パーフェクト・スナイパー』(2011/米)などを手がけるプロデューサーで、これが第2監督長編。

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 ・“Kon Khon”(タイ) 監督:サルンヨー・ウォングックラチャン(Sarunyu Wongkrachang)
 出演:Nantharat Chaowarat、ソーンポン・チャートリー(Sorapong Chatree)、ニルット・シリジャンヤー(Nirut Sirichanya)、Penpak Sirikul、Pimolrat Pisalayabuth
 物語:60年代。チャートは、幼くして両親を亡くし、コーン(タイの古典的仮面劇)の師匠に育てられ、芸を教え込まれる。当時、コーンには、2つの対立グループがあり、チャートのグループは、都会の大きな劇団との闘いに苦戦を強いられていた。ある夜、2つのグループが同じ時刻に舞台を行なうことになる。コーンらの舞台は妨害を受けるが、それはかつて師を裏切った者のしわざであった。一方、チャートは、幼なじみとの三角関係に陥る……。
 サルンヨー・ウォングックラチャンは、俳優として『レベル・サーティーン』や『マッハ!弐』などに出演しています。これが監督第2作。
 米国アカデミー賞2012 外国語映画賞タイ代表。

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 ・『トップ・シークレット 味付けのりの億万長者』“Top Secret Wairoon Pun Lan(The Billionaire)”(タイ) 監督:ソンヨット・スックマークアナン(Songyos Sugmakanan)
 出演:パチャラ・ジラーティワット、ワランラック・クムスワン、ソムブーン・ニヨムシリ
 物語:「アメリカではFacebookを創設した若者が億万長者になったが、タイでは味付のりで億万長者になった若者がいた!富豪の放蕩息子トップが幾多の苦難と破産危機を乗り越えて、弱冠19歳で実業家になるまでを、実話に基づいて映画化。蒼井そら主演『夏休み ハートはドキドキ!』のスックマークアナン監督最新作!」(大阪アジアン映画祭)

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 ・“SuckSeed”(タイ) 監督:チャヤノップ・ブンプラゴープ(Chayanop Boonprakob)
 出演:ジラーユ・ラオンマニー、パチャラ・ジラーティワット、ナッタチャー・ヌアンジェーム、タワット・ポンラッタナプラスート、ナパット・チョークジンダーチャイ、ガン・チュンハワット、タッチャウィット・グングラジャーン、トッサポン・チュートギアットゴン、アンワラー・モンコンサマイ
 物語:「ペットは平均的な小学生のオタク。音楽になんか全く興味ない。
だけど、クラスメートのエンが熱く音楽を語ってくれてからというもの、ペットはエンに夢中、なんとか気持ちを伝えたい。
けど、人生は甘くない。エンがバンコクに引っ越して、二人は離ればなれに。
ペットの気持ちは変わらない。そしてある日、二人は高校でばったり再会。
エンはギターの天才セクシークイーン、だけどペットはあいかわらずのオタク。
ティーンの男の子ならだれでも夢みるように、ペットも人気の彼女をゲットしようと、親友とバンドを組んだ。
問題は、三人とも超ドヘタなこと!でも一に練習、二に練習!こうすりゃいつかは成功するってもんサ!」(沖縄国際映画祭)

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 ・“Friday Killers”(タイ) 監督:Yuthlert Sippapak
 出演:Ploy Jindachote、Jaran 'See Tao' Petcharoen、Suthep Po-ngam、アピニャ・サクジャロエンスク(Apinya Sakuljaroensuk)、ゴーウィット・ワッタナグン(Kowit Wattanakul)
 物語:ヒットマンのPay Uziは、長い刑務所生活を終えて、シャバに出てくる。彼は、昔の家に戻ろうとするが、その途中で、身に覚えのない罪の濡れ衣を着せられそうになって、逃げることになる。そんな彼を女刑事Daoが追うが、実は彼女こそは彼の実娘であり、彼女はそのことを知らなかった。彼は、どうにかこうにか故郷にたどり着き、昔の仲間と再会する。彼はさらなるもめごとに巻き込まれるが、一方で、ヒットマンとしては致命的とも言える失明の危機を迎えていた……。

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 ・“Love Not Yet”(タイ) 監督:Phairat Khumwan、Pass Patthanakumjon、Anuchit Muanprom、インティラー・ジャルンプラ(Intira Jaroenpura)、Chakhon Chaipricha
 映画雑誌の編集者Suparb Rimthepathipがプロデュースした、ティーンの妊娠をめぐる(ライトな)3話オムニバス作品。
 出演:Surakiat Boonark、Napassorn Iamchareon、チャエム-ワンニソン・ ラオモントリー(Wannisorn Laohamontri)、Arissara Lemuan、Sita Maharaweedechakorn、Sikarin Polyong、チンタラー・スカパット、Ratchapon Yamsaeng
 物語:
 [第1話:After Samed]大学入学前にカップルが田舎に戻ってくる。女の子の生理が遅れていて、2人の間には緊張があり、互いに相手に罪のなすりつけている。女の子は入学前に服を買わなくちゃと考えているが、お腹が大きくなった場合のことも考えておかなくちゃとも思っている。 (監督:Phairat Khumwan、Pass Patthanakumjon)
 [第2話:I'm Mom, I'm Wife,]若いムエタイのボクサーがガールフレンドの家に彼女の両親と共に暮らしている。ガールフレンドが、彼女の姉と同じく、結婚前に妊娠する。ボクサーはまだ父親になる覚悟がなかったし、家族と一緒にレストランをやる決心もできなくて、彼女は不満げだった。 (監督:Anuchit Muanprom)
 [第3話:Tom Hang, a.k.a. Happy Birthday]女優のインティラー・ジャルンプラが自らの学生時代に体験した話を元にした作品。主人公は女子高生で、ちょっとレズっ気のあるバスケットボール選手だった。ある夜、彼女は、男の子たちと遊び、飲んで、おかしな名前の男の子と一夜を共にする。その結果、彼女は妊娠するが、それは彼女の母親にショックを与え、と同時に安心もさせるのだった。 (監督:インティラー・ジャルンプラ、Chakhon Chaipricha)

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